2008/08/03

Jenny Honey Bar @三軒茶屋HEAVEN'S DOOR


一緒にEmotional TiconをやっているメンバーがJenny Honey Barでライブやると言うので三軒茶屋HEAVEN'S DOORに行ってきました。

対バンは企画者のザ・クレーターGINGHAMSPIRALnaminoneの計5バンドでした。



最初がJenny Honey Barでした。
この日、ジェニハニのボーカルのチバメグさんがザ・クレーターにてベースとして2ステージ出るので出演時間を少し空けるためジェニハニは1バンド目、っていう話でした。
なんか前もジェニハニは1バンド目だったような・・・。

最初見た時はこのバンド、みんな他のバンドもやってるしで、サイドプロジェクトっぽい感じが勝手にしていたのですが、徐々にバンド力も上がってきた印象で完成度が上がってました。

1曲目でギターのコイデさんの音がでかかったのですが、自覚していたと言うか、指摘をよくされていてはいそうですよみたいな感じかわからないけども、音量を落として2曲目以降に臨んでました。2曲目、3曲目が個人的にポップさ、ストレートさ加減が結構個人的に好きでした。

機材の話になりますが、コイデさんがBOSSのXtortionを使ってました(笑)。
このエフェクターをステージで使っている人は初めて見ました。
お店で試したことがある程度なのですが、若干Fuzz寄りの荒い歪みだけどもディストーション寄りで、かといってディストーションみたいに使おうとすると音変だし、みたいな微妙なエフェクターだった気がします。それゆえか販売時期が短いのであまり見かけないし、見かけてもそんなに希少性が高い扱いを受けてない珍妙な機種だったりします。
その妙さをうまいこと使ったみたいでした。(?)


あと、今回サウンド面でよかったのが、ベースのゴッチさんがVocalのチバメグさんのFender USA Precision Bass(Jタイプピックアップも搭載した音作りの幅が広い近年のモデル)を使っていたことで、普段結構アグレッシブになってしまうMusicmanのSting Rayに比べておとなしめでバンドのサウンドとしてはよく混ざってました。


次回ライブはコイデさんの中国出張がある為未定とMCで言ってました(笑)。


お次がSPIRALでした。

この日はJenny Honey Bar以外は前知識ゼロだったのですが、なかなか熱い&ポップな曲揃いの好カードと言った感じでした。

このバンド熱く、Gibson SGをかき鳴らしながら勢いよく演奏していました。

編成は3ピースで、ドラムの方がヘビー級な感じで、入場時に相撲の化粧回しのように酒屋の前掛けをして現れ、四股まで踏んでました。キャラクター的にもそういうので通ってるみたいです。

曲は小さいライブハウスでも大きな会場でもやれそうなロックナンバーが主で、クオリティも普通に高く、パフォーマンスもなかなか悪くなかったので「売れそうな音楽」って言う感じがしました。



次はGINGHAM
このバンドもGibson SGにGibson Les Paulと、なんか知らないけどハムバッカーなギターが前バンドから続いてました。

サウンド的にも非常に熱い、派手なアクションでロックンロールしてました。

ずっとライブ見ていると疲れるので一旦表に出ました。(三軒茶屋HEAVEN'S DOORは再入場可なライブハウスです。手の甲にスタンプを押してもらいます)



お次が企画者のザ・クレーターでした。

以前Jenny Honey Barの対バンで出ていたUNIMELOでギターを弾いていたシショーと呼ばれる男性がこのバンドの人ってことで、うっすらと「エフェクターをたくさん並べてRickenbackerを弾いてる人がいるバンド」という状態で初見に臨みました。

ステージにはVJっていう感じではないけど、投影で宇宙空間を星が漂い真ん中に吸い寄せられていくようなものが映され、ザ・クレーターと言うバンド名に則したようなスペイシーな空間を演出してました。

前述のシショーさんはサイドギターで、普段はテルミンを使う箇所があるそうですが、この日は「玄関に置いてきた」とのことで(笑)その演奏は見られませんでした。
彼はエフェクターを直列繋ぎで彼の立ち位置を半円で囲むように置いており、なかなか見ない光景に前回もそうでしたが、ちょっと目が行ってしまいます。(自分だけかもしれませんが)

このバンドは全員でコーラスを取ったり、ドラムもしっかりとコーラスを取ったりと歌がしっかりしていて魅力的でした。
ベースは先述の通り、ジェニハニのチバメグさんが担当。ベーシストとしても結構うまいチバメグさんです。




ラストがnaminone

ザ・クレーターのMCで言っていたのですが、このバンドのギタリストcoitaさんはsmorgasのギタリストでもあるそうで、それゆえか?知りませんが、さすがプロっていう機材を足元に並べていて壮観でした(個人的に)。


ざっと見積もっただけでBOSS CE-1 Chorus Ensambleが3~4万、Fulltone CLYDE WAH DELUXEが45000円、PMG BUF E945 SUPER BUFFER AMPってヤツが凡そ15000円、LINE6のモジュレーターが3~4マンで・・・それにあと何かがあった気がしますが、20万相当足元だけでかかっている様子でした。
それで居てプレイも実に多彩でうまかった。楽曲をよく知らなくても演奏見ているだけで結構楽しめるほどの技量があり、見事でした。
ギターはFender Telecaster Customを使っておりました。(リアにはシングルサイズのハムバッカー搭載)

そのギターのことばかり覚えていて他のことをあまり覚えてません(笑)。


MCでは企画に呼んでくれてありがとう的なことを言っていましたが、ライブハウスにもありがとうと言っている様がまるでライブの企画者のようで、メンバーにもつっこまれてました。ちょっと面白かったです。


そんな1日でした。

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