2009/07/10

mother,Creepy pop,夜の夢 @ 新宿nine spice

motherCreepy Pop夜の夢と言った顔なじみのメンツが揃ってるライブがあったので新宿nine spiceまでひょっこりと行ってきました。


その他出演者はwe are timePlat Home Nine後追い自殺でした。


最初がmotherでした。

motherは新曲やってました。
どんなだったかなー。出来立てっぽいですが、それなりに練習してきたんでしょうな、流暢な感じでした。
もう1回くらい聴かないと印象がはっきりしないですね。
特にmotherの曲は拍子が難しいけどポップな顔してるので、後から思い返そうとしても頭の中でぐちゃぐちゃになってたりします。


個人的に、ノリで遊びに行った昨年のmother企画のライブの一曲目だった「眠そうなライオン」が聴けてよかったです。

ノリで行った割に、あの規模のホールで設営からやるっていう感じが、ただのライブを超えたイベントとしてとても自分の中で深く残っていて楽しかったなーっていう思い出になってまして、それのオープニングナンバーだったので印象深いですね。

また是非図書館併設のホールでやって欲しいものです。


あと音楽に関係ないけど、ベースのあさこちゃんが半そで半パンで露出度高めでよかったです(笑)。
本人に言ったら苦笑いされました(笑)。
あと、そんな服装ながら上着を持ってこなかったみたいで、エアコンで冷えて寒いと言ってました。
上着持って来ましょう!
半そで半パンでストール巻き巻きしてる図です。



次が夜の夢。


夜の夢は何回か・・・1回か?対バンしてるし何回も見てるのだけども、彼らの音楽もまた拍子が難しいので「あの曲がどうのこうの」って語りづらかったりしますね。

でも!
見る都度思いますが、見る都度ポップになっている印象です。
これは自分が彼らの音楽をわかってきたのか、それとも夜の夢の曲がどんどんポップになっていっているのか不明ですが、だいぶ楽しみ方がわかってきました。

今度は夜の夢を見に行く日を設けたいとこですね。
(この日やmother目当て感があり、motherにチケットお願いしていたので・・・)


MCがちぐはぐで、二人のコンビネーションがずれずれなのか合ってるのかよくわからない感じでハラハラしました(笑)。

そんな彼らの新作のリリース記念企画が2009/08/16(日)に新宿nine spiceにてあるそうです。
お盆で暇!っていう人は行くべし!
即興一号、ケバブジョンソン、太平洋不知火楽団、夜の夢が出演するそうです。
来場すると夜くん手提げ袋ももらえるそうです(笑)。グッズは恐らくドラムの新林さんの手作り!
毎回夜くんグッズが熱いです!(笑)



次がWe are time。

これはギターのみのソロみたいです。
夜の夢見たところで具合が悪くて咳がひどかったのでホールに出てCreepy popのやつらと談話したりしてました。

ちょっと見た感想としては、ギターの練習か、音出しか・・・っていうか細い演奏をしていると思ったら1曲終了、と言った謎な感じでした。

他はフィードバックノイズを使ったギター演奏だったり、全体的にポップではない印象の音楽に、怪しい舞踊の人がついていたりとnine spiceにしては異色な人でした。

ギターソロっつうと個人的にThe Durutti Columnみたいな叙情的なギターソロが好きなんですが、そういう感じっていうよりはノイズよりの演奏でした。(まだまだお前はwe are timeをわかってない!て思われたら、誤解釈ですいません)

薄暗かったので写真ありません!(笑)


お次がPlat home nine。

女性VocalでJazzmaster弾き、サイドギターがJaguarっていうFender好きにはたまらない見た目に、新加入とのことのベーシストとドラマーの4人編成でした。

このバンド、なかなか興味深いです。
上述の通り、具合悪くて咳が酷かったのでこれも大半をロビーのところで映像越しに見てたんですけど、シューゲイザーとかやってそうな編成なんだけども、女性Vocalを真ん中にしたミドルテンポのpop/rockと言った音楽性でした。

motherの人曰く、昔はもうちょっとシューゲイザーっぽい音楽性であった、とのこと。

誤解を招く形容かもしれないけども、NHK教育テレビの「みんなのうた」にでも流れてきそうな感じすらする丁寧でまっすぐな歌声でした。


で、さらに個人的に面白かったのがJaguarの方のプレイ。
Vocal & Guitar側が伴奏だとしたら、こっちはその間を生める感じで、このツインギターがなかなか面白かった。フィエスタレッドのジャガーっていうのもかっこいいんですけど、どうしてもミディアムスケールでブリッジが特徴的なのでぱらぱらした音を出しがちなジャガーをよく鳴らせられるような弾き方と言うか、セッティングと言うか、うまく使ってた。
このジャガーの音色は良いな!って素直に思いました。

で、さらに言うなればベース。
ベースの方は5弦くらいあるベース弾いていて、フレットはあったかどうだったか忘れたけど、とにかくうまいベーシストでした。
で、弾きすぎ感とか、音楽性にいまいち合ってない音を出したりみたいなKY感は一切なく、バンドの歌が中心にある音に非常にマッチした、かつフレーズ感もあってベースの動きも印象的に感じるようなもので、バンド全体で歌っているような良い雰囲気が流れてました。


悪く言えばパンチがない音楽性ではあるのですが、バンド演奏、個々のバランスはとても興味深いバンドでしたね。
次回見かける機会あったらもうちょっと違う視点で見てみようかなって思えるバンドでした。

とか言いながら全然生で見てないでロビーだったわけですが(笑)。
(ちょっとはホール側で見てたけどね。あんまり咳が出るやつがげほげほ言ってるのも良くないしね)



次が後追い自殺。

バンド名が酷いですね(笑)。そんなこと言ったら本人たちに失礼かもしれないけど。
男子3人組で、日本のガレージ、オルタナロックを切り出して引き継がせたようなまっすぐで駆け抜けるような感じの音楽でした。

音が結構でかいあたりもガレージ系な印象でしたが、物凄いオリジナリティに溢れている!っていう感じでもなかったので(笑)これまたホールでぐだぐだしながら見てました。


ベースレスだけどパワフルな演奏だったのは印象的でしたね。
あと、サイドギターの人のTシャツ、BLACK FLAGのTシャツだったけど、油性ペンらしきもので上に「BIG」って書かれていて、「BIG BLACK FLAG」Tシャツになってました。あれはなんだったんだろう??



ラストがCreepy pop。

Creepy popはメンバーが揃わないからいつもトリなのかしら。
今度聞いてみよう。


最近ずいぶんとCreepy popづいてる自分ですが、この日も良かった!
正直な話、人の入りは平日ってことでそんなでもなかったんだけど、ライブは相当熱かった!
彼らの持ってるフルコース的なアグレッシブさが炸裂!でした。


前回のhomeの演奏もすっきり聞えて良かった、と書きましたが、nine spiceも音がすっきりしていて結構良かったですね。


相変わらず猛烈に暴れて弾いてた彼らですが、演奏終了時に大迫くんのベースのヘッドが壊れてました。
手荒く楽器を容赦なく使っている彼らなのでいつか壊れるだろうと思ってましたが、いよいよ破壊です(笑)。


5弦ベースなので5弦側ペグ周辺が危険な状態になりつつ、テンションの上がった会場のアンコールに応えて猛烈に駆け抜ける曲を1曲やって終わりました。
motherあさこちゃん曰く「最後にやった曲を最初に見てCreepy好きになった」とのことで、破壊力満点の曲でした。


MCで、LUNA SEAのセットリストを想像しながら今日はライブやってるみたいなことを言っていて、「1曲目はもちろんLOVELESS」って言ってるあたりが個人的に面白かったです(笑)。

全然LOVELESSな曲じゃないんですが(笑)。
ちなみに2曲目はgravityと言いつつもINORANから始まるだのどうの言いつつ何にもそれに沿ってないCreepy popの演奏は楽しいです!(笑)



この日の夜、緊急でオファーをもらったありとものDJの為に、ほどほどにしてnine spiceを離れましたが、やっとCreepy popのデモを回収しました。(ちゃんと100円払いました!)

聴いてみたけどとてもよく出来てます。
これの録音を担当したのも杉戸が誇る音響巨人、こいち君だそうです。
mother、デロッピードロッピー、グーミの録音もやったそうで、彼の家がどうなってるのかが気になってしかたないこのごろです。

以上です。

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