大久保SHOWBOX
新宿の職安通りにあるライブハウス、新宿URGAによくお世話になっていたので、あの辺の景色には親しみがある。
しかし、あの辺の景色の特長とも言える韓国系のものにはあまり触れる機会がなかったのだが、気がついたらライブスペースが数件新大久保~大久保~新宿職安通りあたりに出来ているようだった。昨年、スカパー!による公開収録番組の観覧で同じく職安通り沿いにあるTOKYO STYLE と言う箱にも足を運んだのだが、そこもご当地K-POP(?)のショーなんかをやっているようだった。
先述のURGAの目の前、通りを大久保側に渡ってセブンイレブンがあるのだが、その向かって右手に韓国料理屋があり、でかい駐車場がかつてあったのだが、そこにK-POP系ライブハウスができたっぽいことは以前から知っていたのだが、今回そこに初めて入りました。
扉1枚ですぐホールという環境なので出入りする際に音漏れが聞こえそうな環境だった。あと、事前告知に書いてあって気になってたことなのだが「ドリンク持込可(ペットボトルOK)/缶・瓶のアルコール持込禁止」という点が面白かった(笑)。入って見てわかったのだが、ドリンクカウンターがなかった。そして、トイレは2FのK-POPグッズ販売所のフロアにあるという環境だった。チケットの半券を見せて出入りするといった構造だった。
真ん中に通路っぽいものがあり、両サイドに簡単に椅子が設置されている会場で、舞台は凸の字。前列に座れば目の前にアーティストが立つかも、みたいな構造だったのだが、舞台向かって右手側の方がステージに近いと言うアンバランスな形だった。
会場に入り、右手側が微妙に埋まってたので左手側の前の方に座ったのだが、右手側によくみたら知り合いがいたので、その人の隣に着座してライブを鑑賞した。
すぐ近くにドンキホーテがあるので、そこで調達したコカコーラをちろちろ飲みながら観覧したのだが、そんなに喉渇くようなイベントではなかった。かるくお酒1杯飲めるっていうライブハウスの1ドリンクがちょっとだけ恋しかった。
しかし、夢幻レジーナファンとしては、彼女たちの持ち時間が長いのはありがたいし、黒崎れおんちゃんも最近セットで見ることも増え、彼女の魅力を自分なりに見出せてからはライブが楽しみな人のうちの1人になってきたので、ありがたく見させていただいた。
19:00、冒頭はDIOが登場。やんわり始まり、メンバー紹介。グループ名乗りを忘れたので、改めて「DIOでぇす!」と名乗る。グループ名の由来などを説明しつつ、イベントの注意事項を告げた。そして、この日の出演者も舞台に招いて並ばせて、DIOから紹介を受けていた。なんだかテレビ番組みたいな始まりだった。
セットリストは「星の試練」→MC→「恋と革命」→MC→「津軽海峡 冬景色」→「麗しき凶暴な世界」の計4曲。冬の曲をカバーするというお題があったようで、夢幻レジーナは演歌に挑戦。夢幻レジーナの曲はキーが低めだったりするので歌唱力の面で能力が見づらいのはあるのだが、いざこの歌を聞いてみたら“もきなみ”こと萌木七海(blog・twitter)が結構歌がうまいことがわかって面白かった(笑)。“リオ様”こと七瀬リオ(blog・twitter)も漂わす色気もあって演歌がハマった印象で、この曲でのこの二人の妙な輝きっぷりが面白かった。
ライブ全体について触れておくと、冒頭は誕生日前日ライブのセルフHappy Birthday To you♪演奏をリコーダーで行った鈴木あやめ(twitter)によるリコーダースタート。入場SEと同じ音をトゥトゥートゥトゥーと吹いてる中、メンバー登場。春野恵(blog・twitter)のパキッとした挨拶から曲に入り、MCでは自己紹介にて春野「こんばんワトソン・バンパイアー!」。誰にもぶつからない感じが良かった(笑)。自己紹介ではキュウリを配布したり、腕に書かれたラクガキを見せたりしてキャラクターを伝えていた。
このラクガキが酷く、リオ様「鬼畜メガネ」「ヤンデレ」、春野「松岡修造」、もきなみ「なまけもの」「生ハム」と書かれており、「麗しき凶暴な世界」の落ちサビ箇所で頭を押さえてしゃがむポーズを取る七瀬リオの姿は完璧にいじめられてる人のもので、面白いシーンじゃないのだが面白くなってた(笑)。(ちなみにあやめさんだけ長袖のブラウスなので、このラクガキを免れてて、あやめ派としてはなんだかホッとした)「津軽海峡」についてもう少し触れておくが、冒頭は春野のイントロ語り、間奏部分では「誰か私を酔わせてよ!」といった台詞(全文は忘れた)が鈴木あやめによって(手帳を見ながら)付け足され、ムーディーな仕上がりになってた。二十歳を迎えたばかりで、別段お酒を早速解禁だぜ!という感じではなさそうなあやめさんから告げられた「酔わせてよ」の説得力の微かな感じがかわいかった。
あと、舞台が広い&照明がなかなか凝ってる会場だったこともあり、単純にステージがよく見えて良かった。途中、やつらが持ってきたバナナやら蜜柑、キュウリを取りに舞台のでっぱりまで出たりもしたのだが、ライブが楽しい(そしてバナナおいしい)っていいことですね!この日の物販、終わってから2Fのグッズ売り場で行われたのだが、UFO CLUBでやり逃したリコーダーを持ってもらってのチェキ撮影を鈴木あやめさんとしたのでした。
他、春野が折ったキュウリの半分を食したり、Regina時代のポイントカードが満タンになったのでグループチェキ撮影をおこなったりとレジーナ充した。ただただ幸せだったのでDIO様ありがとうございました(笑)。
入場で1ポイント、チェキ撮影で1ポイントもらえるということで、もらってなかったポイントも申告して、新しい「夢幻レジーナ」のカードを作ってもらった。満タンになったReginaカードでグループチェキ撮影をしたのだが、記念にポイントカードは引き取った。お金がなくてあまり積極的に物販いけなかったなーと思い返したりしつつ、2011~2012年の苦しみを糧にして生きたいと思います(何)。
およそ30分のステージが終わり、捌けると思ったらDIOが出てきた。個人的に、夢幻レジーナのステージはアイドルアイドルしたものというより、何かぎょっとするものを放って、ぱーっと逃げる方が様になると思ってたのもあり、あんまりライブ後の彼女たちをいじってほしくはなかったのだが、DIO主催ということで、DIOによる“いじり”が毎回入るようになってた。
リオ様がアニメが好きだということで、DIOのメンバー、HARUさんが「アニメ私も好きなので、あとで話しましょう!」とがっつき、この日誕生日だと言う辻さんが「夢幻レジーナさんのライブ見たの初めてなんですけど、面白いですね!」と触れたり、衣装についての話が出たりした。いじるわりに、あんまり展開しない/面白くなるわけじゃない時間を過ごし、この時間は必要なのだろうかとちょっと思った。しかし、主催ありきなので、黙って聞いてた(笑)。
ライブアイドルブッキングとか見てると、出演者が次々出てきて転換時間がないっていうのが当たり前だったりするので、日頃触れない「司会による“いじり”」みたいのが入ると、慣れないですね。でもいじるなら楽しくしてもらわないととも思った。DIO頑張れ(笑)。
れおんちゃん、この日は得意な芸を披露すると言う情報がスタッフ筋から出てたので、一体何するのだろうと思ってたのだが、DIOのリーダーHARUをステージに招き、マジカルバナナでバトルを繰り広げた(笑)。
マジカルバナナが好きで一人でもやってると言うれおんちゃん。これをやってる最中のはしゃいでる姿がかわいかった。しかし、このゲームがあんまうまいこと言ってなくてぐだぐだだった(笑)。れおん「ラーメンと言ったら、おいしくない!」と独特な回答で都度詰まってた。れおんちゃんラーメン好きじゃないのね・・・。
このマジカルバナナ対決で負け、罰ゲームとのことだったが、二人の関係はポケモンつながりとのことで、指定されたポケモンの真似をするという、罰なのかやりたいだけなのかよくわからないことをやっていた。結局ピカチュウを指定され、れおんちゃんノリノリでピカチュウの真似を敢行。全然罰になってなかった(笑)。そのほか、ポケモン“ルージュラ”の鳴き声を想起させる効果音を「ぽぽぽぽぽぽぉ」とかわいらしく発したり、終始れおんちゃんが楽しそうだった。マジカルバナナも罰ゲームもなんだかよくわからなかったけど、れおんちゃんが嬉しそうだったのでALL OKです!
ライブはSEで入場、「U」、「White Love」(冬ソングカバー)、「空想科学少女」、「初恋は走馬灯」、ゲームを挟んで「白黒幻想曲」、「××コミュニケーション」の計5曲を披露。れおんちゃんのレパートリーの幅広さも感じられる充実した30分だった。
ライブが終わり、DIOとの絡みがあったのだが、DIO「何か告知があれば・・・」→れおん「告知はしない主義です!DUOさん主催だし」と断ってて面白かった(笑)。気が利いてるのが、企画クラッシャーなのか。れおんちゃん、この日終始ご機嫌だったので、良かったです!
DIO、先述のトークから期待値が下がってたので、れおんちゃん終わったところでトイレ&仕事の電話をしに表に出た。なのでフルには見れてないのだが、土地柄にぴったり合うEDM/エレクトロダンスチューンでクールに踊ってる様はかっこよかった。自分がみた頃の印象と違った印象で、そういう側面も持ってるのだなーと、ステージに関しては見直した。
しかし、冬ソングカバーで桑田佳祐「白い恋人達」を選んできたりと、相変わらずセンスが謎だった(笑)。しかし、本人たちとしては大真面目だったので、「謎やー(笑)」とか思ってた自分との温度差をどう埋めて良いかわからずで、トイレなどから帰ってきて入り口らへんにスペースがあったので、そこら辺で立って静かに見ていた。(逆を言うと真ん中が空いてたので、そこをずかずか歩いて席に戻るに戻れなかったので、そこで待機してた)
打ち込みバキバキ系の曲は良かったのだが、ぺなっとしたロック系のオケの曲もやったりと、自分の思ってたDIOのイメージと違わない姿も見られたりで、結局DIOはDIOだなというところに落ち着いた。
CD、持ってないので、色々聴いておきたい&かっこいい曲もあったので買えたらなと思ったのだが、個別物販で推しメンに並ぶ方式&お金もあまりなかったので諦めた。余裕のあるときにCDが買えればと思います。DIOのステージ終盤はまさに電話で出てて見れなかったのだが、部屋に戻ったら出演者が全員舞台に立って挨拶していた。そして、最後、DIOの曲でわいわいして終わった。
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