クリスマス・イヴ 最後のインストアイベント
トマパイ、熱心に応援していたかと言われると、トマパイに限らず行けるときにどこでも行くようにしてたので、見れてたのはちょいちょいと言うぐらいだったのだが、やはり「もう見られなくなる」となると、急に惜しくなるもの。新宿タワレコでアルバム購入すると得られる整理券が、この日のイベントが発表になるや否や、どんどん捌けたと言う話だったが、たまたま新宿に居た知り合いに確保しておいてもらい、まあまあ前方で見ることができたのでした。買っておいてくれた方、その節はありがとうございました!
ざっくり流れを書いておくと以下の通りだった。
イベント開始3分前ぐらいからジャージを着たスタッフの方が前説を担当し、時報を流しながらカウントダウンをしようと言うことになった。「僕の番号知ってる人は、iPhoneに電話しないでくださいね!」と言ってて面白かった(笑)。飾ってあった「2012.12.24 20:58」と書かれた看板について「撮るなら今ですよ!」と言っていたので、お言葉に甘えてカメラで撮った。20:58になり、トマパイの3人が登場。クリスマスイブと言うことで、ドレスアップした感じの3人だった。
1曲目「ジングルガール上位時代」からスタート。たっぷりMCを挟んでジングルガールカップリングの「雪が降るから…」、アルバム収録の「大事なラブレター」を披露し、最後に煽りを入れてから「ワナダンス!」の計4曲を演じた。時間にして30分もないイベントだったが、大盛況だった。以前見てからずいぶん時が経ってるので、単純に久しぶりに見れて嬉しかったと言うのが大きかったのだが、HINAちゃん以外のお二人(YUI&WADA)が相変わらず自由で、MCも楽しかった。そしてきっちりまとめるHINAちゃん。ダンスにおいてもHINAちゃんが良かった。
「大事なラブレター」をやる前、振りをど忘れするYUIちゃんの姿も面白かったのだが、パフォーマンス中に身に着けていた腕輪を勢い良くすっ飛ばしたのだが、拾いに行ってる姿も見られて笑った(笑)。アクセサリーとかすっ飛ばしても普通拾いに行かないだろうと思った(笑)。
この話を書いてるのが2013年8月で、既に半年以上前なので、見てた人の感想とかレポートとか、散々上がってるだろうから、自分がどう思ったかを最後にちらちらっと書いて終わりにしたいのだが、あまりクリスマスだからってクリスマスっぽい行事に参加しない自分なのだが、ドレスアップしたアイドルの子が見れて充実した1日でした(笑)。
トマパイと言えば、自分が繰り返しよくCDで聴いたのは「旅立ちトランスファー」「10月のインディアン」「キャプテンは君だ!」あたりだったので、正直、その辺の曲が聴けたら嬉しかったのだが、曲数も増えて、そういう曲に固執せずにセットリストが組めるようになったのだなとも思った。西麻布ELEVENでの「POP SONG 2U」なる主催イベントも定期的に行い、所謂ライブアイドルの“毎週ライブイベントやってます!”と言う活動に比べると活発ではないものの、回を重ねて充実させていったと思われる面も見られて、それはそれで良かった。そして自分が足を運んでいなかったブランクも感じた。
イベント終了後、ジャージのスタッフさんがマイクを握って挨拶していたのだが(結局どこのスタッフかは不明だが、良い感じのMCだった)、終了後にMUSIC MAGAZINE誌が選ぶ2012年J-POPベストアルバムにトマパイのアルバムを推したと言う原田和典氏も会場に来てくれました、みたいな感じで彼を紹介をしていた。
MUSIC MAGAZINE増刊として出た、近年のアイドル盤ディスクレビュー本「アイドル・ソング・クロニクル2002-2012」にもいくらか記事を書いている原田氏。真野ちゃんの重要な盤について、素っ頓狂な記事を書いてたので「これは許せない」と思ってた個人的な念もあり、なぜこの人がここで拍手されてるのかさっぱり理解できないなと思った。2012年のベストと言うことで彼が推したらしい、その記事を読んでないのでなんとも言えないし、何にしても「優秀なアルバム」と言う冠については何も悪くないので、「ま、いっか」とは思ったのだが、それさえなければ良いイベントだったのではないかなと言うところだった。
誉められる作品があってそれが目立つのはよいとしても、誉めた人が目立つと言うのは意味がわからない。アイドルのイベントにおいては、アイドルが目立ってれば良い、改めてそう思った。
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