2008/12/02

プリングミン/トルネード竜巻 @ 渋谷LUSH

渋谷LUSHにてプリングミントルネード竜巻FREENOTEの3マンライブがあったので行ってきました。


日ごろ、メジャーデビューはしていないけどプロとなんの遜色もないハイクオリティなポップ/ロックバンドがたくさん出ていて見に行くのが楽しみな渋谷LUSHですが、この日は3組ともプロ、しかもある程度固定ファンがいるとか、プリングミン以外の2組に至ってはもう1年以上プロでやってるみたいなバンドなので結構混むんだろうなーって思って臨みましたが、案の定混んでました。







最初がプリングミンでした。

出てきたは良いけど人が多くて全然見えませんでしたー。


とりあえずセットリスト。
  1. opening曲(未発表)
  2. make my day
  3. 7 days(未発表曲)
  4. the time has come
  5. ロケット(仮/未発表曲)→MC
  6. 再生
  7. This world is yours

ぱっと見でわかる通り、一通りレコーディングを終えたようで来年出る予定のアルバムに収録されるであろう聴いたことのない曲を多数披露してました。


個人的に、ギター盗難事件に遭った後の初プリングミン@東京ライブだったのでサウンド面の変化に耳を傾けていたのですが、リードギターの新田くんがテレキャスからストラトへ(1997年製のUSAのストラトらしい)、バッキングが主の酒井くんがFender JapanのストラトからT.S Factory製のテレキャス(P-90をフロントに搭載)と交代したみたいになっている割にはさすがプロ。ある程度の収まり具合を感じました。


「make my day」のプロモーションビデオではニュー楽器を構えている姿が既に収録されているのですが、そこからさらに酒井くんはギターにステッカーを貼った模様でした。
だいたいが車、バイクのパーツ関連のステッカーです。好きやなぁ・・・。


曲について、「7 days」なる曲(MCでタイトルを言っていた)はゆっくりとした曲で、「ロケット」(きゃりーブログにて確認)は最近よくやっている新田くんの3コードから始まりサビで掛け合い、Aメロでソロまわしみたいのが入るパンクっぽい曲です。


リリース後の東京ライブ初披露っぽかった「make my day」もなかなか調子が良いみたいでした。(終わり際のギターだけになるところでちょっと新田くんが歪みエフェクター踏みっぱなしなかんじになってたけど)

あと、「再生」のボーカルのリバーブ/エコーの深めるタイミングがかなり良かったです。
専属ミキサーなのかと思ったのだけども、酒井くん曰く「何回か一緒にやって、数箇所見てもらった人だから息が合う」的なことを言ってました。






次がトルネード竜巻。


トルネード竜巻は最近Webの更新もないし、新譜のリリースも2年くらいないしで、一体何で食ってるのか?と言った状況ですが、相変わらずマイペースに活動しているみたいです。


新曲の数もだいぶ増えているようで、知らない曲が多かったです。

で、簡素な感想になってしまいますが、相変わらず鍵盤の曽我さんのMCがぶっ飛んでて面白かったです(笑)。急に初恋の話をしだして、Vocalの真祈ちゃんに振ったと思ったら「中学、高校とずっと好きだった人が居た」「その人がこの前、詐欺容疑で逮捕された」と言う話をしだして変な空気を作り出してました(笑)。


ギターのフタキさんが髭面だったのが珍しかったです。
あとベースがいつも弾いている御供さんではなかったです。(曽我さん曰く「ジャンヌダルクのツアーに連衡された」とのことだけど、ジャンヌダルクはベーシストいるっしょ!!と心で突っ込みを入れたくなりました)


新曲「タリナリズム」は結構一押しみたいで、いつも曲前に説明をしてます。
「足りないリズム」が転じて「タリナリズム」。曽我さんなりの「ポリリズム」に対抗した曲なのでしょうか。


個人的には、フタキさんのえげつない歪みのギターがもっと聴きたかったのですが、案外シンプルな演奏でした。Vocalは相変わらず、とても澄んだ良い声でした。

良いバンドなので、もっと音源出すなり、ライブやるなりして欲しいとこですねー。






ラストがFREENOTE。

FREENOTEはとある音楽情報サイト管理人さんが結構推していて、いつか聴いてみようとうっすら思っていたので、この顔ぶれで対バンとして見れるとは一石二鳥!と思っていたので、うっすら楽しみにしておりました。


で、ざっくり個人的な感想を言うと、鍵盤&ボーカルが女性、ギタリストはレフティーでストラトキャスター、ベーシストがなんだったか忘れちゃったけどそのトリオだそうなんだけど、ちょっと個人的にはツボに来るものがなかったかなーと言った印象でした。


女性的な歌詞で、恋愛に関係でもした感触の言葉たちが聴かれた印象で、「ポップス」としてのクオリティは高そうでした。が、やっぱりどこかしら「ロック」が好きなのかわかりませんが、ちょっと退屈に感じました。


悪いバンドじゃないし、MCも含めてとてもうまいし慣れてるし、動員もまぁまぁで評価もされてるんだなーって気がしましたが、途中でちょっと飽きてしまいました。





以上、なかなか豪華な1日でした。

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