ごっこレーベル&ふーてんきpresetns「狂都の狂った高校生ッ 東狂デビューGIG!!」に行って来ました。
会場は大塚MEETS。
出演
ごっこレーベルこと、ドタマカチワルドのヒロポくん(ex.バイナリキッド)と、ふーてんきこと(?)松本章さんの共同企画みたいですね。
大塚MEETS
大塚のライブハウスと言えば、自分の中では高校生の頃に知り合いのコピーバンドを見に行った「大塚CAVE」を思い出すのですが、バンド活動なんかをしていて、そのハコの名前を今日耳にしない、しかしながら大塚にライブハウスが1軒あるらしいことは耳にしている。もしや、CAVEってMEETSになったのか?と思ってたのですが、予感的中。
店内に入って思い出した、このレンガ造りの室内。かつてビートルズがやっていたライブハウス「CAVERN CLUB」を意識した内装とかなんとかっていう。いやいや、超懐かしい。15年ぶりくらいですよ、ほんと。
この日ドリンク担当をしていた ゆとりぱんく君(from キングサーモン)にその話をしたら「CAVEのことなんか知ってる人いないっすよ」とのこと。ゆとぱんがまだ幼少の頃だからな、そりゃ知らないよな。
狂犬の中の狂犬 キャンセル
以前阿佐ヶ谷にあるロフトAの深夜帯を使って行われた「ごっこレーベル 新人発掘」なる企画に応募されてきた京都の高校生バンド「狂犬の中の狂犬」(myspace)。
ドラムス、ベース、そしてリコーダー&ボーカルと言う(笑)、何を考えてるのかよくわからない編成のバンドで、送られて来たデモが面白いとのことで、その夜、流行った。その夜は。で、ヒロポくんが「ぜひ東京に呼びたいですね」なんていう話をしていて、それがやっと叶った!・・・と思ったら地震ですよ。
来られなくなった本人たちもがっかりしているだろうが、呼ぼうとしていたヒロポくんが一番がっかりしてるんじゃないかな。
自分もある意味で一番楽しみにしていたのが彼らだけに、見られなくて残念だった。
CD-Rが送られて来たそうで、それの売り上げ金は全額東北に寄付するとのことだった。CD-Rだけお買い上げ。
狂犬の中の狂犬はめげずに、機会あったらまた東京来て欲しいものです!
ちなみにメンバーの名前はVocal & Recorderがアメリカンドッグ(笑)、Bass&Vocalがロリータドッグ(笑)、Drumsが暴れん坊ドッグ(笑)。
ちなみに写真は、3/28にちなんで「ミツヤ」ってことで、この日呑み放題としておいてあった三矢サイダーたちです。うまかった。
松本章ソロユニット Garapon Zoo
2009年7月 渋谷LUSHの映画「不灯港」公開記念イベントを主催していたアキラさん。その日は「司会・直感」と書いてあり、まさに「直感」で裁いてる感満載のスリリングなMCっぷりが爽快だったのが記憶に強く残っており(直感により、はしゃいでたらステージに上げられたし)、あのアキラさんのグループとは一体・・・?と思って臨みました。
赤犬時代を知らないので、章さんがどういうミュージシャンか実は一切知らなかったのですが、この日はボーカル、エフェクトボーカル、その他エフェクター各種にチェロ、トランペットを使った演奏でした。バンドメンバーには小銭さん(ex.ミドリ)、そして鍵盤に小宮一葉さんっていうきれいな女性がおりました。
どのくらいあらかじめ決まってることがあるのか不明ですが、「直感」っぷりが全開で、演奏が物凄くスリリングで見てて面白かった(笑)。
小銭さんのドラム、以前かまってちゃんとミドリが対バンした時でしか体感してなかったので、あまりどういうプレイをされる方か存じてなかったのですが、いやいや、良いですね。結構好きな音色のドラマーでした。(あんまドラムのこと詳しくわからないけど)
小宮さんの鍵盤は、Bassの代わり?にNovation Bass Station鍵盤付きみたいのを置いて、ピアノ音色用に鍵盤をもう1台のドアーズっぽい編成でやっていて、アナログシンセの音だったり、エレピの音だったりをあれこれ使っていて興味深かった。と言うかこの方が気になる。
で、肝心の章さん。冒頭はグローブをはめて「誰か、キャッチャーせいや」と言い、構えて投げ・・・ずにフェイントかますなどのパフォーマンス(笑)。キャッチャー ヒロポ「た・・・球が消えた!」と良いリアクション(笑)。
冒頭から腹よじれたwwwww ライブハウスで撮れる写真じゃないでしょ、これは!
その後、トランペット+エフェクトでのセッション、即興っぽい歌(及び、スタジオでちゃちゃっと作ってきたっぽい歌)を披露しつつも、謎のまとまりの良さ、強引さで魅せた。いやー、章さん凄い。「ベタ イズ ベター」なんていう歌詞の歌とか、なんかわからないけどポップさの塊だった。
その後も「3人揃って、ガラポン・ズー!」とポーズを取りつつ「ほら、みんなもやってみ!」と章さんのペースでグルーヴ感が生まれる。
あと、チェロ手にして、弓が見つからず探し回る一面もあった(笑)。結局Bass Ampの上においてあるのを発見してひと段落。途中で卓上に置いてたエフェクターも落っこちたり、缶コーヒー飲んだり、和やかだった(笑)。
カミイショータ グループ
カミイくんバンドのライブは2010年10月の彼の企画以来の2回目ってことで、見てる回数は浅いですね。その割りに案外カミイくんと会ってる気がするので、そんなに浅い気もしてなかったり。
鍵盤を弾いている野兎が2010年4月9日のライブをもって辞めるとの話だったので、もう見れる回数も少ないかなーってことで、これも楽しみにしていた。
以前見た時はカミイくんが企画者だったこともあり、気が張った印象があったのだけども、この日は呼ばれた身、結構リラックスしてやっているような印象だった。
カミイくんがどういう人かはだんだんわかってきたのだけども、彼の音楽に関してはまだまだ聴きが浅い自分ですが、パンク的な側面と、彼がずっと持ってきたであろう「やんちゃさ(若さ)」、そして繊細さが溢れてて良かった。
マイクを持って歌い、そのままマイクでギターをじゃーっと弾いちゃうのがマイブームみたいなことを言っていた(&以前の高円寺のライブでもやっていた気がする)。そんなカミイくんです。
エレキを先日紛失したそうで、新たに買ったFender USAのテレキャスターをかき鳴らしていたけども、ちょっとカリカリした音で、もうちょっと中域がふくよかだとギターの音も生きそうな印象がありましたが、カミイくんのバンドバージョン、もっともっと良くなっていく気がするので、また見に行きたい次第です。
ドタマカチワルド
以前はバイナリキッド名義で活動していたが、メンバーが抜けたことを受けて改名をしてドタマカチワルドとして活動しているヒロポくん。そしておなじみ?のミシガンくんと"ぐ"の3人。
「ぐ」を外人に名乗ったら「good?」と聞き返されたとの話から、ドタマになってからも暴れてるんだろうなーと楽しみにしておりました。
編成はヒロポがギターボーカル、ぐ は鍵盤&ボーカル、ミシガンがドラム&ボーカル。だいたいバイナリと一緒!
でも、めちゃめちゃ弾けるギタリストが抜けて、普通にドラム担当が居なくなって、彼らなりに気合が入ったのか、ドタマをかち割る気なのかは不明ですが、以前よりもスマートで、ニューウェーブ臭くなった印象があった。例えるならPlasticsのパンクさ。かっこいいサングラスを掛けてるせいもあるかもしれないけど、ヒロポくんの"ナゴムが好き"な部分から直系だったパンキッシュな歌唱方法も、どこかジャパニーズ・ニューウェーブ的に近づいた印象で驚いた。
そこらへん、終わってから「意識的に変えたりしたのか?」と聞いてみたのだが「いや、特にそのまんまだけど」みたいな話をしていた。ヒロポが意識してないところで何か変化があったんかしら。
そういや、"good"こと、ぐ もパンダ面をはずして、彼女が別でやってるde!nial寄りのニューウェーブ/アートポップ/ディスコポップらへんの気配を漂わせたサングラス姿になってて、これも驚いた。
ミシガンはそのまんまで、なんだか和んだ(笑)。
しかし、バイナリキッドのステージであった「ミシガンとヒロポでどうにかしなくちゃ」感が特にこっちではなく、さっぱりしたバンド然としたいでたちに新鮮さを感じた。
ヒロポの「やる気」はいつだってまっすぐで好きです!
ちなみに、写真があまりなかったのは、VJ的に流していた映像の邪魔しちゃいかんな、と思ったからなのですが、フラッシュ焚かないとさっぱり映らないくらい暗かったゆえ、です。ヒロポも「暗くてよくわからなかった」とか言ってたし(笑)。
ハジメタル(ex.ミドリ)
ミドリの鍵盤、ハジメタルさん。ミドリ解散後は自身のバンドを用意したり、サポートで活動したりと色々模索中の様子ですが、この日はソロで出演。
上述の通り、あまりミドリに長けてないので、鍵盤うまいなーな印象しかなかったので、果たしてソロでは何が繰り出すのか・・・?!
Nord Electro 2やサンプラー、ボコーダーなんかを使った即興のクラブミュージック的なもの、ピアノソロなどを披露しつつ、ミドリでもやっていたハジメタルさんボーカル弾き語りの「春メロ」などをやってた。この曲はほんと、良い曲だと思う。それ以外がほんと、夜中2時くらいのチルアウトタイムなテクノみたいな感じで、聴いててちょっと眠くなった。
最後は何故かみんなでセッション
0 件のコメント:
コメントを投稿