2012/08/16

さんみゅ~(β) (2012/08/16) @ 赤坂サカス

サンミュージックが手がけるアイドルグループさんみゅ~(β)の無料イベントがあったので覗いてきました。

場所は赤坂サカスでした。


名門 サンミュージックが手がけるアイドルユニット

40年超の長い歴史を持つ芸能プロダクション、サンミュージックwikipedia。桜田淳子、松田聖子、早見優などを輩出したことで知られる事務所が新たにアイドルグループを、と言うことで、事務所の名前を冠したユニットがこれみたいです。

あまり詳しい話はわかってなかったのですが、とりあえず「さすが大手事務所、かわいい」と言った噂を耳にする程度で、順調な道筋が決まってそうなところより、雲行きがよくわからないところを見守る方が好きっぽい自分のことなので、そんなに興味は沸いてなかったのですが(笑)、こういう機会でないと見れなさそうなので、せっかくなので見に行って見ました。

ちなみに、大手事務所が手がけてる割に、所謂「地下アイドル」と呼ばれるようなグループが多数出るROLL TOGETHERイベントにしばしば名前が出てたので、それで若干興味がありました。

どうだったか

17時からイベント開始でした。

さすがに大手とあってか、意外とマスコミっぽい人も多く、以前 姫☆Caratが出演した時に比べて混雑していた。お客さんも夕方と言うことで多かった。

お馴染みのお姉さん(多分アナウンサー)の紹介を受け、17:03 ステージに全員登場しました。姿を見せる前にマイクで掛け声をしてから出てきた。

SEで入場からの1曲目は事前に得ていた情報(マスコミ向けにちゃんと発表してたみたいで、ちゃんとした記事が出てた)の通りの「くちびるNetwork」でスタート。故・岡田有希子のカバーで、80'sポップが厚みのある打ち込みサウンドでリアレンジされていて、なんだかもやっとした。岡田有希子が亡くなった時、幼かったのであまりそのニュースは覚えてないものの、後々知ってから彼女の作品に触れて、若くして命を絶ったことなど、重く思っていたこともあり、それらの曲が何も背景を知らないであろう子たちが笑顔で歌って踊ってると言うことは、なんだか素直には受け入れられなかった。

間奏で側転が入ったり、ダンスソロが入ったりの華やかな1曲目が終わり、自己紹介へ。メンバーは10人で、以下の顔ぶれだった。

さんみゅ~(β) 2012/08/16メンバー
  • 15歳 後藤翼ジェニー
  • 18歳 山内遥
  • 14歳 中山冴恵
  • 16歳 長谷川怜華
  • 17歳 京極友香
  • 16歳 野田真実
  • 16歳 木下綾菜
  • 13歳 新原聖生
  • 16歳 小林弥生
  • 17歳 西園みすず

衣装はTシャツで、フロントに丸(一応音符になってた)が書かれており、その中に「さ」と書かれていた。

中学~高校生と言う年齢幅で、背の高い子から小柄な子まで居り、背の高い子は顔の小ささが際立ってた(木下さん)。元気が良い子もいれば、やや緊張した面持ちの子も居たり、バラエティに富んだ顔ぶれだなーと思った。

「アイドル候補生で結成されたユニット」「“β”には未完成の意味がある」「βが取れて、デビューできるよう頑張ります」と言ったグループの紹介があり、なるほど、と思った。

続いてメドレーとのこと、次々にサンミュージック関連の聴いたことのあるメロディが飛び出した。最初は松田聖子「青い珊瑚礁」、続いて早見優「夏色のナンシー」、水谷麻里「21世紀まで愛して」、そしてもう1曲(失念)が短く切られて繋がったものだった。80年代を幼少期で過ごしてる自分からすると、聴いたことはあるけど馴染み深いわけでもない曲が多かったのだが、時東ぁみで聴いている「21世紀まで愛して」がねじ込まれてたのは良かった。(なにせ時東が全然歌の活動をしなくなったもので)

しかしながら、ここまでテンポ良く進むと、次々歌う韓国の歌謡メドレー「ポンチャック」wikipediaを思い出した。イ・パクサくらいしか知らないですが(笑)、「アイドル版ポンチャック」だなーと思った。

10人で代わる代わるメドレーをこなし、続いて岡田有希子のカバー「ファースト・デイト」を披露。旋律からそれだと分かるものの、アレンジが結構変わってるのですぐにはわからなかった。

曲が終わり、活動を始めてからもうすぐ1ヶ月だと言う話などでMC。ライブ告知を行ってから松田聖子「渚のバルコニー」、岡田有希子「くちびるNetwork」、中嶋美智代「赤い花束」、桜田淳子「リップスティック」、タイトル不明曲1曲、ピンクレディー「ペッパー警部」、松田聖子「夏の扉」を1コーラスくらいで再びメドレーで披露。

しっかりレッスンは積んでるんだろうなーとは思ったのだが、ヒットメドレーに退屈してしまったのと、オリジナルの良さもあまり感じられないオケがいまいち面白くなくて、気持ちが盛り上がらなかった。

最後は(恐らくだが)森田健作「さらば涙と言おう」を挨拶しながら披露し、手を繋いで全員でお辞儀して終了となった。

およそ30分で華やかなステージだったのだが、いまいち自分が見たいものではなかったかなーと言う感じだった。


さんみゅ~(β)「くちびるNetwork」
ライブ終了後、物販があるとのことで覗いた。

岡田有希子のカバー「くちびるNetwork」のCD-Rがあり、これが500円と安かったので買っておいた。

買う際、メンバーの名前と顔も一致しない状態だったのと、みんなかわいいのだけども、いまいち興味の糸口が見つからないこともあり、握手とかあっても申し訳ないなーと思いつつ、“気軽に話しかけて行ってください”みたいな雰囲気しかなく、特に握手会がありますと言う感じではなかったので、気軽に買って通り過ぎた。

何にしても結構混雑していたのと、顔も見たくない、他のイベントで嫌な振る舞いをしていた人が視界に入ったのでいち早くその場を去りたい気分だったので、長居せずにその場を離れた。

これだけすでに沸いた場所より、もうちょっと冷静に見れる場所が良いなと言う点や、アイドルポンチャックにそんなに面白みが見出せなかったこともあり、しばらくは見なくて良いかなと言う感じの感想でした。

2013年にはCDデビューすることも決まったらしく、βも取れたらしいので、グループとしての結束であったり、個性であったりが伸びてるかなーとも思うので、また機会があったら覗きに行きたいものですね。

アップアップガールズ(仮)の例を出すのも妙ですが、オリジナル曲が与えられてから一気に個性が出る場合もあると思うので、サンミュージックが持つ長い歴史をフレッシュさで彩るセットリストではない面が出てくることにも期待してたいと思います。人材が悪いわけでもないと思いますし。

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