三軒茶屋の世田谷パブリックシアターにて、劇団NYLON 100℃を主催するケラリーノ・サンドロヴィッチ(ケラ)がプロデュースする「KERA MAP」第五回目の公演(らしい)「あれから」があったので行って来ました。
劇の類は音楽に比べてほんと、こう・・・あんまり何がどうってわかってないんで、何らかの自分の興味を引かれる要素が少しでもあったら見にいってみようと言う手探りな状態だったりするんです。
今回はまず顔ぶれが豪華であった点(後述)、そして出演者の一人、高橋ひとみさんちの犬がうちの犬と深い関係があることもきっかけで見に行くことにしました。
この劇、出演者は以下な感じでした。
余貴美子/高橋ひとみ/萩原聖人/岩佐真悠子/柄本佑/金井勇太/赤堀雅秋/村上大樹/三上真史(D-BOYS)/植木夏十/山西惇/渡辺いっけい/高橋克実
テレビでもおなじみの顔ばっかり。
S席が8500円、A席で6500円とやっぱり高い。
上述、うっすら関係があると言えど割引とか利くわけじゃないので頑張りました!(仕事とか、節約とか)
で、見た感想をざっくりと。
ケラが監督した映画「1980」ってのを見たことがあったんです。
元々エレポップ、テクノポップも好きな自分からしたらケラが自伝のように振り返る、見てきた「1980」年を題材にした時代背景ってものにも興味があったし、彼がやっていたバンド「有頂天」も好きでCDを所有していたりするので、音楽の道よりも劇で今日成功している彼がいかなる世界観を映画で出したのか、っていうのが興味あって。
見た感想としては、正直、あまり楽しめませんでした。
映画としてはいまいち・・・っていう感じでしょうか。
見たい絵面の映し方みたいのが全然なくて好みではなかった、と言うのが正解かもしれません。
んなもんで、後も映画、もしくはドラマの監督なんかも務めたりと映像(テレビ)の世界にも活動の場を広げている彼の仕事は果たして面白いのだろうか、っていう疑念がありました。
が、元々は音楽をやりつつ劇をやっていた人。
劇を見てみないことにはわかるまいっていう点が強かったので「やっと真価が見れるか?!」と言う期待もありました。
開けてみての感想ですが。
面白かった!
舞台に上がって劇を演じる友人たちも誘ったのですが、劇を見慣れてる、演じ慣れている友人らも「楽しかった!」「久しぶりに面白いものを見た!」くらいに言ってくれたのが誘った側としては嬉しかったですねー!
まず役者の演技力が素晴らしいのはもちろんなんですが、前半、後半と分かれていたので長丁場ではあったものの、後半の展開のめまぐるしさと飽きさせない内容は見事でした。
DVD化されるとか言う情報があったので具体的にはどういうあらすじであったかとかは書きませんが・・・。
テレビでもおなじみ、高橋克実さんなんか、ちょっとすっとぼけたようなキャラクターでバラエティ番組の司会なんかやったりしてますが、ちょっとずるがしこそうな、ちょっと悪そうなモテるおやじみたいな役柄だったんですが、物凄くかっこよかったです。
それで居て持ち前の「すっとぼけた感じ」のキャラクターも随所随所にちりばめられていたりと、とにかく飽きなかった!
高橋ひとみさんの舞台女優上がり(なのかな?)の本領発揮と言うか、うまさも見事。
あれこれ挙げるときりがないのでこの辺にしておきますが、楽しかったです。
以上!
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