2009/05/03

色々CD買ってきた(Tom Tom Club、ケルトなど)



Dinosaur Jr. "Green Mind"(写真左下)

Dinosaur Jr.は近年好きになったグループの中でも群を抜いて好きで、彼らの音に出会ってからずいぶん影響を受けてる状況です。

先日やったライブでも、彼らを知る以前から使っていたJazzmasterではあるものの、気持ちの中では「highered-girlとおそろいでもあるけど、Dinosaur Jr.ともおそろいだぜ」とか思いながらそれを弾いており、エフェクターにもDisanour Jr.を知った以降に思い入れが強くなったElectro Harmonix Big Muffの第二期と言われる通称「ラムズヘッド」(羊の顔に似たマークが書かれている為にそう呼ばれている)を模したハンドメイドエフェクターを使ってかっこいいディストーションサウンドを鳴らしてました。

で、やっぱりCD買わないとだめだって思っていて、やっと買いました。

いままでは、正直な話、ネット上で入手した音源を聴いていたんですけど、どうもそういう音源てどこか音質がおかしかったり、ファイルごとの音質にばらつきがあったりと良いことないことは知っていたんですけど、どこか横着してました。

が、タダで手に入れた音源を聴いていてもいまいちそのアーティスト、楽曲を粗末に扱ってしまう。
好きになってきた割にCD持ってないのもなぁ、と思っていたので買った、と。

彼らのメジャーデビュー盤がこれになるわけですが、日本のメジャーデビューとちょっと性質が違う気がするのでなんとも言えませんが、ちょっとこもった、良い意味でのインディーズ感がクリアになって、より爆音に、そして突き抜けるような爽快感がこの作品には含まれてますね。

グランジと言えばお笑い・・・じゃなくて、NIRVANAって言う印象を抱く人もいるかもしれませんが、彼らともよくやっていたであろうDinosaur Jr.、彼らも独特ですがかっこいいのでお勧めです。

6月には新作「Farm
」っていうすごくやる気のなさそうなタイトルのアルバムが出るので(笑)、これも楽しみです!


Disorder "Complete Disorder"(写真中下)

今年に入ってからだったと思うけど、Dischargeの「HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING」を買ったんです。これがもう、猛烈にかっこいくてかっこいくて、かなり大音量で繰り返し聴きました。

Dinosaur Jr.と打って変わってこっちはハードコア・パンクなんだけども。
速い、うるさい、叫んでると言った具合の音楽です。(それだけじゃないんだけども、音だけを形容するならそんな感じ)

そんな彼らが登場した以降に彼らの影響を受けたDビート(って言われる手法?のパンクらしい)を用いた感じのバンドって増えたらしいんです。パンクのレビュー本に書いてあったことなんですが。

で、「dis」がついたバンドも増えたそうで、そのうちのひとつがこのDisorderだそうです。

Disorderっつうと、自分の場合はJoy Divisionの1st「Unknown Pleasures」収録の1曲目「Disorder」を思い出すんですが、サウンドはだいたいDischargeみたいな感じで、もうちょっとざらざらしたノイズが乗ってる印象でした。

Vocalの声が垢抜けない感じで、Dischargeの方が印象としてはかっこいいですけども(影響元だからそれはそうなんだけど)、こういう系聴きたい人にはお勧めです。

うーん、レビューになってない・・・。ま、いいや!


Tom Tom Club "Tom Tom Club"(写真右下)

元Talking Headsのメンバーがやっていたグループらしい。
ポップに書いてあるその情報と、PSPのCMで使われて話題の!なんて書いてあった。

テレビをほぼつけないのでそのCMがなんだか知らないけど、果たしてPSPのCMにどんな曲が?と思って興味本位で聴いてみた。

と言うか、ジャケがかわいかったので気になって聴いてみたのだった。

ほどよくエレクトロ、しかもすかっすか。でもなんか踊れる!

これは近年のことだけども、CSSを聴いた時に感じたものと一緒だった。

CSSとかこの辺の影響があったのかーと、いまさら目からうろこっていう感じで、とりあえず買っておきました(笑)。

自宅で聴いてみたけども、これは良いですね。音数が少ないので耳もあんまり疲れないし、ゆるいし、良い。しかも1000円だったのがありがたい。タワレコのキャンペーン対象だったみたいで安かった。

(写真上段左から)

昨年末にアイリッシュバーで見たケルトミュージックデュオ、ポロロッカ以来、もっと一歩踏み込んで聴いてみようと思っていたケルトミュージック。

ティンホイッスルの本を読んでいたら、フォーク時代(6~70年代)に再評価されてから結構バンドが増えたと言う記述があった。
なので、一歩踏み込んだところでおそらく全然すくい取れてない状態なんだろうな、と思いつつ、より心地の良い音をグループを見つけたいとは思っていたので、とりあえず買えるところから買ってみようって思っていたわけです。

が、最近は横浜方面に行く機会が多く、逆に巨大なCD店がある渋谷に行く機会に恵まれなかったために、横浜のタワーレコードを覗いたんですけど、全然品揃えがだめだった。
洋楽はまだしも、民俗音楽の部類はさっぱりだめ。

やっぱり渋谷のタワレコじゃなきゃだめかな、とか思っていたのだけども、行ってみたらあったあった!

Bothy Bandは1枚目のアルバムと言われる「1975: The First Album」を昨年だかに買って良かったので続きを聴きたいと思っていたので、彼らの2枚目と言われるやつ(Old Hag~)を手に取った。

が・・・、緑をバックに楽器持って記念撮影みたいなジャケがどうもださい。
高校の吹奏楽部の集合写真のようにしか見えない(・・・それは言いすぎか)。

それに対してその次の作品と思われるもう1枚はなんか、影になっててかっこいい。
ちゃんとデザインされてる気がした。

彼らのCDを一気に2枚も買うなんてリッチ過ぎる、と思いつつ(1枚2520円しました)、彼らの音だけ聴いていても耳は肥えないだろうと思ったので、アイリッシュミュージック界の大物バンドと言われるThe CheiftainsのCDも買っておこうと思った。(これまた横浜にはなかった)

ので、1000円であった上述アルバムを手にして、ポイントが溜まっていたので割引を効かせて買いました。

結果から言うとどれも総じて良いです。
The Cheiftainsは物凄く柔らかな演奏で、良い意味で田舎っぽさを感じます。
広い空、広大な大地に実る麦、みたいな・・・。(漠然としすぎかもしれません)
太陽の光をさんさんと浴びて、乾いた土のほこりっぽさ、みたいな・・・。(これも漠然とし過ぎ)

Bothy Bandはまだ試みも面白く、単調ではないところは魅力なのだけども、
たまにボーカルだけで遊ぶ曲みたいのが入ってて、それがいきなり始まると気分が変わっちゃうから、それは好きではないです。
その他の面ではバグパイプが使われていたりもして音に厚みがあり、演奏も非常にかっちりまとまっていて聴き応えがあるなーっていう印象です。

こうやって少しずつ、先述のポロロッカさん以外、他の演奏を聴いていくと土地柄、人種による解釈の違いや、表現力の方向性の違いも出てきて、ロックも多様なように、ケルトミュージックも多様なのだなと感じることが少しながらできる気がしました。

日本にも、東京にもいくつかのグループが居てアイリッシュパブで演奏をやっているとこ、あるみたいなのでより一層色々聴いてみたいなと思ったのでした。
面白いなぁ。色々聴いてきたつもりでもまだまだ広がる感じがします。


すべてのアーティスト名、アルバム名はamazonの同作品にリンクしているので、気になる方はぜひぽちっと進んで買ってみてください!

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