でんぱ組.inc(wikipedia)の無料観覧イベントが原宿 ニコニコ本社にてあったので行って来ました。
入場~開始まで
しかしながら、いつもディアステ、もしくはでんぱ組.incのライブでよく見かける(覚えてる範囲の)方の顔ぶれがない優先入場人数の少なさに「これは・・・前の方が万が一すかすかだったら、我々も前に行って『ヨッシャイクゾー!』しないと行けないパターンか?!」と少々焦り気味でしたが、いざ開始直前になってみると、意外と"ディアメン"(ディアステ通いしているメンズの略称)が集っていたので、一安心しました。
しかしながら、入場無料イベントと言うこともあって、土曜日の原宿 竹下通りから脇にそれて数秒のニコニコ本社1Fスタジオには、通りすがりっぽい若者も多く入ってて、なんとなく「彼らはでんぱ組.inc現場のノリは大丈夫なのだろうか?」と思いながらスタートを待ちました。
余談ですが、入場前に配布されたフライヤーです。ニコニコ本社は2Fにカフェがあるそうで、そこででんぱ組.incとのコラボメニューが食べられる、とのことでした。
どれくらい盛られてるのか不明ですが、アルバム名にもある「寿司」からインスパイヤされた"寿司もどき"のバケットが1000円食べられる、とのことでした。いやー・・・高い・・・(笑)。
ちなみにこちら、秋葉原Dear Stageで提供されるコラボメニューを注文するともらえる券と、ニコニコ本社での"それ"を注文して得られる券2枚で、限定ブロマイドがもらえると言う企画もあったそうな。
秋葉原と原宿行き来する人がまず居るのかが問題ですし、ディアメンがそれ目的で動く以外にあるのだろうか?と思うと、ずいぶん酷な企画だなーと思いつつ、普通にお金ないのもありでスルーしておきました。
でもツナおいしそう・・・ツナ食べたい・・・・。
ニコニコ本社1Fの入口前では物販テーブルがあり、でんぱ組.incのグッズなどが売られていた。もう、こちらも買うほどお金なかったのでスルーした。バッヂとか欲しい・・・・。
本編
最前列のお客さんの高さとステージ側の高さが同じで、前列埋められると見えづらいだろうなと思っていたので、やや後方の段差のところから観覧してました。
所謂"ディアメン"の人って、前列を何が何でも固めるぞ!みたいな意地を張るイメージが今のところ見てる限りではなく、集えるところで やれることをやるぞ!と言う方が多い印象で、この日も最前列は"打つ"タイプのお客さんで満ちてると言うことはなかった。
かつて大宮ロフトでのイベントでも同じような景色を見たけども、環境に応じた観覧/応援をする様は改めていいなぁと思った。
1曲目「わっほいお祭りinc」を披露してから自己紹介MCが挟まった。
古川未鈴ちゃんが冒頭の挨拶にて「みなさーん!こん・・・?ばんわー!」と、「こんにちわ/こんばんわ」どっちが適切か首をかしげながら切り出していたのが面白かった(笑)。未鈴ちゃん、背もすっと高くて大人っぽさもあるけど、内面で少女っぽさがじわじわ出てるのがほんと良いですね!!!!
そんなこんなで各々の自己紹介をはさみつつ、「今日はニコニコさんの制服を着させていただきました!」とのことだった。今ぱっと検索したら跡部みぅちゃんのblog記事にその様が出てますね。白黒縦縞のリボンとスカート、白い腕まで袖のブラウス、腰まわりは黒い素材できゅっと締まってて、それに黒いニーハイっていう、シンプルだけども しれっと着こなす でんぱ組.incメンバーの素材の良さっていうのも相まって、いつもと違ったかわいさがとても良かった。
「良いでしょー!?」と自慢するディアガ、「代わってー!」と掛け合うディアメン、「しょうがないなぁ」と返すディアガっていうやりとりがディアステの距離感が出ててなんとなく良かった。(そんなにディアステ通いしてるわけじゃあないですけどね)
そんな感じのMCを挟み、2曲目は「ピコッピクッピカッて恋してよ」「Mirror Magic?」を続けて披露。
前者の間奏部分では"ディアメン"たちが輪になってくるくる回るフロアの景色がおなじみだったりするのですが、この日は少数のディアメンたちで、小さな輪でやけに速く回転してる様が見られた(笑)。しかし、ニコニコ生放送ではそれは映ってなかったと思います。
2曲の後、アルバムリリースに関するインストアイベントの告知をしつつ、上述の限定メニューコンプリートでブロマイド&くじが引けるという特典についても紹介していた。
ちなみに、このくじで当選すると限定フォトブックがもらえるとの話だった。果たしてどれくらいの人がそのフォトブックを手にしたんでしょうか。気になりますね。
MCを終え、最後に最新シングル曲「Future Diver」を披露してニコニコ生放送が終了した。
放送が入ってることで、普段の"観客だけ"を相手にしたノリとはちょっと違うでんぱ組.incの姿が見れて興味深いイベントでした。
しかしながら、今回の握手券対象商品がアルバムって言うこともあり、さすがに毎イベント訪れて何枚もアルバム買う!っていうお客さん(ディアステ常連)も多くはない様子で、外から握手会列の伸び具合とか少し様子見張ってましたが、正直な話、そんなに多くはなかった。
ディアステに誘ってくれた某さんが言うところ「日頃入場料500円でライブが見れて、2F、3F行けばチャージ料は発生するが、そこで会話/交流(握手以外)は出来る"ディアステ"で十分満足しているところ、アイドルフォーマットの"握手会"等の交流特典で複数枚売ろうとしても、ディアメンたちはそんなにピクリとは来ないのではないか?」と言う意見が"なるほどね"と思う景色でもあった。
ディアステからディアステ外に、大手レコード会社(トイズファクトリー)を通じて世(メジャー)に出て行く上で、ディアステの常連だけを相手にするのではない商売方法になっていったのかなと言う感触は古参でないながらに、そういう印象を受けたのですが、果たしていい形で作品が伝播していくものなのかどうか、今後のでんぱ組.incの"飛び方"も興味深い限りですね。
作品の枚数をさばく/売り上げを伸ばすことよりも、秋葉原に然るべく集った人たちの、然るべく集った人たちによる、然るべく集った人たちの為の純度の高いエンターテインメントがどう扱われていくのか、そんなところも込み込みで気にして行きたいところです。
とりあえず跡部さん卒業までのカウントダウンと言うことで、この日も跡部@でんぱ組.incの姿を目に焼き付けて帰りました。
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