2012/05/13

タイ・フェスティバル2012 代々木(2012/05/13 AeLL. ,怪傑!トロピカル丸 出演) @ 代々木公園

タイフェスティバル2012 代々木AeLL.怪傑!トロピカル丸シャイニングウィル所属のアイドルグループが出演とのことで行って来ました。


参考リンク
AeLL.blogwikipedia
怪傑!トロピカル丸blogwikipedia



一般客に「またももクロのパクり出てきた」と評された怪傑!トロピカル丸


怪傑!トロピカル丸 on stage
すっかり無銭イベントを回る日々になってますが、この日はかの有名なタイフェスティバルにAeLL.、怪傑!トロピカル丸が出演と言う情報が出てたので、「えー、タイフェス?混むっしょー」と思いつつ、屋外イベントでのAeLL.の楽しさは昨年のラーメンショー @ 駒沢公園で味を占めていたので、人ごみに恐れつつも代々木公園に臨みました。

代々木公園の入り口、ケヤキ並木を抜けて野外ステージの場所まで、フェスのない日だったら5分もかからない距離だと思うんですけど、この日は混雑に混雑、全然たどり着かずで15分はかかったと思います。人ごみを掻き分けて行こうにも、だいたいの人が食べ物や飲み物を手に持ってるので、あんまり強引に行こうものなら必ず問題が起こる!と言う状況だったので慎重に動きました。やっぱりすごい時間がかかった。

各所に設置されたスピーカーから、野外ステージの音声だけ聞こえてきて、ああ今は怪傑!トロピカル丸がやってる最中か、顔拝めるかどうか・・・と思いつつ進んだのですが、最後2曲くらいは見れた。


怪傑!トロピカル丸
2ndシングル「Here we go!?」


ぱすぽ☆「少女飛行」

怪傑!トロピカル丸
1stシングル「トロピカルキッス」
カラフルなチュールにタイマンゴーマンなるリリー・フランキーデザインのキャラが書かれたTシャツをまとったトロピカル丸。1stシングルリリース時のチェック柄ワンピース以来、まるでトロピカル丸を見れてなかったもので、2ndリリース時にデニム・ノースリーブ+カラフルチュールになってから初めてお目にかかれた。ぱっと見で「ぱすぽ☆の"少女飛行"リリース時の衣装っぽいなーwwwwトロピカル丸の決めポーズも"ぱすポーズ"っぽいしなーwwwww」と思ってアーティスト写真を見てたのですが、この日は若干その気配が薄れてて、なぜだかほっとした(笑)。

しかしながら、この日のイベントの反響はどうだったのだろうとTwitterで少し調べてみたところ、この項目の表題にしたような"一歩踏み込んだアイドルヲタではない人"の評が書かれていた。

自己紹介にそれぞれのキャッチフレーズが盛り込まれている+メンバーごとに色分けがあると言う程度しか"ももいろクローバー"と被らないと思ったのだけども、流行っているグループの影響と言うのはでかいもので、そんなに色んなグループを見分けてる人でない場合、"似たもの"に見えてしまうものなんだなーと考えさせられた。

しかしながら、ももクロから"アイドル好きへの入り口"を開けたくちの、所謂"モノノフ"と言われる人たちの決め付けも酷いものだなとも思った。「むしろ ぱすぽ☆っしょwwww」と思ったのだが、色々考えてたらどうでも良くなってきた。そんなことよりも、怪傑!トロピカル丸のオリジナル楽曲がどうも面白くなく、混雑も加味して全然面白く感じられなかった方が自分の中では問題だった。

ラーメンショーで毎日オープニングアクトで見て、かわいい!と思える子も見つけ、物販にも足を運び…と、全く知らないグループよりもひいきにしたい気持ちがあったはずなのに、楽曲やパフォーマンスで惹かれるものがなくて楽しめなかったのだ。

歌唱力の面でAeLL.にも劣り、ダンスなどの動きの面で見ても今日色んなライブアイドルが居る中で決して高い技術を持っているグループでもない。元々シャイニングウィルがグラビア方面で強い事務所だ、と思ってることもあり、あまりライブ面では期待はしてないんですけど、AeLL.がボーカル面で強いからこそ、落差でがっかりもするなぁ…とぼんやり思った。

トロピカル丸は果たしてどうなっていくのか、そんな課題を感じるステージだった。




14:09 AeLL.

セットリスト
  1. Everyday 負けない!
    • MC
  2. ありがとうサヨナラ。
  3. Moonlight
  4. Heavenly Sky


続いてAeLL.の登場でした。

とにかく混雑していて落ち着いて見れる場所がなくて結構気持ちがめげてたものの、人の隙間を縫ってステージに集中してなんとか楽しんだ。

トロピカル丸に対して4人で、かつ、アイドルらしいフリフリした衣装でもなく、デニムのショートパンツ+Tシャツですっきりしていた。さらに、AeLL.は先述の"一般の人が思う今のアイドル"のイメージからするとオーソドックスなアイドル/女性タレント感が出てて、その辺も逆に良かった。昨今、AKBを中心とした"学生(女子高生感?)っぽい衣装のアイドル"も多いし、ももいろクローバーの台頭で"色物"っぽいのも易くなりつつある中で、AeLL.のタレント感は貴重にすら思った。

実際、ダンスがうまいユニットではないあたりで、運動量の多い"ももクロ"と比較もされない時点でAeLL.の色が浮き上がるのも面白いなと思った。

あと、先に出演していたトロピカル丸に比べてグループアイドル感が若干低いながら、頼もしいボーカリストが2人(西・篠崎)居るあたりも良かった。

生ボーカルで通すには、鷹那・石條組のボーカルは弱いなーと思ったものの、ぐっと聴かせられる箇所がある強みを非アイドルイベントにて強く感じたものだった。

1曲目「Everyday 負けない!」から落ち着いたステージングでコール&レスポンスを促す西さんの達者ぶりが良かった。



左上:篠崎藍 右上:鷹那空実 左下:石條遥梨 右下:西恵利香
1曲目終わりでMC。既に声がガラガラな西さん「マンゴーたたき売りを昨日やり、声を張り上げ過ぎて喉潰しちゃいました」とのことだった。気合入れすぎ(笑)。

よく食べることでもお馴染みの篠崎愛ちゃん「タイマンゴーがおいしくて、2箱買いましたー」と良い話(ラーメンショーのときもそうでしたが、押し付けるだけじゃなく、本人が食を楽しんでるのが本当に最高!)、鷹那「初めてマンゴー食べました!」石條「マンゴー10個食べました!」と叩き売るだけではない、本人たちがお祭りにも参加して楽しんでる様子が伺えて、ああ本当にお祭りに向いたユニットだなーとも思った。

自己紹介が終わったところでタイフェスティバルの話題へ。タイのお菓子で練乳をかけて食べる揚げパンのようなものがあるらしく、それを購入した西さん、練乳を置いておいたら「愛ちゃんに練乳を飲み干された」と、愛ちゃんの止まらない食欲とお茶目さが溢れたエピソードを語っていて、とても良かった。そんな暴挙に出る人は愛ちゃん以外居ない!(笑)

愛ちゃんと食に関する話題がたくさん聞けるので、ご飯がおいしいフェスの出演依頼をどんどんAeLL.に今後も出して欲しいなと強く感じた。

そんな話題で盛り上がった後は2曲目「ありがとうサヨナラ。」を披露。ややカントリー調の曲がお祭りにぴったり(国が違うけど)。屋外イベントでAeLL.の曲って相性ばっちりだなーとも思った。


2WAYファミザイルの様子
続いてAeLL.ファミリー(AeLL.ファンの呼称)によるエグザイルばりの回転ムーブ"ファミザイル"がAeLL.メンバーとともに繰り出される「Moonlight」へ。この日の客席、通路に当たる部分が左右に2箇所あり、真ん中、左右に椅子席があったので、普段のAeLL.ライブでやってるような"ザイル"ができない環境だったので、一体どうなるんだろうとイントロが鳴った時点で興味があったのですが、ステージ上のAeLL.メンバーも二手に分かれ、ファミザイルも2列に分かれての2WAYファミザイルになってて笑った(笑)。

以前、SHIBUYA-REXでのAeLL.ライブにて、列が伸び過ぎて1列になれなかったことがあったのだけども、その時も2列目ができてて面白かったのだけども、とりあえず"ザイルしとこうぜ!"みたいな感じに至るほどの吸引力、参加できる"お祭り感"を擁してるAeLL.って素敵だなと思った。

2列のファミザイル後は短いMC。「16時頃からまたマンゴー叩き売りと物販やりますので」と語っていた。この時まだ14:30前。結構時間あとなんだなーと思いつつ、まだまだ他の無銭現場を行こう!と考えてたので、叩き売りの様子は(見てるとほしくなってくるのもあったのでw)回避しようと決めた。と言うか、混雑しすぎてて長居もきついなと思ってたので、早く抜け出したかった(笑)。

最後はタオル曲「heavenly Sky」でスカッと終わった。

この曲、それこそ前に集まって「ヨッシャイクゾー!」と声を上げる曲だと思うのだが、TPOわきまえて楽しめる"ファミリー"のみなさん、自分の居場所でヨッシャ行ってるようだった。

しかしながら、タイフェスに訪れている大勢の一般客の中で、AeLL.ファミリーってこんなものかと感じてしまうあたり、祭りの規模のでかさを実感。狭い現場での一体感に比べると、やはり散ってしまってる感はあったけども、お祭りの雰囲気も加味して楽しく過ごせた。AeLL.のライブはいつもそんな感じだから好きです。

ライブ終了後は篠崎愛ちゃんによる号令でお馴染みの「やったぜぇー!」で締められた。

短い時間だったけど、楽しかった。




念押しになりますが、AeLL.が参加する祭り行事、頻繁ではないですけど、大概楽しいと思えるくらい良い思い出しか今のところ出来てないので、またAeLL.&お祭りがあったら行きたいと思います!(笑)


※注釈

そもそも、名乗るのみではない、自己紹介がキャッチフレーズを盛り込んだものになったのは、始点がどこか?について、漠然とAKB48からでは?と思っていたので、Twitterにいらっしゃる先人の意見を伺おうと問うてみたのですが、「AKB48のチームKが発足した時くらいが始点ではないか?」と言う説を教えて頂きました。

チームAに対して、どういう個性を出していくかが課題だったチームK発足時に、劇場での挨拶に工夫を凝らした結果がそうなったと言う意見について、なるほどと個人的に納得しております。

元々、秋葉原のAKB劇場周辺(UDXなど)で活動を行い、AKB人気向上に伴いだんだん"会いに行けるアイドル"に会いに行きづらくなってきたところで"今会えるアイドル"を打ち出していた彼女たち。自己紹介の"くどさ"、"長さ"はAKBを意識したものではないかと思っていたので、自己紹介が長いだけで"ももクロのパクり"と言われてしまうあたり、ももクロの知名度が急激に上がっているのだなーと強く感じる出来事でした。

0 件のコメント: