会場は渋谷DESEOでした。
“えびすまつり”とは
女性は無料ということで、ライブアイドル好きの女性には嬉しいイベントですが、実際行ってみたら、女性客はただの3000円イベントに比べると多かったですが、5~10人といったところで、結局のところ、アイドル現場は男性比率がどうしても高いものですね。しかし、所謂「地下アイドルイベント」と呼ばれるようなイベントながら、女性客は多めかなと言う印象でした。
男性は普通に3000円するので、安価なイベントにしか足を運べない系(つまり、私みたいな低収入/無職/無銭厨)にはハードルの高いイベントでした。
この日、少しお金に余裕があったのと、見てみたいユニットがここにしか出てないみたいな感じがあった(必ずしもそうと言うわけでもないですがw)ので、行ってみることにしました。
18:18 八鍬宏美
と言っても、冒頭から見れずで、入ったらMCで、これから2曲目というところでした。
ハットに赤いチェックのミニスカート、黒いシャツと言った格好で、小柄の女性でした。お客さんの数は10人前後(笑)。さすがに少ないですね、平日の18時台前半。
2曲目「Dream star」なるオリジナル曲をやっており、男性ラップがあらかじめオケに入ってる曲で、アイドルポップ!という感じでもなかったので、アイドル聴きに来てるということもあり、逆に面白いなと思ったのだが、ウケは良くなさそうだなーと思った。
ライブが終わり、物販どんなかな?と覗いたのですが、CD-Rが置いてあったので、早速購入してみたところ「今日からCD発売したんですけど、お客さんが記念すべき1枚目です!」とのことで、通りすがりに等しい身ながら、やたらと歓迎されてしまって困った(笑)。
「よく“えびすまつり”にはいらっしゃるんですか?」とマネージャーさんにも尋ねられたのだが「いえ、あまりお金がないので、無料イベントばかりですね・・・」としか答えようがなかった(実際この夏、そうだったし)
マネージャー「これ、本人が自分でジャケット作ったんですよ。名前書いてないんです(笑)」と、若干“ろみにゃん”を小馬鹿にしつつも、こんなうちのをタレントですがよろしくお願いしますと、気さくな方で面白かった(笑)。“ろみにゃん”本人も気さくで、でもしっかりしてて良かった。
CDの感想をここに添えておくが、ジャケットは本人がこしらえたにしてはなかなかいい感じだと思うのだが(もっとひどいものは世の中にもっとあるし)、せっかくのオリジナル楽曲のボーカル処理が加工しすぎで、輪郭がぼやけてるのが勿体なく思った。(ピッチ加工しすぎで、鼻が詰まったみたいな声になってしまってて、歌詞がほとんど聞き取れない)
相談なんだけど、
ぶっちゃけろみにゃんの
お客様、
間に合いません�
集客が悪いとクビに
なるかも(;´▽`A``
なので、もし
誰推しでもない人、
予約者に拘らない人は
1回だけでもいいから
「八鍬宏美」で
入って下さい。←
なので、お優しい方、
どうか八鍬宏美に
清き一票を�
じゃなくて予約を
お願いします(´∀`)
ものすごい良かった!というわけではなかったが(笑)、早い時間に行かないと見れないソロの子のライブに立ち会えて、なんだか良かった。頑張れ、ろみにゃん!
18:22 小泉清佳
この日、出演者を調べ上げ、誰がどんなCDを出しているかは把握して臨んでいたのだが、彼女もオリジナル曲が入ったCDを出したとのことだった。
とりあえず、どんな子か見たことがなかったので、ライブを観覧。
1曲目から「恋しちゃった」なるオリジナル曲から。ミドルテンポのポップな曲で、伸びやか かつ少しテクのある歌声が心地よく楽しめた。あまり声は高くはないのだが、曲調とキーが合ってて、無理してる感じがなくて、そこも良かった。
曲の内容としては、少しあまのじゃくな、恋しちゃった女の子が素直になれない感じの歌詞のもので、変に奇をてらった感じがないのも良かった。
1曲歌い終えてMCへ。名前を名乗り、blogのタイトルを変えようかなと思っている旨を話した。
2曲目はオリジナルで新曲とのことだった。すべて新しく聴く曲だったが、こちらは1stに比べると“かっこいい曲”と言う印象だったが、もはやどういう曲だったか、思い出す術がない。(※1)最後の曲は大塚愛「さくらんぼ」をカバー。このときは八鍬物販を覗いていたので見れてないのだが、無難な選曲だったのでドリンクカウンターがある物販フロア側へ行ったのかもしれない。
なぜ通常盤が高く(1200円)、初回盤が安い(1000円)値段設定なのかスタッフの方に聴いてみたら、所謂早割り・限定特価みたいなものと仰っていた。通常盤が1200円と言うのも、1枚の札で買えない辺りのハードルの高さがあるなと思ったのだが、なにしろ“えびすまつり”辺りでしかお見かけしない彼女だったので、ちょっと渋ったが、買うことにしたのだった。
備考でも触れたが、2013年に入り活動をしなくなり、2013年2月末を以って活動を辞めるとblogにて宣言をされた彼女(※2)。かわいらしく、歌もなかなか良かったので惜しいものです。
高校卒業、そしてと言う時期の子は中学→高校よりも選択肢に悩む年頃でしょうから、こういう“半年の間に活動が終わる”と言うのもあるのかもしれませんね。
柊木りお
秋葉原にあるアイドル育成ルーム「ダイヤの原石」に所属する子で、ダイヤの原石内ユニット“Heart & Cupid”(以降「H&C」)のメンバーでもある彼女。先日見たばかりですが、改めて見れるのが楽しみでした。
1曲目(タイトル不明)は動き回ってるのに歌がぶれない&ビブラートも聴かせて、豊かな歌唱力と体力を持ち合わせてるのだなと関心。あと、客が入れるmixの掛け声(裏拍)も、先導して「タイガー?(タイガー!)ファイヤー?(ファイヤー!)」と言った具合に前拍で入れてるのにも相変わらず驚いた。
落ちサビと言われる、リズムが抜ける箇所で客はケチャを打つ(手を広げて捧げるようなポーズのこと)わけですが、そこも手招きして「真ん中に集まっておいで」と、客の扱いが自在で隙がなかった。
1曲終えてMC。「いつでも元気いっぱい!キラキラ笑顔の 柊木りおです♪」と名乗り、「たかまー?\りおりおー!/」と、ここでもコール促しがナチュラルに練りこまれてて、どこまでも双方向でライブが楽しめるように回せる人なのだなと、高まりおりおだった。
自己紹介後は、この日の遅めの時間に再びH&Cとしてライブがあるとのことだった。「ソロでは『Diamond rough』(H&Cの曲)は歌わないので」と、ユニットでの出演も見て行ってくれと語っていた。
2曲目「さよならAgain☆」(H&Cシングルのカップリング曲)を披露。後で知ったことなのだが、H&Cシングルは色彩RECORDSよりリリースされたもので、この曲に関してはyusuke.t 作詞作曲、西山祐樹 編曲と言うことで、Starmarieや星のオトメ歌劇団を楽しんでいる身としては耳馴染みの良いサウンドだったのだなと思った。ただ、ライブを見た感想として、ポップな曲をうまく魅せる柊木りおの質の高さに頷くばかりだった。
3曲目は彼女のオリジナル曲「キマグレI love you」で終了。“けいおん!”の「Don't say "lazy"」にちょっと似たロックナンバーで、目新しさはなかったのだが、安心して楽しめる感じだった。曲中もお客さんにに向けて「左ーーー!ジャンプ!ジャンプ!右ーーー!ジャンプ!ジャンプ!」と激しく動き回りながらも、歌に入ると息切れせずに歌い上げる様がすごかった。
この日は物販には行かなかったのだが、先日アップした記事に補足で書いておきたいのですが、物販でアイテムを買うとお店「ダイヤの原石」で割引券として使えるスタンプカードがもらえた。最初のスタンプで20分分チャージ料が無料になると言うものだった。あまりそういうお店には足を運ばないのだが、りおりおが歌ってくれるなら行っても良いかなと思いつつ、半年以上が経ってます。お金を大事にしたいところです(笑)。
18:51 ルリ
ソロで見たことがあったのだが、改めて見れて良かった。
1曲目「Cute a girl」から。「夏の終わり~♪」と言うフレーズと、活気のあるポップロックサウンドが心地よくて、まだまだ寒くはなってない微妙な時期にはぴったりな曲で良かった。
2曲目は「Shining Days」なる曲。この日物販にて購入した「Cute a girl」のカップリングに収録された曲で、1曲目と違ったエレクトロな曲で、ルリちゃん自身余裕を持ってライブを楽しんでる様が良かった。
最後にMC。10月に入ってしまったということで、「(ルリ自身の)生誕イベントがあるので、おめでとうを言いにぜひ来てください」と告知していた。「行かないと言いつつ、来てくれたりする人もいて、ツンデレでも意外と嬉しい♪」とも漏らしていた。
ライブ後、先述の通りCDを買いに行ったのだが、ホシカゲで数回握手はしたことがあったのだが、常連でもないのでもちろん向こうは覚えてなかったのだが、それなりに好きで楽しんでいた旨を話したら、喜んでくれて、なんだか良かった。CDのフライヤーにもコメントを書いて渡してくれて、素敵な対応で良かった。
19:01 迫畠彩MC
時間が空いたらしく、Splash!の“ワイルド姐さん”こと迫畠彩がステージに登場。「急にMCやれって言われたけど、何喋って良いかね(笑)」と言いつつ、「告知とかしたら?」と客からサポート、Splash!のワンマンライブの告知や、新しく出すCDについての話をしていた。
その他、Splash!メンバーの入りが遅い話題に触れ「(星野美兎が)この前本番20分前に来た。今日もまだ会場に来てない。1時間前に来ると言ったのに、まだ来てない」と暴露していた。「迫畠は心配性なので、何回も電話かけたが、自宅に電話を忘れて出てきたらしく、着信履歴20件とかになってた(笑)」みたいな話をしていた。
しかしながら、なんやかんやでSplash!て入れ替わりがない印象で、安定してるあたり、仲は良いのかなと思った。
「アカペラで歌おうぜ!」と客から煽られ「じゃあ、新曲『Highway★Star』の振り付け講座でも」と切り出したところで、マネージャーからOKのサインが出て、ツナギのMCタイムは終了。「『LOCK ON!!!』(と言う曲)でタオルもまわすから、お楽しみに!」ぐらいな感じでサクッと締めて、迫畠姐さんが引き下がった。
19:10 パステル☆ジョーカー
ALLOVER主催イベントで初めて見たのだが、その日は人が多すぎてまともに見れなかったので、この日はじっくり見ようと構えていた。
出演メンバーはALLOVERに唯一参加している山口真奈(blog)、あとはALLOVERには参加してない近藤明穂(blog)、鈴木愛梨(blog)、森 優希(blog)と言った、計4人だった。
メンバーの入れ替わりが激しいのは情報レベルで知っていたのだが、Webサイトに載ってる初期の写真から比べ、4人とはあまりにも少ない。そして、以前ALLOVER主催イベントに出た時はもっと多かった気がするのだが、その面影を感じない激減っぷりに疑問は消えなかった。(ちなみに、この日は川上さり(blog)が欠席とのことだった)
1曲目「夢のトビラ」からスタート。ALLOVERに関わったユニット全てがそれぞれのレパートリーとして持つことになったみたいで、秋葉工房企画のシングルシリーズにそれぞれのユニットverとして収録されているのを後から知った。
この日出演のP☆Jメンバー中で最年少の近藤明穂ちゃんが、練習量が足りなかったのか、自信なさそうに踊ってるのが気になった。P☆Jのダンス番長“マナティ”の動きはさすがにALLOVER側でもレッスンを積んでることもあり、立派なものだったが、その様を横目で追ってるのが見られた。
1曲終えて、MCのようなそぶりを見せるマナティだったが、続けてそこは進む予定だったらしく、マナティが笑顔でごまかしつつの「Uneasy~ふたりの未来~」を披露。今日のアイドルポップマナーに綺麗に沿った印象で個人的にまったく面白くないと思ってる「夢のトビラ」と打って変わって、P☆J曲の持ち味と言えそうな絶妙なバンド寄りのサウンドが面白くて、やはり秋葉工房関わってないのの方が良いなと思った。しかし、人数が減ってからフォーメーションが練り直されてないようで、立ち位置がしっくり来てない様子がメンバーそれぞれから出ていて、不安感溢れるステージングだった。
2曲終えて「いつものいきましょうか」「あなたのハートを彩りましょうか?パステル☆ジョーカーです」と言ったキャッチフレーズでようやくMCへ。
何枚目の○○の何曲目に収録の何々、と言うタイトルをしっかり言いなおして好印象だった。常連でない人にとって、慣れすぎた故にタイトルや名前などが さらっと流されるのは毎回良くないなと思ってたので、丁寧で良かった。
一人一人自己紹介をし、「今日から新衣装です!」と衣装に触れた。「言い訳maybe」頃のAKBっぽい衣装だなーと思った。
3曲目「夏女神☆Summer」では、Aメロの「水平線~(水平線~♪)」と言うPJファンによる掛け合いが整ってて良かった。曲は少し“ポニシュ”感があるっちゃあるのだが、P☆Jならではのバンドっぽいサウンドも混ざってて面白かった。(スラップっぽいベースの音使いなど)
4曲目「明日への翼」はALLOVER主催イベントの時も面白いなと思ってた曲で、マリンバっぽい音がイントロでぽろぽろ鳴ってると思ったらAメロ辺りからベースとドラムで引っ張っていく感じのサウンドになり、Bメロからギターがジャーンと入ってくる展開で、やはりこの曲が面白いなと思った。(面白いとは思ってるが、人に「良い!」と勧められる感じとはちょっと違うw)
4曲目を終え、改めて丁寧に曲名など言い、MCへ。
「『スマイリング☆デイズ』が全国発売です!」と触れ、鈴木「お店で見た人ー?」とお客さんに問うものの、手が上がらず。気まずいムードになったが「仕事終えてDESEOに直行したから、お店に寄れてない!」とPJファンの人が切り返して、なんとかなった(笑)。
ライブ告知をし、最後に「スマイリング☆デイズ」を披露してライブ終了。秋葉工房楽曲で、PJの“面白い”と思ってる雰囲気よりは馴染みやすいポップさがあって、これはこれで良いのかなと思える、そんなつかみ所のない印象の1曲だった。
後にSplash!がライブやっている最中にPJ物販がスタートしたので、Splash!ライブに後ろ髪を引かれつつも、こういうタイミングじゃないとPJのCDを買わないなと思ったので、ALLOVER関連ではない3種を1枚ずつさくっと購入。・・・するはずだったのだが、CDだけ欲しいと運営の方に言ったら「まぁまぁ、ぜひ握手していってください!」と言われ、マナティの元に並ぶことになった。
1枚買って全員と1回ずつ握手と言った流れではなく、「好きなメンバーに購入を申し出て、サインを入れてもらう」と言ったもので、全体握手はなかった。さらっと、短時間で1人ずつ握手できる方がお得感もあるし、推しメンがいると言うほどのファンでもないユニットの場合は、新たなる推し発見のチャンスだったりするので、全体握手の方が良かったのだが、惜しかった気がしないでもない。が、結局PJ見るきっかけが「マナティがALLOVERでいい動きしてた」っていうものだったので、マナティに物販してもらうことにしたのだった。
気さくで良いお姐さんだったのだが、話してる最中にお菓子を配り始めるファンの人が現れて、会話が中断されたので、もう良いやと思ってPJ物販を離れた。
またお会いしましょうぐらいな感じで挨拶をして離れたのだが、後にPJ内で「契約違反があったから解雇」と言った事件があり、結局マナティと話したのはこの日が最初で最後となった。上述の森、鈴木も同時にクビになったらしく、川上さり&新メンバーみたいな編成で2013年3月現在活動しているらしいのだが、ダンス番長を失ったPJがどうなっているのか、また機会があればちらっと見てみたいものだが、解雇騒動がすっきりしない話なので、そういうのが見えちゃうあたり、どうかなと思う次第です。色々残念。
19:38 太田ゆうき
セットリストは「空色グラフィティー」「Call me baby...!」「POWDER SNOW」「super song」とのこと。(参考:太田ゆうき 2012/10/04更新分blog)
活動期間も長いことから、レパートリーがたくさんある彼女。まだまだ知らない自分にとっては新鮮で楽しかった。
1曲目終わりでMC、髪を切ってきた話や、名古屋でやってきたライブの話をしていた。告知をしつつ、2曲目→3曲目と続けてやっていたのだが、この時はルリちゃんが物販スタートしていたので、ライブは見れなかった。
最後の「super song」はホールで楽しめたのだが、どこからどう聴いても(d-trance、Coro☆Coro with 深沢紗希の作曲でお馴染みの)denchuさんだなーと言う曲で、聴きこめてはいない曲だったが楽しめた。
この日、Tシャツにショートパンツ姿だったのだが、彼女のスタイルがよくうかがえて、なんだかそれも良かった(笑)。
19:58 Splash!
続いてSplash!。
迫畠ソロはかなり前に見ているのだが、なんやかんやでSplash!本体を見れてなかった気がしたので、この日見れるのをひそかに楽しみにしていた。
冒頭はSEで入場。1曲目から激しいダンスで盛り上がっていた。15人ぐらいのSplash!ファンでサークルになってのBメロの会場の一体感がすごかった。
2曲目「Highway☆Star」はロック系ユニットのSplash!だが、エレクトロ寄りのアップテンポな曲で、アグレッシブでなかなか面白かった。
2曲目終わりでMC。名乗りと告知をしつつ、「急な転換MCをしましたが、私ですからね?(笑)さっきの」と迫畠。さすがにわかるだろ(笑)と思いつつ、結構前に見た迫畠姐さんのMCってこんな感じだったなーと、ふと思い出した。(自身の名前の覚え方について「“たこわさ”じゃないよ!」と連呼しつつ、たこわさと言わせるようなMCだった)
3曲目「Heartbreaker」はディストーションギターも入ってロック色が出たダンスポップと言う感じのサウンドで、ダンスは相変わらずダイナミックで見ていて爽快だった。ボーカルラインもしっかりしていてキャッチーなので、楽曲知らなくても好きな人は好きなのでは?と言う印象で、私は楽しめた。
4曲目はパステル☆ジョーカー物販にいっていたので見れなかった。
20:27 KNU
東京ラーメンショー2011で見たい以来な気がするので、えらい久しぶりだった。
1曲目(「恋の常識」)は見逃し、2曲目「yakusoku」で、CD-Rで所有している音源のものだったので、耳馴染みが良かった。それにしても、その1年ほど前とはかなり景色が違って、えびすまつりに足を運んだ客の大半がKNUファンなのではないかと思えるほどにファン数が多かった。そして一丸となってライブを楽しんでるファンの熱気もすごかった。
MCにて名乗り。「かわいい笑顔と、大きな愛と、おっきな胸で~ 振って振って~ KNUです!」と、乳をとにかく強調したフレーズが聞けた。
遠征が2本ほど決まったと言う告知に歓喜するKNUファンたち。「やった!やった!」と声が揃ってて楽しそうだった(笑)。
「盛り上がる準備はできてますかー!?」と煽りを入れてから「君は孤高のドリーマー」「今日の笑顔は明日の笑顔」と続け、タオルを用意してから「Brand New Day」で終了。自分が持ってる1st、2nd以降、ずいぶんとオーソドックスな曲が増えた印象で、その方がファンの増加に伴い、みんなで楽しめる楽曲なのかなと言うと納得のいくところなのだが、初期の絶妙な良曲が影を潜めている印象があったのがもったいないなあと思ったのだが、結局こういう意見は少数派なのかなと、しょんぼりしながら後ろからライブを見ていた。
特に、どのユニットも“ソカ”っぽい曲を取り入れてタオルを回せばとりあえず一体感が出来るみたいな傾向がある気がして、面白くないなと思った。意外とそういうのも嫌いでもないのだけども(ぱすぽ☆「LA LA LOVETRAIN」なんかは喜んでタオルの代わりに手を回してました)、そういうのが増えてくると、そうでない何かはないかなと思っちゃうのも、なんだかあまのじゃくだなと思うところですね。
CD-Rで新しい音源がたくさんあったのだが、お金がないので回避した。
余談だが、2013年に入り、CD-Rで売られていた音源がまとまったミニアルバムが発売され、一応amazonでも買える状況になったのは有難い。お金に余裕がある時に発注したいと思います。
20:48 CLEAR'S
続いてお掃除ユニット CLEAR'S(blog)。
「CLEAR'S GOGO」からライブはスタート。メンバーは5人編成。
しかしながら、曲がやっぱり良い。ロックンロールテイストの楽曲とアイドルポップの良さがあいまって楽しかった。
1曲終わりでMC。「この5人で踊るのは3回目!」とのことだった。しっかり見てないユニットのメンバー増減を追うことまではさすがに出来てなかったので、誰が入ってきたのかはわからずで、ぽけーっと聞いていた。それにしても、名前と顔が一致しないのだが、みんなかわいい(笑)。
「パンッパンッ パパパンッのとこ、一緒にやってくださーい!」と言ってからの2曲目「Happy Days」。擬音で説明するのが面白かったのだが、擬音意外で説明はできないなーと思った。
ロックンロールテイストと先に触れたが、「Happy Days」のダンッダンッダダダンッ!と言うリズムも、RAMONESの“ロックンロールレイディオ”っぽくて、ところどころそういう感じがあるのが良いですね。
ふとお客さんを見たら、モップのようなものを掲げてる人や、雑巾らしきものを持って動いてる方なんかもいて、程よくお掃除ムードが出来上がってて、えびすまつり来て良かったと思った(笑)。(CLEAR'SはあまりROLL TOGETHERイベントでは見られない)
3曲目「お掃除しましょ~Clean love~」ではサビで手を振る振り付けなのだが、それがなんだかエア硝子拭きに見えて面白かった(笑)。
告知にて次回えびすまつり出演や名古屋遠征の話、軽部るかのミス東スポファイナリストになった件などを話し「チャットなどのポイントで競ってるので、よろしくお願いします!」と言っていた。どのユニットにもそういうポイントで競う子がいる時代になったのだなと思った。
KNU物販が行われていたのでホールが結構すかすかになってしまっていたのだが、坂本りおん「(KNU物販に)いっちゃった人は ドンッ」となんとも言い難い気持ちを擬音で発していた。彼女、芸歴が意外とある&恵比寿マスカッツメンバーとしても活動していることから、グループ内でも落ち着いたまとめ役と言う雰囲気が出ていたのだが、喋りも達者で良いなと思った。
最後「ハシレ!!」はメンバーたちによる「よっしゃ行くぞー!」だけの煽りが相変わらずでにやりとしてしまった。終盤では掃除用具Mixと言えそうなオリジナルのコールが書かれたカンペを出すファンの人がいて、それを目で追いながら楽しんだ。
最後はお馴染みの「みんな、ポイ捨てしちゃだめだぞー!」で終了。
この日、CD-Rを確保しておこうと物販を覗いたのだが、ファンの方が結構丁寧に解説してくれて有難かった。1st「Happy Days c_w CLEAR'S GOGO 日本全国お掃除計画 第1集」は既に完売(TISのころには既になかったらしい)、2nd「お掃除しましょ~clean love~」のみ売られていたので購入。
新メンバーがサインをどう書いて良いものかあまりわかってなかったみたいで、旧メンバーからサポートしてもらってる様がなんだか良かった。
にしても、お金がないので「あの子はなんて名前なんだろう?」「またライブ行ってみようかな?」と思えないあたりでリミッターがかかってたのか、みんなかわいいなと思うところで見事に止まってしまって、全然名前と顔が一致しなかった。
楽曲は結構気に入ってるので、もっと楽しさを見出したいものですね。
21:09 平成琴姫
続いて平成琴姫。
琴姫を井の頭公園以外で見るのが初めてと言うのが、なんだか情けないなと思ったのだが(笑)、ライブハウスではどうなのかが見れるということで楽しみにしていた。
琴姫のTシャツを着たファンは5人ほど。やはりKNUの勢いはすごかったのだなとも思ったのだが、琴姫もなんやかんやでファン増えてるなーと、一緒に正座してお辞儀してる人の数を見て思った。(20人ぐらいは正座してた)
入場はお馴染みの邦楽「春の海」、1曲目は「Darkness~心の闇~」から。1曲終えてお馴染みの正座、三つ指ついての名乗り。ワイヤレスのヘッドセットマイクなので、ダンスで上がった鼻息が荒く拾われていた。
「10月初めてのえびすまつりなんで、10月らしいワードを入れながら自己紹介しましょうか」と切り出すものの、桃屋マミ「無理だよ~(笑)」と拒むが、加藤唯「無茶ぶりには慣れてる」とたくましく返していた。
無理といいつつも、とりあえずそつなくこなし、告知では神TOWERでの定期公演、渋谷Gladで行われるワンマンライブの話をしていた。「物販でワンマンライブのチケットが・・・っ」と噛み噛みの加藤唯に対して「(桃屋の滑舌の悪さが)移ってる!」と竹林歩美のナイスな突っ込みが入ってて、相変わらずなんともいえない安定感があるMCで楽しくて良かった。
続いて「Love Magic」「お客様はサンタクロース」「琴姫ワッショイ音頭」で終了。「サンタクロース」では1~2番の間でかくれんぼ(だるまさんがころんだ)のような振りが入るのだが、「みいつけた!」と連呼しまくって、尺をはみ出る桃屋マミの果敢な姿が面白かった(笑)。
「ワッショイ音頭」は噂だけ聴いていたのだが、どの現場でも妙に盛り上がるすべり知らずの“音頭”こそ琴姫にぴったり!と思ってたので、ようやく聴けて良かった。自己紹介ソングテイストもあるのだが、琴姫ならではのなんとも言えない音の隙間に“侘び寂び”を勝手に感じる、ユニークな1曲で良かった。この曲、琴姫の“衛兵”になれば(ファン登録をすることを指す)、無料で音源がダウンロードできるので、気になる人は琴姫のWebサイトから衛兵登録をしてみてください。
琴姫、物販ではチェキを開始していた。2人ずつ当番制で、この日は○○と△△が撮れる日、としているとのことだった。よくわからない&CDを買う日と決めていたので、チェキは回避した。(本当はちょっと撮りたかったw)
21:30 Heart & Cupid
メンバーは3人で、並行物販でドリンクカウンターがある側に人がずいぶん行ってたので、フロアは15人前後と空いていた。
1曲目は「Diamond rough」から。柊木りお作詞の「ダイヤの原石(お店)」のテーマと言った感じの歌詞で、「あなたの評価は?」のフレーズから「アイドル育成ルーム」感が出てるなーと思った。意外とこういう自己紹介ソング、好きなんですよね(笑)。自己紹介する以外で役に立たないからこそ、その人が歌う醍醐味が詰まってる、他に代えが利かないから、なんだか貴重に聴こえると言うのも込みで。そんな感じで楽しみました。
1曲終えてMC。個々の自己紹介にて柊木りお、篠崎こころ、望月あかね とのことだった。“ここにゃん”がリーダーとのことだった。「本来4人だけど、(早乙女ゆみのが)栃木から通ってるので今日は3人で」とのことだった。彼女の空いた分を3人でモノマネで自己紹介。りお以外は若干ローラ感ある語り口だったので、本人はそんな感じの子なのだろうと思ったのだが、りおりおのみなんだか違ったモノマネになってたので、結局どんな子なのかよくわからなかった(笑)。客に拍手で点数を付けさせ、結局リーダーのここにゃんの“ゆみのモノマネ”が一番似ていると言う評価になった。「似てるかは、次回ライブで答え合わせに来てください!」とうまくつなげてるのも良かった。
告知では渋谷タワレコにてインストアイベントに出演の旨を話していた。
続いて小話。ここにゃんが、DESEO来る途中に葉っぱを食べてる迷いダックスフントを見つけたらしく、保護してツイッターに書いてみたら飼い主がさくっと見つかったとのことだった。「情報社会すごい!」と語っていた。
2曲目にして最後「One 心は繋がる」なる曲を披露。やはりりおりおVocalがずば抜けていて良かった。3人とも動きも良く、ダイヤの原石に興味が少し沸いた。
とりあえず、りおりおの能力が高いことに関心を覚えた日だった。
21:45 七瀬由紀子
1曲目「ヒマワリ~あなたを忘れない~」から。さすがに並行物販&出演者がほとんど出きってしまったこともあり、フロアがすっかすかだった。しかし、ゆっきぃも全然見たいと思ってたので、ホールで楽しんだ。相変わらず歌がうまくて良かった。
1曲終わりでMC。「食べ過ぎたから、“奇跡のウエスト52cm”て言うの恥ずかしい(笑)」とキャッチフレーズに偽りを感じてもじもじしててかわいかった(笑)。
「最近寝過ぎるので、親が心配して部屋に見に来た」と言った話題も出て、実家ですやすや眠ってる様も想像できて、とてもよかった。
2曲目は未音源化曲とのことだった。何気に2枚しかソロでは音源出てないので、もう少し出ても良いのではないかと思った。
2曲目終わりのMCでは「靴の底が抜けた」と言う話題で盛り上がった。雨が入ってきて、足がびしょびしょになった、靴は安かったなど、どじっ子(?)感出た話題で、これもかわいくて良かったが、アイドルが穴開いた靴はいてる話題は大丈夫なのだろうか?とも思った(笑)。
最後はおなじみの「Ready JUMP」で終了。いつも見るゆっきぃファンの方もいたので、うまく導いてくれるので、一緒になってジャンプして、ゆるやかにぶつかりあって楽しんだ(笑)。
ライブ終了したのは22:00だった。
やはり、日頃行かないイベントに冒頭から行くと、得るもの多いですね。
しかし、Love Mark Festivalに続いてえびすまつりでたっぷりDESEOでアイドルライブ見るのも大変です。
あと、お金がいくらあっても足りないですね(笑)。果たしてこういうライブがいつまで続くのか・・・。終わって欲しくないけど、膨らみ続けるバブルも危ないものです。
忙しかったけど、楽しい1日でした。
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