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2008/05/29
鈴木茂「BANDWAGON 2008 Special Edition」発売記念サイン会
日本語ロックのパイオニアとして今日再評価が著しいはっぴいえんどでのギター、荒井由実のデビュー当時のサポート(バックバンド、ティンパンアレーとして)やソロ活動、さまざまなサポートで非常に有名な鈴木茂さんの新リリース「BANDWAGON 2008 Special Edition」「LAGOON 2008 Special Edition」の発売記念として、サイン会&ミニトークイベントが新宿のタワーレコード7Fにて行われたので行って来ました。
今回リリースされたのは70年代にリリースされたはっぴいえんど解散後のソロアルバム「BANDWAGON」と、その次にリリースされたアルバム「LAGOON」の音源を、トラックダウン、マスタリングする前のマルチテープを使って1つ1つのパートの音をいじりなおして現代的な広い音域を持たせて作り直したと言う2008年盤でした。
元々エンジニア志向があったらしく、レコーディングをしながらエンジニアにエンジニアリングのことなどを聞いて今日に至っているらしく、趣味で集めておいた古い機材や高価な機材をふんだんに使って鈴木茂自身でリミックスしなおしたとのことだそうで、本人も大変満足しているとのことでした。
「BANDWAGON」に関しては2005年にもリマスターが発売されており、「またかよ」と正直思ったのですが、やっている作業の違い具合が半端ないので購入しました。
聴いての感想も軽く書いておくと、とても1つ1つの音の輪郭、音域が広くなっており、クリアさはもちろん、今まで埋もれ気味だった音の輪郭が浮き出た印象です。
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トークイベントからイベントは開始。
対談相手として鈴木茂氏とは長年の付き合いになる長門芳郎さん。
彼の細かいデータ、資料を元に過去の話から現在の話までひっくるめて色々な話をしていました。
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トークイベント終了後にサイン会に参加しました。
CD2枚購入していたのでまずそれにサインをしてもらい、鈴木茂氏が使用していると有名なMXR dyna compも持ってきていたのでそれにもサインをお願いしたら快く受けてくださいました。
これには手が震えるほど感激しました。
しかしきれいな筆記体でサインが書いてあるので、まるで鈴木茂さんが自身の持ち物に名前を書いたかのような錯覚を受けます(笑)。
年齢56歳にしていまだにどことなく「微熱少年」的魅力を持ち続ける鈴木茂さん。
ほんと素敵な人です。
今度小坂忠(小坂忠:wikipedia)さんのライブにゲスト参加されるとのことで、それも見に行く予定です。
※微熱少年とは、彼の1枚目「BANDWAGON」に収録された曲のタイトルで、はっぴいえんど時代から繋がる松本隆作詞。どこか熱を帯びたギター少年と言った雰囲気を持っていた鈴木茂を照らしたものだと言うことを松本隆が著書で述べていた気がします。(裏が取れてませんが)
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