渋谷に2日連続で行っておりました。
昨日はROVOのレコ発ワンマンでO-EAST、翌日にあたるこの日はClub Asiaで行われた「Bluestar Night」の4周年ライブ&DJみたいな奴でした。
元々行く予定ではなかったのですが、友人に誘われたので見に行ってみたのでした。
なにげにClub Asiaに入るのも初めてだったので少しだけ楽しみでした。
16:30頃からと、夕方から開催していたようですが会場に入ったのは来日していたThe Lodgerの前、20時前でした。
その時ライブをやっていたのがThe Bowdies(ザ・バウディーズ)。
日本人の4人組でベース&ボーカル、ギター2人にドラムの編成でした。
白いピックガードのないジャズベースを弾いてるボーカルはさわやかな雰囲気で、でも歌いすぎてのどがかすれた感じの声で熱く歌い、向かって左側のギターの人は(多分)グレッチのギターを弾いていて、向かって右側のギターの人はVOXのPhantomを弾いてました。個人的にPhantomは良かった!ビザールギター好きにはたまらないです。しかもVOXでないメーカーから復刻されたものではなくてVOXのロゴがヘッドに入ってるVOX製のPhantomっぽいところが良かったです。
音楽性ですが、スーツ4人、使ってる楽器からも想像がつくような、とてもシンプルなロックンロールでした。
演奏も不足はなくうまいし、見た目もかっこいいんで良いんですけど、正直な話、古いです。
別に新しいものを求めてるわけじゃないんだけども、こういう音楽を演奏するバンドが生き続けていることも大事だと思うし、貴重だとも思うのだけども、逆を言えばありふれてるし、演奏され続けているもので目新しさはゼロ。
別に本人たちがそういう、目新しさとか求めてる感じが一切ないのでそれはそれで良いのですが、2008年に見なくても良いやって思いました。
やっぱり「はじめて見た」とか、「こいつらでしかこの音楽が聴けない」って言う方が好きみたいです。
ちょっと批判的なことは書いたんですが、演奏も曲も格好、見た目、ライブの盛り上げ方どれをとっても不足はないです。すごくかっこいいのは確かです。でもあんまり好きにはなれませんでした。
ロックンロールでパーティー!っていう場にはもってこいなバンドだとは思いました。
お次がDJタイムをちょっと挟んで来日中のThe Lodgerのライブ。
映画好きの友人にメールで「ロジャー見に行かない?」って言われて、そういう映画でもあるのかと思ってYahoo!の映画のページで検索をかけてしまったりと無知っぷりがまるで駄目な自分でしたが、とりあえずせっかく来日しているとのことで前知識は全然ないのですが見てみたのでした。
3人組のイギリス、The Whoのライブ盤で有名なリーズ出身のバンドみたいです。
ギターボーカル(レフティーのテレキャスター弾き)、ハンサムなベース(Fender Japan?のBronco Bassの改造されたものを使用していた様子)、そしてドラムの編成でした。
曲はシンプルな3ピースの肩の力の抜けたロックで、ネオアコ、アノラックの系譜と言った感じ。
ばりばりギター弾く感じでもないし、ごりごりベースがアグレッシブなわけでもないしで。
ドラムはさすが外国人と言ったところ、力強いビートでした。
個人的にはFenderのギター好き、しかもマイナー機種好きとしてはBronco Bassには反応しました。
ヘッドには何かエンブレムのようなものが貼り付けられ、ボディにもコンペティション・ラインが引かれておりMustang風な改造がしてありました。
でもピックアップはオリジナルのままのようで、近くで見たのですが(あまり良い言い方じゃないけど)チープな見た目のモデルでした。
サウンド的にもロングスケールの一般的なベースに比べるともこもこしたサウンドで、でもしっかり音は作られているので特に聴こえないことはなかったですが、ギター&ボーカルのライトな音声にあいまって軽い印象でした。
歌がうまいのか下手なのかよくわかんない脱力具合で、ポップな曲も弾み終始みんなが笑顔で踊ってるような素敵なライブでした。
・・・が、2日連続で結構疲れていたので途中でちょっと抜けて休んでました。
The Lodgerについては、悪く言えば単調だったのでずっと聴き続けるにはやはり楽曲を知っていて、それを日ごろから愛聴していて、次はあの曲だ!みたいなうきうき感で臨まないと見続けるにはしんどい印象はありました。どれもポップだし、安定感があるので期待はずれなことはしてこない雰囲気でしたが、前知識なく、特に愛聴していたわけでもない自分だったので飽きはありました。
そもそもBluestar NightっていうDJイベントが、最新の曲をばりばりかけるDJイベントっつうよりは80、90年代のロックで、好き者同士集まって楽しもうぜっていう雰囲気のイベントな気がするので(主催、及び参加してるDJがどういう志向かはよくわかりませんが、そういう気がします)その傾向にはあってたのかもしれません。
The Lodgerの来日ツアーにもBlusestar Nightの面々(っていうか主催のchicchiさん?)もついて回っていたようで若干お疲れの様子もあったのですが、その後もオールナイトでDJイベント、4周年ってことでやっていたみたいで、彼らのタフネスには驚くばかりです。
最近はオリジナリティの強い何かを求める傾向が自分の中にあるために、ちょっと100%楽しめなかった感があるのですが、また気の向いた時に遊びに行きたいなと思った次第でした。
あ、あと。
クラブエイジアにはもう行きたくないと思いました。
ドリンクバーにて、500円の飲み物を求めて1000円しかなくて、1000円出したのですが、現金でおつりをくれずに、500円分のドリンクチケットを渡してきました。
こんなことされたのは初めてだし、そんなことどこにも書いてないしで、正直むっときました。
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