2009/10/11

部室 vol.1 @ 渋谷LUSH

人力ディスコパンク、リアル奇面組などなど、にぎやかそうなキャッチフレーズが似合う覆面バンド、シェパード放し飼いのライブがあったので行ってきました。

場所は当blogでダントツ1位の登場率を誇る、おなじみの渋谷LUSH

企画名は「部室 vol.1」。
シェパードの長州力(ちから)くんが「部屋(へや)」とかMCで思い切り間違えて言ってました。


出演は以下。
Live
撃鉄myspace
PROPOSE(ex.MONSTARR/CLISMS/MUDDY WORLD)
シェパード放し飼い
西洋甲冑Zmyspace
バリケンmyspace
Knock note alianmyspace
猫っかぶりゼネレーションmyspace

DJ
DJしじみ(a.k.a持田茜)ありがとう!おともだち!ROCK DJ SET

DJの顔ぶれは書いてなかったのですが、だいたい「ありとも」メンバーは揃ってるっぽかったので、その辺でまわすのでしょう、と言った見通しで臨みました。

15時頃から開始と、出演者数の多さにあわせて早めの開催でした。
ちなみに価格は2ドリンク込みで1500円、浮いた分はドリンクを飲もう!と言う良心的なイベントでした。
こういうイベントがもっと増えたらいいと思います!


まず会場についた時点で既に開場しており、安いし顔ぶれも多いしで人多いかなーと思っていたのですが、思ったより居なかったです(笑)。
いないどころか、出演者も揃ってないっつう状況でした。来いよ!(笑)

ロマン優光さんは結構早くに来てました。(写真は全部終わってからDJしていたロマンさん。渋い)

トップバッターDJは門田くん。門田くんはありともDJではないですが、シェパードメンバーなので参戦。「ミッシェルばかり持ってきたら手数が少なくて困った」みたいなこと言ってました。でもThe Smitheとか流してました。



まず最初がバリケン。

バリケン、よく名前は見る(&覚えやすい)のですが、今回初めて見ました。

2人編成のグループ、ほんと増えたなーと思います。
これはここ5年10年でエフェクターが発達したことで、2人(1人ドラムでもう1人はベースかギター)でも十分な厚みのある演奏ができるようになったことの証なのかもしれませんね。あと、その象徴的存在でThe White StripsとかBlood Red Shoesなどが注目を浴びたっていうのも影響としてはあるんでしょうね。


つい最近、同じ2人編成で見たのがkillvoで、killvoはどっちかと言うと東京ロッカーズ周辺の血が通ってそうなシャープでどっしりしたパンクロックのラインかなと言った印象だったので、そういう感じの構えで見たのですが、こっちはもっと若い感じの音楽でした。

が、やっぱり初回かつ結構な音量での爆音ロックだったので具体的には忘れました。
よく覚えてるのはYAMAHA SG-1000、SG-2000などの2ハムバッカー、ダブルカッタウェイ、シンメトリーデザインのシリーズの祖となったSG-30番台シリーズを使っていたことです。
YAMAHAのSG初期シリーズはビザール感溢れるデザインで、かつ、その後のYAMAHAの独自に人気を獲得していったモデルの要素を多分に含むものがいっぱいあり個人的に魅力を感じてまして。SG-30番台シリーズ使ってる人は初めて出会ったので思わず話しかけてしまいました(笑)。
ぜひとも使い続けて欲しいギターですね!



次が西洋甲冑Z(せいようかっちゅうず)。


もうグループ名だけで様子がおかしいのでとても期待して待っておりました。

甲冑の中の人と、別の人経由で話を少し聞いていたのですが、この日わざわざ在住の那須から甲冑を持って上京したそうで(笑)、ライブは実質10分~15分、翌日仕事があるのでその日のうちに帰るとのことで、期待は膨らみました(笑)。


こういう時間と労力が無駄にかかってるのに一瞬で終わること(しかも良い意味でバカバカしいこと)する人、大好きです!(笑)


実際見ての感想ですが、ばかです!全力でバカです!
腹抱えて笑いました!

甲冑まとった2名が(GOD-J氏&イノウエリョウ氏、甲冑は軽装備版らしく鉄仮面と肩の部分だけな感じ)打ち込み爆裂ノイズの中をとにかく叫ぶ!っていう内容でした。
最高過ぎる。爽快以外の何者でもないです!
鉄仮面の上からジャスミンティーをじゃばーと流し込む姿とか、もうほんと最高だった(笑)。(もちろん全部下にこぼれてました)


映像も撮ったのでYouTubeにアップしておきました。


遠距離なバンド?なので、なかなか活動できないのでしょうが、また見れる日を楽しみにしてます!

そういえばTシャツ売られてたけど、デザインが超かっこよかったなぁ。
でもお金ないので諦めました。お金できたら人伝に取り寄せて買おう。



次がnakayoshi group。

西洋甲冑Zで疲れたので休んでましたー。



お次が猫っかぶりゼネレーション。

猫っかぶりゼネレーションは以前「ありとも」に出ていたので2回目ですね。

いやしかし、こうやって見ると日ごろLUSHに集っている人の関係の総出演と言った顔ぶれですね。

以前も結構良かったなーって思ったのですが、前回はもう、アイドルソングとか、萌え要素とかがちりばめられた中のそれだったので、なるべく意識を向けないようにしてたのですが(笑)、今回はライブイベントなのでがっつり見ました。

この前、飛び入り的にDJをやったりしていたのでDJブースのところで見てました。

改めて見ると、これはこれで良いですね。
ビートパンク的な、80's日本のポップ/パンクラインに乗ったようなわかりやすいメロディの音で、今日この手の音をがっつりやってるバンドってそう多くないのでレアな印象ですね。

一人で踊りながら見てました!


次がシェパード放し飼いでした。


前回に比べて変わった点ですが、メンバーが増えました。
女の子のVocalです。
でも、増えたのかと思ってたのですが、当初から居たが都合が悪くてライブには出てなかっただけ、とのこと(笑)。
確か長州くんもそんなだったような・・・。
別の予定がキャンセルになったから来たって言ってたような・・・。ゆるい。ゆるすぎる。


何はともあれ新キャラ、かわいい女子を追加してまいりました。
VocalのY氏に聞いたところ「かわいい子入れないと意味ないやん!」とのこと。
どこまでもファンサービスが濃いです。


このバンドとして確か3回目くらいのライブになるのかしら。
多分この人数だとたくさん練習には入れてないと思うのですが、回数こなしてきてか、ややうまくなってきてまとまりも出てきてるみたいです。
ただ、やっぱり人数が多いので音数が多いですね。隙間0の、人数で言っても音で言ってもにぎやかさに欠かない東京一のパーティーバンドかもしれません。・・・いや、渋谷一くらいにしておこうと思います。宮益坂一かな?


今回酷いなと思ったのは衣装!
統一感は相変わらず0なのですが、見てる側が照れてしまいそうな派手だか、派手を取り違えただかの人がちらほら。逆に普段着のままやる人もいたりで謎感は深まります。


始まる前に撃鉄のVocalの持っていた帽子を見てうらやましがってました。
次の衣装に期待です。


「キャンディ」って曲?ではキャンディと言い合わせたりと微笑ましいシーンもありました。みんなでシェパード見に行ってキャンディと叫ぼう!







お次がdry as dust。

今まさに注目株と言えるdry as dust。
次のポップ/ロックシーンを牽引する言われる東京界隈で活動するバンドの中でも期待度高めのバンドだそうです。

初めて見たのですが、ベースの彼、いつもLUSHでドリンクカウンターや入り口受付をやってる人でした(笑)。
彼、ちゃんと喋ったことないのですが、なんとなく馴染み深くなりつつあります(笑)。

いやしかし、安定感、ポップさ、オリジナリティ、どこ切っても申し分ないクオリティでした。
華やかさとか、パフォーマンス面は落ち着いた感じなので、そういう切り口、立ち位置できわまって欲しいですね。

今度(2009/11/03)やる予定の渋谷duo music exhangeのイベントにも出演するらしく、その日は閃光ライオットズットズレテルズで出演した経験を持つ濱田くん(某お笑い大御所の息子だそうな)が属するOKAMOTO'Smyspace神聖かまってちゃんmyspace黒猫チェルシーmyspaceらも出るので、このイベントをきっかけに話題性もぐっと増していくのではないか、と見ております。

またきっと見る機会があるだろう、と思いつつ、ちょいちょい見て、あとは休んでました(笑)。

なにせ長丁場。適度に休むのもテクです!(てく?)


お次がknock note alien。

以前十代暴動社ショーケースにて出演した際に見たので今回が2回目ですね。

前回は気持ちが散っていて全体的に人も多く、めいっていたので(人ごみが苦手)あまりしっくり来なかったのですが、以前よりも人が少ないこともあって前向きな気持ちで見れました。

どポップな感じではない点はやはり好みではないのかもしれませんが、前回見つけられなかった魅力を見つけられた気がしました。
あと、私的感想ですが、Vocalの子が前回よりガーリー度がアップした印象でした!
次回はもっと楽しめると良いなぁ。



お次がPROPOSE(プロポーズ)。

CLISMSのベーシストであるタカ吉田くんが属する新しいバンドだそうです。

吉田くん、ありともDJとして何回も会ってるのですが、何気に彼がベースを弾いている姿はかする程度しか見れてませんで、今回まともに初めて見ました。

吉田くん、結構ロッカーな印象を放ってる人ですが、PROPOSEにおいてはしっとりと着実にプレイしてました。
このバンド、個人的にギターボーカルの方のギタープレイが非常に繊細かつ、ジャズ寄りのプレイをしていて良かったでした。
パット・メセニーのフレーズをぱくったのだが、元が複雑過ぎて失敗するかもしれない、なんて言いつつも結構複雑なプレイを入れたりしていて、この3人の、PROPOSEの音楽性の奥行きを感じたのでした。

1回じゃやっぱり印象が薄いので、またぜひとも見たいと思います!


ラストを飾ったのは撃鉄(げきてつ)。


この日の企画者でもある劔さんが日記で言うには「バンドに必要ない、無駄過ぎる筋肉と運動神経が最高に良い」とのことで期待しておりました(笑)。

一体どんなだろうと思いつつ、以前YouTubeにアップされている映像を見たのですが、正直な話よくわかりませんでした。


こういうバンドは生で見るのが一番しっくり来るし、自分で見て思ったことがすべてなので、このブッキングに感謝でした。


見た感想としては、音楽性も堅い、がっつりとしたロックで、技巧的過ぎたりしないパンク寄りのものでした。で、それに着実に切り込むボーカルの威力。
歌がうまいとかっていうよりは的確な威力のシャウトを入れていく感じで、Iggy popなんか好きな人だったらすっと聴けるタイプの音楽かもしれませんね。

とにかく動きが、そしてがっつり感ばかりが印象に残っていて細かい部分は忘れました!
よく覚えてるのは「途中でなぜかフライヤーを配り始めた」「転がしに手をついて勢い良く客席に体のバネを生かしてアクロバティックなムーブでダイブ&着地をしていた」「配ってたフライヤーで汗拭いてた」「パンツ内にフライヤーを何故か次々入れてた」などです(笑)。

でもすごくライブ、見甲斐のあるバンドなのでぜひとも見てみて欲しいバンドですね。



盛りだくさん過ぎて疲れた、そんな一日でした!

あと、ちなみに上記見ていただいたらわかるように、しじみちゃん来ませんでした(笑)。
その他ありともDJ陣もいませんで、DJは吉澤くん、吉田くん、門田くんにロマンさん、そして飛び入りで自分が担当しました。
(DEVOやら、スーザン、プリングミンなど流しました)

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