単発で不定期ながら、仕事のあてをいただいたので、ひと働きしてきた。
現場が花小金井とのことで、これはもう、帰りに小金井二郎に行くしかないと考えていた。
「小金井」と言えど広い。それは把握していたのだけども、自宅から行くよりは近いに変わりはないので、地図をあらかじめガラケーに突っ込んで置いた。jpgファイル。
現場からおよそ3kmほど、真っ暗な道をひとりで歩くのはかなり心細かったのだが、なんとなく見覚えあるような、ないような景色をきょろきょろしながら何とかたどり着いた。
車で何回か行ったことあるお店だったので、駅方面から住宅街を抜けていくのは初めてで、とても恐ろしかった。こんな景色になってるのか・・・と思いながらなんとかたどり着いたので一安心。
平日だったので、すごい並んでいると言うことはなかった。
いつ食べてもおいしい小金井二郎にありつける喜びはあったものの、作ってる人がどうやら違う。あのおじさん&おばさんのコンビではなかった。なんだか物凄く寂しかった。
しかしながら、小金井店に飾ってある写真に写ってる川崎の二郎はうまい。同じく、同じ血、系譜にあればきっとうまいに違いない。同じ材料、同じ器材を使っているんだ、味も一緒に違いない!と思ってたんですけど・・・。
いざ目の前に来てみると、大変おいしそうな"小金井二郎"だった。が、味がどうも違う。薄いと言うか・・・。
オプションで生姜があったのでオーダーしたのだが、小さいお皿に山盛りの刻み生姜が盛られていた。
生姜を少しずつ投入しながら食べたのだが、もうにんにくやら生姜やらで元の味がよくわからなくもなってるし、そもそも素の状態で食べた味がそれまで食べたことがあった小金井二郎の味とはちょっと劣るもので、複雑な思いでなんとか食べ終えた。
二郎には"ブレ"があるから、たまたまおいしくない日だってある、なんていうことも言われる場合があるが、これは作る人が変わってしまって、かつて"いつ行っても、いつでもおいしい小金井二郎"の味が出せなくなったのでは、と思ったりしたら、なんだか悲しくなった。
わざわざ1時間以上かけてでも行きたい二郎だったお店が変わってしまったショックはでかかった。
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