まずは物販から
あくまで着ることを前提にTシャツを購入したかったので諦め、この日発売(この日限定?)の「Idol is dead」Tシャツを買うことにした。
BiS当初からのロゴデザインに血が滴ってる風のもので、意外とポップさが出ててかわいいですね。こちらはサイズがあったので良かった。
リキッドルームくらいの大きさでのライブになってくると、見てる人の中にも、そのグループのTシャツ、グッズで固めたヲタの方っていうのが増えてくるわけですが、あまりそういう側に行きたいと思わないので、この日は買いたてのTシャツを着ずに、中野heavy sick ZEROの時に購入した初期BiS Tシャツをおろして着た(笑)。BiSマネージャーのじゅんのすけさんは笑ってくれたから、それで良いや!
その他、タオルや、この日"フラゲ"が出来た「primal.」のCDなども並んでいた。「primal.」をこの日買うと、公演終了後にハグ会に参加できるとのことだったのだが、この時お金がギリギリだったのと、「primal.」のPVをじっくり見すぎて凹んでいたので、もうBiSとの接触は良いやと、諦め気味だったこともあって回避した。
始まるまで
プレイガイドから出されたチケットではない、手売りのBiSロゴ入りチケットで20番以内のものを持っていたので(複数買った方から1枚譲っていただいた)、かなり早く入場が出来た。
しかし、リキッドルームは広いのと、今までで最も"研究員"(BiSのファンの呼称)が集まる日と言うこともあって、古くから見てる方なので自分も十分研究員なのかもしれないですが、なんか立ち位置に困ったので、人がやや入ってきたころあいを見て後ろに下がって見ることにした。
前の方では良番で入った研究員たちが前座のアーバンギャルドでどうするか、など話し合いつつ、アーバンのファンに前を譲ったりしていて、なかなか良い光景も見られた。
BiSにおいてはあまり誰かと行動を共にして見に行ってる感がなくて"ぼっち"感があったことも、後ろで見てた方が落ち着けるなと言うこともあって下がった。
結論から言えば、後ろの入口から反対側、つまり奥側はそれなりに余裕もあって(キツキツではなかった)理想的で適度な距離感でBiSを見ることが出来たと思う。
19:35 アーバンギャルドのオープニングアクト
特にアーバンギャルドに対して嫌悪感があるわけでもなんでもなかったのだが、BiSと同時に見たいかと言われたらさっぱりそうではないし、アーバンに対して興味を持つきっかけすらなかったので、ねじ込まれてもBiSワンマンの純度下がるだけ、と言う意味で嫌だった。
これはオファーを受け取ったアーバン側は何も悪くなくて、オファーしたBiS運営側が悪いので、なんでそういうことするかなと言う不信感があったのだけども、単純にリキッドルームをBiSだけで単独で埋めることの辛さ故なのだろうか・・・と思うと、なんとも言えないところがあった。
いざアーバンギャルドが始まってみると、アーバンギャルドだけが目当てっていうコアなファン(見た目でしか判断が出来ないのだが、アーバン好きそうな雰囲気をかもし出した人)はそんなに多い印象は受けなかった。
結果論だけども、アーバンギャルドが前座としての出演を引き受けたことがもたらした集客のプラスっていうのは、そんなでもなかったのかなと言う印象だった。
さて、そういう面での個人的な感想はどうでも良いとして、BiS単独大規模ワンマンの純度を下げたみたいなネガティブな視点で見ても仕方がないので、この際はアーバンを楽しもう!と言う風に気持ちを切り替えてアーバンに臨んだ。
冒頭はSEが流れる中、閉じていた幕が開いてメンバーが登場。
レフティーのギタリスト、鍵盤、ドラム、そして男女Vocal2人が位置に着いた。女性ボーカルのみだと勝手に思い込んでいたので(あとフロントマン的な天馬さんって方が居ることだけは存じていた)そういう編成だったのかと、その時に知った(笑)。少しくらい下調べしておくべきではあったんだけども、いかんせんアイドルのことばっかり考えてる脳みそになってしまっているので、調べられてなかった。
「研究員の皆さん、こんばんわ!アーバンギャルドですっ!」と勢いよく自己紹介をする天馬さん、キリッとしててかっこよかった。
曲名はさっぱりわからないので省くとして、計3曲披露。鍵盤の方がラップトップ/ベースラインも操作していて、がっつりロックバンドっていう感じではない編成だった。テクノポップっぽいものが好きな人が好んで聴いている印象があったので、すっかりその手のバンドだと思っていたが、そこまでテクノポップでもなかった。
1曲目終わりでMCにてコール&レスポンス 天馬「セックスはお好きですか!?」客「大好きです!」と言うものをやらされた(笑)。しかしながら、お下劣なバンドと言う感じは別にしなかった。「(セックスが)大好きです!」と言わせておきながら「皆さんの気持ちなんてどうでも良いのです!」と切ってたのも面白かった(笑)。
歌唱の話をしておくと、容子さんって子、どんな歌い手なんだろうと思ってたのですが、意外と歌がうまくて「そうきたか」と思った。ああいう風貌だと、とてもかわいい声で、そういうのがウケてるのかなと言う想像がすこーしあったのだけども、そっち方面じゃなかったことで「はっ」とした。声かわいい系だと、好きじゃなかった場合の長時間視聴が厳しい場合もあるのだが、あのうまさだったら安心して聞けるなーと思って楽しんだ。
最後の曲前のMCにて「BiSはアイドル戦国時代のビートたけしになれると思ってます!」「きっと何者にもなれないお前達に告げる!」と語りかけて、最後の曲へと入って行ったのも印象的だった。しかしアイドル戦国時代のビートたけしってなんですかね?(笑) とりあえず大物に、みたいな感じですかね。
当初思ってたよりも嫌な印象を感じることなく、アーバンさんの前座は20分くらいで終わった。単独で見に行きたい程興味が沸いたかと言うと"そうではなかった"けど、このバンドはこのバンドでかっこいいなーと思ったので、良かった。
BiSよりもキャリアがある"先輩"ながら、しっかり場を温めて去っていった姿もなかなか渋かった。
20:13 BiS スタート
- nerve
- MC(ナカヤマユキコ脱退宣言)
- パプリカ
- Give me your love全部
- My Ixxx
- MC(自己紹介)
- 太陽のじゅもん
- マグノリア
- I'm coming!!
- gugigi
- animal
- MC
- ウサギプラネット
- BiS
- primal.
- アンコール1
- YAH YAH YAH
- MC
- KFC
- eat it
- nerve
- レリビ
- アンコール2
- タイトル未定新曲
その間もお客さんはじわじわ増え、始まる頃には後ろの方までなかなか埋まっていた。もっとスカスカな感じになるのではと甘く見ていたものだが、想像を超えたあたり「BiSやるなぁ・・・」と唸った。
客電が落とされ、オープニングのVTRが流れた。大規模ライブっていう雰囲気がとても出ててかっこよかった。最新衣装と似た頭巾を頭に被ったBiSメンバーがステージに現れ、頭巾を投げてライブがスタートした。
1曲目はおなじみの「nerve」から! 中野heavy sick ZEROで冒頭から3連発やった思い出(トラウマ?)があったので、これまた何回もやるやつかなと、変なワクワク感を抱いて臨んでたのだけども、さすがに連発はしなかった。ほっとしたというか、がっかりとしたというか、なんとも言えない感じが踊らされてるような感じがした(笑)。
前方研究員の用意もばっちりで「他の男の人に花束をもらったよ」の歌詞のところで、最前当たりから花束を差し出されて、プー・ルイがそれをキャッチ!
こういうのを気を利かせて用意してくるあたりのユニークさは良いですねぇ。いい仕事!と思って見ていた。
やはり気合十分と言う感じで臨んだせいか、終盤で"ユケ"ことナカヤマユキコがこけてた(笑)。
ナカヤマユキコ脱退宣言
1曲目が終わり「花束ありがとー!」と言いつつ、大事なお知らせがあるとのことで早速MCになった。話されたことは、ユケが2011年内でBiSを脱退すると言う話だった。まだ始まったばかりでその話はねえだろ・・・と思いつつ、自分の中で「そうなったか」と、そんなに猛烈に悲しい感じがしなかったのが悲しかった。にしても、前方に居るであろう熱烈なユケ推しの"ユッケジャン"連中の気持ちを考えるとやりきれないものがあった。(自分もユケ推しと言うことで、いくらか話したことある人たちも前に居たこともあり)
悲壮感漂う中「どうしても自分の口から言っておきたかったので」「詳細は夜blogに書きます」「今言ったことは忘れて良いよー!ライブを楽しんで行ってください!」と後片付けにも臨んでいたが、やっぱり脱退ショックは拭えてない感がすごかった。
続くライブ
なんとも言えない空気になりつつも「パプリカ」「GMYL全部」「My Ixxx」とキラーチューンでかっとばして行った。
「GMYL全部」ではリアルタイムのライブ映像をを投影しながら、映像エフェクトをかましたVJがなかなか良い仕事しているのが良いなと思って見ていた。
にしても、大舞台でそれなりにお客さん入ってるところだと「パプリカ」のはいつくばってヘドバンする姿がほとんど見えなかったですね。ライブハウス向きなんですかね。しかしながら規模が変われど、みんなで振りコピが出来るような曲の楽しさは変わらないなと思った。
「~全部」の話だが、間奏にてメンバーのダンスソロ&研究員が名前を連呼する!と言う箇所があるのだけども、ホール後方のPAブース手前当たりではあまりコールする人は居なかった。ライブハウスの時は、居る研究員全員で声出して一丸となっている印象があったのだけども、さすがに規模がでかくなるとそれぞれの見方が出てくるもんだなぁ・・・・BiSでかくなったなぁ・・・とぼんやり思った。
「My Ixxx」では話題になった全裸森林駆け抜けPVをフィーチャーしたVJがやっぱり良い仕事していた。
しっとり&ハードの変化球ゾーン
MCにてお馴染みに自己紹介をしつつ、"のんちゃん"ことヒラノノゾミのまったりとした喋り口で「ですとろーい!」と笑顔を浮かべていたのが良かった。
続いて演じられたのは「太陽のじゅもん」。この曲の歌始まる前に、とある1研究員さんがかなり前からコールを入れようと紙をライブ前に配布したりしていたのを何回か受け取っていたのだが、結局その方しか言えてないっていうシーンを見てきていたのだけども(フレーズが長いので紙見ないとわからないっていうのもあったと思う)、遠くから見ていてもそのコールが聴こえるくらいに人数が増えてるのを感じて、某研究員さんに心の中で拍手を贈った。続けると人って増えるもんなんですね!
しかし、「太陽のじゅもん」は曲が個人的にとても好きで、ブラスアレンジの絶妙さも気に行っていたのだけども、この日のトラックは音楽面でのプロデュースを担う松隈ケンタさん(blog)がライブ用にいくらかいじった旨をTwitterで言っていたので、どれどれと思ってたのですが、この曲ではサビにギターだかなんだかのアルペジオが加わっていて、キラキラ感が2割増しと言う感じになってた。
でも、アルペジオの音量が少しでかくて、元々のオケの良さが少々潰れ気味&ボーカルも潰れ気味だったのが惜しかった。
続いて「マグノリア」「I'm coming!!」でポップ&ハードに、「gugigi」でシャープにステージをこなした。「gugigi」でも立体的で記号的なVJがなかなか好感触で、やっぱりVJいい仕事してた。BiSのステージングも立派だったけど。(やっぱりのんちゃんが立派になったっぷりが特にすごい)
松隈ワークスが冴えるライブアレンジ
続いて「animal」では、力強く荒々しいギターが被せられててサウンドがより一層パワフルになってるのがわかった。あとから聞いた話だが、PAブース手前に松隈さんがPCに向かっているのを目撃はしていたのだが、リアルタイムでバランスを見ていたらしいですね。もはやパフォーマーBiSのバックバンドに松隈さんが居たと言っても過言ではないライブだったみたいです。いやー、松隈さんが見えました、ステージに。
終盤のMC
「animal」が終わり、MCにて「大事なお知らせがあります。あと3曲で
終わりです!」「あっと言う間だねー」なんていう話が出つつ、始まるまでの心境の話になった。
ユケ「みんな(研究員)の顔見るまで不安で、楽屋を走りまわってました」「みんなの顔見て安心した!幸せです!ありがとう!」 ゆふ「ガラガラだったら解散になるんじゃないかと思ってたので、客側が照らされた時にお客さんがたくさん居たので『よしっ』て感じだった♪ 『いぇい☆』って感じです!」と吐露、研究員たちからSTKコールが起こった(笑)。(STKとはストーカーの略)
「STK気質あるんでね、会いに行っちゃうアイドル頑張ります♪」とゆふちゃんが気持ち悪さをさらしていて、さらにSTKコールが起こっていた(笑)。
プー・ルイ「ヒラノノゾミさんは?」のんちゃん「あ、フルネームで呼んでいただいてー」「なんか、夢みたいだから、夢だと思ってますー」とマイペースな感想を漏らしていた。春先はあんなに緊張してガクガクしてたのんちゃん、たくましくなったものですよ・・・!
プー「1年前は秋田で引きこもりしてたのにね!」と言う話も、本当だったんでしょうねぇ・・・。
続いてプー「誰か(ステージに立って)泣くかと思ったんだけど、カンペで『泣くなよ』って見えて、堪えてたら楽しくなってきました」「3月は30人だったのに、ここまで来れるとは、本当にいつもありがとーう!」と振り返りつつ、感謝の弁を口にしていた。「色々ありましたよね。すぐ喧嘩したり、すぐ脱退したり~」と自虐しつつ「みんな大好きでーす!」と言い放ってラストスパートに突入していた。
新曲「ウサギプラネット」
11月~12月のBiSのライブにほとんど足を運べてなかったのですが(Starmarieに出会ってしまって、そっちばかり気にかけてたのと、お金なかったっていうのが理由ですかね)、状況変化に対応していくのも面倒だと言うのもあって気にしないようにしてたのもあったので、新曲にぱっと出会った時の「行ってなかった時間」の感じ方が大きくて、なんだか少し切ない気持ちで「ウサギプラネット」を見てたんですけど、この曲はここが初披露だったんですかね?
ステージを贅沢に使って、手でウサ耳を作って、ミドルテンポの曲で舞う姿が印象的だった。ハードな路線が多いBiSの、こういうまったりふわふわした面のBiSも良いですね。
終盤にはダンスの輪唱と言えるソロ舞い→ずれてもう一人ソロ舞い・・・と言う部分があって、そこもとても印象に残った。この辺はゆふちゃんが加わってからの魅力なのかなと言う感じもした。
BiSはダンス面でトータルプロデュースする人が居ないらしいので、加わったメンバーや、振り付けを考えた時期で魅力が違うあたりが他のアイドルと違って面白いですね。ゆふちゃんがもたらしたダンスの伸びやかな部分が今後ももっと増えていくんですかね。
ぼんやりそんなことを思いながら、真新しい、初聴きの新曲を楽しんだ。
ライブアレンジの「BiS」、そして「primal.」へ
「ウサギ~」でしなやかに待った後は、Aメロに重くてワイルドなベースラインが加えられた「BiS」が演じられた。こちらも上述の通り、チーム松隈のバンド演奏が浮かぶような力強いトラックになってるのが明らかにわかるアレンジが施されていて、曲終わりではギターのグリス音までキュッと入っており、松隈さんの気合を感じた。
本編ラストは最新シングル曲「primal.」で幕を閉じた。
先日見たTBSの公開収録では口パクをあえてさらしたBiS流の演出が面白かったのだが、ライブでは両手を挙げることなく、力強く歌い上げてる姿が見られて、とにかくそれが心を打った。
BiSって、自分が見始めた春は「アイドルなのに、あえて、わざと変なことをやっちゃう」みたいな面が独特の"きな臭さ"みたいのを出していて、そこが好き嫌い別れそうだなっていうのがあって、自分もいきなりは飛びつかなかったのですが、ライブにおけるパフォーマンスでの気合の入り方は確かなもので、でも歌は思いっきり口パクだったわけですけど、ここまで歌の力まで手に入れたのだ、っていうのが良かった。
ここまで至ったのにユケは脱退を選んだのか、と言うことも同時にすごく切なかった。そんなこんなで、TBSの公開収録で見た時よりもはるかに「primal.」が好きになった。
容量たっぷりのアンコール
「primal.」の後、衣装チェンジをしてBiSメンバーがアンコールの声に応えて再びステージに登場。
マイクスタンドを用いた「YAH YAH YAH」(もちろんCHAGE & ASKAのカバー)を演じた。
この曲、個人的に小学校~中学校時代チャゲアス大好き人間だったことで思い入れが深いので、BiSがBiSサウンドでカバーするっていうのがなんだかあまり好きにはなれなかった。
チャゲアスをカバーするアイドルっていうのもユニークではあるんだけども、チャゲアスっていうのが個人的にあまり受け入れられないものだったみたいで、あまり楽しめはしなかった。
でも曲が良いから、普通に盛り上がってました。前の方ではクラウドサーフィングまで起こって、人の上を人が右へ、左へと流れていく様が見られた。
曲が終わったところで着替えてきた衣装について触れていた。
プー&ユケ→赤Tシャツ(真ん中にでかい星プリント)、ゆふ→緑Tシャツ(でかい星)、のん→茶T(胸にでかい丸が縦に2個)&トナカイ帽子、それぞれのTシャツの腰元にBiSのロゴがあしらわれたものを纏っていて、クリスマスを意識したものである旨話していた。
"ゆるキャラ"好きらしいゆふちゃん「(のんちゃんを指して)ゆるキャラですよー!」と嬉しそうにしていて良かった(笑)。
衣装の話の後は新譜の告知&ハグ会の説明をしていた。プー「フラゲしてハグができます!」「淋しいんだろ?抱いてやるよ」「うそです、私たち淋しいんで、抱いてくださーい♪」と安定感のあるテキトーさで沸いた。
MC後は「primal.」通常盤にカップリングとして収録されている「KFC」を披露。スロウなクリスマスナンバーで、「太陽のじゅもん」と同じ絶妙なブラスアレンジ&ジャジーな雰囲気が良かった。(編曲がSchtein & Longerってことで「太陽のじゅもん」と同じですね)しかしながら、「YAH YAH YAH」との温度差が微妙っちゃ微妙だった(笑)。
新曲「eat it」で絶叫
まったりしたあとはユフ作詞で、彼女の"キモさ"全開と言う噂の「eat it」を披露。
スリリングで緊張感のあるギターリフ&カッティングがかっこいい曲だったのだが、最後は叫びまくる部分があって、BiSの歌唱面で最も激しい曲と言う感じだった。サウンドにおけるロックさ/エモさってのは以前からあったと思うんですが、歌唱面でもエモ路線が登場したんだなーと思いながら楽しんだ。
しかし、バンドあがりで恐らく一番ロック寄りのユケが脱退した後、この曲がどう聴こえるんだろう・・・ともちょっと思った。それくらいユケが持ち前のロックさを放ってて、ユケが輝いてた気がする。
最後はやっぱり「nerve」「レリビ」
アンコールのラストスパートはやっぱり「nerve」「レリビ」だった(笑)。
とにかく前方がもみくちゃになって大盛り上がりですごかった。
さすがに「ステージに上がる」「BiSメンバーが降りてくる」ほどのぐちゃぐちゃ具合にまではならなかったけど、クラウドサーフやらリフトやら柵登りやら、色んなことが起こってて大変な盛り上がりを見せていた。
曲が終わったあとはTBS「ライブB」が今夜あるのでー!としっかり告知もして捌けて行った。
BiSに残る3人で演じられた新曲
さらにアンコールが起こる中、映像でにて緊急告知!(サイレンまで流してた)→「来春新曲発表」と表示された。
ユケ以外の3人で新曲のリリース予定を告知して、そのまま3人が登場、プー「聞いてください、『タイトル未定』!」と言うことで2012年verのBiSがしれっとお披露目になった。
比較的脇に居た印象の"のんちゃん"が意外と目立つフォーメーション/ダンスで、サビ以外ではそれぞれのソロ歌箇所も多い印象の楽曲だった。
パフォーマンス後、MCにてプー「ユケに内緒でやったから、楽屋でユケ泣いてるかもだけど、内緒でずっと練習してました。これからもBiSを続けたいので、頑張っていくのでよろしくお願いします!」と締めて、ライブ全体が終了となった。
総評
2011年はももクロに始まり、ももクロの囲む状況が一変してすっかり"売れっ子"となったことで現場の雰囲気やチケットの取り易さも変わり、入れ替わるようにぱすぽ☆に行き始めたりしつつ、夏のぱすぽ☆通いでの疲労や運営に対する不信感であまり積極的に行こうとしなくなった中、なんやかんやでBiSへの接し方が自分の中で大きな変化もなく、リキッドルームまで辿りついた感があったので、2011年を締め括るライブに立ち会えてよかったなとは思ったのだが、ライブ全体で評価すると、やはり冒頭のユケ脱退の話、アンコールと言う形でやられた後半が意外とたっぷりで、実質2部構成みたいなものであったり、バランスが色々悪い印象が残った。
しかしながら、BiSマネージャーで、制作指揮全般も行ってる渡辺さん、そしてBiSメンバー、サウンドプロデューサー松隈さんらの"チームBiS"の結晶がリキッドルームで咲いた!っていうのはとてもよかったのではないかなーと思いました。
自分の中でBiSに対して勝手に病んでいる部分があり、さらにとどめを刺すようにユケ脱退となったあたり、手放しで楽しかったとだけは書けないライブになってしまったのだけども、新曲も出来てるってことで、2012年、推しがいなくなったBiSを適度な距離で見守れたらなと思う、そんな感じの1日でした。
しかし、あまり単推し!みたいな応援方法をしてこなかったんですけど、BiSは単推し感が強かったので、自分の心境がどうなるのか全く謎です!
でも楽曲が良くて好きになったBiSなので、松隈さんのサウンドにも期待していきたいと思います。
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