2008/05/13

プリングミン@下北沢Club Que


プリングミンのメジャーデビューミニアルバム「yes,we are.」のレコ発ライブに行ってきた。

場所は下北沢Club Que
Queで思い出すのは界の活動休止のライブ。対バンはtobaccojuiceとか出てた。あの日は楽しかった。

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東名阪のレコ発ツアーで、大阪、名古屋、そして東京と北上しての最終日でした。

対バンには名古屋発でプリングミンよりも先輩にあたるtheARROWSLOVELOVELOVEでした。

まだまだ浸透していないこともあってか、人入りはまぁまぁと言ったところでした。

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最初はLOVELOVELOVE

3人組で3人とも男性、めがねと言う姿。
誰か一人コンタクトにでもしたら良いのに(笑)。

楽曲は、甲高くないしっとり?とした低めの声のボーカル&ベースに、ギターのコーラス、ドラムもコーラスっていうコーラスが結構生きてるバンドでした。

ポップで、かつやりすぎてない感じが脱力して聴ける感じでしたが、演奏も安定していて、3ピースながらパワフルすぎず、唄心満載のバンドと言った感じ。

彼らは今回プリングミンと一緒に東名阪回ったグループ。

帰り際、物販のとこに本人たちが居て、CDがどこから出ているか気になったので手にとって見たけど戻したらちょっと引かれました。ごめんよLOVELOVELOVE。お金に余裕があったら買う。

楽器はベーシストが鼈甲ピックガードのプレシジョンベース、ギタリストが赤いテレキャスターでHIWATのチューブアンプっぽいのを使ってた。HIWAT使ってる人久しぶりに見た。結構良い音してました。

ベーシストがテンション上がりすぎてマイクスタンド倒してたんだけど、なぜかプリングミンのマネージャーの加藤さんが直してた。敏腕マネージャーだそうです。

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次はtheARROWS

アロウズは結構期待してました。
音源は人から借りて持っている程度ではあったのだけども、結構良いなーと前から思ってました。
クラブ?で流れていても踊れるロックで熱いねーってところで。

あんまりこういうこと言うべきではないのだけども、Vocalはかっこよくはない。
顔がね。ハンサムではないんです。
が、パフォーマンスがとても良いのでだんだんとかっこよく見えてくるのです。
とにかくたくさん動いて、たくさん踊る。それで唄もしっかり聴かせる。
素晴らしいボーカリストです。

左手ギターはストラトキャスター、右手ギターの人はグレッチだったかしら、箱物のギターとGibson Les Paul Customみたいのを曲によって使い分けていた。ベーシストはジャズベース。

このバンドの音は前述の通り、踊れるロック!って感じで曲知らなくても体が動かせるようなノリの良い曲ばかりで面白い。

また機会があったら是非見たいバンドでした。

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次がトリを務めたプリングミン。

セットリストはこんな感じ。

  1. オレンジ
  2. FUN
    MC
  3. トンネル
  4. the time has come
  5. 新曲(アッパーな曲)
  6. 泳ぐ声
    MC
  7. 新曲(flyの曲)


  • アンコール:in my room





計8曲。レコ発なのでもっと!っていう気分になってしまう感じでした。
彼女らは持ち曲もデビュー前の分含めると結構あるはずなので、もうちょっと見たかったですね。

新曲が2曲ほど披露されてました。
アッパーな曲はこの日初耳でした。
ややアッパーであったこと以外覚えてない。ポップで良い曲でした。



flyの新曲は、とにかく繰り返すフレーズがfly、cryと言った単語が入ってる。
この曲ではベーシストのひろやす君がリッケンバッカーベースを持ってニュッと前に出てくる。
ベースソロっていうわけではないのだけども(Vocalの山ちゃん歌ってる箇所だし)、ベースが動きまくる箇所、強調させる感じで出てくる。

メジャーデビュー後(と言っても直前と後しか知らないけど)のライブでは「オレンジ」「FUN」の流れは鉄板らしく、おなじみ感がだんだんと出てまいりました。
ほかの曲のこの流れもミニアルバムに沿ってはいるのだけども、やはり繋ぎ、流れとしては申し分ない。どの曲も違ったカラーを持っていて、バンドとしてのカラーで統一感は出ているのだけどもバラエティに富んだアレンジで面白い。


本番前にリーダーに聞いたのだけども、彼の使ってるギターはFender JapanのEシリアルっていう話は以前にも書いたと思うのだけども、ピックアップも特に思い切った改造はしていないとのことだった。(古いFender Japanのピックアップに交換はしてあるが、所謂出力の強いものへの交換などはしていない、とのこと)

リーダーのストラトキャスターが繋がっているのはMarshall JCM800(50W)モデルだそうです。
やかましいとのことで前回LUSHでは横に向けていたアンプも今日は正面を向いてました。

LUSHでのライブに比べるとリーダーのギターの持ち上がり度合いが弱かったこともあり、リーダー的にはばっちりっていう感触ではなかったとのことでしたが、安定感はあるのでリスナー的には不足はないライブでした。


MCではお清めの塩(伯方の塩)を前日にお風呂上りに体に刷り込んで邪気を放ったドラムきゃりちゃんのスピリチュアルな話題などが挙がってました。
あと、アンコール受けて再登場した際、マイクを思いっきり歯にぶつけてた山ちゃんでした。(よくぶつけるとのことでした)
あと、ステージに焚かれたスモークが甘納豆の匂いがするなんていうことも言ってた。MCが不思議なきゃりちゃんでした。

名古屋のライブではよく喋ったと言うリーダーはこの日は何も言ってなかった。

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この日、会場にチャットモンチー福岡晃子氏も来てました。
同じレコード会社&ベーシストの繋がりっぽいです。

帰り際、ミニサイン会を階段でやってました。

そんなこんなで、今後も期待してます!
頑張れプリングミン!俺も頑張る!


<おまけ>

リーダーの足元。Proco RAT2とLINE6のエフェクター、あとBOSSのDigital ReverbにFull Driveらが置いてあってCarl Martinのスイッチャー使ってるみたい。あとこの写真には写ってないけどDD-20 Giga Delayもつ買ってるっぽい。シューゲイズしたサウンドがこれらで!

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