原田光平くんがライブやるっていうことで、阿佐ヶ谷Next Sundayに行って来ました。
出演
企画名は「アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 その8(エクスペリメンタルな夜)」。
遅れて行ったので表現が見れませんでした。久しぶりだったから見たかったなぁ・・・
Che Chen + 向井千恵
入った時にセッティングしていて、演奏を最初に見たのがChe Chen。アメリカの中国系の人みたいですね。
最初はヴァイオリン1本のドローンに対して、垂れ流しの厳かな雰囲気漂うオシレーターとのハーモニーでした。
その後、向井さんが合流。最初はドラムに座って音を入れてました。
ドローンで30分は心構えができてないのできついなと思ってたので、向井さんが変化をつけていったのは良いなと思ったのですが、向井さんのドラムがまず全然好きじゃなくて萎えた。
向井さん、よくお名前を見かけるのでいつか見るんだろうと思ってたのですが、キックの音色がまずいまいち好きになれなかったのと、マレットで叩くタムの音1つ1つもあまり好みじゃなかったのでした。
その後、時折髪を振り乱しながらアンプに繋がった二胡を弾きながらステージを徘徊し、弓で弾く弦楽器2本で演奏をしつつ、声を出したり(この歌い方、入れ方もあまり好きでなかった)、床に置いたパーカッションらを足で鳴らしたり、カリンバを指で弾いたりしつつ、最後はピアノに座ってChe Chenさんとコラボ終了。
ピアノは結構良かったのですが、その他が全然好きな音じゃなかった。これは好みの問題だと思うので、向井さん自身がどうかっていうのはなんとも言えないのですが(ソロで見たわけじゃないし)、舞いの様とか含めて、あまり楽しめませんでした。向井さんソロとか、色んな形で活動されてる方だろうから、また改めて見たい次第です!
SAWADA + HARADA with 岩下達朗
しかも沢田さんとのデュオも久しぶりではないかしら。
彼的にユニットをどうしていこうっていう意識よりも、どう動いていくかっていうことにとても気を使っているので、実質SAWADA + HARADAユニットは多数場を踏んでるけど、そこの音に依存せずに色んなコラボレーション、企画を行ってるので魅力的です。
活動していく過程で音楽的に相思相愛になれて、対バンしたり、コラボしたりって言う関係が出来てくのも音楽活動の良さかもしれないけど、そこに居続けずに色んな場を踏もうと動いてる友人は彼が真っ先に浮かびます。
とは言え、なんらかの脈に生きてくるのは誰だって否めないことで、彼も彼なりの脈の中にいるのかもしれないけど、もっとフレキシブルなところに居るからこそ、交友が続いてるのかなとも思うと、貴重な友人です。
この日のSAWADA + HARADAデュオは岩下さんっていう映像担当の方とのコラボでした。
Super Deluxeの筒井さんとのコラボが印象的だったので、他の映像が絡むとどうなんだろう、と思ってはいたのですが、インタラクティブ、ライブ的なめまぐるしい変化をしつつも違和感を大きく感じない、良い感じの映像が絡んで楽しかった。
筒井さんの映像が繊細で宇宙的だとしたら、岩下さんの映像はもうちょっと目の前で起こってるような距離の近さを感じるものだった。
沢田さんのドラムもあまり破壊的ではなく(それまでは物凄い音がでかくて浮き出た印象を受けていた)、全体的に「ゆっくりうねった音」にまとまっている印象を受けた。Next Sundayの生ビール(レーベンブロイ)がおいしくて、音との兼ね合いも含めて楽しかった
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