2008/06/14

熊猫xiongmao@渋谷屋根裏


熊猫xiongmao(シェンマオと読む)の30本に及ぶライブツアー、TRAVELING PANDA TOUR 2008のファイナルとして行われた渋谷屋根裏でのライブに行ってきました。

個人的にライブ4連続DAYの3日目ともあって、具合の悪さも手伝って最低な状態だったものの、音楽からパワーをもらおうっていうつもりで頑張って行ってきました。



対バンはRaMCutie PaiPeach Jamと熊猫xiongmaoの計4組の出演でした。



この日、精神的にも相当きてたのでタワレコでゆっくり盤漁りをしつつ、Cutie Paiまでには入ろうとおもいつつ、Cutie Paiが始まってちょっと経った頃にライブハウスに入りました。

Cutie Paiについて、ほぼ同名のCutie Piesっていうのが居るので、それではないかと勝手に勘違いしていたんですが、どうやら「おもちゃの国から来た3人組」のCutie Paiで間違いなかったみたいでした。

もうちょい早く入っておけばよかったような気がしました。
(Cutie Paiは一度の伝で手伝ったこともあるので勝手に親近感があったりするのでした)





そんなわけで3バンド目、Cutie Pai

おもちゃの国、キューティーランドから来た3人組のアイドルっていうのです。

撮影禁止なのにノリで撮ってしまったのでモザイク処理させていただきました(笑)。

Cutie Paiは公式Web見ればわかるんですが、わかりやすく言うと若干アキバ系と言うか、まぁ、アキバ系って言っても遜色ないだろうけど、その日配られていたポストカード曰く「アキシブ系」だそうで、秋葉原に限定するつもりはさらさらないみたいです。

3人居て、めがねで金髪の赤い服着てるまゆちゃん(作曲、鍵盤担当)、踊りが得意で振り付け全般を担当する黒髪でぱっつんな青い服着てるキワさん(以前はふんわりしたゆるパーマ長髪だった)、もじゃもじゃ頭の黄色い衣装のチッチ(何担当か知らん)で構成されてます。

もう詳しく説明できない時点でダメダメなんですが、熱烈なファンが一部に居るので細かく説明するまでもないのです。

音楽性としては、まゆちゃんの緻密な打ち込みに3人の歌がいきいきした感じの音楽性です。
最近ではエレクトロポップ寄りの路線で磨きがかかり、見ていた観客からは「Perfumeみたいだねーかわいいー」という声も上がっていたりしました。

確かに以前に増してヴォコーダーやオートチューン(人間の声を機械的に音程、音質補正を行うソフトウェア)を多様した、PerfumeやCoupsuleで一躍有名になった中田サウンドにちょっと似た感触の音楽にはなってましたが、クオリティが上がったことは事実!

インディーズアイドルらしさから一歩進んだ印象も受けつつ、踊りのクオリティも高いし、かわいいしで問題ない状態でした。

もうなに言ってるかわかりませんが、とにかくかわいかったです!




お次が熊猫xiongmao

熊猫xiongmaoは元々知り合いだったギタリスト、UMEZYさんがサポートするという話から見に行きました。

以前はMONG HANGデブパレードのugazinさんがサポートしていたあたりで名前は知っていたのですが、「ミクスチャー」と言う単語だけ聞いていたので「まぁ見に行かないだろう」くらいに思ってました。

が、UMEZYさん経由での縁があってから見に行った感想としては「ロックだけどポップにまとまってる」バンドと言った印象がありました。

「ミクスチャー」だけだったら見に行ってなかったと自分だと思うのですが、この女性ツインボーカルを中心としたポップに仕上がったロックは「これが好きです!」っていう守備範囲の狭い人にも結構届くタイプの、良い意味でどこにも属さない、どこにも属せる音楽をやれる珍しいバンドなのかもしれないです。

それをどう思うかは、ぜひ見に行ってみていただきたいところです。


リーダーはベーシストのたかしさん。バッカスの5弦ベースを操ります。
基本指弾きで、力強いフレーズを奏でる人です。



やはり熊猫xiongmaoの最大の魅力はゆかり、みうみ2人によるツインボーカルではないかと思います。

ツインボーカルともなるとそれぞれの魅力を生かすのもコンポーザーの手にかかる部分はあるし、何しろ息があって当然、あってなくては微妙っていう世界になってしまう。

今年2月頃から30本のライブツアーをやってのけた熊猫xiongmaoの30本目のライブは息もぴったりでさすがと言ったところでした。

盛り上げ方も十分で大勢集まった客ものってました。




慣れない文体で書いてたら疲れてきたのでざっくり行きます(笑)。


たっぷりのライブ&MCでもって一旦引き上げ、強制したわけでもない湧き上がるアンコールで着替えて出てきた熊猫xiongmaoのメンバー。

UMEZYコールがすごい起こってたのもなんだか面白かったですが、人のつながりでも満ち溢れている熊猫xiongmaoのメンバーあっての集客と言ったところで、ピースフルなムードでした。



非常にパワフルでポップなステージでした。

東北で旅をして、人に世話になりつつ、歌の力だけで恩返しをしながら繋いでいくと言う企画を実施していた2人のボーカル、ゆかりとみうみの2人が繋いできた東北のファンまで渋谷に押しかけたりと非常に熱いステージでした。

元気がなかったのですが、ちょっと元気が出ました。




<おまけ>
UMEZYさんが今回のツアーに臨んで買ったと言うMarshall JCM-600。


これ、本人たちも見たことなかったとのことですが、この話を人にしても誰も知らないと言う、知名度が異様に低い名アンプヘッド、JCMシリーズのひとつ。

JCM900、JCM1200、JCM2000なんてのがスタジオに行くとだいたい見られるんですが、この600はそれらよりも若干小さめの持ち運びに便利なサイズ。


でもサウンドはしっかりJCMサウンドだそうです。
出力は60W?みたいです。

ある意味でレアなアンプヘッドが見られるUMEZYさん、熊猫xiongmaoのライブでした。

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