2008/04/30

Ibanez FC10 FAT CAT DISTORTION

Ibanezが昔出してた10シリーズと呼ばれる中で、FAT CAT DISTORTIONっていうのがありました。

そいつをゲットいたしました。

これは俗説ですが、Proco RATっていうディストーションの名機があるんですけど、これに対抗して「そっちがねずみなら、こっちは猫だ!」って言うので「太った猫」ってことでFAT CATと名づけられたっていう噂があります。

CATでも良かったんでしょうけど、猫じゃ、繋いだギターの音が「にゃー」じゃ仕方ないので、野太い音が出ますよーってことでFATなんでしょうかね。
名前だけでも興味津々なこのエフェクターですが、いよいよ入手できたわけです。値段は結構安く入手できました。(確か6000円弱)

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使ってみての感想ですが、なかなか良い音がします。

BOSSブランドのエフェクターが国内では圧倒的なシェアを占めてますが、BOSSブランドのエフェクターはどうしてもBOSSの音になってしまうと言う弱点があります。(逆にそれが魅力でもあるのだけども)

その点、IbanezのエフェクターはIbanezの音がすると言ったらそれまでですが(笑)、BOSSに比べて素直な音と言った印象です。

どことなく抜けが良い気もします。

肝心?なRATとの比較です。

我が家にあるProco RAT(通称RAT1って言われてる奴)と比較してみたんですけど、いずれもかっこいい音がします。
それじゃぁわからないっちゃわからないんですけど、これ以上説明のしようがないです(笑)。

つまみはRATと同じパラメーターで「DISTORTION」「TONE」「VOLUME」の3つで、対抗意識ばりばりな感じもちょっと笑えます。


Ibanezブランドには、彼ら?が誇る名機「Tube Screamer」っていうオーバードライブがありますが、それの系譜をしっかりと持った質感の、抜けの良いディストーションと言った印象です。

この10シリーズは負の有名な話ですが、スイッチが弱く、切り替えに失敗することが多いと言う話があります。

このエフェクターをステージで使っているnenem山本氏曰く、マスタースイッチ的なものをかませて使っているそうです。本番でスイッチング失敗したら情けないもんなぁ。やはりこうやって使うしかないようです。

音は結構良いので今後活躍させて行きたいところです。

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