千駄木(日暮里下車)に足を運んだのは初めてだった。
所謂「谷根千」(谷中・根津・千駄木の頭文字を取った呼称)は猫が多いと聞いていた。
以前テレビで見た情報なのだが。
本当にいるのかよ、とか思ってたら猫だらけだった。
まずは屋外の飲み屋さんの椅子のふもとに一匹。
階段を下ると一匹。
いや三匹。
夕方だったので商店街は賑わっていて、観光客よりも地元の人がぶらぶらしている感じだった。
東京なのに、山手線沿線からちょっと行っただけなのにこの観光地っぽい雰囲気、下町っていう奴でしょうか、東京の南の方に住む自分からしたらちょっと新鮮でした。
仲間とビールを露店で買い(琥珀エビス、380円くらい)、隣の肉屋でハムかつを買ってソースどばどばにかけて食べた。おいしかった。
少しぶらぶらしてから商店街を日暮里方面から抜けたところにある「古書ほうろう」へ行き、加藤千晶のライブ鑑賞。
古本屋の奥の小さなスペースにて鍵盤、そしてアップライトベース、エレキギターのトリオでの演奏でした。
前知識が全然なかったのだが、この人はNHK教育テレビの人気番組、ピタゴラスイッチの冒頭のジングルの声の主だそうで。
ジャズを基調としたポップな肩の力の抜けた唄を歌ってました。
曲は特に悪いことはなく、これはこれで良し。
ただ、自身の気分として最近そういう音楽をあまり欲していなかったので気分には合わなかったでした。
途中、チョコレートが好きだっていう話をしていて、特に好きなのがアルフォートだと言っていたので、先日小山絵里奈ミーティングで置いてあったアルフォートがバッグに入りっぱなしだったのでさりげなく鍵盤のところに置いておいたら、喜んで食べてらした。
しかし地べたに座りっぱなしで2時間くらい演奏を見続けるのは本当に苦しかった。
あぁいうスタイルで演奏会を開催するのであればクッションをちゃんと用意するとか、休憩をこまめに挟むとかすべきだと思いました。
企画したのはほうろうの店主だそうで、店主自身がファンであったことからこの会を開催するに至ったそうだが、もうちょっとイベント企画側として配慮いただけると良かった。(店主は終始心地良さそうに音楽に聞き入っていた様子だが)
カフェっぽい音楽はゆったりと、苦しむことなく聞きたいものです。
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帰りに蒲田の昭和横丁なる居酒屋に入りホッピーを飲んだ。
ホッピーおいしい。
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