場所は新宿MARZ。
その他出演は東京カランコロン(myspace)、OLDE WORLDE(myspace)でした。
最初がOLDE WORLDE(オールディ・ワールディと読むらしい)。
前知識一切ないバンドでした。
始まる前、転換でThe Flaming Lipsが流れていたのですが、その影響もあるかのようなファンタジックな印象の曲をやってました。
あと、演奏もとてもうまかったです。
一番気になった?のが、英語の歌の発音。
結構歌の発音が良い印象だったのですが、逆にうますぎて妙な違和感を覚えました。
洋楽に精通しているのか、英語が得意なのかは不明ですが、流暢な英語の流れは好きな人にはたまらないものかもしれませんね。
個人的にあまり好きでない歌い方だったのですが・・・。
いつもは弾き語りでその名義で活動したりしているそうですが、たまにバンドスタイルになるそうです。
次が東京カランコロン。
名前しか見たことなかったのですが、先日対バンしたエポケーの雄平くんがMARZに居たので話していたのですが「結構かっこ良いですよ!」とのことだったのでがっつり構えて見ました。
これが、期待してなかったのですがとても良かった。
歌はどこかチャゲ&飛鳥のASKAを彷彿とさせるような粘り気のある男性高音ボーカルで、鍵盤やらグロッケンやらを遊び心多めでプレイする女の子に、ギターとベースとドラム(どんなだったか忘れてしまった)の5人編成。
どこかヘンテコなのだけども、歌がしっかりしているので総じてポップに聴こえる不思議なマジックが働いているような音楽性とでも形容したら伝わるのか謎ですが、とにかく良かった。またぜひ見たいと思いました。
雄平くん経由でライブ後にボーカルの彼と喋ったのだけども、見た目はかっこいいのですが(加瀬亮みたいな感じ)結構な変態感がにじみ出てて妙に好感が沸きました(笑)。
お次がSEBASTIAN X。
SEBASTIAN Xもなにげに初めてでした。
お世話になってる早瀬くんブッキングにて、URGAでライブをやったこともあるそうだけども、たまたまその日は見にいけてなくて、見に行った友人知人が「うまい」「ライブハウスでやってる意味がわからない(それくらい雰囲気がプロっぽい)」などと謎の賛辞を挙げていたことから気になってました。
そして、先日の渋谷LUSHの太平洋不知火楽団の企画にてサブステージにてSEBASTIAN XのVocal&鍵盤が歌っていたのを見て、あの子たちが果たしてどんなバンドをやっているのだろうと言う興味がプラスされて、見れる日を楽しみにしていたわけです。
で、実際見てみてですが。
実にうまい。うますぎて非が全然ない。
うまいだけじゃなくて完成度も高いし、オリジナリティも高いし、素晴らしかった。
ボーカル真夏ちゃんも、もう10年くらいやってるのではないかと言ったような余裕のそぶりと表現力とアクションで見る側を圧倒するし、鍵盤の工藤歩里さんもクラシックあがりと言える縦横無尽に動き回る巧妙なプレイを放ちつつも、男子2名のロックンロールに対して浮いているようでバンドとしてのグルーブ感も出ていてすごかった。
ギターレスながらもベースがそれ相当の活躍をしている点と、鍵盤がめちゃめちゃ弾いてるっていうだけでも結構面白いんですけど、それに負けないボーカルの力が強い、これはもう、勝てないですね。(何の勝ち負けかよくわかりませんが・・・)
CD買っちゃいました(笑)。「LIFE VS LIFE」。
これが1枚目だそうだけども、これを作ってからライブ活動をはじめたっぽいですけど、前経歴を一切知りませんが(前身バンドがあるらしい)、このCDの時点で相当完成度が高いですね。アートワークもインディーズの自主盤とは思えない風合いが出ていて、そんなにチープに感じないです。
2009年11月には全国流通の音源もリリースするらしく、それに向けてツアーも組んで全国回ってくるとか。
もっと名前が広がるのも時間の問題だろうと言った、ある意味で恐ろしいバンド、SEBASTIAN Xでした。
次がHOSOME。
HOSOME、冒頭のグループ名に挙げたように、気になってまして。
「なぜか?」ですが、昨年1年の中でも自分の中で結構大きな出来事(その後の様々な出来事のきっかけになってる)でもある「蔵ロック」の、自分の行かなかった5月だか6月頃だかの回にHOSOMEが来たそうな。
デロッピードロッピーのドラム、耕太郎が物凄く好きらしく、頼んだら来てくれたとのことで、この日も耕太郎とひかりちゃんの松田兄妹も来場してました。
あの「蔵」に居たアーティスト、十人十色かつ、どれもポップさに溢れつつも、人を引き寄せないアングラ臭さをうっすらと持っているような一癖、二癖あるようなバンドばかりだったので、そこに出たバンドなら見てみたいさっていうところで気にしてました。(グーミの言葉を借りると「アングラポップたち」ってところでしょうか。でもこの言葉だと「アングラ」臭い印象がちょっとついちゃいますね)
HOSOME、一切知らなかったのですが、物凄くかっこよかったでした!
形容が好きではないと言いつつも軽く形容するならば、鍵盤の入ったパンク(初期XTCとか)が高速デジタルビートにまみれて、音の洪水の中でロックンロールを奏でているような、そんなバンドでした。
畳み掛けるようなポップ・パンクとでも言ったら伝わるのか謎ですが、とにかくかっこよかった。
アンプが持ち込み臭かったので(VOXの、通常ライブハウスのレンタル機材では置いてなさそうなものを使ってた)耕太郎に「アンプ、松田邸まで持ってきたの?」と聞いたら「持ってきたけどさすがに置く場所ないから使ってなかった」とのことでした。
この時点で東京カランコロンも自分的にヒット、HOSOMEもヒットで「当たりの日だな」と十分手ごたえを感じたのでした。
ラストがYOMOYA。
YOMOYAはもう・・・もうって言おうと思ったのですが、まだ2~3回しか見たことなかったでした。
でもなんか、だいぶ前から見ているような感じすらする耳馴染みの良いバンドサウンドが今回も心地よく響きました。
YOMOYAはもう・・・もうって言おうと思ったのですが、まだ2~3回しか見たことなかったでした。
でもなんか、だいぶ前から見ているような感じすらする耳馴染みの良いバンドサウンドが今回も心地よく響きました。
鍵盤の彼が毎回のことだけど、軽くビールを飲んでて、程よく変なテンションでMCする様はVocalのタツキくんのテンションからは出てこなさそうなキャラクターなので、あれはあれで良いですね。
タツキくんの低音しっとりVocalにやや高い裏声系のコーラスワークも冴えてるし。(冴えてると言うより、この上ない良い相性と言ったところでしょうか)
缶もSEの一部としてぺきぺきと指で圧迫して楽器化したりもしてました。
タツキくんの低音しっとりVocalにやや高い裏声系のコーラスワークも冴えてるし。(冴えてると言うより、この上ない良い相性と言ったところでしょうか)
缶もSEの一部としてぺきぺきと指で圧迫して楽器化したりもしてました。
やはりフロントのギターボーカルのタツキくんと鍵盤の彼ばかり見てしまうので後ろの印象がそんなにないのですが、この4人のバンドサウンドはとてもよい、もうこの言葉で片付けます!(笑)
あ、でもリッケンバッカーベースが低音過ぎなくてバンドサウンドに埋もれる感じながらも、それで収まってるっていう音の構図は良いですね。
(リッケンバッカーベースは音がぶよぶよしている印象で、低音の締まりがいまいち悪いっていうイメージがあるのですが、バンドサウンド自体がやわらかめな印象なので、それはそれで良いかなと言った印象です)
YOMOYAの2nd、まだ買ってないのですが、次お金に余裕できたら買おうかなと思います。
あ、でもリッケンバッカーベースが低音過ぎなくてバンドサウンドに埋もれる感じながらも、それで収まってるっていう音の構図は良いですね。
(リッケンバッカーベースは音がぶよぶよしている印象で、低音の締まりがいまいち悪いっていうイメージがあるのですが、バンドサウンド自体がやわらかめな印象なので、それはそれで良いかなと言った印象です)
YOMOYAの2nd、まだ買ってないのですが、次お金に余裕できたら買おうかなと思います。
お金ないとか言ってる割に結構ビールを飲んでしまった、そんな楽しい夜でした。
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