2009/11/29

TokyoディスコモーターShow!! @ 渋谷O-Crest

Boogie the マッハモーターズ主催の「TokyoディスコモーターShow!!」なるイベントが渋谷O-Crestにてあったので行ってきました。

O-Crestは以前プリングミンとSPANK PAGEを見に行った以来ですね。

この日はその前にラクーアへ真野恵里菜の握手会の為に遊びに行っていたので、ハシゴしました。


この日の顔ぶれは以下。

Live
Boogie the マッハモータースmyspace
KING BROTHERSmyspace
バイナリキッドmyspace
ピコテッツmyspace
DJ
しじみちゃん(a.k.a持田茜)


Boogie the マッハモーターズは以前、現在一緒にEmotional Ticonを一緒にやってるおどるが池袋LIVE INN ROSAにイベントでジェニハニバーとして出演していた際に対バンで出ていて見たことがあったので、ざっくりどういう感じかは察しがついてたので行きやすかったですね。

かつ、最近勝手に距離感が近づいたと思ってるバイナリキッドも出るし、今年中に1回は見たかったキンブラことKING BROTHERSが出る!となると、これは行くしかないと思ったわけです。
極めつけにバイナリ経由でしじみちゃんもDJっつうことで、年内休止状態のDJイベント「ありとも」の分を取り返すかの気分で遊びに行きました!


この日ですが、所要でしじみちゃんに連絡した際に、彼女がこのイベントの日程を勘違いしていたらしく遅刻する情報を聞いていたのですが、何気に間に合ってました。(案の定わかりづらい場所にO-Crestがあるので迷ってたみたいなので現場まで連れて行きました!)

でもその都合か、冒頭はBoogie the マッハモーターズのドラムの方がDJやってました。
ガレージロック、ブルースっぽいのばかり流してましたが、KING BROTHERSに、そしてそのファンに・・・っていうO-Crestの雰囲気には結構合ってましたね。
それはそれで良かったです。

そんなわけで最初がピコテッツ。

ピコテッツって名前、自分が参加していたテクノポップバンド、DORFで対バンした人の最近の活動状況などを見ていたりするところでちらほら名前を見ていたので、勝手に「エレポップ系のバンドかな?」と思っていたのですが、思ったよりロックでした。


ドラムレスで、ベース&鍵盤の女性にギターボーカルの男性の2人組で、格好はノースリーブにカラフルな衣装で、ギターもポップな色のものを使っていたし、刈り上げているヘアスタイルから見るにテクノポップ的な感じも受けるんですけど、音は至ってガレージサウンドでよかったです!

個人的に良かったのが、エフェクターがFab Toneだったことですね(笑)。
Fab Toneを3つ所有している自分からしたら、なんか同志な気がしました(笑)。
Fab Toneについて書いた記事はこちらをご覧ください


ライブ終盤、ハシゴを持ってきて照明を固定する金属パイプのところにギターをぶらさげて、ジャンプしてスティックでひっぱたいてノイズを出すパフォーマンスや、ギターに装着されたKAOSS PAD(KAOSSILATORかな?)を最前列の客に触らせてノイズ出したり、かなり派手なアクションもあったりと一辺倒じゃなあたりも良かったですね。

一切知らないグループながら、意外と楽しめました。



次が、ここから登場のDJしじみちゃん。

ちょっと遠慮している様子があったので、遠慮なく!と激励しつつアイドルを大量に流して踊ってました。ナイス!
どことなくBuono!が多めな気がしましたが、彼女なりのロックサイドなのかもしれないですね。

あと、この日友人からもらいたての渡り廊下走り隊を渡したら即刻流してくれました(笑)。早い!

ぶっちぶち切らしてましたが、えげつないプレイが良かったです。
S/mileageも流してたしで個人的に大満足でした。


で、バイナリキッド!

ピコテッツにキンブラが出てる時点でバイナリのロック度は低めにすら感じてしまうこの日でしたが、その辺はバイナリキッドがうまかった。

相変わらずながら、このどこにでもなじんでいくような妙な浸透圧の高さはバイナリキッドのすごいところだなーって思います。(もしかしたらなじまない場所もあるのかもわかんないけど、少なくとも自分が見ている風景にはどこでもなじむような気がします)

この日のバイナリは青林檎とキャットフードが登場、キャットフード配ってましたが物凄く口の中の水分を奪われるようで大変そうでした(笑)。青林檎を相方、ミシガンにたたきつけて割るヒロポ。相変わらず仲良しでほほえましいですね!


音楽については、やっぱりオリベUギターが半端ない。
何か、バイブレーターのようなものを演奏に用いてましたが、あれはなんだったんだろう。
今度喋れるようになったら聞いてみたいと思います。(実は喋ったことがない)


鍵盤のぐも相変わらずチャキチャキと動き回って、パンツ脱いで投げたりとやりたい放題。
ピコテッツとは違う方向性で客のボルテージを上げてました。

あと、この日、いまさらながら「無敵スターe.p」をGetしたんですけど、良いですね。
CDだと音質が良いので、ライブで聴けるノイジーな演奏とは違う側面で彼らの生粋の音楽が聴けます
やはり「エンディングテーマ」が良い。ほんと良い曲だと思う。



次がKING BROTHERS。

キングブラザーズ前にありとも経由で知り合った別の友人が会場に来ているのを見つけたので合流。
キンブラ見たことあるか?なんて質問をして軽く予習。

実は、大学生時代に名前を聞いたのが最初だったものの、今まで一瞬たりとも聴いたことがなく、漠然とガレージロック、ガレージパンク、モッズ的なものを踏まえたロックが爆発した感じだと想像していた程度でして、前知識は0に近いでした。

予習で「マイクが飛んでくるからマイクを返してあげないとボーカルがなくなってしまうことがある」であったり、「ギター&ボーカルでもあるマーヤが飛んでくるから支えてあげないと危ない」と言った情報を得ました(笑)。楽しくてこの時点で飲み過ぎて結構酔っ払ってきてたんですけど、うきうきが止まりませんでした。


で、始まりました。

いやー、後から思うと曲がどうだったかほとんど覚えてないけど、ロックのロックらしい部分しかないくらいに激しくて、熱くて、そして危なくて面白かった。
過去の話ではライブハウスのツイーターをぶっ飛ばして弁償額が半端ないとか、そういう噂を耳にしていたので思いっきりうるさいかなと思ったんですが、思ったより音量は大丈夫でした。

何にしてもすごかった。ほんと楽しかった!

ちょい自分が迷惑かけてしまった感があったのでその辺はキンブラサイドには申し訳なかったです。
ロックンロールエチケット。



ラストがBoogie the マッハモータース。

ピコテッツと似ているようで、ピコテッツはロックとテクノが分離した感じのバンドだったのに対して、こっちはロックとテクノが融合したような近未来高速ロックンロールモーター!って感じなので(?)質が異なりますね。


分かれてる方が個人的に好きかもなぁ。
でも久しぶりに見たのですが、ライブ感があって良いですね!
以前のROSAで見た際もドラムスがステージから降りてきてフロアでライブとかやってたんですけど、そのときあまりお客さんいなかったので、ちょっと寒い空気になってたのを思い出したのですが、これだけ人が入ってる中でフロアに出てくると否が応でも楽しいですね!


非常に熱いライブでした。
そしてこの顔ぶれを集めた彼らに拍手を送りたいです!



途中ビール配布なんかあったりとイベントとしてはほんとお祭り騒ぎで面白かった!

またこれくらい強烈な顔ぶれを集めたロックンロール感溢れるけどテクノ感もあるイベント、ぜひやってもらいたいですね!

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