SDN48(wikipedia)の公演に当たったので秋葉原 AKB48劇場へ見に行って来ました。
震災後、初めて劇場公演見れた
2011/03/11の記事にも書きましたが、その日はSDN48の公演観覧に当たっていたので行くつもりでしたが中止になりまして、およそ1ヵ月後見に行けることになったと言う偶然。
劇場公演再開から節電仕様のステージングに変更となり、時期を同じくして全チーム公演をバランスよくやるプランの実施と言うことで、AKBにも色々な変化がある中での鑑賞となりました。
ちなみに以前はSDN48公演、1期生公演は3000円、2期生公演は研究生プライス?の2000円とちょい安かったのですが、この体制立て直し後から1期、2期の度合いに関係なく一律3000円となりました。2期のハイクオリティパフォーマンスが2000円で見れるおいしさが失われてしまったのは残念でしたが、良い仕事をする2期生にも3000円を払う価値はあると思ってはいたので納得です。
景色としては、壁にAKB48メンバー(研究生含む)とSDN48メンバーの写真が飾ってある廊下があるのですが、AKBメンバーの写真が最近のものに変わってました。
久しぶりに来たなー感が増しました。
SDN48、申し込み方法が「メールを送る」だけで、AKB48みたいにチケットセンターに登録(無料)するとかじゃないので「ren0421@sdn48~」みたいなアドレスにメールしたわけですが、同行者は来れなかった為、受付でキャンセルをして一人で臨みました。整理番号は129番。開場後の運営側によるくじ引きで120番台が呼ばれたら入れると言うものでした。
まさかの最後の入場
今まで何回も体験してきているので、AKB劇場への入れる順番についてはわかってたのですが、なんやかんやで立ち見経験は1回だけ(チームB公演)、他は概ね座れている上に、前回SDN48を見た際は最前列で見れたりと、実はくじ運良いんじゃないかと思い込んでいたのがあったのですけど、今回120番台が呼ばれたのは最後(笑)、しかも129なので最も最後に入場となりました。これは初めて。ある意味で猛烈にショック!(笑)
AKB48劇場、一番後ろから見たとしても大会場の10列目くらいみたいな近さであることには変わりないのですが、やはり背の高い人が前に数名居たりと視界は悪かったです。
何回も見てるSDNゆえに、このところでこの人がこっち行くから・・・と頭の中でシミュレーションしつつ座る位置を考えてたんですけど、そういうの一切生かせない最後の入場の切なさ・・・。ま、こういう日もありますよね!
ちなみに遅れてきた人、キャンセル待ちのお客さんの方が後から入場したので、厳密に本当の最後の入場ではなかったのですが、整列入場の対象で最後を引いた、これは逆の意味でくじ運が良かったのかもわかりませんね。良い経験になりました。
影アナがどう聞いてもチェン・チューだった件
公演に先立っての注意アナウンスのことで、どの大きめのライブでも行われるものですけど、劇場では必ず誰かメンバーがやることになってます。
で、誰かを推測するのも劇場の一つの楽しみにもなってます。みんなまじめに読むので、声に特徴がない子だと誰だか案外わからないのも面白いのですが、この日はどう聞いてもたどたどしい日本語・・・そう、チェン・チュー(blog・wikipedia)でした(笑)。
チェン、顔小さくて背も高くて、すらっとしててかわいらしいのですが、別段推してるわけではないのですが、頑張って日本語を間違えないように読みつつも、やっぱり発音が中国語訛りなのと、片言っぽいところ(でもかなりうまくなったんですけどね)が猛烈にかわいかった!おいしいですね。
決まった文章を読み終わった後に「楽しみにしててくださーい!」など、好きなメッセージと、誰だったかを言うっていう流れがあるのですが、チェンの「読み終えた!」っていう感じがその部分に溢れててより一層かわいかったです(笑)。頑張れチェン・チュー!
公演がどうだったか
この日はほぼ1期メンバー、浦野一美(blog・wikipedia)だけ不在で、その分を大山愛未(GREE blog・ameba blog)が務めてました。
大山、あんま気にして見てないので、浦野分の穴が自分の中で埋まらなかったでした。
この日の終盤の2人MCの時は大河内美紗(wikipedia・GREE blog)と大山で務め、大山「詩吟を教えてください!」大河内「あ、弟子入りする?」(※大河内は詩吟の師範代を持ってるらしい)と言う話になったあたりは面白かった。
MV「淡路島のタマネギ」ではメインとなるなちゅ(blog・wikipedia)の横で踊るギャルポジションを盛りたてるのに一役買っている彼女、大河内「なちゅのギャル弟子卒業して詩吟やっちゃう?」と振ったり、大河内が生き生きしてて良かった。
と言うか、大河内美紗、元々「華々しいお姉さまだなぁ」くらいに思って、あまり好きでなかったんですけども、詩吟で鍛え上げられた歌唱力、そして時折MCに織り込む「えすでぃいぃえぬぅ~~~~」と言う詩吟、何回も聴いてると、気がついたら癖になってました(笑)。
圧倒的に"こぶし"がまわせて、その点ではSDN48で1番声の技を持つ彼女。
このスキルをもっと生かしてバラエティなどのテレビ仕事でも活躍する日を楽しみに待ってます!
そして久しぶりに見れた芹那(wikipedia・blog)、やっぱりかわいいですね!
SDN48のWebから拝借した画像だと1本に髪をまとめてますが、黒髪にしてボブっぽく最近してるんですが、そのあたりからかわいさ爆発。一部雑誌では「Perfume のっち似」とか書かれてるけど、のっちよりこっちの方が年上だから失礼です!(でも知名度から言ったらそう書かれても仕方ないですけど)
しかし、劇場においてはMC担当が日替わりな点、あと喋れる子が必然的に前に出て行くような印象なので、積極的に喋る or 喋りが立つタイプではない芹那は正直、あんま目立ってなかったでした。
個人的にかわいいだけじゃ推せないなと思ってみてるので(みんなかわいいし)、姿見れて良かったとは思ったけど、やっぱり小原春香に目がいっちゃいました。(←もうただの小原推しです)
ダンス番町 梅田悠の凄さに気付いた
この日、舞台からいつもより距離のある位置からの立ち見で見づらかった、と書きましたが、その中で何が目に飛び込んでくるか、と気持ちを切り替えてみてたんですけど、そしたら出てきました。
"うめこ"こと 梅田悠(うめだ はるか wikipedia・GREE blog)です。
背が小さいのであまりその点では目立たない彼女。1期公演においては当初から大堀恵のプロフェッショナルなステージ、リーダー野呂佳代の気合、AKB48 1期生でもあった佐藤、浦野の2人、AKBより移籍の小原・・・などなど、AKB移籍組がどう魅せるのかっていうところに視点が行きがちだったので全然目に出来てませんでしたが、彼女圧倒的にダンスが1期でうまいですね。
2期はダンスうまい子が多い上に水準が高いので、その中で抜きん出てる人は目に入るのですが、個性が豊か過ぎる1期においてダンスのうまさを見ることを忘れてました。で、今回気付いた彼女の高い技術力。
彼女も陽気さ、小柄さ、かわいらしさで結構人気のある方だってのはわかってましたが(1stシングルの選抜にも入ってるし)、今更彼女の持ち味に気付くとは、何回も劇場来て見るものですね!
ちなみにwikipediaに載っていた情報ですが、現在彼女はAKB48の研究生のダンス講師もしているらしいです。すごいなー。ダンサーとしてのキャリアも長いらしい。SDN48ってほんと面白いなーみんな。
ちなみにこの日の進行役は彼女、「SDNのダンス番町」の弾けっぷりも良かった。公演終盤で流れる3分VTRも彼女で「マイペースさ」を押し出した酷い映像には笑わされた(笑)。
梅田「今日はおねえちゃんのアヒルを借りてきました。さて、このアヒル、次のうちどれでしょう? 1、インディーズ 2、マイナー 3、メジャー さて、どれでしょー?!」と言いつつ、お風呂に浮かべられそうなアヒルの正体のクイズを出題。正解は「メジャー」で、巻尺になってたっていう話でした(笑)。なんのクイズだよこれ・・・。
他に「今私が座っている、劇場の前から3列目の、そう、そこのあなた。座布団の下を見てみてくださーい・・・何もありませーん!」は特に酷かった(笑)。
しかし3分VTR、毎回物凄い映像が流れますが、やっぱり藤社の「色んな食べ物に生チョコを乗せて食べて、感想を言う」VTRは一番強烈だった。あれだけで1本のDVDにしてくれたら100%買う!
MCで出た"ささやき会"に関する話
オンラインの販売サイト「キャラアニ」で「愛、チュセヨ」劇場盤を購入した人に付いた特典のイベントのことで、専用ささやき器(メガホンの方なものらしい)を介してSDNメンバーが囁いてくれる&握手してくれるっていうイベントだったそうで、最初の自己紹介コーナーでも「ささやき会で言った最も多かった台詞」と言うお題があったりと、その話題ばかりでした。
「キャラアニ」での通販、使ったことないのと、システムが怖いなと思ってるので一切使ったことないんですけど、いやー、ささやき会は面白そうですね・・・。
途中のMCコーナー、おなじみのなちゅと大堀恵(blog・wikipedia)によるこの件の話題が特に面白かった!
- なちゅ
- 「大堀さんのささやきが物凄い!やってみてもらったんですけど、『う゛ぉ゛ー!』ってなった! コツとかあるんですか?」
- 大堀
- 「じらすのよ。(まごまごした様子で)吐息とか出しつつね」
- なちゅ
- 「もう、やばすぎて大堀レーンから出てくるお客さんがみんな『く』の字になって出てきてた」
シモい話に華が堂々と咲くSDN48、やっぱり喋りのコーナーも面白いですね。
大堀に至ってはこの日絶好調で、「めーたん!」と強烈なコールをしまくるヲタに対して「どこの坊や?元気ねぇ~かわいがってあげるわ~♪」と大サービス(笑)。「どこの坊や」て!(笑)
2ndシングル「愛、チュセヨ」披露
全曲終えた後、ほぼ1期生メンバーによる「愛、チュセヨ」披露もありました!
ようやく聴けましたよ、シングルA面曲。発売した前後って劇場公演でシングルに関する曲を披露する可能性があるんですけど、今までタイミングあわずで1stシングル表題曲「GAGAGA」を見ることが出来ませんでした。嬉しかったですね!やっと見れて。
今回は佐藤由加理、芹那あたりが中心となってるシングルなのですが、サブセンターと呼べる位置に推しである小原春香(blog・wikipedia)が位置していることもあって、彼女の見せ所がかなり多い曲になってて大満足!
「キス チュセヨー」の後の歌詞のところで側面を見せてお尻を少し突き出す振り付けがあるのですが、そこのところの角度、お尻の出し方からもうSDNとしてのプロさがにじみでまくっていて、大変良かった!
彼女、どセンター務めるタイプではないとは思うのですが、パフォーマンス性の高さ、アイドルとして素晴らしいかわいらしい声を持ってるので強いですね。すっかりファンになりました。
「誰かのために」プロジェクト
AKB48、SDN48一丸となって今回の震災に対する支援プロジェクト「誰かのために」プロジェクトについて最後に説明があり、AKB48 team A 3rd「誰かのために」公演で披露していた曲「誰かのために」をSDN48 ver.で披露してました。
この日、自分の中で一つの重大なことが終わった日でもあり弱っていたのもあったので、なんだかうるっときちゃいました。
でも、バラードナンバーのようで、打ち込みがちょっと安っちくて惜しいんですよね・・・。でも、会場中の自分よりもAKB古参であろうファンたちによる掛け合いがとても熱かった。
AKB48の1期生である佐藤由加理(wikipedia・blog)が歌うA 3rdっていう説得力も良いですね。あまり彼女のこと気にしてませんが、やはり1期生は尊いです。
セリを使わない・やや暗めの舞台
あらかじめ想像はしていたのですが、どう「節電の為、演出が異なる」のだろうと思って臨みましたが、全部見終わって気付きましたが、床が上下するようになってるんですけど、それを一切使わない演出になってました。照明もちょっと暗かったかな。
セリはとても重要で、SDNの「誘惑のガーター」公演では2曲目「Never!」にて、思い切り上がった床をテーブルに見立ててポーズとるところなんかあったのですが、全部カット。カットされた割に、振り付けを結構変えたみたいで、違和感はそんなに感じませんでした。
他では、いつも何気に楽しみにしている「I'm sure」ではベッドに見立てた段差を使ってのもつれあう振り付けがあって、そこがとにかく重要なのに(とにかくって何)、そこが一切カット。その分、立ったままもつれ合う様を演出。物足りなかったですね、これは。仕方ないけど。
最も重大だったのが、公演最後を飾る「ヴァンパイア計画」っていう曲があるんですが(何回言ってもすごいタイトル・・・)、ステージが最大級に上がり、そこに寝そべったメンバーが最後列からでも見えるように腰を上下するシーン(やらしい感じ)があるんですけど、そこもなし。この視覚面での不足はどうしても拭えなかったですね。
AKB48関連の劇場公演、「アイドルの夜明け」(研究生verなのでブラスバンド見たことはありません)、「シアターの女神」とSDN48の「誘惑のガーター」しか見たことがないので、"セリ"を使った演出はSDNで「こんなに床上がるのか!すげえな」と思ったくらいだった故に、残念にも思いましたが、早くセリを使った演出が出来るよう、日本の回復を願うばかりですね。
そんなこんなで久しぶりのSDN48、はるちゃんも見れたしで楽しく見終えました。
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