限定30人だか40人と言っていたので見れるかなーとか思ってたのですが、とりあえずなんとか見れました。
円盤は狭いので40人は入らないだろう、って思ってたんですけど、だいたい20~30人くらいは居たかしら。とりあえず満員って感じでした。
そもそも「さそり監督」がなんだかわからなかったんですけど、インディーズ・バンド界で怪しく光るアーティストを使ったりして映画撮ってる方みたいで、かつてはアーバンギャルド主演の「アーバンギャルド天才馬鹿」、鳥肌実に綾小路翔主演の「魂のアソコ」なども撮ってたりしてたみたいです。自称「俺が撮ったら、撮った後に売れる」みたいなこと言ってました(笑)。
鳥肌実や綾小路翔は言うまでもなく、アーバンギャルドも今じゃ知名度があがってきてるので真実味を強めたジンクスになりつつあるみたいですね。
で、今回は昨年いっぱいでAV女優を引退、現在は役者としての演技を磨きつつ、ちろちろと仕事をゲットしつつ、たまにDJやったり、ただアイドルに萌えたりっていう日々を送るしじみちゃんが主演、もう一人主演が先日の「ありとも」で「宮益坂のキョンキョン」の名を(俺から)与えられたクドウヒロポ(fromバイナリキッド)くん。
11月に座・高円寺で上映するそうで、それに先駆けて狭いところで先行上映、っていうイベントでした。
上記2名、そしてさそり監督に、その他の出演者でこの日居たのが
の2名でして、それぞれなんらかのパフォーマンスをしてました。
そんなわけで、なんらかのパフォーマンスレポです。
まずは語り部のミウさん。
この方、巫女だそうで。
で、どっかで見たことある名前なんだよなーって思ってたら、ジャパノイズらへんの人と結構繋がりがあるみたいですね。(一度、人を通じてHeartlandとしてイベントに出させてもらったことがあったので知り合いの知り合いくらいの距離感ですね)
こういう表現で言って良いのかわかりませんが、日本人女性の持つセクシーさみたいのがほんのり漂う雰囲気の方で、黒髪に月琴を弾くっていう絵がとても良かったでした。
月琴を弾く人ってあんまり見ないですからね。(特にライブハウスとか通っていても)
もう少し涼しくなってきた時に、晴れ渡った夜空に月でも眺めながら屋外で聞けたら良いなっていう感じの、涼しげできれいな、でもどっかマイナー調の曲を歌ってました。
イベント後の打ち上げで向かいの席に座ってたので少し話したんですけど、ジャパノイズらへんの繋がりがあるとは思わなかったのであんまり話せなかったですね。
素敵な方でした。
魔ゼルな規犬。
彼、出てるとは思ってなくて、パフォーマンスをやるっつう時に「こんなところでお目にかかるとは」と思いつつ初めて見ました。
近年、TASKEとかとの絡みで結構活動しているみたいですけど、自分がTASKE見たのって8年くらい前で、8年くらい前は彼、多分まだ活動してなかったのかな。
一瞬で終わりました(笑)。本編には通り魔役で出ています。
さそり監督。
最初はしじみちゃんとトークショー。
舞台挨拶みたいな感じで喋っときましょうよ、ってことでさそり監督がいくらか話を振るものの、だいたいしじみちゃんは笑顔で「はい♪」しか言わない受け応えっぷりに、なんだかにやっとしてしまいました(笑)。
以前とある方が近況を聞こうと電話した際に「今撮影か何かで○○に居るんよね?」と聞いたら「はい♪」と応えていて、それ以降も「はい」しか言わないから会話にならなかった、なんていう話をしてたのですが(笑)、まさにそんな感じ。
緊張しているわけじゃないんだろうけど、もっと慣用句を用意しておくと良いのかもね!>しじみちゃん
終わってから歌謡ショーと言う感じで、オケを流していくらか歌ってました。
女装・・・いや、女性?なわけですが、だんだん性別がよくわからなくなってくる感触を受ける程よいミドルトーンの声で、「ヨイトマケの歌」なんか歌ってました。
案外悪くなかったのだけども、気分がしじみちゃんに行ってたので、正直どうでも良かったでした(笑)。
女装・・・いや、女性?なわけですが、だんだん性別がよくわからなくなってくる感触を受ける程よいミドルトーンの声で、「ヨイトマケの歌」なんか歌ってました。
案外悪くなかったのだけども、気分がしじみちゃんに行ってたので、正直どうでも良かったでした(笑)。
元氣安さん。
「おいおい教」教祖だそうで、Queenの「We will rock you」を思わせるリズムが鳴り響き「おーいおい、おーいおい」と言う合唱を促しつつ登場。
若干下品で、若干被害が出る系のきわどい芸を放ちつつも案外誰とも被らない強烈なキャラクターとネタで円盤に集まった客はほかほかでした!
いやー、面白かった。
「おいおい教」教祖だそうで、Queenの「We will rock you」を思わせるリズムが鳴り響き「おーいおい、おーいおい」と言う合唱を促しつつ登場。
若干下品で、若干被害が出る系のきわどい芸を放ちつつも案外誰とも被らない強烈なキャラクターとネタで円盤に集まった客はほかほかでした!
いやー、面白かった。
あとで上述の通り、打ち上げに混ざって喋ったんですが、超素敵な方でした。
(文字に書き起こせないような話がいっぱいあったなぁ・・・)
後日彼のblog見たらラーメン二郎新代田店にも行かれるそうで、その話題しておけばよかったなーと思った次第でした。
いつかまた会えると良いなぁ(二郎で)。
(文字に書き起こせないような話がいっぱいあったなぁ・・・)
後日彼のblog見たらラーメン二郎新代田店にも行かれるそうで、その話題しておけばよかったなーと思った次第でした。
いつかまた会えると良いなぁ(二郎で)。
ラストパフォーマンスはクドウヒロポくんの弾き語り、そして最後はヒロポくんとしじみちゃんによるエンディングテーマのデュエットでした。
エンディングテーマ、すごく良かった。
胸がキュンと締め付けられるようなメロディとフレーズで、展開はあんまりないんだけど「無駄のない最高のポップソング」っていう感じです。
微妙な表現かもしれないけど、音楽ファンであればこの曲だけでも聴いてみて欲しいくらいです。
胸がキュンと締め付けられるようなメロディとフレーズで、展開はあんまりないんだけど「無駄のない最高のポップソング」っていう感じです。
微妙な表現かもしれないけど、音楽ファンであればこの曲だけでも聴いてみて欲しいくらいです。
さて、映画についても触れておきましょう。
タイトルがそもそも「カルトムービー」なわけで、もう、そういう映画なんですが、全体的にローファイな仕上がりです。
俗に言われるミニシアター系、低予算映画ともまたちょっと質感の違った手作り感とわざとらしさ、そして奇怪な出演者と展開、これらがてんこもりのパラレルワールド的作品でした。
この手の映画が好きな人は好きなんだろうけど、きれいな作品、うまくできた作品を見たい人には向かないものかもしれないですね。
カルトムービーと呼ばれるもの、それは一体何かっていうことでサンプル?がいくらか流されたのですが、詐欺で捕まった大神源太氏主演の『ブレイド・オブ・ザ・サン(太陽の刀)』の予告編が流されたり(笑)、ジーコ内山氏が以前出演したと言うコマ撮りですっぽんぽんの男が動き回る『銭湯一番星』などが流されてました(笑)。
この『銭湯一番星』、かなりどうしようもないショートムービーでしたが(笑)、しょーもなさと、無駄に凝った映像が非常に良かったですね。
真冬に真っ裸でコマ撮りしてやったそうで、翌日全員風邪引いたとか。
そんな怪しい映像をチョイスしてくる監督の作品も異様な輝きを放ってました。
好きそうだな、って思った人は絶対見た方が良いし、別に・・・って方は絶対見に行かない方が良い、そんな映画でした(笑)。
しかし、上記で何回か言ってますが、しじみちゃんにヒロポくんについていって打ち上げに勝手に混ざってたんですけど、その席でさそり監督こと、ジーコ内山さんが言ってたことは実に大きい。
元AV女優の子がエロ一切なしで、パラレルワールド的演出たくさんあれど、純愛の(軽くストーキングと言うか・・・)物語で主演を演じたっていう。これはなかなか前例がないことかもしれないですね。
まあ、映画が映画なので取り扱いが難しそうですが、役者としての開花をしたいしじみちゃんの演技に対する志がここから広がったら良いなと、しじみファン視点で思うのでした。
あと、この日、東高円寺UFO CLUBにて「イノウエリョウ祭り」が行われていたみたいです。
ガガキライズ(myspace)のドラムとして活動するイノウエリョウ氏の、ガガキライズを含むその他のマルチな活動(ドラム以外にもトラックメイカーなどなど)が詰まったイベントで、そこに出ていたほとんどビョーキのボーカルでもある、コスプレイヤーのリス子ちゃんも映画上映中にUFO CLUBから来てました。
彼女もちょいと出演している映画なのです。
ちなみにこの日の円盤の店番は水中、それは苦しい(wikipedia)のジョニー大蔵大臣氏でした。
高円寺って面白いですね(?)。
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