LUSHであるプリングミンのライブは月1ペースっぽい感じなのでもうおなじみな気がしてきております。
ここのライブハウスは規模がでかいわけじゃないので距離感が近いのがファン視点で見ると嬉しいですね。
対バンはTHE KOALAS、QUATTRO、talk to meで、合計4バンドの出演でした。
最初がTHE KOALASでした。
この日はプリングミン以外どれも知らないバンドでした。
結構声が高めのギター&ボーカル(グレッチ?)、渋いレスポールを弾いてるギタリストによくわかんないメーカーのジャズベースを高めの位置で弾くベーシスト、そしてドラムの4人編成。
どことなくBlanky Jet Cityの影響があるのではなかろうかっていう印象があったのですが(声が高い点とグレッチみたいなギター弾いてる印象から)要素だけで連想させるだけで音楽性は別にそういう感じではなかったでした。
曲はどんなだったか忘れてしまったけども、まっすぐな歌が印象に残ってます。
お次がQUATTROでした。
余談ですが、バンド名がライブ会場としておなじみのクアトロと同じ綴りなのでWeb探すのが大変でした。
簡単な名称って何かと被ったりするので、情報を発信しようって言う時にバッティングするので良くなさそうですね。かといって名前を変えるのも気軽には行きませんが。
名前はシンプルですが、ギター&ボーカル(Rickenbacker 480と思われるギター)、ギター(Gibson SGだった気がする)、キーボード(HAMMOND XK-1と多分Electro HarmonixのMemory Manなるディレイみたいなものを使用)、それにベース(ジャズベースかしら)、ドラムの編成で、ちょっとサイケデリックな風味を感じさせる、音がいっぱいのシンプルっつうより複雑に入り組んだロックな演奏でした。
ボーカル以外が60~70年代っぽい風貌だったのに対してボーカルの方だけ普通な感じではあったのですが、ボーカルはさすがにボーカルってだけに、バンドを引っ張っていく歌い主でした。
個人的に初めて見たリッケンバッカーの「480」と思われるモデルが面白かったです。
見た目、形がリッケンバッカーのベースの代表的なモデル「Model 4000」系列の格好していながらギターで、現在よくみられるリッケンバッカーのギターのヘッドシェイプっつうよりはやはりベースの4000系の形してました。
ベースであの形はかっこいいなぁと思っていたので、それのギター版の形が存在することを知らなかったのでなんだか衝撃がありました。(なかなか見ないギターだし)
こういう、見たことないものに出会えるのがライブハウスの醍醐味な気がしてます(何)。
音が結構でかかったです。
お次がプリングミンでした。
この日はセットリスト的に言うと
- the time has come
- 新曲(ミドルテンポの曲)
- 新曲(ポップでアッパーな曲)
- 新曲(どんな感じか忘れた)
- 新曲(スローでギターが入り組む曲)
- This world is yours
と言った感じでした。
最近は「再生」を2回くらい連続でやっていたので今回も出るかと思ったのですが、新曲ずくしでした。
1曲目はおなじみ「the time has come」の新イントロバージョン。
最近はイントロが長く、トリッキーに変化しており、跳ねた感じともぐりこむような引っ張るアレンジに変わってます。
その次がここ最近披露されているミドルテンポのゆったりした曲です。
サビはキャッチーに、出だしは温かみのあるギターのミュートプレイが生きた印象の曲だったと思います。
アルバム中盤に収録されてそうな印象ですが、次発売される「This world is yours」のカップリングに収録されてるかどうかも楽しみです。
サビはキャッチーに、出だしは温かみのあるギターのミュートプレイが生きた印象の曲だったと思います。
アルバム中盤に収録されてそうな印象ですが、次発売される「This world is yours」のカップリングに収録されてるかどうかも楽しみです。
その次が確かとてもアッパーな曲で、イントロの疾走感、そしてメンバーのノリっぷりも激しく、ポップさが弾けた曲でした。
この曲ではメンバー全員(ベースのひろやす君以外)がコーラスを取るようなにぎやかな感じになっており、今後場の雰囲気を持ち上げる際にぱきっ!と演奏されていくのではなかろうか、と言った曲でした。
デビュー1枚目のミニアルバム「yes,we are.」収録のシングル的な曲「FUN」みたいな弾けたポップソングって感じです、タイプ的に言うと。
ヴァン・ザンドのテレキャスを弾く新田君も飛び跳ねてのりまくって演奏してました。
前にぐりっと出てきて演奏したりと激しいパフォーマンスも見られました。なんか珍しい!
お次も確か新曲をやってました。
こっちは2曲目と違ったタイプの新曲で、ドラムのきゃりーコーラスが生きてる印象の曲だったような気がします。
ちょっと記憶が曖昧になってるので具体的には思い出せませんが、これも次回アルバム向きの新曲かもしれません。
写真はこの曲の写真かは忘れました。多分次の曲の写真かとは思う。
その次が「再生」「sou」「泳ぐ声」に続きそうなプリングミンの中でもちょっとシューゲイザー寄りのゆっくりとしたテンポの、ギターの多彩な音色が流れるように繰り広げられる新曲でした。
イントロで聴かれる2本のギターの絡みは「泳ぐ声」の延長にあると言っても間違いはない感じで、こういう絡みがプリングミンの面白みのうちの1つだなーと思いました。
Vocalやまちゃんの声は低めの声なんですが、やまちゃんの歌うメロディのオクターブ上をドラムのきゃりが歌うと言った部分もあったりで、メンバーそれぞれの歌が重なっていくような印象をこの曲から受けました。
みんなで作っていってる感がより一層曲に出てきてる感じはこれからの展開を感じさせるもので新作がより一層楽しみにになるのでした。
最後がここんところいつも〆で演奏されている「This world is yours」でした。
発売を目前に控えたこの曲も、数回ライブにて見ていて定着してきた印象がありました。
ベースのひろやすくんが前に出てくる1回目のサビが終わった後のメロディのところはやっぱりそっちに目がいってしまってボーカルのメロディがよく思い出せません(笑)。
2回目サビの上がり下がりの激しいメロディのところのやまちゃんの歌い手としての安定感はとても心地よく、音源と同じ通りに歌いきるのはさすがと言ったところで心地よいです。
今回の様子を見ているとリーダー酒井くんのノリっぷりも結構好調のようで、向かって右側(上手って言うんだっけか?かみて。)にいつも構えてる彼も新田君側にぐりぐり繰り出していってバトルするように弾き倒してました。
今回も総じて非常にテンションの高いライブで、レコーディングで磨き上げている要素をじわじわ出して行ってる印象が強かったでした。見る都度新しく変化していく様に今後も期待です。
ラストがtalk to meでした。
このバンドはよくLUSHのスケジュールで名前を見かけるので気になってました。
配られていたフライヤーによると、どうやらこのバンドのベースの方がUnlimited Broadcastの方でもあるみたいです。
4人編成でボーカル、ギター(Gibson Les Paulと高そうなエフェクターたち)、ベース(Gibson Thunderbird)、そしてドラムの編成でした。
ギターの方の足元をちらっと見たのですが、高級エフェクターとして非常に有名なKLON Centaurと思われるエフェクターがありました。テープでつまみが固定されていたので全貌は見えませんでしたが、多分それです。
プロのレコーディングでもブースターとして使用されるなど、定番かつ高級なものとして知名度が高いですが、実際に使ってる人は初めて見たかも。(8~12万くらいするエフェクターです)
パンキッシュでノリの良いパフォーマンスには固定ファンも居るみたいで、最前列の女性は踊り狂ってました。
終わってからメンバーに感想を言いがてらにちょっと小話をして帰りました。
メンバーが今度出るシングルのサンプル盤を持っていたのでちらちらと見せてもらいました。(がしっと見せてもらうわけにいかないから目の前でぴらぴらしてもらいました(笑)。)
シングル内の歌詞カード部分にも写真が挿入されていたりとしっかりしたアートワークみたいです。
ジャケにメンバーが写ってないんですが、メンバーの写真は内側に載ってるみたいです。
いつもライブ中にぱしゃぱしゃしてるだけなのもなんか気持ち悪いんで、楽屋で1枚ポーズしてもらいました。きゃりーの笑顔が良い感じです。リーダーはいつも通り。
リーダー酒井くんとFulltoneのエフェクターについて少し話したんですが、前に出てぺったり張り付くような音が魅力だそうで、音色が二人ともシングルコイルで似ているのでそこで差を出しているというようなことを言ってました。
機材と言えば新田君側のボードに新たにIbanez SM7 SMASH BOXが登場してました。
ゲインをちょっと上げるだけで猛烈な歪みになるらしいのでゲインは0くらいで使ってるとのことでした。
1台強烈な歪みになるエフェクターを置いてる位置があるっぽいのですが、Expandora→Roger Mayer VOODOOのなんかのFuzz→そしてSMASH BOXと変遷してるみたいです。レコーディング中の写真?を見ているとロケットファズみたいなのも置いてあったりするらしいので、ここは結構Fuzzポジションなのかもしれませんね。
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