2010/01/04

シャムキャッツ,H∞B(ほとんどビョーキ) @ 渋谷O-NEST

H∞B(ほとんどビョーキ・myspaceシャムキャッツmyspaceらがライブやるとのことだったので渋谷O-NESTに遊びに行きました。


顔ぶれは以下。


5Fライブフロア、6FバーフロアとあるNESTを使い切った出演者多めのO-NEST新年一発目のライブだったみたいです。



最初がクロミスノタタノタタ。

名前が変なので(しかも変な系統が読めない本当に不明系)見ないとだめだなと思ってみてみました。

いやいや、とても良かった。
鍵盤Vocal、そして各種シンバルにサブスネアも設けた凝ったドラムセット、そしてベース(たまにギター)のトリオ編成。


鍵盤がNord Stageだかなんだかを使っていたんだけど、ピアノの音がとにかく印象的で、ピアノ中心の音の時は本当に良かった。
それ以外でもオルガンの音色を使ったりと、とてもシンプルな鍵盤の音が良い。

逆にギター使った時は結構普通っちゃ普通だった。

新年1発目、NESTでピアノの音が生きる、どこか閑散とした空間を感じる音のバンドはすごく心にしみこんできましたよ。



NONEWORKS。

クロミスの方が「森をさまよっているかのような音楽ですごく良いので、ぜひ聴いて行ってください」と紹介したNONE WORKS。

後から検索して気付いたんだけど、myspaceでフレンド申請もらったことあったわ。
で、一度聴いたことがあった。

直接聴いた感想としては、うーん、Radioheadっぽい。
クオリティは高いんですが、歌い方や音など、諸々Radioheadを感じたかな。


次が日本松ひとみ。

東京カランコロンのステージで見て「かわいいなぁ」とか思ってたその子がひとみちゃん。
以前のエポケー企画では見れなかった東京カランコロン。

結構距離的に近いんだけど、日本松ひとみとしては初ですね。


ベースが東京カランコロンのVocalが担当してます。
いやー、彼、ベースもうまい。ギターも結構うまかったんだけど、非常に巧妙なプレイをしていた。
ボリュームなんかも駆使して、鍵盤の音に被らない見事なプレイだった。


ドラムはシェパード放し飼いでパーカッション担当している門田くんのお友達でもある松井氏。
彼もとても丁寧なドラミングで良いですね。


で、ひとみちゃん。
口ずさむ歌にクラムボンだったり矢野顕子だったりの名がProfileに書いてあったりする彼女。
まさにその系譜にあるガーリー・ピアノ・ポップと言ったナイスな三拍子が揃った音楽でした。

無料配布CD-Rがあったのでもらってきたんですけど、ちょっと気になるノイズが入っててイヤフォンで聴いてると耳が痛くなるんですけど、ポップさ、脱力具合が良いですね。

今度エポケー&HUH企画で3月にEmotional Ticonと対バンするみたいなので楽しみです。
ガーリーピアノポップ vs ガーリーノイズポップ。3月が待ち遠しい!



次がCuushe。

女の子のエレクトロニカでVocalを中心としたサウンドでした。
(ギターはサポートだそうです)
非常に耳障りの良い優しいサウンドで心地よかったです。

NONEWORKSと同様に、ラップトップでやるものだったのでバー側のライブでよかったかもですね。
画面見ながらやるライブは立ってみてるのしんどいですからね。


しかしこういう音の人はどこで日ごろライブ活動してるんだろうか。
聞いてみようか迷ったんだけど、緊張して話しかけられませんでした。
またどこかで・・・!

音的にmiyauchi yuriくんとかと近いジャンルかなと思ったんですけど、あとから調べてみたら彼も出していたレーベル、flauから音源出してるみたいですね。
cokiyuとか似てるなーって思ってたら概ねはずれじゃなかった。



次がANIMA。

ANIMA、前知識0だったのと、ほとビョがセッティングしてるだろうと思って、ほとビョに張り付いてようと思ったのでちょろっと見てバー側に戻りました。

リッケンバッカーが気になりますね。また今度!


そしてH∞B(ほとんどビョーキ)。

ほとビョ、入り口で
@「ほとんどビョーキで取り置きお願いしてます」
店員「えーっと・・・(取り置きリストの紙をめくりながら)」
@「多分エイチに無限マークにBみたいな感じだと思うんですけど」
店員「あ、はいありました」
っていうやりとりがありました。浸透してない(笑)。


ほとビョ、何気にすごく久しぶりでした。
2009年07月にあった「ありがとう!おともだち」vol.5以来、2回目ですね。

カルトムービー上映会しじみちゃんとリス子ちゃんのデュオ「中学生時代」として、ほとビョのカバーを披露していたので曲自体は久しぶりな気がしてなかったんですけどね。


いやーでもやっぱ本家(?)は違いますね。
ペラ子ちゃん&リス子のセーラー服デュオと、背後で怪しいムーブを見せるイノウエリョウ from ガガキライズ!

久しぶりに見たけど、何気にこの3人は強いですね。
パフォーマンスとしても結構成り立ってて。

イノウエくんがここんところマイケル・ジャクソン「This is it」を6回くらい見ているとのことで、マイケルムーブが随所随所にちりばめられてて動きが面白かったです(笑)。

今回はCD-Rもget。何気に持ってなかったです。

にしてもリス子、顔白すぎる・・・。


サンプラーに仕込まれていた変な声で一部の客が大変ウケてました。
イノウエくん、歯ギターも炸裂。



次がシャムキャッツ。

いやー、シャムキャッツ、前見た時は物々しいイベントの時だった&人が多かったので集中して見れなかったんですけど、今回は新年1発目ってこともあってぱつんぱつんではなかったのでゆったり見れましたよ。

すごく良かった。
シャムキャッツは本当にいい。


4人とも別段イケメンだってわけではない素朴な雰囲気で(若干失礼な言い方で申し訳ない!)、かつあれだけ質の良い演奏、曲をやっているっていうのがなおさらポイント高いですね。もっともっと評価されるべきバンドだと思いました。

昨年色んなバンドがどんどんと知名度を増して行った年だなって感じたんですけど、今年くらいシャムキャッツ来るんじゃないのかしら?って気がします。もう来てるのか?
わかんないけど、自分の中では来ましたよ新年早々。
今年はシャムキャッツたくさん見に行きたいなと思わせる素晴らしいステージでした。


CD欲しかったけど、お金なかったのでまたいつか買いたいです。


機材好きのための足元画像。

シャムキャッツのVocal&Guitarのペダルです。
ZOOMのTRI-Metalだかなんだかがありますね。気になる。
あのシリーズ、FuzzがFuzz Factoryみたいに発振することで「ZOOMのくせに面白い」と結構評価されてるやつですね。Over Driveもガバナーみたいとか言う噂聞くし。
あとはIbanez Tube Screamerですね。そしてElectro HarmonixのHloy Grail。



HELLL。

これまた前知識0ながら、バー側なのでゆるりと見てみました。


アコースティックギターとボーカルを担当する女性、そして小さなシンセやらエフェクトを使った男性、音が鳴る小物とクラリネット担当の男性、そして外国人ギタリストに外国人ドラマー(?)の編成。

なんとも言えないセッションでした。
(ただ、別にそんなに悪い演奏でもなかったので案外聴けましたね!)

バー側のキャラクターとライブステージ側のキャラクターがはっきり分かれてるなーと感じたのでした。

人数が多い割りにまとまりを感じる演奏だったのは良かったかもしれませんね。
あとクラリネット。ちょっとピッチ低かったけど、クラリネットの音が生きる音って良いですね。
それぞれが邪魔してない、そして音が多そうでそんなに多く感じさせないまとまりでした。



ラストが画家。

16人組だそうだけど、このときは15人。
ギター2人、アルトサックス2本、テナーサックス1本、トランペット1本、三味線1人、ベース1人、ジャンベ2種、ディジリドゥ、コンガ、グロッケン、ドラム、キーボードの編成でした。


ホーンがやや多いのでアフロっぽい感じを勝手に期待したんですけど、そんなにアフロビート的なものではなくて、ややファンク寄りでみんなでわいわい盛り上がれる音楽、っていう感じでした。決して悪くないんだけど、シャムキャッツ気分だったので(?)ちょっと見てバー側にいました。



渋谷O-NESTの新年一発目の営業だったみたいですね。

なんだか盛りだくさんで疲れたけど楽しい1日でした。

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