2012/03/18

GALDOLL,ゆまち&愛奈,Misaki (2012/03/18) @ 渋谷eggnam

渋谷109の裏の一角にあるゲームセンターにして、ギャル雑誌"egg"とコラボしている店舗「eggnam」(えぐなむ)が閉店するとのことで、先日足を運んだGALDOLLのイベントが再び同店で行われるということで、これは行き納めだ、と言うことで足を運びました。


参考リンク
GALDOLL
eggnam



ありがとう!渋谷eggnam

閉店間際なのでeggnamミラーがなんと割り引きに!お金がないので&別にいらないので買いませんでした。
表題で「ありがとう!」とは書いてみたものの、この店舗の普段の営業は「男性だけの来店は不可、女性か、カップルで来店せよ」と言うものだった。プリクラが主に1Fを占め、良い・面白いプリを撮る為の設備が充実した店舗となっており、プリに夢中になったギャルたちを盗撮目的で来店する不審な輩が近づかないように、と言う施策でしょうね。

別にギャル鑑賞も盗撮(ダメゼッタイ)もしない人間なので立ち寄ることはまずなかったのですが、あまりに日頃関わらない世界なので、以前GALDOLLイベントで開放された時に立ち寄った際は妙に興奮を覚えたのですが、この貴重な経験も今回で最後。帯を締めなおして現場に臨みました。

ちなみに2012/04/02を持って渋谷eggnam閉店とのことで、この文字を打ってる5/24現在、この場所がどうなってるのかは不明です。ただのゲーセンに戻ったのでしょうか。(2Fは普通のゲーセンだったんですよね)




16:00 DJそういちろう

冒頭は司会担当と言うことでDJそういちろう なる男性が登場。eggnam店内にはとてもかっこいいmen's eggモデルかどうか不明ですが、ギャル男と言う感じのイケメンが店員をやってたりするのですが、それに比べると"チャラそうだけどギャル男ではない"と言う雰囲気の兄さんだった。何者なのでしょうか?・・・まあ、DJですかね。

この日はGALDOLLの姉貴分に当たる ゆまち&愛奈、そして後述の"みさみさ"も出演と言うこともあり、彼女たちのファンらしき若い女の子が大勢駆けつけていた。

イベントの説明をしていたのだが、プリクラのことをしきりに「プリント倶楽部」と丁寧に言い直していたが、若いお客さんたちの反応は0で、滑ってないのに滑ってる感じになってた。元祖「プリント倶楽部」からその名称が今日普及したこととか、とてもどうでも良いので知らない子も多そうですね。

そんなこんなで必要なのか謎な(←失礼)DJそういちろうのMCで幕を開けた。


16:05 Misaki

"みさみさ"の愛称で親しまれているらしい、ギャルモデルにしてガールズロックを提唱するMisaki(青野美沙稀)ちゃんblogが最初に登場。

最初名前が挙がった時に「誰?」と思ったのですが(しかもMisakiじゃ調べようがない)、頑張って事前に調べておきました。

このニュース記事なんかがヒットしやすかったのですが、元BiSの"りなはむ"こと横山利奈blogや、GALDOLLの"りょおたす"こと西永嶺花ちゃんblogも務めている"人気ブロガーファッション誌「Nicky」"専属モデルのうちの1人だそうですね。うん、さっぱり知らないです!(笑)

先述のニュースサイトによると、交際中の彼氏がアメリカに留学、離れ離れになってしまったが、その彼への想いをこめて自身で作詞したと言う曲が色んなギャルの心を打ったとかなんとかっていう話で(理解する気が低いので、詳細はみさみさblog見てください←)、それに関するblogのコメントが物凄い伸びた、と言う実績があるそうです。

リア充爆発しろとまでは言いませんが、人様の恋愛の話とか実に興味ないので「ふーん」って感じだったのですが、事前に下調べしておいた彼女の動画で聴いたサウンドは、分かりやすく言うなればガールズ・パワーポップと言う感じで悪いものではなかったので、それなりに楽しもうと臨みました。

"みさみさ"ことMisaki。着てるパーカーがかわいかったので、欲しいと思った。
1曲目は上に貼った動画と同じ曲を披露。「Hey Boy,Hey Girl」ってタイトルなのかな? メモにはそう書いてありますが、自信なし。

ボーカルはかぶせで、音程補正がかっつり入ったものでやっていたのであまりロック感/ライブ感は感じなかったのだが、耳に心地よいポップなサウンド+パワフルなギターリフがなかなか悪くなかった。

しかし、座ってギャルたちが見ていたので盛り上がった!と言う感じにはなからなかった。まあ、ゲームセンターでのイベントだし、そんなもんですよね。

1曲目終わったところでMCへ。2曲目に披露する予定の自身で作詞したものについて触れ、DJそういちろうが「辛いかもしれないけどー!」「ちょっとねー、まじ泣きしちゃったりとかー!?」と煽りを入れながら話終了。2曲目「Song for you...」を披露。

撮影可とのことで、若者たちが各々の携帯電話で撮影しまくりの中、みさみさは自らの彼氏への気持ちを込めた詞を熱唱。そしてマジ泣き。
見た目はギャルなので、自分みたいなおっさんから見れば「チャラそう」には見えるのだけども、彼女のMCでの語り口が結構真剣で、2曲目の彼氏への想いもぎゅんぎゅんにあふれ出ている模様で、曲が終わってから後ろを向いて顔を覆い、ガチ泣きしだした様には驚いた。

結局顔を覆ったまま軽く礼をして、控え室になってる、ライブスペースの横にあるプリクラマシンのカーテンの中に消えて行った。

色々シュールだった・・・(笑)。

どこでその話題が出たか忘れてしまったのだが、彼女が羽織っていたパーカーは、彼女自身が勤める109-2に入ってるお店の商品でもあるとのことで、ファンらしき女の子がまったく同じパーカーを着ていた。ちょい派手だけども、地味過ぎず派手過ぎずで、おねえさま系のギャルい格好より、こういうポップなギャルファッションがあるの良いなと、勝手に親近感を抱いたのでした。まあ、意外と高そうですけどね・・・。

"みさみさ"が去った後、持ち前の軽さでしんみりした空気を一転させたDJそういちろう。「じゃあねー、この後、みさみさとプリクラ、プリント倶楽部を撮る会ってのがあるんだけど、これ、引き換え券なので、先着で僕のところに……」と言った瞬間、みさみさファンの若い子たちがそういちろうを壁に追いやっててウケた(笑)。




16:26 ゆまち&愛奈

ゆまち&愛奈
カリスマギャルモデル2人によるユニット、ゆまち&愛奈が次の出番でした。

ゆまち&愛奈、以前GALDOLLが出たこのえぐなむでのイベントに司会ポジションで出演していたので初めて見たわけではなかったのですが、何気に音楽作品も出してる旨はフライヤーでしか知らなかったので、今回ライブを見るのが初めてでした。

冒頭、出てきてMCからスタート。まとまりのないしゃべり口で、ごちゃごちゃしてて何言ってるのかさっぱりわからなかった(笑)。とりあえず愛奈が「ストッキングがデンセンしちゃってー」と言うのだけわかった。

1曲目で「みんなで出来る振り付けがあるから、やってくださーい」とのことで、正拳突きを繰り出していた。

そんなわけで披露したのが「Shibuya nation-ガチムチMIX-」なる曲。分厚いギターが鳴り響いたものの、そこから安定のテケテケしたシンセのサウンドが鳴り響いて、描いてる"ギャルいサウンド"が展開されたのでほっとした(?)。

続いて2曲目「ラブリー」なる曲を披露。調べてもこの曲に該当するのが出てこないんですけど、聴き間違えましたかね。とりあえず不確かな旨記しておきますが、この曲はエレクトロ・クラッシュ感のあるトラックで「ゆまち&愛奈、曲なにげにかっこいいな・・・・」と思わず思ってしまった。あまりアイドルの範疇でそういうサウンドに傾倒してるのってない・・・と言うか、落ち着いたと言うか、今日少ないですからね。そっちの類が聴けるイベントとかもさっぱり行かないので、妙に新鮮だった。

並んだ時に小さい方がゆまち、長身が愛奈。「"ゆまち"いさい、でか"あいな"」と覚えると分かりやすいけど、本人たちはそんな自己紹介してないので、心の中にひそめて置いてください。
2曲終わったところでMCへ。

以前のイベント同様に「質問コーナーね」と、お客さんとの交流を図ろうとするゆまち&愛奈。しかし、以前もそうだったけどあまりうまく行かずで、結局何にも質問が出てこなかった(笑)。急に質問って言われても質問浮かばないですもんね。

そんなわけで展開しなかったので適当に語りだした二人。「最近私たち、アイドルのイベントにも出てるんですよ。最初GALDOLLちゃんだけ出てたんですけど」と近況報告。未だになぜゆまち&愛奈がアイドルイベントに出てるのかさっぱりわかりません(笑)。しかし、SDN48に在籍していた二宮悠嘉(彼女もどっちかっていうとギャルモデル系でしょうか)みたいに、旦那が居ると言うのを公にしてアイドル的な活動するのって、もうちょっと栄えても良いかなって気がしないでもないので、自分はアイドルとしては見てないですが、活動頑張っていただきたいなとぼんやり思った。(本当はどっちでも良いw)

3曲目はどうやらアルバム「REAL」に収録されているらしい「Happy Birthday」なる曲を披露。ミドルテンポ+四つ打ちの親しみやすいナンバーで、こちらも楽曲が意外と良かった。

そんなこんなでおよそ20分の ゆまち&愛奈の出番が終了。

アイドルかどうかは別として、彼女たち独特のゆるさも、なんだかキャラクターになってて面白いかなとちょっとだけ思ったのでした。




16:47 GALDOLL

GALDOLL
ラストがGALDOLL。

かつて握手に行った際に「私たち、別にギャル界では有名じゃないんです」と語っていたGALDOLL。確かにゆまち&愛奈に比べると知名度が低そうだが、地道なアイドル活動で連れてきたファンをゆまち&愛奈は持ってない。その点では未開拓ギャル・アイドル界のパイオニアの彼女たち。熱いアイドル愛を大きな胸に、真剣にアイドル活動に挑むりょおたすをセンターに置いたGALDOLLはやっぱりライブも良いですね。(やっぱり小柄だけど、たっぷり大きく動くりょおたすは素晴らしい!)

1曲目はお馴染みの1stシングル「Loco☆Girl ~アゲぽよ♪サマー~」を披露。この曲もここで聴くのが最後か・・・と思うと、なんとなくじんわり来たのだが、ここでこれ聴くの2回目だから思い出も何もないなと、ふと我に帰った。

1曲目終わりでMCへ。自己紹介にて、GALDOLLヲタの人が「いち!に!さん!し!ご!ろく!なな ほー!」→「はち!きゅう!じゅーのー!」とコールする姿を見て、みさみさ界隈が「wwww?」と言う顔で眺めているが感じられた。そして、「ウケるんですけどwwww」みたいなノリでヲタを取り出すギャルも現れたりと、なかなかレアな現場になってた。

自己紹介を終え、2曲目は上記シングルのカップリングでもある真野恵里菜のカバー「元気者で行こう!」を披露。アレンジがトランスっぽくなってるので、まさかハロプロの曲をやってるとはみさみさ界隈のギャルたちは思うまいと想像したのだが、真野ちゃん現場に足しげく通ってるわけではない自分なので、むしろGALDOLL見てる回数の方がもしかしたら多いくらいで、すっかりこの曲がGALDOLLのものになりつつあるな、とも思った。(真野ちゃん曲の中でも人気ナンバーみたいですが、私はあまり好きではありません。)


「セーラー服とルーズソックス」のサビ中の振りの様子。「ハイパーキックで100万回 愛してる~♪」のところで靴下指差し→キックが印象的です。りょおたすがやっぱり良い足の上がりです。
曲が終わりMCでは「ショートバージョンでやると思ってたんですけど、2番までいっちゃって、ショートバージョンじゃなかった」と、途中でメンバーが「え?w」と言う顔してたことについて釈明していた。ショートバージョンなんてあるんですね。(現場行かなすぎて知らなかったです)

ラスト、ゆまち&愛奈を含めたギャル軍団(?)" 渋谷GAL's "の持ち曲にしてGALDOLLのレパートリーでもある「セーラー服とルーズソックス」を披露。サウンドはチャラさがあるのに、どこか甘酸っぱさと切なさがあってほんと良い曲ですね。ちなみにこの音源が収録されたCD、GALDOLLの物販で3000円だか5000円だか忘れましたが、たくさんpayすると特典でもらえるそうです。

「ぱ・パ・PA☆PARTY ~ベントラ☆ベントラ~」と言う一番新しい曲もやるかなとは思ったのですが、やりませんでした。

余談ですが、GALDOLLやってる最中に、ふとプリ機側に目を移したら"みさみさ"が見てました。ヲタのノリ見てどう思ったやら・・・。




やっぱりでかい愛奈。170cm超ありそう+ブーツはいてるのでより一層でかいです。
そんなこんなで、eggnamでのライブイベントが全編終了。

最後は全員が登場。JDそういちろうが「撮っちゃえ撮っちゃえ」と煽り、短い記念撮影タイムがあったりした。

ゆまち&愛奈、Misakiも日頃見ようと思って見に行ってる範囲には居ないタイプなので、好きか嫌いかで言ったらどっちでもないんですけど(笑)、それなりに楽しめたのと、やはりギャルだらけの環境でギャル・アイドルを見るっていうのがなんともいえない緊張感があって楽しかった。

もうこのような環境でこういうのを見ることがないのだなと思うととても惜しい気持ちだったが、記念のプリクラを撮るほどお金に余裕がなかったので、プリクラ終了後に通常物販が行われたので、その際にタッチでポイント(モバイルカザスによるポイントサービス)貯めに行きがてら、軽く挨拶して気を紛らわせた。

余談だが、ノリでゆまち&愛奈ともプリクラ撮る!と言っていた同行者のGさんに、撮り終わったものを見せてもらったら、両サイドからゆまち&愛奈に抱きつかれてる図だった(笑)。そして、それにどう乗ってよいかわからずで普通の表情のGさん。童貞感が物凄い出てて、非常にコクのある1枚に仕上がってたので、とても面白かった。

あと、これは完全に余談なのだが、音響をこの日いじってたのがモバイルカザスの通称"ジーパン"の方で、ももクロ→ぱすぽ☆と通っていたことですっかり顔なじみになり、遭遇すると軽く挨拶する感じになってたので、この日の機材はどんなかと覗かせてもらってたりしたのですが(厄介)、へーYAMAHAのこんな薄いミキサーでてるんすねーレンタルですかーそうですかー みたいな会話をしていて、撤収も眺めていた。

そしたら、見覚えのある顔が! What's Love?のボーカルギターの方でした(笑)。

あまりに驚いたので、面識はないのだけども「What's Love?の方ですよね!」と話しかけてしまったのですが、どうやらバンドで所有している機材をレンタルする業者もやっているとのことで、それで撤収に来てたみたいですね。

なんだか、異様にWhat's Love?が見たくなったこの日の終わりでした。

0 件のコメント: