2009/04/30

Emotional Ticon @新宿URGA

Emotional Ticonとして、新宿URGAにてライブやってきました。

オファーをくれたのは毎回お世話になってる早瀬くん

さんきゅー!早瀬っち!


対バンは2009/05/22に自主企画@BASEMENT BARが控えているhighered-girl、個人的に2回目の対バンだったKulu Kulu Garden(ドラマー募集中らしい)、これまたEmotional Ticonとして2回目の対バンとなるCreepy PopGROUNDCOVERから派生したらしいVWVWでした。

若手オルタナ/グランジ寄りな顔ぶれですね。



トップバッターが我々、Emotional Ticonでした。

やった側なので写真はないですが、この日の日中に最終調整でスタジオに入った際の写真を載せて置きました。

ようは、またキーボード破壊しました(笑)。
写真はこの日の最後に撮影したキーボードの様子。白鍵が相変わらず歯抜けちゃんになってます。
それに対して黒鍵はなかなかもげないみたいですね。

今回犠牲になったのはCASIOのMA-120。サーティーンの神宮さんが提供してくれました(笑)。

神宮さんは1回目のEmotional Ticon大キーボード解体ショー(違)をたまたま見に来ていた人でもあるので、そうやって繋がっていくんだなーっていう気がいたしました(違)。

なお、この日は物販に1st~3rd、5th DVD-R、そして新作となる6th、7thを焼いて持って来ました。
アートワークも頑張りました・・・うそ、手を抜きました。
でもだんだんアイデアが枯れてきたのか、時間がないのか、あまり手が込められてないですね。
だめですね、もっと気合入れないと。
立派なソフトがほしいです。あと、操作性の良いやつ。
変にMS office製品の使い勝手で慣れてしまっているので、いざフォトショップとかイラストレーターとか、Adobe製品入れても使えなさそうな気がしております。

この日使った機材です。

食パン&トースター!

ライブハウスでこんがり良い匂いがすることってなさそうだなと思って、自ら提案して導入されました。
ぽんぽこ焼けていく様を演出しよう、てな話をしていたのでトースターの設定を1~2分にしていたんですけど、案の定の生焼けっぷりに、あとで食した感触としてはビミョーでした。

でもこんがりやいてると15~20分のライブだと大した枚数が焼けないので、仕方ないですね。

しかし!
案の定タバコとか吸う人が居たこともあって、あまり良いにおいで満たすことはできませんでした。
これはリベンジしたいですね。

楽器以上の電力を食うトースターを持ち込むのはいかなるものか、ですが(笑)。

私の機材を紹介しておきます。

今回は念願?のエレキギターデビューです。

highered-girlとまるかぶりのFender Jazzmaster(ブリッジはTOM改造)、エフェクターにはギターのカッティング&ディストーションが聞こえるようにBig Muffの通称「ラムズヘッド」もどきを用意しました。
ノイズ用には使えないものですが、ギターだと結構ざくざくした感じになりつつも音がつぶれないので便利です。

あとは、音抜けが悪くなるFab Toneは1台減らしました(笑)。
あれ入れておくだけで相当な不要ノイズを発生させるっぽいことが今回よくわかりました。
ノイズをやっている身だけども、意図しないノイズを鳴らせるわけにはいかないので、そういうことなんです(どういうこと?)。

ノイズを奏でる側としては、奏でているのであって、鳴っている、鳴っちゃってるわけではないのです。
だから不要な音は可能な限りなくしたい。故に、本当はノイズゲート(不要な雑音をカットしてくれるエフェクター)を使いたいくらいです(笑)。

あと触れておくと、今回はhighered-girlが対バンだったこともあり、彼らの名曲「不確かな僕」を勝手に・・・いや、許可を得てコピーしました。

うちのVocal(おどる監督)のキーとhighered-girlの調が合わないので、原曲はBから始まるんですが、Eから始まるようにアレンジしました。

highered-girlのこの曲、myspaceで聴ける程度でまだ既発音源には収録されていないみたいなんですけど、どこぞかでダウンロードしてきたスタジオテイク音源を参考によく聴いて自習しました(笑)。
どこぞかからダウンロードした話をしたら気持ち悪がられました(笑)。軽いストーキング行為ですね。

にしてもほんと頑張って練習したので、ある程度うまく演奏できて良かったです。
highered-girlはベーシストがライブにて不在なのでオクターバーを使っているっぽかったので、対抗してこっちも(ベーシストいたんだけども)BOSS OC-3 SUPER Octaveを使いました。
使い忘れたりもしたけど、スタジオで使っていて、改めてこの2音ポリオクターブは便利だなーと思いました。
センシティブを選べるので根音だけオクターブ、上のコードワーク部分はギターのみと言った程よい一人二役に使えます。

あとコンセプト。学生風でした。
久しぶりに黒いズボン履いたんだけど、自分が太っていてチャックは上がったけど・・・っていう状態で悲しかったです。やせないとだめね!恐るべし、なまった体。



次がhighered-girlでした。

人の曲をやったその後に彼らの出番っていう、ナイスな出順!

しかし、そのコピーが彼らに火をつけたのか、1曲目にて相当に暴れてました。

ドラム側にギターの静谷くんが突っ込んでバスドラム用のマイクが転がりつつ、Vocalマイクもすっ飛んでました(笑)。

1曲目では早いです。熱いステージ!

改めて使用機材。

栃木在住のお二人。車で毎回来ている&静谷君が下戸である点もあって難はなさそうなわけですが、毎回このエフェクターたち&アンプ1台(LINE 6のマルチエフェクター搭載のコンボ型アンプ)を持ってきてるみたいです。

エフェクターの一部にパッチケーブルはだいたい自作してるみたいです。
作った方が安い、と軽々と言ってるけど、なかなかできることじゃないです。なのですごいですね。

アクティブのA/Bボックス(LED付)は個人的にとてもほしいです。
今パッシブのDOD製のA/B BOXを使ってるけど、どっちがONになってるか視覚的にわからないので毎回悩みます。

これが市販品ではまずありえない短さのパッチケーブル。
直列のコネクターだけのものを使っても良さそうなものですが、エフェクター本体側のコネクタ部分の保護を考えてか、ワイヤードにしたみたいですね。細かすぎる・・・。

きっちり構築しているみたいで、見るつど恐れ入ります。

この日は先述の名曲「不確かな僕」もやってました。

やっぱ本人たちの演奏は違いますね。

やっぱりCDで聴くより生が良いですね。
声が細くて、リハの際に「もう限界まで(Volumeを)あげてしまってるからこれ以上は無理、(本人が)頑張ってください」って言われていた静谷くんですが、本番ではぶっちぎりです。

ドラムのひぴこちゃんもぶっちぎりです。良かった。

冒頭でも取り上げましたが、2009/05/22(金)に下北沢BASEMENT BARにて3マンライブを企画したらしいので、お暇な方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか。今東京で活動しているオルタナティブ/グランジ周辺のインディーロックを選りすぐりしたような好メンツ(作家&女優でもある千木良さん&ex.on button downのはじめさんらがやってるEmile、元Number Girlの田淵ひさこさんがやってるtoddle)です!



次がKulu Kulu Garden。

以前EARTHDOMでPrivate Armyとして出演した際に対バンで、URGAでないところで接したものの「いつかURGAでやってる人たちと混ざるだろうな」っていう音楽性、世代的な近さを感じていたのでやっと交差した印象でした。(以前から接点あったかもわからないけど)

EARTHDOMよりも狭いURGAにて、近い距離感で見たんですが、やっぱりノイジーでベースボーカルの女の子ががっしがしした感じでした。(かわいい、っていうよりは髪を振り乱して動いている印象)

しかしワンピース着てベース弾いてる姿ってどうにもこうにもずるいですね。
ビジュアル的においしいです。

よく見に行ったりしてるmotherもベースボーカルでワンピースな感じですが。

サウンド面での変化と言えば、以前対バンした際に居たドラマーが抜けたそうで、現在はFar Franceのドラマーがヘルプしてるみたいです。

Far Franceグーミmotherとも繋がりがあるみたいなので、結局は新宿のライブハウスで活動する20代半ばのロックバンドたち、っていう括りの中な印象ですね。

motherのドラムの玉置くんがフライヤー切りに訪れていたのですが、そこんとこが話していて「ふむふむ(そういうつながりね)」と思ってみてました。

現在ドラマー募集中だそうです。
気になる方はKulu Kulu Gardenにコンタクト取ってみて下さい。

highered-girlは少なくとも初めての対バンとのことでした。
グーミの小畑くん、motherの北島くんらと、Kulu Kulu Gardenの青木くんてのは、自分の中で勝手に華奢ギタリストたちっていう括りになってるので(笑)、いつかそこら辺集まったライブが見てみたいですね。
20代中盤の華奢ギタリストたち大会。

highered-girlはロン毛なので仲間に入れません(笑)。



ふらっと表に出たら、談笑するやつら・・・。
対バンも見ようZE!

でもまぁ、出演してる側で全部見てると耳が疲れるのはあるんですよね。



お次がCreepy Pop。

Creepy Popは2回目にURGAに出た際に対バンしたのですが、その時も今回もそうだけども、曲が結構複雑なのか、どうもあまりメロディや楽曲がどんなだったかが思い出せません。

見てる時に大概疲れてる、っていう理由もあるかもしれませんが・・・。

なので、とりあえず機材載せておきます(笑)。

Telecaster Deluxeの彼ですが、リハは彼しか居ませんでした(笑)。
本番でメンバーそろってたけども。

足元はBOSS OD-3と思われるOver Drive、ProCo Turbo RAT、Mooger Fooger(Envelope Filterと思われる)、BOSSのDigital Delay(機種不明)、Guyatoneの真空管エフェクターが置いてあるようでした。

あれ?どっちの機材かわからなくなったわ(笑)。

あってるか。Over Driveの前にはBOSS OC-2 Octaver(日本製)、Guyatoneのと思われるコンプレッサーだかPhaserだか、BOSSのTU-2 Chromatic Tunerが置いてありますね。

このバンド、もうちょっとじっくり見てみないとだめですね。
まだ全容がいまいちわかってません。

とりあえずよくわかってること?は、後ろ向いて弾いてるベースの彼がいつも服装がちょっと独特で、こっち方面じゃない知り合いの知り合いっていう変な縁がある点です(笑)。
たまたま居合わせた時に「あー!久しぶり!」とか言ってるのは不可思議でしたが、世界の狭さを感じるばかりですね。

薄暗い中でライブやってるから写真がぶれまくってて、いまいち使える写真がないので写真は少なめ、です。



ラストがVWVW。

GROUNDCOVERは名前をよく見かけた割りにどういうバンドかは知らなかったんですけど、見てみてよくわかった。
かっこいい(笑)。

Vocal兼高円寺20000Vの店長っていう方がエフェクトかかりまくったマイクだけ握り、GROUNDCOVERのドラマーの方が高速なブラストビート?を叩き出して、すごい勢いで持ち時間の10分を駆け抜けてました(笑)。

そもそもタイムテーブル見てもリハなし、持ち時間10分でラストっていうのが異様だったので気にしてましたが(笑)、セッティングも異様でした。

左手からベースアンプ、ギターアンプ、ドラムス、ギターアンプがステージ前の方に設置されていて、ボーカル用エフェクターはステージの前(笑)。

エフェクターはだいたいBOSS製で、ひずみにはノイズではおなじみのMetal Zone、それにDSD(Digital Sampler / Delay)なんかも置いてありました。

反復させつつ、強烈なシャウトがギターアンプなどから駆け抜けてました。
一人でぶっ飛んだり、とか。20000Vとかでもうちょっとお客さん居たら、もみくちゃのモッシュとか起こるんだろうなーとか思いつつ、じっと見てました。
こういう音楽だったら暴れてるお客が居るくらいが面白いですね。

なにはともあれ、最後の最後に爽快なスピード感あるノイジーミュージックがさらっとやって終わる、これ良いですね。イベントとしてなんかこざっぱりと引き締まった印象でした。


以上、今もなおオルタネティブでカテゴライズしづらい人々のロックが溢れる新宿の夜でした!

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