2008/11/15

ototoi kiyagare vol.2 @ 新宿nine spices

看板クジョーさんっていう、8月にやったライブをたまたま見に来てた人(Creepy popとかデロッピードロッピーあたりと繋がりがあったらしい)がいるんですが、色々なバンドと関係があるらしく、今度企画をやるっていう話を小耳に挟んだので行ってみました。

場所は新宿nine spicesでした。

ここはホール内が禁煙なので、基本的に煙草を日常で吸わない者からしたら嬉しい箱なので好きです。(ライブハウス帰りに煙草の煙でいぶされた衣服の匂いが鼻に入るの、やはり好きにはなれませんね・・・)

あと、この企画、うまい棒を食べ放題で提供しているとの面白要素もありつつで、きっとなんかしらの話の種にもなるだろう!的な視点でも遊びに行きました。




出演はARTLESS NOTEmyspacemothercoatmyspaceYOMOYAmyspaceシャムキャッツmyspaceでした。

見たことあったのはARTLESS NOTEのみ、しかも今回で2回目だからまだ印象がはっきりしてない、っていう状況でしたが、なんか名前はよく聞くんだけどどういうバンドかよくわからないけどいつかきっと見るだろう、って思ってたグループ名ばかりだったので勇気を振り絞って?一人で行って見ました。

やはり一人で良くわからない出演者たちのライブハウス行くのは、(敵地じゃないけど)アウェーに乗り込むような感触で、別にそんなことはないのだけども仲間はずれにされたかのような変なプレッシャーを感じてしまうので苦手だったりしますが、まぁ誰かいるだろう!くらいなノリで行ってきました。

風船が邪魔さて、まず会場内に入りました。
風船が物凄く邪魔な感じで(笑)、中途半端にホール内にありました。
後に誰かが(故意ではないと思うけど)破壊したりしてました。
狭いライブハウスに風船が満ちていると、こう邪魔なのかーってのがわかりました(笑)。
とりあえずパーティーっぽい感じなのだな、と汗ばみつつあたりを見回しました。(なんか変な汗出てきてた、暑かったのもあるんだけど)


バーカウンターのうまい棒バーカウンターはうまい棒だらけでした。バーカウンター以外にも、ここのホール両サイドにはコップなどが置ける板が出てるんですが、とにかくそこにうまい棒がいっぱい置いてありました(笑)。





ARTLESS NOTE 01 全体図最初がARTLESS NOTEでした。

以前見た際はドラムが2組、ギターボーカルが1人で、内ドラム1人が鍵盤に変わったりと言った「ザ・変則編成」と言った感じを受けましたが、今回はドラム1人、ギターボーカル1人に鍵盤担当と役割が完璧に分かれてました。


ARTLESS NOTE 02 ピアニカ途中でピアニカなんかも登場してました。

基本的に3人ながらパワフルな、それでいてどこかポップさがありつつも独特のサウンドをやっているバンドなのですが、1バンド目からこれかー、と言う濃厚イベントのオープニングでちょっとお腹が膨れました(笑)。

後にドラムの恰幅の良い方がラーメン二郎の話を物販コーナー付近でしていたのを小耳に挟んだので二郎の話を振ってみたのですが(馴れ馴れしい俺)、目黒店が好きだ、とのことでした。
しかも大食べそうな人なのに小豚が良いとの発言をなさってました。





うまい棒タワー程よく酔いが回ってきて、手持ち無沙汰感が出てきた時にうまい棒を積み上げておいたら、ほかの誰かがうまい棒を目を離した隙に積み始め、うまい棒タワーが完成しました(笑)。

なかなかタワーができるほどまとめ買いは個人ではしないのと、うまい棒需要が確約できるところでないとそうはならないので、レアなので撮影しておきました。

※このあとみんなでおいしく頂きました。




mothercoat02お次がmothercoatでした。

3人編成で、Guitar & Vocalのフロントに立つ女性に、鍵盤だかなんだかよくわからない(客側にハードケースのふたが立てられていたので何があったのか見えない)ものを操る男性、そしてドラムの編成でした。

SUPERCAR以降のシューゲイザー、ポストパンク的な音で、嫌いではなかったのですがあまり印象に残ってません。(うまい棒食べ過ぎて気持ち悪くなったので(笑)、ホールじゃないところで休んでました)
mothercoat01Rickenbacker使ってました。うらやましいな。
そして、あのオルガンだかなんだかわからない音色を出していたものは一体なんだったのでしょうか。





物販コーナーのうまい棒休んでいた際、物販コーナーがあり、そこにもうまい棒が山積み、壁、ロッカーにもうまい棒が付着していると言った状態だったので、ここにもうまい棒タワーを作っておきました(笑)。

※この後みんなでおいしく召し上がりました。

主催のクジョーさんが自作クッキーも配っていたのですが、これが実においしかった!

うまい棒の化学調味料まみれの濃い、しょっぱい味に対してDIYな優しい甘さが舌休め(?)に最適で、案外ぼりぼりと食べてしまいました。(この時点でうまい棒9本に小さな缶バッチくらいの大きさのクッキー15片くらい食べてました。お腹膨れすぎ)





YOMOYA 1次がYOMOYAでした。

先述の物販コーナーでCDを売っていたYOMOYAのVocal氏とライブ前に共通の知り合いを通じてほんのすこーし話したんですが(と言っても挨拶した程度だけど)、知り合い曰く「(YOMOYAのCDは)名盤です」とのことで、んならライブ見て買うか決めよう、と思い、mothercoatで十分休んだ身でYOMOYAに臨みました。

始まる前に聞いていた情報でしたが、彼らはステージ上に光るチューブを効果に用いており、絵がきれいだっていうことでした。


YOMOYA 2実際見てみて思ったのですが、暗いライブハウスにて照明を使わずに光るチューブだけ巻きつけて照明とするのは、暗闇の町に光るクリスマスツリーみたいな美しさがありました。
白熱灯系のややオレンジ~黄色の光がほのかに顔を照らして、正直な話薄暗いんですけど、灯りが優しくて、音楽性にも合っていて幻想的ですばらしかったです。

あれを毎回持ってくるのもかさばりそうですが、なんだか良いものを見た気がします。

音楽性としてはレゲエ、ダブ的なゆったりした楽曲にギターポップ、ポストパンクが混ざったような穏やかな音楽が多く、やかましいロックがあまり好きでない人にはきっと受けるのではないか、と言ったポップミュージックでした。

特に気に入った点は、先日見たPaperBugLunchbox(以降PBL)と同じように、鍵盤の使い方が良かったです。
古来(っていうとほんと古いみたいだけども、ロックが発展した70年代頃)のキーボードの使い方の感覚とちょっと違いました。
とは言ってもPBLも独特なので、それと一緒ではなかったですが、いずれも好印象でした。

声が高すぎず力の抜けた声、97年頃以降の日本のロックと言った印象。
ライブで聴くと、ギャーギャー言ってないので聞き取りやすいし、柔らかな印象でよかったんですが、家で聴いてると(結局CD買いました)ちょっと飽きますね(個人的な感想ですが)。

「Image Damage」って曲が代表曲?みたいな感じで帯に書いてありましたが、この曲がとても飽きるのと、韻を踏んでいることでなんかうんざりしてきます。それ以外は概ね良かったです。

ギターの音色もとてもよかったですね。(Fender Jazzmasterのアノダイズドピックガード搭載のモデルで、それ以外は目立った改造などはなさそうなモデルにSAN'S Classicで歪みを作ったっぽいです。あとなんとかって言ってたけど忘れちゃった)





次がシャムキャッツでしたが、疲れと食いすぎによる吐き気でずっと休んでました。


とりあえずこの日の感想を総括すると、だいたいがクジョーさんの知り合いとか、知り合いの知り合い、出演者の知り合いである点からか和やかで、クラス会、ただのパーティーみたいでアットホームでした。
まったく知り合いの居ない人が行ったら疎外感を感じてしまうかもわかりませんが(自分もほぼ知り合いが居ないに等しいライブではありましたが、かろうじて面識ある人がいた)、うまい棒を通じて客は一体になれるものだなと思いました(笑)

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