2012/06/16

真野恵里菜コンサートツアー2012~DATE~(2012/06/16 2部のみ) @ 渋谷公会堂

真野恵里菜コンサートツアー2012~DATE~があったので、渋谷公会堂へ行ってきました。


参考リンク
真野恵里菜ameba blogwikipedia



急遽行くことになった

人がこの日都合悪くて行けなくなった&席が悪くて売れる気がしないし、売れても安そうだからあげると言うので、喜んでチケットを受け取りに行きました。その節はありがとうございました!

席は2Fの左右前後真ん中と言うところで、オークションだと半額くらいになってそうな(時価なのでイメージですが)席でしたが、見晴らしもよく、真ん中なのでステージの構成が見やすいこともあって、とてもよかったでした。

ちなみにこの日は天気、やっぱり雨。雨女・真野恵里菜のレッテルが守られた。




18:30 コンサートスタート

セットリスト
  1. Glory days
  2. お願いだから・・・
    • MC
  3. 天気予報があたったら
  4. 春の嵐
  5. 黄昏交差点
    • VTR (真野山高校応援団)
  6. 熱血先生
  7. 手を握って歩きたい
    • MC
  8. 乙女の祈り
  9. あなたがいるから
    • VTR(堕天使エリーOpening VTR)
  10. 堕天使エリー
  11. 純情警察K・I・S・S
  12. メドレー
    • はじめての経験
    • ダレニモイワナイデ
    • 青春のセレナーデ
    • ラッキーオーラ
    • 世界はサマーパーティ
    • MC
  13. ドキドキベイビー
  14. 21世紀的恋愛事情
  15. 元気者で行こう!
  16. バンザイ!~人生はめっちゃワンダッホーッ!~
    • アンコール
  17. Song for the DATE
    • MC
  18. My Days for You
18:30、開演が近くなり、一部のテンションの上がったマノフレ(真野恵里菜ファンの呼称)が真野ちゃんの名前をとどろかせ始めたりと、徐々に高揚していくのが耳で感じられた。お金が基本的にないのでホールコンサートになかなか足を運べない身分なのだが、何回かハロプロのコンサートで訪れている渋谷公会堂、もしくは中野サンプラザなどのこの空気感、結構好きです。うるさいけど(笑)。

18:30になり、オープニングのVTRからスタート。眠ってる真野ちゃんが目覚め、着替え、メイクアップをし、少し大人っぽい真野ちゃんが仕上がり、鏡にメイク道具で「DATE」と書き込み、オープニングVTRは終了。

SEが流れ、真野ちゃんがステージに登場しました。最初は1人。ステージの照明で目に映る会場は赤いTシャツばかり。(自分は“青春のマノフレ”Tシャツで、学ランモチーフなので黒Tシャツw)赤いTシャツが羨ましかったのだが、今回Tシャツを買うお金もなく、過去に入手したかったTシャツも結局入手できず仕舞いで今に至るのが少し悲しくもあった。

1曲目は最新の3rdアルバム「More Friends Over」1曲目も飾った「Groly Days」から。お金がなさ過ぎてアルバムをまだ買えてなかったので、予習できなかったので、1曲目から知らない曲でなんとも言えない気分になったものの、なかなか良い曲で高まった。真野ちゃんを前にして予習とかなくても良いのだ、そう思うことにした。

2曲目はシングルでリリースされている「お願いだから・・・」を披露。ハロー!プロジェクト研修生の4人がバックダンサーとして登場。結構前から在籍しているので名前と顔が一致する“りっちゃん”こと金子りえ、“さゆべえ”こと高木紗友希、“たなぴょん”こと(私はななみんと呼んでいる)田辺奈菜美、そして比較的新しく研修生として入った“つかぽん”こと大塚愛菜の4人だった。

真野ちゃんのバックダンサー、かつてはスマイレージの4人、現在モーニング娘。メンバーとして活動する譜久村聖、工藤遥、現在アップアップガールズ(仮)として活動する佐保明梨、関根梓、佐藤綾乃、古川小夏、新井愛瞳、森咲樹(仙石みなみちゃんも見たことあるけど、あまり見た記憶なし)、ソロで活動する吉川友、北原沙弥香などなど、多くが研修を終えてその後の活動に移っており、ハロプロエッグの研修制度も変更で中学生までとなったことで整理され、いくらかハロプロを辞した人も多いので、時の移ろいを感じた。

つかぽんはSong for the DATEのシングルリリースイベントで見て握手もしたので「またあの子が立ってるんだな」と、有望視されてる印象を受けたのだが、エッグとして1年以上は研修を積んでいる子たちに引けをとらない様子がたくましく見えた。

2曲目終わりでMC。今回のツアータイトルの「DATE」について説明。「デート気分でみなさんと楽しんで行きたい」と語った。「days」に続いて「DATE」と言うことで、とにかく、1日1日、続く日々に対する気持ちみたいなテーマがあるんだなと感じた。

3曲目から「天気予報があたったら」「春の嵐」「黄昏交差点」と連続で披露。天気予報~はアルバム曲だったので今回が初視聴、買えてない3rdアルバムなかなか良さそうだなーと思いつつ、いつ買えるのかぼんやり思った。

「春の嵐」では研修生が1人捌け、3人でバックを務めていたのだが、遠くて誰が抜けたのかよくわからなかった。


18:57 VTR:真野山高校応援団

続いてVTR。学ランをまとった真野ちゃん&研修生4人が教室の黒板前で「応援団」と言うものだった。唐突で意味がわからなかったのだが(笑)、面白かったので良し! 「番号ー!」と呼びかけ、研修生が「1!」「2!」「3!」「4!」と言ったところ、会場のマノフレが「5!」と叫んでて笑った(笑)。お昼公演と同じネタ使ってると、夜には早速ヲタの人がアレンジ加えてくるの面白いですね。(お昼と同じかはわからないですけど、まあ、そうではないかと…)

真野応援団長の教訓を研修生とマノフレたちに叩き込むコーナーで「コンサート前はー!ケータリングを食べ過ぎるなー!」「無茶振りはー!全力でー!」と言いながら「そういうところで頑張らないとダメだぞ!」みたいな感じでアドバイスを添えて復唱をさせていた。

その後、真野山高校応援歌なるもの合唱となったのだが、歌詞中に「イベントコンサート 7割り雨降る 真野山~」などとあって笑った(笑)。もはや雨女であることをネタとして消化してます!

VTRが終わり、学ラン姿で現れた真野ちゃん&研修生。今度は生で教訓タイムとなったのだが「なんとかペディアの情報は、ちょっと信用しても良いー!」「人に雨女と言われても、気にしないー!」と言ってて面白かった(笑)。雨については「梅雨の時期に私のイベントが多いからだ!」ともっともな発言をしていた。

「アイドルはー!人数より 歴史が大事ー!」については、ややAKBをdisりつつも(口汚くdisってはいないのでAKBヲタの人は大目にみたってください!)、ハロプロが誇る歴史について語っていた。

教訓タイム終わったところで次の曲で出てくる振り付け講座へ。最後の手の振りが仮面ライダー変身ポーズ風で、昼公演で教授され済みの人によって「仮面らいだあ へーんしん!」と声が足されていて面白かった(笑)。ピッピッと笛を吹くさゆべえの姿がさりげなく良い仕事をしてるなと思った。

この辺で、会場に居る赤ではないTシャツの人を真野ちゃんが発見。「その緑のTシャツ誰の?」とツッコミ。気まずい空気が流れたものの「(ハロプロエッグの発表会である)新人公演Tシャツ!」と返答、「あー、それは…」とハロプロエッグ出身でエッグに寛大な真野ちゃんから許容されていた(笑)。「誰かきっか(吉川友)Tシャツとか着てるんじゃないでしょうね?」とじりじりしつつ「見つけた!(モーニング娘。)鞘師里保Tシャツ!」とどさくさ紛れの“裏切り者”あぶり出しみたいになってた(笑)。真野ちゃん「いじってほしかったんでしょ? 私と同じでかまってちゃんなんでしょ♪」と寛大な言葉に全マノフレが(多分)泣いた。


19:08 熱血先生

そんな客いじりスキルも磨き抜かれ初めている真野ちゃんの余興タイムが終わり、「熱血先生」へ。研修生がマイクスタンドを使ったパフォーマンスで、どことなくロックンロール感をかもし出してたのだが、学ラン姿でバックダンサーがそれだもんで、ああアイドルのステージってこういうミクスチャーな、いっちょ噛みみたいな、色んな要素混ざってるもんだよなあと思ったりした。

続いて後藤真希のカバー「手を握って歩きたい」を披露。後のMCにて「ハロプロエッグ新人公演の時に、初めてソロで立たせてもらった時に歌った歌で、またいつか歌いたいと思っていた」と語っていた。「手にぎ」と略してタイトルを言った時に、マノフレから「えー?!」と疑問の声が上がっていたが「そう略すんです!」となだめていた。そんな話をしつつ、背後で“マノピアノ”(YAMAHA製の特注ロゴ入り電子ピアノ P-155)がセッティングされ、ピアノ曲への準備が整っていった。


19:18 ピアノ弾き語りコーナー

セッティングが出来たところで会場のマノフレが静かに。ピアノ曲1曲目は「乙女の祈り」へ。メジャーデビュー1曲目の曲。ホールコンサート、しかも単独コンサートでないとほぼ聴けない曲になりつつあるので、聴けて良かった。こういう聴かせるナンバーよりもポップナンバーが多かったせいか、少し真野ちゃんの高いキーでの音程のブレを感じた。真野ちゃん、歌の面では秀でる人ではないので、こういう部分が見られて、成長ももちろんしているのだけども、良くも悪くも真野ちゃんらしさがそういうところに残ってて、とてもぐっと来た。

続いて曲紹介。「あなたがいるから」もピアノで弾き語り。新アルバムからだったので今回初視聴。ピアノ弾く頻度が下がってきてる中、新アルバムにもとりあえずピアノ曲が1曲はあるんだなと安心した。


19:28 インタビューVTR

ピアノパートが終わったところで再びVTRへ。

DATEにちなんだインタビューで「どこに行きたいか?」などの話題に「ピクニック行きたいですねー」「おいしいお店連れて行って欲しい」と素朴な女の子の一面を見せた。


19:31 堕天使エリー オープニングVTR


インタビュー映像が終わったところで、前アルバム時のツアーでもなかなか好評だったと言う堕天使エリーのコーナーへ。スターウォーズを彷彿とさせるオープニングVTRから寸劇パートへ。オフレコで真野ちゃんの台詞が流れる中で身振り手振りの真野ちゃん。「このコーナーはやりたくなかった・・・」と不満を語るものの、マノフレの声援にこたえちゃう真野ちゃんにぐっと来た。

「エリーフラッシュ」で悪を懲らしめるみたいなものなのだが、エリーフラッシュ返しを食らい、まさか野堕天使エリーが捕獲されると言う展開に。オフレコの声で「変なクイズをやらされなくて済んだ!」と語っていてウケた(笑)。再び監獄につっこまれた真野ちゃんVTR。オフレコのキング・クエスチョンの声に煽られて悔しがる様が映された。

そこに登場したのが「純情警察K・I・S・S」。ピンクのポリススタイルで登場した真野ちゃん+黒いポリス(へそだし)な格好した研修生を従えて1曲披露。キング・クエスチョンの手下に一瞬やられるものの、形勢逆転で手下を倒して曲終了。堕天使エリーの代わりに純情警察・真野ちゃんがキング・クエスチョンと勝負する展開で、結局真野ちゃんが変なクイズをやらされる羽目になっていた(笑)。

クイズ1題目は「常識クイズ」と言うことで「5000円札に描かれている人は?」との問いに、まさかの真野ちゃん返答できず(笑)。マネージャーが盗撮したと言う真野ちゃんの秘蔵ショットさらしが行われた。寝落ちしている移動中の姿などが映され「マネージャー曰く“死んでるかと思った”とのことだ!」とキング・クエスチョンからいじられ、真野ちゃんが弁解しようとしたところで研修生たちにポンポンを持たされて「堕天使エリー」のサビフレーズをねじ込まれる相変わらずなことをやっていて良かった(笑)。

続いて「間違い探し」と言うことで2点の絵を見ながら答える出題。時間内に答えられなかったものの、正解が明かされないまま罰ゲームへ(笑)。「てへぺろ」の様子を映した秘蔵写真が公開されるが、同じ表情をやって会場が沸いた。かわいい真野ちゃんがてへぺろやると沸く!

続いて「想像モノマネ」の出題。「坂東英二が女子高生だったら」と言う難題で、似てるかよくわからない語り口で「ゆで卵」のフレーズを出しながら挑戦するものの、結局アウト。舞台端から端まで欽ちゃん走りをせよと罰ゲーム。やってる最中に「堕天使エリー」サビフレーズが流れてバタバタさせられるというところでクエスチョンとの対決終了。

なんだかよくわからないけどキングクエスチョン敗退(笑)、最後は純情警察による「純情ー!ロック解除♪」によって映像の中の堕天使エリーが監獄から放たれてこのコーナーが幕を閉じた。


19:48 マノメドレー

続いてメドレーのお時間。

純情警察で着てた衣装の上着だけ脱いだ状態で出てきた真野ちゃん。ピンクのショートパンツ+へその出た格好でややセクシーだった。

最初は「はじめての経験」からスタート。イントロが鳴った瞬間の嬉しさは格別なのだけども、すぐにサビに繋がって「ああ、メドレーの時間か」とそこで悟ったのだが、「はじめての経験」は真野ちゃんを好きになったきっかけの曲と言っても過言じゃないので、丸々1曲やって欲しかったので、惜しかった。

続いて「ダレニモイワナイデ」。2ndアルバム「MORE FRIENDS」収録、初期シングル曲を提供したKANによる曲で、非常に評判も良いし、自分も大好きなKAN提供曲で、昨年のアルバムリリース時のコンサートで聴けた際はあまりに良くて涙腺が崩壊していたのですが、その良い曲もやっぱりメドレーにねじ込まれている辺りが解せなくて残念だった。

聴けないより聴けるに越したことないんですけど、でも、2曲既に「聴きたかった曲」がメドレーに組み込まれてるのは残念でした。

続いて「青春のセレナーデ」「ラッキーオーラ」「世界はサマー・パーティー」と丸まる1曲披露する時間はなくとも披露しておこうな感じのシングル曲がメドレーで披露された。「ラッキーオーラ」では研修生と真野ちゃんが1列になって千手観音のようなパフォーマンスが見られたりしたものの、「青春のセレナーデ」の掛け合い、全体がでかいサビのような感じすらある「サマパ」のサビだけが切り出されてることにはやっぱりもやもや感は拭えなかった。メドレーなんてやらなくて良いからピックアップして2曲くらいやってくれたらいいのになと思ったものの、やっぱり頻繁にやってる単独コンサートではないので、詰め込み部分は仕方ないのかなと言うことにしております。


19:55 MC

メドレーが終わり終盤へ突入。MCで一呼吸と言う感じだった。

ここで出た話題は「さゆべえ、りっちゃんから京都への修学旅行のお土産をもらった」とのことで、そのうちのひとつの袋をさゆべえ「早く開けてください♪」とにやにやしながら促され、見てみたところ「雨女」とかかれた缶バッヂだったとのことだった。

後輩だけども、そういう距離感で接してくれてることがとにかく嬉しかったと語る真野ちゃん。1人だけハロプロエッグ2期中年齢が高めだった&スピード昇進と言う感じで一人ソロデビュー、そこからソロでエッグの子(しかもエッグ1期、実質先輩に当たる人)らにバックアップされながら活動をして…と、誰でもない、真野ちゃん以外何者でもない日々を送ってきた彼女からして、親しくしてくれるのが如何に嬉しいのか、想像に易かった。特にモーニング娘。は上下関係があるらしいので、なおさらだなと思った。(真野ちゃんの年齢からするとBerryz工房、℃-uteの2組は近いけども、キャリア的に先輩で、向こうが親しくしてくれるものの、どう接して良いか難しいと2012年頭のハロコンにて語っていたりしていたので、よりそう感じました。)

そこから修学旅行の話題へ。「高校の修学旅行には行けなかった」「中学の修学旅行は京都・奈良で、次の代からアメリカになったので悔しい」「中学のときの思い出は、鹿にスカートをかじられて、冬じゃないのに冬スカート履いて学校行く羽目になった」と語っていた。高校で修学旅行行けなかったのは、やはりソロデビューした時期と重なるからなんですかね。

小学校時代の話題にも触れ、「日光だったが、お土産に甚五郎煎餅を買ってきた」「あの微妙な味はなんですかね…ハッピーターンより甘くないけど、塩気もあり…」と甚五郎煎餅愛を語っていた。「バスツアーで(日光に)行けたら良いですね!みんなで行きましょう!」とも語っていた。


20:00 ドキドキベイビー


MC明け一発目は「ドキドキベイビー」から。

この曲のリリースイベントには足を運んだので若干思い出のある曲。一時期他のアイドル現場に冒険するように横見に反れつつ、どんどん成長する真野ちゃんに対して若干興味が薄れ気味だったものの、やっぱり真野ちゃん良いなーと思った日のことなんかを思い出しながら鑑賞した。

続いて「21世紀的恋愛事情」。「青春のセレナーデ」のカップリングのみで収録、最新アルバム「More Friends Over」には収録されてない曲みたいです。当選イベントでも盛り上がったなーと言う良い思い出があり、今回も楽しめた。

続いて真野ちゃんのアップテンポナンバーの代表曲みたいな雰囲気になってきてる「元気者で行こう!」へ。なぜかそういう位置になってきてるみたいですが、個人的にGALDOLLによるカバーで聴き過ぎた(笑)&あんまりこの曲が好きでないので、そんなには楽しくはなかった。どうしても入り口となったピアノ+真野ちゃんっていう初期の路線が好きみたいで、「言っちゃいな!言っちゃいな!言いたいことは言っちゃいな!」みたいなテンポ良さ・キャッチーさよりも真野ちゃんにしか出せないものがもっとあったのでは、と毎回思うのでした。…とは言え、やっぱり久しぶりに聴けた本家(笑)の元気者、それなりには楽しんだ。


20:12 MC→本編ラスト「バンザイ!~人生はめっちゃワンダッホーッ!~」

短いMCにて「次で最後の曲です!」と触れ、お馴染みの「えーーー!」返し、からの「バンザイ!~人生はめっちゃワンダッホーッ!~」でした。最新アルバムの中盤に入ってる曲らしく、この時初聴きでした。

2番サビだったか、タオルをまわす振り付けがあって皆でぎゅんぎゅん振り回してたのだが、タオルを振り回せば盛り上がるみたいな傾向や、タオルが撒き散らす埃に対してよく思ってないので、真野ちゃんまでタオル曲が出てきてしまったのかと、少しもやっとした。

コンサートの緩急を、みたいな意味でタオルまわす曲もあるし…ってつもりなのかもわからないけど、タオルに頼らない盛り上がりが自然と起こってたら一番良いですよね。その辺は制作する側の趣味なのかもしれませんが、初期はピアノ弾き語りガールみたいな路線だった辺りから、徐々に成長→弾き語り以外の表現力がついた+ダンススキルの向上と言うあたりは良いにしても、タオルはなかったんじゃないかなと、振り返ってぼんやり思うところです。


20:22 アンコール

本編終了後、すぐにマノフレによるアンコール。およそ4分ぐらいしたところで青いドレス姿になって登場した真野ちゃん。

アンコール1曲目は「青春ソングのようで、Bメロは私とマノフレである皆さんのことを歌った曲」と触れた「Song for the DATE」を披露。

シングル曲と言えば、多少の振り付けがあって、バックダンサーもついて、ソロでどうしても出てしまう“か細さ”みたいなものをフォローするような演出がされることが多い印象なのですが、この曲はほとんど振りなし。マイク1本、真野ちゃん1人で臨むもので、言葉に力と想いを託すように歌う真野ちゃんの姿がとても印象的だった。

真野ちゃんの曲で最近やたらテーマになる「days」「date」のような、「マノフレと真野ちゃんの日々」みたいなものに対する「日頃からのありがとう」系のメッセージソング、意外と好きですねえ。弾き語り頻度が減った彼女の可憐さのようなものの代わりにその方向性が出てきたのかなと捉えてますが、ただただファンを照らす太陽のようなアイドル性ではない真野ちゃんの魅力が、今の真野ちゃんなりに持ち合わせてることに気付けて良かった。


20:28 MC→「my days for you」

最後のMCへ。

簡単な告知、そして今回のコンサートまとめへ。「昨年は“days”、今年は“DATE”と言うことで、デート気分で楽しんでもらいたいなと思ってつけましたが…」「私のコンサート、何か持ち物を持って帰ってもらうより、思い出をたくさん持って帰って欲しいと思い~」と触れ「温かい気持ちになれるのは、皆さんがこの雰囲気を作ってくれるからなんだなと思いました。」「“あー、やっぱりここだなぁ”と思いました!」「1人じゃないんだなあと感じます」「スタッフや、家族、ファンの皆さん、本当にありがとうございます!」と感謝を語った。

最後に「一番大切にしている曲です」と添えた「My Days for You」を披露。

この曲、シングルでリリースされた時から本当に良い曲だなと思ってたので、とてもとてもよい締めくくりだなと思った。やはり歌詞が良いですね。

感動のラストでコンサートを終えました。最後、マノフレにじっくりと手を振ってステージを去った真野ちゃん。最後までかわいかった。




20:39 撮って出しリハーサル~本編映像

真野ちゃんが去った後、ステージ上のでかいモニターに「今日1日の真野恵里菜」と言った具合のお昼回のリハーサル映像、17時回の本番の映像、客入り時に収められたマノフレの笑顔(笑)などが上映されていた。

新年のハロコンでも撮ったばかりの映像を素材として使う演出がされていたのだが、この日もあった。この技術はつくづくすごいなーと思うのでした。コンサートを収めながら、リアルタイムで編集する人が居て、それを即座にコンサートに使用。どうやってやってるのかわかりませんが、とにかくすごいなーと軽い感動を覚えるのでした。




会場にだらだら残っても知り合いが居るわけでもなんでもないので、適当に準備して席を離れた。

2Fホールから出る直前、席に残った、高まったマノフレたちによる万歳が聞こえた。「真野ちゃん最高ー!」との声も聞こえ、久しぶりの単独コンサートを心から喜ぶマノフレたちの満足した表情が頭に浮かんだ。

真野ちゃんイベント全通しているような「真・マノフレ」からしたら、自分なんて「マノフレ・エッグ」みたいなものかもしれませんが、やはりグループアイドル全盛の中、ハロプロ中唯一ソロで活動を続ける真野ちゃんのコンサートは色々思うところも多く、やっぱり良いなと思えるコンサートが見れて満足でした。

余談ですが、ホールコンサートの場合、指定席なので隣に誰が来るかわからないあたり、激しい振りコピ、声援がでかい人が来ると、それからの約2時間が地獄のようなことになる場合もあるんですけど、この日は隣のお客さんはそんなに酷い人でもなかったので、なかなか快適で良かったでした。

2012年夏を迎え、ハロプロからの卒業を発表した真野ちゃん。残された「ハロプロの真野ちゃん」の日々が少なくなって参りましたが、1タレント真野ちゃんを末永く応援できればなと思う、そんな今日です。

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