ここ最近の"アイドル研究"と心の中で称していた現場に行ってみるシリーズの一環として、「NICE GIRLプロジェクト!(以降NGP)はどうなんだろう」という疑問から、あまりメンバーのことわかってないのに行ってみたのが今回でした。
以前遊びに行ったAKB48の公演も、あまりわかってない状況で臨んだので戸惑いは多かったものの、AKBの現在の盛り上がりを十分に感じ取れる会場の雰囲気には物凄い衝撃を覚えたのですが、果たしてNGPはあまり話題聞かないけど盛り上がってるのか、衝撃はあるのか、それが主題でした。
ただ、一応言っておきたいことなのですが、興味本位も確かにあるのですが、つんく関連でこれだけかわいい子いるのに、なぜにハロプロとNGPで耳にする頻度が違うんだろう、っていうのもあったし、ちょくちょく気にしているうちに「あゆべえがかわいいなぁ」とか思い始めたあたりもきっかけだったりします。
あと、友人が「おがまな握手したことありますよ」なんつう話をしていたり、NGP関連の話を小耳に挟んだのも興味を持ったきっかけだったりします。
AKB48、モーニング娘。くらいまでなら一般的な認知が及んでいるので説明は不要かと思うのですが、NGPについては説明してもよくわからないと言ったことが起こりうるほどの怪しさがあるので、ちょっとだけ説明してみます。
とは言ってもこのblogを見返せばわかるように、アイドルファンとしてはそんなに歴が深くないので、大半はWikipediaやGoogle先生に聞いて知った情報です。
「MM学園合唱部」ていうのは上記アニメのテーマ曲用に結成されたユニットで、NGPの2グループ(THEポッシボー、キャナァーリ倶楽部)とその他NGPの子たちで構成されているみたいです。
主役の声も務めている小川真奈(キャナァーリ倶楽部のメンバー、wikipedia)がイメージキャラクターとしてジャケットにも載っているんですけど、じゃぁNGPて何よと言われるとこれまた面倒臭い。
Webに載っているPower Pointみたいな資料が一番わかりやすいので興味ある人はそれを読んで下さい。
「ハロプロ関連であって、ハロプロではない」「つんくが関わってる」っていう点だけ押さえておけば全然OKだと思います。
最初の方のリリース(めちゃモテI Love You、めちゃモテサマーあたり)は名義が「MM学園合唱部」だったんですけど、「大好きになれっ!」「元気になれっ!」あたりから小川真奈を中心としたその他大勢みたいな位置づけに変わったみたいです。
基本的にTHEポッシボー、キャナァーリ倶楽部っていうアイドルグループ2組とNGPの子たちなので、それぞれラジオなりテレビなり雑誌なりの仕事をこなしているようですが、MM学園のリリースがあると大勢でこまめに握手会を開催してCDを売ってるみたいです。
この日はおがまな(小川真奈)以外の「合唱部」メンバーは以下の通りでした。
この日が確か発売日で、その翌日、翌々日も秋葉原などでミニライブはないけどもトーク&握手会なんかも他のメンバーで開いていた様子でした。
・当日の様子1「整理番号から見る状況」
DJイベント「ありがとう!おともだち」の人々で連絡先を知っているメンバーを召集しまして、計4人で臨みました。(自分のアイドルの先生たるUくん(ありとも皆勤賞)、ラッキーメン(ガガキライズ)、そしてしじみちゃん(幼女好き)。)
が、時間になってもしじみさんが現れない!
前日にたまたまタワレコに寄る用事があったので、発売日前に夕方店頭にCDが並ぶのをゲットする、所謂「フラゲ」を人数分しておいたのですが、持って会場入っちゃ入れないと思ってギリギリまで待ってましたが来ませんでした。
一応列並んで入ってみたかったのですが、果たして列がどんなもんだったか。
多分そんなじゃなかったはずです。
以前参加した真野ちゃんの握手会は整理番号が300番台に至っていたのですが(当日CDを買った場合でそれ)、MM学園は前日に買って180番台、当日に買ったしじみちゃんの整理番号が230番台くらいだったような気がします。いずれにしても、真野ちゃんはその後も列を伸ばしていたので、真野恵里菜の半分も満たなかったかもしれないですね・・・。
整理番号から伺うだけでも、NGP周辺の盛り上がりがその他に比べてやや劣るのかな、と感じられるものでした。
・当日の様子2「会場に入ってみての状況」
会場に入ってみると、タワレコ地下の特典が待ってました。
ここ、いつもそうなんですけど、特典の参加券でライブが見れる、これだけでも十分特典なのに1drinkタダなんです。(54-71を見に行った際もそうだった)
これは他のインストアイベントとは違う良い点ですね。・・・て、これはタワレコのレポートになってますね。
舞台の前側、4列くらいは椅子が設置してあり、この辺は早めに整理券を手に入れた人が獲得できる特等席、と言ったところでしょうか。
にしても普通のライブハウス規模の場所で椅子があると、後ろの方の人も見やすいから嬉しいですね。
でも椅子が出せるくらい人が集まらないのか・・・とも思ってしまいました。
実際のところ、椅子が邪魔になることがないくらい、後ろ側で人が行き来自由に出来るほどの人の入りで、パンパンにはなってませんでした。
これは場所が寂れたデパートの屋上だった真野恵里菜の池袋のイベントに比べても全然入ってないなと感じました。
いやでも、見る側からしたら男性ファンが多い客層で、開始ギリギリに入ったけど結構見れる位置を取れたのは嬉しかったです。
そうそう、女性客がしじ氏含めて2人くらいしか居ませんでした。
これは驚いた。真野恵里菜に関しても男性客が多いと聞いたのですが(他行ってないからほんと知らない・・・。でもAKBのお客さんは結構女性も居た)、がっつり男性ばかりの雰囲気は物凄い。あと、少女漫画誌である「ちゃお」で連載されている原作ゆえに小~中学生の客なんかもいるのではと想像していたのですが、それが皆無でした。
ちゃおのお店、ちゃおスタイルでのおがまなのみで行われるイベントなんかは確か女の子限定みたいな制限があったのでこんな雰囲気ではなさそうですが・・・。
・当日の様子3「イベント内容」
THEポッシボーのロック系の曲で行われていたと言う「リアル・エアバンド」(各楽器を本当に持って、みんなであてぶりするっていうパフォーマンス)をMM学園バージョンでやっており、Vocalおがまな、Drumsあゆべえ、Guitarロビン、Bassまっちゃん、Keyboard×2にいくっち、もろりんが就いてそれぞれ担ってました。
と言うか、おがまなもかわいいし歌うまいしで良いんですけど、個人的にポッシのアー写で大概真ん中に居るロビンが気になってたのも加味して、「ロビンやれるじゃん!」と強く思いました。
ロビン、ちょいしゃくれてるんですけど顔がすごく小さい上に、背がすらっとまぁまぁ高いので居るだけで存在感が違いますね。(しゃくれてる子好きなんです)
アイドルて愛想良く笑顔を振りまいてこそ、っていう部分もあると思うのですが、その点ではロビンは非常に高得点のパフォーマンスを繰り出してました。(自意識過剰なのかもしれないけど、こっちのアクションに応えてくれるような反応もありました)
あれはしじみちゃんも大好きみたいでDJでたまに流しているんですけど(しじ氏が来たのもある意味それ目当て)ノリもアレンジもVocalの掛け合いも諸々が良いですね。名曲。
しじ氏は遅れて入ってきてギリギリこれが見れたとのことでした。(彼女の一押し曲がまさにこれみたいですね)
途中トークなんかも挟みつつ(めちゃモテに関する話)、ミニライブ付きと言うには曲数が6曲くらいと多めでお腹いっぱいのイベントでした。
(他が真野例しかないんですけど、真野ちゃんインストアだとレコ発曲最初と最後に1回ずつ、間に1曲とトーク挟む程度なので3曲くらいが相場っぽいですね)
曲は知らなかったけどバラエティに富んでるという点では楽しかったです。
Uくんは「あれは中途半端だ」と厳しい意見も漏らしてました。うぬ、確かにそうだ。
・当日の様子4「握手会」
実際に一声かけてみての表情であったり、手のぬくもり、柔らかさであったりとか(あんまり言ってると気持ち悪がられそうですが・・・)、「やっぱアイドルってすげえ・・・」と思わせる何かが電撃のように走る。これが握手会の醍醐味!(多分)
一瞬のうちにどんな思いを伝えようとかあれこれ考えるわけです。
握手てのも、やっぱり列をなして握手していくので、誰かが止まると握手会も止まってしまう&拘束される子に負担があるってんでスタッフが適度に流すんですけども、それはそれは強引に流されるものだから通称「はがし」とも言われてたりします。
人気アイドルでは「はがしがきつくて本当一瞬だった」「はがしがきつ過ぎて握手が握手になってなかった」なんていうこともしばしば。でもそうしないと本当に終わらない握手会になってしまうこともあるのかもしれません。
過去にPerfume、真野恵里菜の握手会を経験したことしかないんですけど、Perfumeはもう一瞬過ぎて握手になってなかったもので、手が柔らかかったかのような錯覚を覚えるほどの一瞬のふれあいでした。
真野恵里菜はまだそこまで人気大爆発でもないのである程度のはがしは食らったのですが、握手として成立するレベルのものを体験できたのです。こちらから「新曲良かったです!」なんて言って真野ちゃんが「ありがとうございます!」なんていうレスポンスも成立するくらい。
先述の通り、会場に人がパンパンにいたわけではないせいか、はがしがとにかくゆるかった。
これには嬉しい反面、戸惑いました。
以前から大好きだったら「やっと会えた!」的な喜びがあったかもしれないのですが、なにぶん新参ファンと言う位置だと、まだまだ見た目以上の個人的なキャラクターを知らない状態なもので、「あゆべえ、かわいいなぁ」と思って臨んだものの、他のメンバーに「いやー良かったです」しか言えない状況でした。
で、「いやー良かったです」の後にまだかなり時間があったのが戸惑いのそれです。
向こう側から「またぜひ遊びに来てください!」とか「またよろしくお願いします!」なんて言っていただいたりして、なんか気を使わせてしまったような後味が残りました。(嬉しかったけどね!)
みんなかわいいし、キラキラしているし申し分ない子達なのに、なんでこんなに人が真野ちゃんやPerfumeに比べて集まらないんだろう・・・とか、あれこれモヤモヤしました。
真野ちゃんにPerfumeも下積みとも言える、人が集まらなかった時期を経て今に至るんでしょうけど、ただ、NGPの2組に関してはもう3年はやっているわけで、初年度の真野ちゃんがそれを越える集客っていう点で見ても「人数が多くて色んなタイプが居る」のに人が集まらないのは、もはやプロモーションの仕方に問題があるのでは、と思わざるを得ない印象が残りました。
THEポッシボーなんか元々ハロプロの研修生で、そこからハロプロ研修生卒業と同時にNGPに移籍する形で今に至るので、ハロプロエッグから音楽ガッタスで選抜を受け、そしてソロデビューの道で今に至る真野恵里菜と比較すると、明らかにNGPへの移籍のせいでいまいち知名度が上がらなかったのではないか、とかざっくり想像してしまったのでした。
キャナァーリ倶楽部はハロプロ出身者0で、モデルを多く擁するスペースクラフトの人たちなので、ハロプロから流れたファンではない新規ファンが居そうなイメージですが、「つんくがハロプロ以外で何かやってるらしい」の領域から出ない雰囲気があるせいか、ポッシボーとの混合ユニット「MM学園」ながらもこの具合ともなると、浮かばれない意外の何者でもないなとぼんやり思いました。(もう応援したくて仕方ないです。)
で、前述のように握手会参加券が2枚あったのですが、しじ氏が買って入ってこなければ、間に合っていれば問題なかったのだと言うことでしじ氏に参加するよう促したのですが、みんなこの「はがしのゆるさ」に戸惑っていたみたいで、1回で満足している様子で渋ってました。当の自分も渋ってたのですが、「じゃんけんで勝った人がもう1回握手できる」ことにしてじゃんけんをして、結局自分が買ったので2回握手してきました(笑)。
大好きでCD複数枚購入して複数回握手する"ループ"するファンにはやや申し訳ない記事かもしれないですが、音楽の魅力から入って、そこからパーソナルな部分に興味が行くともなると、これは入口に過ぎないのでご容赦いただければと思います。
そんなわけで、そこらじゅうにamazonのMM学園のリンク貼ってみましたが(笑)、ようはもうちょっとMM学園及びNGPの子たちを応援しよう!って思った1日だったのです。
CDみんな買ってみよう!
めげずに活動続けて欲しいですね。とてもよいものを持った子たちです!
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