ザ・スズナリは以前から知っていたのだけども、劇を見に行く機会が本当になかったので(見に行く作品、役者が特になかったと言う理由)、今回初めて立ち入りました。
下北沢の中でも都会化が進んでない一角と言った雰囲気の劇場で、建物自体も結構古そう。
中は劇場なので特に建物の古さは感じないのだけども、トイレに入ったら、建物の作りがなんだか古そうだなーっていう印象でした。
どういう劇か、公式Webから引用したのが以下。
2006年ベンガル・綾田企画「白鷺の舞い降りる森で」を柄本明が新たな視点で演出する。
タイトルも「コーヒー入門」。
2組の夫婦のけったいで今の世の中他人事ではない話・・・かも。
ベンガルさんがやった劇のリメイク的な作品らしい。
以前のものを見ていないので、以前のものとの比較ができないのが残念ですが、何はともあれ、今回は江口のりこが出演するとのことで見に行きました。
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楽日も終わったのでざっくりストーリーを書くと、二組の夫婦がだまされて同じ別荘を買ってしまったが、詐欺師がいなくなったのでやむを得ず同じ家に二組の夫婦が住まざるを得なくなったことから、生活においてあれこれぶつかったり言い合いしたり、でも生活してたりっていう話でした。
東京乾電池の舞台自体はじめてだったのだけども、役者さんの演技力はもちろん申し分ないし、内容も面白かったでした。
昨年末に見た江口のりこが出演した劇団、本谷有希子の「偏路」も見に行ったのですが、その時は席が紀伊国屋ホールでありながら最前列と言う良いんだか悪いんだかわからないロケーション(※)だったためにちょっと楽しさが半減したのですが、今回は席、劇場の構成を含めてとても良かったので満足でした。
※紀伊国屋ホールは巨大な劇場なのでステージが高めに設置されている関係から、最前列は役者がそばで見られるメリットはあるものの、ステージの奥が見えないと言う弱点がありました。その点、ザ・スズナリは小さな劇場でステージは客席から見てもっとも下と言った位置で、どこで見てもある程度同じように見られるっていう点は良かったですね。
また機会があったら東京乾電池のステージ、見てみたいと思いました。
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