TOWER RECORDS 新宿店 リニューアル記念のイベントが新宿LOFTであったので行ってきました。
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- KGY40Jr.
- バンドじゃないもん!
- BiS
- テクプリ(blog)
19:04 KGY40Jr.
そんなわけで、初KGY40Jr.となりました(笑)。
KGY40Jr.が妙に盛り上がった経緯、自分が察してる限りでは、BiSが生徒役を務める「ototoyの学校」のアイドル研究についての講義にて、講師役の南波一海さん(blog・twitter)が鎌ヶ谷のご当地アイドルを自称するKGY40Jr.をピックアップ、現地にて調達した音源などを紹介して、それを見ていた研究員が面白がって見に行った/動画再生しまくった→タワレコ社長にしてアイドルヲタとしても知られる嶺脇社長も興味を持って現地へ足を運ぶ→妙に話題になった だと思ってるんですけど、そんなところなんですかね。
視覚では女の子のダンス、耳では作曲者である皮茶パパ(本業はお茶屋で、たまねぎ皮茶を販売していることでそう呼ばれている/自称してるとか、確かそんなだったはず)のユニゾン生ボーカルで楽しめる(?)とかなんとかっていう話はさんざん聞いていたし、YouTubeの映像も何回かつい見てしまっていたので情報だけは知ってました。
ので、まったくの初見ではない感じで臨みました。
冒頭からジャケットを羽織った、めがねをかけた、特に変な格好と言う気配0の皮茶パパが元気良く登場(笑)。この人があのへんてこながらなんとも言えないクオリティの高さを誇る曲を作ったのか、と思いながら臨んだ。落ち着かない様子で冒頭を賑わせた。
この日、KGYのことをよく知るであろう研究員(BiSファン)が多く居たこともあり、皮茶パパの受けも良いようだったが、研究員少な目の会場でこの人が出てきたら、ここまでは受けなかったのではないかと一瞬思ったのだけども、結構どうでも良いこと。とりあえず盛り上がってた。
1曲目はCD「COSPLAYER」
1曲目の「COSPLAYER」から。何回も映像で見たものだったので、いよいよ見れた感はあったのだけども、初見の割に情報が頭にありすぎるのでそんなには楽しめなかったが、マイクを一切使わずに吹き込まれた音声に合わせて元気良く踊ってるKGY40Jr.メンバーのダンスの切れが結構良かったので、そこは素直に良いなーって思った。リーダーのれいかちゃんも、万人がかわいい!と言うタイプのアイドルではないかもしれないけども、元気いっぱいのダンスがとにかく良かった。
1曲目終わりでMC。YouTubeのライブ動画で何回見ている自己紹介が展開された。あまり最新の動画まで見てなかったし、情報も追ってなかったのだが、梨ギャルなる子が居るらしく、その子が高い体操技術を持っているみたいで倒立を披露していた。その後の曲でも彼女の高い体操技術が炸裂するシーンがあって、はっとした。
自己紹介のシーンでお馴染み、自己紹介→皮茶パパ「お願いしまーす!」の掛け声が聞かれたわけだが、もう「お願いしまーす!」が定着しすぎてて、なんだか全然面白くなかった。予定調和じゃないところで皮茶パパが1人で騒いでるのが良かったのに、それが楽しいもので、みんなが望んでいるものみたいな空気の中でやっているそれを見ても、なんだか有難みも楽しみも全く感じられなかったので、黙って見てた。
メンバーそれぞれの自己紹介は他愛のないものが多くて良かった。犬が好きだとか、嵐が好きだとか、至って普通の年頃の女の子らしくて、そこはほほえましかった。
2曲目「ALL FRIENDS」は梨ギャルを交えてのステージ。見事な倒立が良かった。
3曲目前にMCにて「企画を考えてきました!」「お母さんと一緒ならぬ、れいかと一緒!」とのことで、お客さんをステージに上げて一緒に歌っちゃおう!と言うものだった。ピックアップされたのは研究員の方が2名。名前と顔の一致する方たちが上げられていた。簡単な振り付け講座を経てから、研究員2名+KGY40Jr.による「GOOD MORNING KAMAGAYA」を披露。新宿に“鎌ヶ谷の朝”が訪れた。
3曲目終わりでもMC。大きなお友達の自己紹介をはさんで、れいかちゃんによる“気合入れ”が行われた。れいか「KG?」客「Y!」みたいなコールアンドレスポンスみたいなものなのだが(気になる人はYouTudeででも動画見てみて下さい)これも、みんなが喜んでやってしまってる感じが個人的につまらなかった。皮茶パパしか反応してなくて、れいかちゃん vs 皮茶パパみたいになってる動画のころの方が面白かったんじゃないかなーと思いつつ見ていた。
気合入れ終わりで、(多分)レディ・ガガの曲でダンスタイム。日頃ちゃんとダンスのレッスンしてるんだろうなーと言うかっこいいダンスが見られて良かった。
ガガ終わりで「GOAL」披露。変な加工をされた声で「a little more(ア リルモ)!」と入るのだが、全員で言ってる感じは良かった。(この曲、結構好きですw)
「GOAL」終わりで皮茶パパ「告知の紙が用意されてるんで 読みまーす!」と一回一回元気な様子で、それは良かった(笑)。「明日、渋谷CRAWLにてイベント~」と告知。「新曲も期待されてると思いますんで!」とよくわからない告知方法で面白かった(笑)。物販ブースに立ってた色っぽいお母さんと言った雰囲気の女性も一緒に「お願いしまーす!」と煽っていた。
本編としてはここで終わりだったみたいだが、アンコールがねじ込まれて「AFTER SCHOOL HERO」を最後にやって終わった。
とにかく、終始皮茶パパのテンションが高くて妙な時間だった(笑)。面白かったのだが、やはり予定調和になってきちゃってる諸々が多すぎて、動画で見られたあの感じとはもう違ってしまってるなと思えるあたりは残念だった。
でも、1回は見れて良かった。
19:40 テクプリ
始まる前に、以前ぱすぽ☆の物販などで見かけたことがあった背が高めの髪の毛がちりちりしたブレザーの男性がテクプリフライヤーを配布しはじめたのだが、あれは微妙だった。渋谷スクランブル交差点の信号変わり待ち時にチラシを押し付けてくる人みたいな感じで、拒否りづらいタイミングでチラシ渡してくるのはいかがなものかなと思った。・・・と言いつつ、フライヤー持って帰るの好きなので、自ら受け取った(笑)。
テクプリはもう何回も見てるのでだいたい雰囲気はわかってたので、気ままに楽しんだ。
お馴染みのSEで入場。1曲目は「青葉城恋歌」、MCでグループ名名乗り+自己紹介をさらっと済ませ、2曲目「テディベアとパスワード」、3曲目「ムーンライト・フラッシュ」を披露。みんなかわいくて良かった。
中盤MCでは「踊ったから、おなか空いちゃったw」と開口一番で空腹宣言(笑)。メンバーにツッコミ受けつつも「みんな夕飯 何食べましたかー?」とりおちゃん。なぜか食の話題になりつつ、仙台と言うことでお客さんから「牛タン」の声が上がるものの「仙台の人は別に食べない」「近すぎると、また今度でいいかってなる」とりかちゃん。そこから少々告知に入り、ラスト2曲「渋谷Twinkle Planet」「スキスキスキ」を披露。
曲毎に少し喋りを入れながら、全体的にまったり進行してるのが、彼女たちの人柄が出てて良かった。
20:21 バンドじゃないもん!
昔、ももクロとかまってちゃんが対バンする前に、ちばぎんに「行くぜ!怪盗少女」を渡したり、みさこに「ほくろは恋のブラックホールって言うんだ!」と進言したりと勝手に入れ知恵をしていたのだが、あいにくその際にはそれは放たれなかったが、バンドじゃwないもん!の自己紹介でみさこが生かしてて、個人的に嬉しかった(笑)。
ツインドラムで、2人で歌って叩いて、踊って、朗読して、ラップして、コールアンドレスポンスしてとやりたい放題やってる様が微笑ましかった。悪い意味なしで、みさこの持つ「うざかわいい」みたいな部分が炸裂しまくってて、この感じは日頃見に行ってる範疇ではないので、これはこれで活きていくのかなとぼんやり思いながら見ていた。
21:05 BiS
“邪宗教集団BiS”みたいな雰囲気で恐ろしかった「IDOL」のPVに即した感じの黒いワンピース+大きなリボンを頭につけての登場。リボンがなかったら葬列感すら漂う衣装だったものの、本人たちの表情は至ってアイドルだなーと思える、後からの感想です。
1曲目から「primal.」。この曲と、この曲の映像が与えた自分へのダメージみたいのが大きすぎて、BiSもう、しばらく良いやと思ってただけに、やっぱりなんだか苦しい気分になったのだけど、結局良い曲だなーと思いながら見ていた。そしたら、自分が見ていなかった5ヶ月の間でこの曲での研究員の動き方もすっかり固まってたのか、サビでステージ後ろに振り返るメンバーに即して、研究員たちもぱっと後ろを向いた。やや後ろから見ていたので、激しく戸惑った。ステージを見てたいけども、研究員の顔は別に見たくなかった。自分も後ろ向けば良かったのかもしれないけども、なんだかもうBiSで乗り切ることはできないんだ、みたいな、置いてかれた感、遠ざかった感、他界感みたいのに包まれて、以前ほど素直に楽しめなくなってるのが切なかった。
と、個人的な想いは置いておいて、ステージがどうだったか、新メンバーを迎えてどうなっていたかについて触れておくと、ワッキーことワキサカユリカちゃんの動きがとてもよくて良かった。
上述の南波さんとお話していた時に「メンバー増えて、立体感がステージに出て結構良い」と聞いていたのだが、それに納得した。
髪が長い&ふわっとしてるのがプールイ&わっきーと2人居て、ショートめのミッチェルことミチバヤシリオ、ボブのヒラノノゾミ、黒髪ロングのテラシマユフっていう顔ぶれ、なんか意外とバランスよいんじゃないか?と思える景色で、推し続けていたナヤカマユキコの居ない喪失感はでかかったにせよ、物凄く悪くなった、つまらなくなったと言う感じは受けなかった。好印象。
エイベックスからメジャーデビューが確定し、勢いに乗ってるBiS。ディレクターポジションから1マネージャーの位置になるっぽい渡辺淳之助が、BiS自己紹介中に「古き良き時代から来た!」とゆふちゃんのキャッチフレーズを叫んだりと厄介っぷりを発揮してて、うざいけど面白かった(笑)。
MCもにぎやかで良かったんだけども、新メンバーの自己紹介が個人的に聞き慣れずで、しかし、そのキャッチフレーズをみんなで言ってる様を聞いて、ああ乗り遅れてるね・・・と強く実感した。まあ、仕方ないっすね!
「(テクプリの)リオちゃんに会えた~」と嬉しそうに語るのんちゃん改め、のぞしゃんの笑顔がキラキラしてて良かったなと思った。余談だが、この日は「IDOL」購入特典のBiS券消費タイミングとして丁度良く、ナヤカマユキコが居なくなったBiSで、誰と2ショットを撮るかとなったわけだが、「新メンバーに推し変」が起こってもやもやしていると言う“のぞしゃん”の背中を押し続けたいとは思っていたので、のぞしゃんと2ショットを撮った。
緊張してがたがた震えていた1年ほど前からひそかに応援し続けていたので、今みたいに立派にステージこなしてる様は、なんだかおじさん嬉しいですと言う感じで良かった。
2曲目「Give me your love 全部」は、間奏から落ちサビに行くところでメンバーの名前コールが入るところがあるのだが、そこの箇所は新メンバー2人分が入るあたりがまだ定着してない印象があって、時の変わり目を実感した。
3曲目「My Ixxx」ではすでに辞しているユケの声がオケに入ったままかぶせでやっていたので、これについては非常に不愉快だった。抜けたメンバーの声は抜いておいて欲しいなと思った。(抜けたメンバーを推していた身として、彼女が居ないBiSを見ることに対して複雑な気分でもあったので、なおさら。新メンバーの魅力もわかりづらくなるし)
4曲目「nerve」。ダイブありーの、ハリセンが宙を舞いーので、賑やかな曲だったのだけども、毎回ダイブとか発生してるのかなと思ったら、なんかクソみたいな現場になったなーと思いつつ、もやもやした。KGYの話でも書いたのだが、色々なことが予定調和になればなるほどつまらなくなると思ってるので、客がこうするものだ、みたいのが定着したら次を考えないとだめなんじゃないかなとぼんやり思った。
しかしながら、前の方でわちゃわちゃしてる研究員さんたちが楽しそうだから、それはそれで良いかと思いながら過ごした。
相変わらずなまったりした喋り口のプールイを囲みながらの告知MCをはさんで、ラスト2曲。「IDOL」→「レリビ」を披露。
「IDOL」冒頭は音源でも叫び声が入るのだけども、本人たちがライブでもシャウト。マイクをオフ気味にすることのない遠慮ない叫びがとにかくうるさくて、かっこいく収まってる感じがしない、素人感を感じたのだが、人にその話をしたら「でも、そこがBiSらしくて良い」と言われて、ああそういう楽しみ方があったか、と思った。
「レリビ」でもダイブ起こりまくりみたいになってて、景色としてはあまり良くなかった。
とにかく、推し面が抜けたBiS、思ったよりも色彩に富んだユニットになってて、それはそれで良かったし、曲も良いし、参加してる人も楽しそうだし、これはこれで良いか、と言う感じがしたのだけども、ダイブが予定調和になったみたいなアイドルのライブは個人的に求めてないから、ちょっともやっとする点も残りつつ、イベント終了後にのぞしゃんと2ショを撮れて良かった。
余談だが、新宿タワレコ×アイドルイベントと言うと、2011/10/12 新宿タワレコ13周年イベントが記憶に濃く、非常に面子も良くて楽しかったのだが、転換DJがとにかく最低で、ずーっとツイッターに文句を書き続けていたのだが、今回はそういう余計なDJとかがなくて良かった。
あんな転換時間を過ごさねばならないなら、もらったチケットでも行かないと思えるほどに嫌な思い出になってるのだが、二度目がなくて良かった。
とにかく、いただいたチケットで遊びに行かせていただいて、とてもありがたいものでした。改めてありがとうございました。
文句も多い記事になってしまいましたが、なんやかんやで色々、久しぶりの再会や初見のものなどが多くて楽しい時間を過ごせて良かった。
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