2012/07/10

ベイビーレイズ “報酬5万円でプロモーションのアルバイト”企画の面接(2012/07/10) @ 虎ノ門 ポニーキャニオン1F

レプロ エンタテインメントからデビューするベイビーレイズwikipediaのプロモーションを手伝うバイト面接なるものに行って来ました。

場所は虎ノ門にあるポニーキャニオン本社 1F ミーティングルーム/イベント会場でした。


報酬5万円のアルバイト



デビューするまでの間、プロモーションに協力してくれる人を選び、その人には報酬5万円を払うと言う面白い企画が飛び込んできまして、現在無職でお金に困っている私にとってはぴったり!と思い、臨みました(笑)。

あくまで報酬なので、プロモーションに関する費用が5万で、如何に成果をあげるか、と言うものではないと思ったので臨んだのですが、果たしてどうだったのか。

まずはメールで自身のPRなどを行うとのこと(持っているblog、Twitter、SNSなどのIDやアドレスを伝達)で、そこの選考を通る必要がありましたが、それについては難なく通過しまして、「面接があるのでこの日に集合」との連絡が来ました。

面接と言うのは、どういうものであれ緊張するものです。身なりを少々整えて臨みました。

現場の雰囲気 その1<会場に入るまで>

虎ノ門ポニーキャニオン本社ビル、入ったことはなかったのですが、以前務めていた会社から意外と近いこともあり、あの辺かと目処を立てて現場まで自転車で向かいました。

会場付近に着くと、アイドルヲタっぽい男性がたくさん建物の前に待機しており、この人たち全員1次選考通った人なのかーと、なんだか勝ち抜ける気が萎えていきました(笑)。

一番萎えたのは、ライブアイドル情報をよく発信されている金髪サングラスでお馴染み、ピストルさんblogとすれ違ったことでした(笑)。

ライブアイドル情報発信者として頼りにされてる有名なヲタが選考に残ってる以上はどうにも歯が立たないなと、もうピストルさんで良いじゃん、このバイトと思いながら、投げやりで現場に臨みました。ちなみに、このアルバイトについて、何名かが合格したそうですが、そのうち1人はやっぱりピストルさんでした。そりゃそうなるわ・・・。

会場に入る前から「こんなに多く人が集まった」と言うナレーション付きで使われそうな映像素材の撮影を行っていた。確かに「顔など、後日素材で使われる可能性があるので、映るのは了承してくれ」とメールに書いてあったのだが、あんまり顔映るの嫌なので、端っこで様子を見ていた(笑)。

現場の雰囲気 その2<会場に入る~面接へ>

18:50ころ、中に呼ばれてぞろぞろと会場に入った。玄関にはフジテレビの目玉みたいなマーク。それを横目に見ながら入ってすぐ左手の部屋に通された。

テーブルごとに番号が振られ、特に整理番号などもなかったので、早めに入ってさっさと面接終わったら良いなと思いながら、さっさと1番テーブルについた。

6人掛けの席×2、4人掛け×6、5人掛け×2…とざっくり数を数え、およそ50人はこの面接に来ていることがわかった。

座って待っている間、スタッフが「ベイビーレイズ、デビューの衣装案を聞いてるのですが、どっちが好みですか?」とのことで、シールを良いと思ったほうに貼っていく簡単なアンケートに答えた。ひとつは明るい衣装、ひとつは白黒のモノトーンな印象の衣装だった。若手の新アイドルと言うことで、べたに制服系の衣装にはしないんだなーと言うのがわかったのだが、ファッショナブルな感じよりもクールな印象の方が良かったので、モノトーンな方を選んだ。(結果として明るい色の衣装が採用された印象ですね)

待っている間は「ベイビーレイズについてツイッターでどんどんつぶやいてくれ」とのことで、事前に調べておいたハッシュタグ「#ベイビーレイズ」をつけて衣装について聞かれた旨などをツイートした。向い側に座った若者に「ハッシュタグとかありましたっけ?」と問われたので、教えてあげたりした。

ちょっとして、すぐに1番テーブルの面接の時間となり、呼ばれて、ついたての向こう側に入って行った。

19:00 面接

ついたての中には、ベイビーレイズの企画に関わっているらしい、ラジオDJとしても活動されているIQかながわ氏と、レコード会社スタッフらしき男性3人くらいが着座していた。IQかながわ氏がこの企画に関わっていることはあまり存じてなかったのだが、面接の日が近づく過程で情報収集していて、彼のTwitterアカウントでベイビーレイズについての話がよく上がっていたので、何か関わっているのだろうな、くらいな認識で臨んだ。

以前、SPACE GIRLS PLANETがFM番組に出演した際に彼が司会だったのだが、それで知った程度だったので「そういう企画とかもやる人なんだー」と思ったのだが、その時に知っていたビジュアルのイメージよりも実際生で見たら老けていた。金髪にサングラスで年齢不詳っぽい写真を見ていたので、意外とキャリアのある作家/プロデューサー感が思ってるよりも感じられた。

さて、話題なのだが、まず自己紹介と簡単なPRからスタート。意外とアクセス数が増えてきている当blogだが、そのブログの名前を出したところでどうなるんだろうと思いつつ、おとなしめに自己紹介をしてしまったのだが、PRってそれじゃだめだなーと終わってから思った。かといって、何か盛れるほど自分の持ち合わせは豊かなのだろうかとも思うので、日々頑張ってないとPRって難しいなとも思った。

イベント企画などを行っている人も居れば、自分と同様に1ヲタだったり、報酬5万円プロモーション企画に興味があって来ただけと言う人まで、色々居た。ベイビーレイズの“パイセン”を務める、レプロ所属の菊地亜美が所属するアイドリング!!!のファンで、この企画やベイビーレイズに興味があったと言う人が居たのだが、そういう人の方が自分よりも適してるよなあと思いながら、その次のターンを待った。

スタッフ「5万円で何をするか?」について問われた。自分は着座して2番目の位置で、前の人が何を言ったかくらいしか参考にできなかったので、思ったことをそのまま言おうと腹を括っていたのだが、1人目の男性は「5万円分、ベイビーレイズのCDを買って、その様子を写して公開したい」と語った。「CDが出るまでのプロモーション企画ですよ」とスタッフから突っ込まれていた。それと同時に「5万の“報酬”なんだし、ベイビーレイズに投入するのはもったいないな」と自分は思った。

続いて自分の番。ベイビーレイズの結成発表 by 菊地亜美、そして初舞台など、ドキュメンタリー映像と言えそうなものが彼女たちのサイトに載っていたので、事前に予習でそれらを見ておいたのだが、動画コンテンツがさくさく見られないポンコツPCで、かろうじて見たと言うのがやっぱりきつかったので「5万円もらったらPC買い換えて、快適な環境でプロモーションに協力したい」と、私生活の充実を口にしてみた(笑)。

それに対して、スタッフ「5万円せっかく払うのだから、うちのプロモーションに使ってもらわないと困る」くらいなことを仰ったのだが、「報酬」と「予算」を履き違えてるのでは?と、はなはだ疑問が残った。

後の人がどういうことを言っていたのか、自分の番を過ぎて力が抜けたので、覚えてる限りでの話になるのだが、「Twitterでフォロワがたくさん居るので、フォロワ中の有名人の方にも拡散してもらえるように告知をし、広げて行きたい」と自分の次の人が語っていたのはよく覚えている。

それについて、スタッフ「何人フォロワ居るんですか?」との問いに「1200人くらい」と語っていた。1200人中、仮に3万人のフォロワが居る人がその人をフォローしているとしても、その人のツイートを見ているようには思えないなと思うあたり、その方が語っていた“拡散構想”は幻想だなと思った。

その他、色々なアイデアがあったのだが、自分がやれることも限られるなと思ったので、無銭カレンダーに情報を載せる程度のアピールしかできずで幕を閉じた。それについてもっと名前を出すべきだったのでは?と人から後日言われたのだが、果たしてそれをアピールしたところで採用されていたのかどうか、神のみぞ知る、と言うところでしょうか。

まとめ

興味深い企画の面接まで足を運べたのは良い経験になったのだが、スタッフ側が「報酬」と「予算」を誤解しているあたりから、予算5万与えられて自分の好きに使えないんだったら、それはアルバイトではないなと思い、もうどうでも良いやと思ってたら、案の定選ばれなかった。

会場入る前に思った「ピストルさんみたいな、有名な情報発信もしてるヲタに任せるんで良いじゃない」は的中したみたいで、結局ピストルさんが選ばれていたようだった。(彼だけではないみたいだったが)

何人選ばれたのかとか、よくわからないのだが、もうこういう企画があったとしても、興味がそんなにないものに「興味を持ってるふりして行く」のもしんどいので、もう良いや、とも思った。レプロはそもそも大手事務所で、アイドリング!!!の菊地亜美がベイビーレイズの“パイセン”として見守るものだった。菊地亜美の名前と顔はぎりぎり一致するものの、テレビ番組をまるで見ない自分からしたら、この面接に訪れた人の多くの中で、自分は「まるでわかってない」ランキング上位だった気がする。

アルバイト(仕事)だし、わかってなくても、プロモーションがうまく出来れば結果オーライと思って臨んだのだが、わかってることに越したことないし、結果としてこの企画に選ばれなかったことで余計に興味が折れてしまった(笑)。

ライブアイドルとしての“場数”を積み、立派なアイドルに向けて活動していくことがテーマっぽいベイビーレイズだが、既にメジャーデビューが約束されている大手事務所の企画にドラマも何も感じないあたりでは、そもそも向いてなかったのかなと後から思うのでした。

かといって、大手事務所/レコード会社が手がけるアイドルはアイドルで、好きなんですけどね。

とりあえず、今回は縁がなかった、と言うことで、ベイビーレイズに関わらずで今に至るのでした。

以上、ざっくり、どんな企画があったかのレポートでした。

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