もっとも手前にあるギターがSG-3Cです。
YAMAHAのデータベースによると「1968年11月発売 1971年頃まで販売」とのことで、最新で考えても2008年現在、37年の時を経ている立派なジャパン・ビンテージ・ギターと言えるものです。
この楽器の奇跡的なところは、傷が皆無に等しい点。
初期SGモデルはGS、サーフミュージックブームなどの所謂「エレキ」が流行った頃と被っているので結構売れていたのではないかと察しているんですが、それゆえに数もそこそこあるながら状態が悪かったり、使い古されていたりと言ったものが多数見受けられます。
しかし、このギターはどこかで眠っていたとしか思えない無傷っぷりで、経年による焼け、傷、変化などがまるでなく(厳密に言えば無傷ではないにしても、無傷に等しい程度の傷しか見られない)、タイムマシーンで時空を超えてきたのではないかと思わせられる逸品です。
Yahoo!オークションに出品されているのを見て、これは保護しなければならない!と思い、1978年製のFender USA Broncoを所有していたのですが、後輩にそれを3万で引き取ってもらってお金を捻出して手に入れたっていう経緯があります。
Broncoは大学生の頃に購入した、気に入っていたギターでもあったのですが、当時友人のノイズミュージシャン、Guilty Connectorから譲ってもらったFender Japan Jazzmaster(Oシリアルの為、93~94年製造のフジゲン製)を当時メインに使用するようになっていたので、後輩が使えるギターがないとのことだったこともあり、後輩に売ったのでした。
博物館に飾るような逸品を手に入れたは良いものの、実用性と良いサウンドを備えたFender USAのセミビンテージギターを手放したのは正直痛手ではありましたが、大事にしないとっていう気持ちで手に入れた逸品、守り抜こうと思っております。
とは言っても37年の時を経たギターゆえに、木材の質も悪くないし、材の状態も非常によく乾いていて鳴りも悪くなく、チープながらなかなか味わい深い音色を奏でるギターだったりもします。
ハムバッカー?側とシングルコイル側の出力の違いがなぜ起こっているのかがいまいち解剖していないし専門知識もないんでわからないのですが、その問題を解決すればライブでも十分使用可能なものでもあるので、ギターは弾いてなんぼですから、いつかちゃんと調整して人前で音楽を奏でられたら良いなと思っております。
何にしてもこのルックスが最高ですね。
VOX社がその昔、The Rolling Stonesに所属していたブライアン・ジョーンズが使用していたことで有名なVOX Mark IIIなどの丸っこいギターを意識したような変形ギターで、かつオレンジでうねった形がまるでなすびみたいです。
一部ではなすびギターなんていわれていたりします。
H.S Andersonのりんごギターこと、Houston(ヒューストン)と並べてみたいと勝手に思っております。
このギター、そもそも知ったきっかけを少し書いておくと、後述しますが、フルカワミキのことばかり考えている時期(笑)にYAMAHAのオールドモデルたちのことを調べてました。
SGシリーズと言うと高中正義やサンタナが使っていたことで知られるSG-1000以降のモデルが有名なのですが、それよりも昔にFenderのギターを意識したモデルたちがあったことを知ったのでした。
そのうちのSG-5、SG-7っていうのは後にGS期の寺内タケシとそのバンドメンバーが使用していたことをきっかけに限定復刻されたり、それらを元にしたモデルのSGVシリーズが生まれたりと後への影響が残っていたりするのですが、SG-1、SG-3Cらのモデルは今日見られなくなりつつあります。
特に一番変な形してるSG-3Cは目についたのと、フルカワミキがSUPERCAR初期のライブ映像などを確認する限りではSB-3C(※)と思われる機種を使っており(PV集「P.V.D」収録の「DESPERADO」などで見られます)やっぱりステージ映えが良い、かわいいっていうのもあって気になっていたのでした。
そんなこんなでたどり着いたギターでした。
※ YAMAHAのデータベースを見る限りではSB-1Cしか載っていないのでSB-3Cっていうモデルが存在するのかはいまいち資料がなくてわかりませんが、フルカワミキが使用していたモデルは2ピックアップ搭載モデルのようなので、恐らく機種名のつけ方の法則を察するところではSB-3Cと思われるうえでの発言です。
YAMAHAのデータベースによると「1968年11月発売 1971年頃まで販売」とのことで、最新で考えても2008年現在、37年の時を経ている立派なジャパン・ビンテージ・ギターと言えるものです。
この楽器の奇跡的なところは、傷が皆無に等しい点。
初期SGモデルはGS、サーフミュージックブームなどの所謂「エレキ」が流行った頃と被っているので結構売れていたのではないかと察しているんですが、それゆえに数もそこそこあるながら状態が悪かったり、使い古されていたりと言ったものが多数見受けられます。
しかし、このギターはどこかで眠っていたとしか思えない無傷っぷりで、経年による焼け、傷、変化などがまるでなく(厳密に言えば無傷ではないにしても、無傷に等しい程度の傷しか見られない)、タイムマシーンで時空を超えてきたのではないかと思わせられる逸品です。
Yahoo!オークションに出品されているのを見て、これは保護しなければならない!と思い、1978年製のFender USA Broncoを所有していたのですが、後輩にそれを3万で引き取ってもらってお金を捻出して手に入れたっていう経緯があります。
Broncoは大学生の頃に購入した、気に入っていたギターでもあったのですが、当時友人のノイズミュージシャン、Guilty Connectorから譲ってもらったFender Japan Jazzmaster(Oシリアルの為、93~94年製造のフジゲン製)を当時メインに使用するようになっていたので、後輩が使えるギターがないとのことだったこともあり、後輩に売ったのでした。
博物館に飾るような逸品を手に入れたは良いものの、実用性と良いサウンドを備えたFender USAのセミビンテージギターを手放したのは正直痛手ではありましたが、大事にしないとっていう気持ちで手に入れた逸品、守り抜こうと思っております。
とは言っても37年の時を経たギターゆえに、木材の質も悪くないし、材の状態も非常によく乾いていて鳴りも悪くなく、チープながらなかなか味わい深い音色を奏でるギターだったりもします。
ハムバッカー?側とシングルコイル側の出力の違いがなぜ起こっているのかがいまいち解剖していないし専門知識もないんでわからないのですが、その問題を解決すればライブでも十分使用可能なものでもあるので、ギターは弾いてなんぼですから、いつかちゃんと調整して人前で音楽を奏でられたら良いなと思っております。
何にしてもこのルックスが最高ですね。
VOX社がその昔、The Rolling Stonesに所属していたブライアン・ジョーンズが使用していたことで有名なVOX Mark IIIなどの丸っこいギターを意識したような変形ギターで、かつオレンジでうねった形がまるでなすびみたいです。
一部ではなすびギターなんていわれていたりします。
H.S Andersonのりんごギターこと、Houston(ヒューストン)と並べてみたいと勝手に思っております。
このギター、そもそも知ったきっかけを少し書いておくと、後述しますが、フルカワミキのことばかり考えている時期(笑)にYAMAHAのオールドモデルたちのことを調べてました。
SGシリーズと言うと高中正義やサンタナが使っていたことで知られるSG-1000以降のモデルが有名なのですが、それよりも昔にFenderのギターを意識したモデルたちがあったことを知ったのでした。
そのうちのSG-5、SG-7っていうのは後にGS期の寺内タケシとそのバンドメンバーが使用していたことをきっかけに限定復刻されたり、それらを元にしたモデルのSGVシリーズが生まれたりと後への影響が残っていたりするのですが、SG-1、SG-3Cらのモデルは今日見られなくなりつつあります。
特に一番変な形してるSG-3Cは目についたのと、フルカワミキがSUPERCAR初期のライブ映像などを確認する限りではSB-3C(※)と思われる機種を使っており(PV集「P.V.D」収録の「DESPERADO」などで見られます)やっぱりステージ映えが良い、かわいいっていうのもあって気になっていたのでした。
そんなこんなでたどり着いたギターでした。
※ YAMAHAのデータベースを見る限りではSB-1Cしか載っていないのでSB-3Cっていうモデルが存在するのかはいまいち資料がなくてわかりませんが、フルカワミキが使用していたモデルは2ピックアップ搭載モデルのようなので、恐らく機種名のつけ方の法則を察するところではSB-3Cと思われるうえでの発言です。
お次が向かって右側のSB-55です。
この楽器は上記と同じくYAMAHAのデータベースによると「1973年12月発売 1976年頃まで販売」とのことで、これも若く見積もっても2008年現在、32年の時を経ているベースになります。
このベースはベースをまともに弾こうと思い始めた頃に探して買った記念すべきマイ・ファースト・オールド・YAMAHAってところです。(なぜ英語にしたのかは聞かないでください、言ってみたかっただけです。)
その頃はスーパーカーが好きだったこともあって、フルカワミキが使用していたSBV-800MFが欲しかったのもあったのですが、そのモデルの元となったSB-7A(SB-5Aかもしれない)がかっこいいなぁと思い出している時期で、このモデルを出来れば欲しい、と考えてました。
が、しかしGSブーム、エレキブーム期の代表機種ゆえにいまだに人気が衰えず、ジャパンビンテージとしていまだに高値で取引されているモデルでもある為に希少、高価ゆえに入手は私的に絶望視しておりました。
そこで調べていて出会ったのがそれらの後継機に当たるこのSB-55でした。
これまたオークションで落札したものですが、その時の説明文によると「おじさんから弾かないで物置で眠っているのはもったいないのでもらったものの、楽器を弾かないのでどなたか大事に使ってくださる方に手に入れていただきたい」とのことでした。
故に、出品者が価値、年式をあまりわかっていない点、あと本人が弾く気がないと言う点に着目して25000円だか、30000円だかの安価で入手しました。
この値段は正直な話、当時は得したと思っていたんですが、YAMAHAのオールド、特にこの方は別に人気が高いわけではないので値段相応くらいなのではなかろうかと思っているこのごろです。
前述の通り、放置されていた期間が長かったせいかあまり状態が良くなく、心地よく弾ける状態ではなかったためにまずは分解して磨きました。
磨いたものの、メンテナンス方法を知らなかったことと、分解している時についていたつまみのプラスチックが経年劣化で脆くなっていて壊れてしまったため、とりあえずYAMAHAに同様のつまみのデッドストックはなかろうかっていう期待のもとに渋谷のYAMAHAへ持ち込んで修理、調整の依頼をしました。
つまみの交換費用、調整費用で確か8000円くらい取られましたが、はっきりいって全然良くなってなかったです。
当時の自分のベースプレイヤーとしての技術の低さからもそうなっていたのですが、調整したばかりの楽器のはずが結構びびりが酷かったのでした。(びびりと言うのは弦が演奏時に思わぬところに触れていることで弦の純粋な音以外のすれた音がサウンドに入ってしまうことをビリビリ言うことから「びびり」と言う表現をすることがあります)
びびりは調整してもこんなものなのか?と問うたものの、こんなものだとの店員の対応に正直いらだちました。
当時の自分のピッキングが強かったことも一因だったものの、特にそういう知識がなかったのか、なんなのかは不明だけども頼りない返事をしたYAMAHAの店員とはもう話したくない、と思ったくらいでした。
せっかくお金かけて調整したはずなのに何もよくならなかったことが嫌だったので、帰宅後に自分なりに弾きやすい位置にブリッジの駒を動かしたりして研究もしました。
結論としてこの楽器は元々フレットが低かったこと、それと前所有者の使用によるフレットの減り、それに自分のピッキングの強さが過剰だったことが良くなかった原因だったみたいで、今日はコレクションのうちの1本みたいな感じで放置しております。
つまみ以外はオリジナルパーツで、ブリッジカバーもついていたり、経年焼けが渋みを出していることもあって結構気に入っているのは事実なのですが、ピックアップの出力も弱くて実用にはちょっと厳しいなと今は思っております。
まったく同じモデルのピックアップだけその後オークションで手に入れたため、ピックアップのコイル巻きなおしなどもしてみてピックアップの出力強化を今後考えていたりします。
ボディのでかさ、経年の乾き含めて鳴りはなかなか良いし、ネックもJazz Bassを意識しているのか結構さわり心地、握り心地も良くて質感は悪くないです。
宝の持ち腐れにならないようにいつか日の目を浴びられるよう調整してあげたい1本です。
この楽器は上記と同じくYAMAHAのデータベースによると「1973年12月発売 1976年頃まで販売」とのことで、これも若く見積もっても2008年現在、32年の時を経ているベースになります。
このベースはベースをまともに弾こうと思い始めた頃に探して買った記念すべきマイ・ファースト・オールド・YAMAHAってところです。(なぜ英語にしたのかは聞かないでください、言ってみたかっただけです。)
その頃はスーパーカーが好きだったこともあって、フルカワミキが使用していたSBV-800MFが欲しかったのもあったのですが、そのモデルの元となったSB-7A(SB-5Aかもしれない)がかっこいいなぁと思い出している時期で、このモデルを出来れば欲しい、と考えてました。
が、しかしGSブーム、エレキブーム期の代表機種ゆえにいまだに人気が衰えず、ジャパンビンテージとしていまだに高値で取引されているモデルでもある為に希少、高価ゆえに入手は私的に絶望視しておりました。
そこで調べていて出会ったのがそれらの後継機に当たるこのSB-55でした。
これまたオークションで落札したものですが、その時の説明文によると「おじさんから弾かないで物置で眠っているのはもったいないのでもらったものの、楽器を弾かないのでどなたか大事に使ってくださる方に手に入れていただきたい」とのことでした。
故に、出品者が価値、年式をあまりわかっていない点、あと本人が弾く気がないと言う点に着目して25000円だか、30000円だかの安価で入手しました。
この値段は正直な話、当時は得したと思っていたんですが、YAMAHAのオールド、特にこの方は別に人気が高いわけではないので値段相応くらいなのではなかろうかと思っているこのごろです。
前述の通り、放置されていた期間が長かったせいかあまり状態が良くなく、心地よく弾ける状態ではなかったためにまずは分解して磨きました。
磨いたものの、メンテナンス方法を知らなかったことと、分解している時についていたつまみのプラスチックが経年劣化で脆くなっていて壊れてしまったため、とりあえずYAMAHAに同様のつまみのデッドストックはなかろうかっていう期待のもとに渋谷のYAMAHAへ持ち込んで修理、調整の依頼をしました。
つまみの交換費用、調整費用で確か8000円くらい取られましたが、はっきりいって全然良くなってなかったです。
当時の自分のベースプレイヤーとしての技術の低さからもそうなっていたのですが、調整したばかりの楽器のはずが結構びびりが酷かったのでした。(びびりと言うのは弦が演奏時に思わぬところに触れていることで弦の純粋な音以外のすれた音がサウンドに入ってしまうことをビリビリ言うことから「びびり」と言う表現をすることがあります)
びびりは調整してもこんなものなのか?と問うたものの、こんなものだとの店員の対応に正直いらだちました。
当時の自分のピッキングが強かったことも一因だったものの、特にそういう知識がなかったのか、なんなのかは不明だけども頼りない返事をしたYAMAHAの店員とはもう話したくない、と思ったくらいでした。
せっかくお金かけて調整したはずなのに何もよくならなかったことが嫌だったので、帰宅後に自分なりに弾きやすい位置にブリッジの駒を動かしたりして研究もしました。
結論としてこの楽器は元々フレットが低かったこと、それと前所有者の使用によるフレットの減り、それに自分のピッキングの強さが過剰だったことが良くなかった原因だったみたいで、今日はコレクションのうちの1本みたいな感じで放置しております。
つまみ以外はオリジナルパーツで、ブリッジカバーもついていたり、経年焼けが渋みを出していることもあって結構気に入っているのは事実なのですが、ピックアップの出力も弱くて実用にはちょっと厳しいなと今は思っております。
まったく同じモデルのピックアップだけその後オークションで手に入れたため、ピックアップのコイル巻きなおしなどもしてみてピックアップの出力強化を今後考えていたりします。
ボディのでかさ、経年の乾き含めて鳴りはなかなか良いし、ネックもJazz Bassを意識しているのか結構さわり心地、握り心地も良くて質感は悪くないです。
宝の持ち腐れにならないようにいつか日の目を浴びられるよう調整してあげたい1本です。
お次が向かって左側のBB-1000です。
同じくYAMAHAのデータベースによると「1977年12月発売 1981年頃まで販売」とのことで若く見積もっても27年は経っている楽器になります。
自分が80年生まれなのでほぼ同じ年齢、もしくは年上かと言った楽器となります。
なんだか親近感沸きまくりの楽器です。
この楽器もオークションで手に入れたんですが、目だった傷も少なく、状態がとても良かったのでした。
中古楽器で、オークションともなるともう、届いてみないとわからないっていうリスクがあるのですが、きれいな楽器が届いた時の嬉しさは格別です。
値段も35000円程度と大して高くはなかったので良い買い物をしたと思ってます。
このモデルは77年12月頃に出たYAMAHA BBシリーズの中でもクラスは上の方のモデルのようで、当時の最上位機種のBB-1200のひとつ下に当たるモデルみたいです。(とは言ってもあと1種類、BB-800が他にあっただけみたいですが)
当時の値段にして10万円だから決して悪い価格でもなく、実際触ってみても作りの丁寧さ、材の良さ(ネックの木目が美しいです、きれいではないんだけども)が感じられます。
上位のBB-1200は当時のポール・マッカートニーも使用していたとのことでいまだに一部のポールファンから愛されているモデルだったりしますが、BB-1000は特に目立ったユーザーがいないので人気が微妙です。
しかもBBと言えばピックガードがない見た目のモデルが大半なので、ピックガードがついているモデルの知名度が低いこと低いこと。全然見かけないのでマイナー感たっぷりなモデルとなっております。
元々Pタイプのピックガードが乗っていることからFenderで言うプレシジョンベースのYAMAHA版と言った位置づけのようで、それに対してSBシリーズがジャズベースYAMAHA版みたいなものっぽいです。
そこにピックガードをつけたBB-1000の見た目はエセ・プレベ感たっぷりながら、これはオリジナルです!っていうのを主張するようなピックガードから飛び出る尻尾みたいな尖りが相当キュートなことになってます。
プレベよりも丸みを帯びたデザイン、ピックガードの自己主張、作りがなかなか良いことと立ち居地、知名度が中途半端な具合と言い、Fenderの同時期のオリジナルモデルギターのLEADと通ずるものがあるのではないかと勝手に感じております。
この楽器はもう、先述の通り実用性の高い作りとなっている為、ネックの調整だけして使っております。
材質も問題なく、乾きすぎて枯れている感じもしないしで良い感じです。
ネックが時期によって結構影響を受けやすい状態なので、トラストロッドの締め緩めは適時行ってます。
(お世話になってる工房で一度調整してもらった際に、サイズが合うロッド用工具をおすそわけしてもらいました。Gibsonの楽器に標準で付いている工具とサイズが一緒だそうです。それのあまりをもらいました)
サウンドはぶりぶりっとした太くて存在感のある音で、低音の出もばっちりです。
BBと言えば1200やその後の後継機種のBB-2000、BB-3000らに見られるようなスルーネックがおなじみなのですが、このモデルはデタッチャブルとなっており、ボルトオンで固定(?)となっているので音の伸び、木の鳴りは多分1200には劣るのでしょうが、プレシジョンベースにより似たサウンドなのではと思い込めばなんら負の要素と感じない程度の個性を持った機種だと思ってます。
現在はこのベースをメインで弾いてバンド活動をしております。
もう1本同時期の同モデルを入手したいと思っており、やがてはお金できたら2000、及び3000のピックアップのタイプが2種付いてるモデルを使いたいところであります。
元々BBに興味を持ったのが、New Orderのピーター・フックが「The Perefect Kiss」のPVにてBBを使用しているのを見て憧れたことでした。
・参考「The Perfect Kiss」 by YouTube
同じくYAMAHAのデータベースによると「1977年12月発売 1981年頃まで販売」とのことで若く見積もっても27年は経っている楽器になります。
自分が80年生まれなのでほぼ同じ年齢、もしくは年上かと言った楽器となります。
なんだか親近感沸きまくりの楽器です。
この楽器もオークションで手に入れたんですが、目だった傷も少なく、状態がとても良かったのでした。
中古楽器で、オークションともなるともう、届いてみないとわからないっていうリスクがあるのですが、きれいな楽器が届いた時の嬉しさは格別です。
値段も35000円程度と大して高くはなかったので良い買い物をしたと思ってます。
このモデルは77年12月頃に出たYAMAHA BBシリーズの中でもクラスは上の方のモデルのようで、当時の最上位機種のBB-1200のひとつ下に当たるモデルみたいです。(とは言ってもあと1種類、BB-800が他にあっただけみたいですが)
当時の値段にして10万円だから決して悪い価格でもなく、実際触ってみても作りの丁寧さ、材の良さ(ネックの木目が美しいです、きれいではないんだけども)が感じられます。
上位のBB-1200は当時のポール・マッカートニーも使用していたとのことでいまだに一部のポールファンから愛されているモデルだったりしますが、BB-1000は特に目立ったユーザーがいないので人気が微妙です。
しかもBBと言えばピックガードがない見た目のモデルが大半なので、ピックガードがついているモデルの知名度が低いこと低いこと。全然見かけないのでマイナー感たっぷりなモデルとなっております。
元々Pタイプのピックガードが乗っていることからFenderで言うプレシジョンベースのYAMAHA版と言った位置づけのようで、それに対してSBシリーズがジャズベースYAMAHA版みたいなものっぽいです。
そこにピックガードをつけたBB-1000の見た目はエセ・プレベ感たっぷりながら、これはオリジナルです!っていうのを主張するようなピックガードから飛び出る尻尾みたいな尖りが相当キュートなことになってます。
プレベよりも丸みを帯びたデザイン、ピックガードの自己主張、作りがなかなか良いことと立ち居地、知名度が中途半端な具合と言い、Fenderの同時期のオリジナルモデルギターのLEADと通ずるものがあるのではないかと勝手に感じております。
この楽器はもう、先述の通り実用性の高い作りとなっている為、ネックの調整だけして使っております。
材質も問題なく、乾きすぎて枯れている感じもしないしで良い感じです。
ネックが時期によって結構影響を受けやすい状態なので、トラストロッドの締め緩めは適時行ってます。
(お世話になってる工房で一度調整してもらった際に、サイズが合うロッド用工具をおすそわけしてもらいました。Gibsonの楽器に標準で付いている工具とサイズが一緒だそうです。それのあまりをもらいました)
サウンドはぶりぶりっとした太くて存在感のある音で、低音の出もばっちりです。
BBと言えば1200やその後の後継機種のBB-2000、BB-3000らに見られるようなスルーネックがおなじみなのですが、このモデルはデタッチャブルとなっており、ボルトオンで固定(?)となっているので音の伸び、木の鳴りは多分1200には劣るのでしょうが、プレシジョンベースにより似たサウンドなのではと思い込めばなんら負の要素と感じない程度の個性を持った機種だと思ってます。
現在はこのベースをメインで弾いてバンド活動をしております。
もう1本同時期の同モデルを入手したいと思っており、やがてはお金できたら2000、及び3000のピックアップのタイプが2種付いてるモデルを使いたいところであります。
元々BBに興味を持ったのが、New Orderのピーター・フックが「The Perefect Kiss」のPVにてBBを使用しているのを見て憧れたことでした。
・参考「The Perfect Kiss」 by YouTube
以上が所有しているYAMAHAの古い楽器たちでした。
今後もお金の余裕を見つつYAMAHAビンテージは掘り下げて行きたいと長い、遠いまなざしで思っております。
3 件のコメント:
はじめまして、渋谷と申します。
YAMAHA SG-3cで検索してこのブログを発見いたしました。
私はSG-3cのアコナイトブルーを所有しています。ストラップをつけないと座って弾けませんが、気に入っています。このギターは日本では「なすび」と呼ばれていますが、アメリカでは「耳たぶ」と呼ばれているようです。ブルージーンズモデルの廉価版とはいえ、ネックにはトラモクが入っているなど、使われている材質も良いですし、意外にシャープなサウンドで、なかなかあなどれないギターだと思っています。ただ、ナットの溝が幅広いので、細い弦だと動きますし、ゼロフレットの磨耗も気になっていますので、そのあたりをなおしたいと思っています。あとはピックアップをP-90に換えてみても面白いかもしれないと思っています。
ネットで検索しても、このギターについて書いているページになかなか出会えず、寂しさを感じていたので、このブログを発見してとても嬉しかったです。
長々と失礼いたしました。
コメント返信遅れました。
書き込みありがとうございます。
この記事書いておいて良かったーって思いましたよ。
自分も、このギターについて調べたのですが情報が少なかったので、そういう情報をblogに載せておきたいっていう前提でblogを始めた次第です。
何か情報がございましたら情報を共有してくださるとありがたいです。
また覗きにいらしてくださいませ。
おひさしぶりです。渋谷です。
最初の書き込みからしばらくして、私もブログを始めました。ダンエレクトロが中心テーマですが、所有しているギターやアンプなどについて書いています。
YAMAHA SG-3Cについても書いていますので、よろしかったら見に来てください。
「だのじゃん」
http://blog.goo.ne.jp/danojun
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