2010/01/30

プリングミン,cumuloninbus,東京カランコロン @ 渋谷LUSH

プリングミンmyspace、LUSHでお世話になってる宮内さんがドラマーを務めるcumuloninbusmyspace、メンバーによく出くわす東京カランコロンmyspaceらが対バンとのことで渋谷LUSHに遊びに行ってきました。


出演

渋谷LUSH、下北沢BASEMENT BARで繰り広げられているBeat Happening!シリーズですね。

ちなみにこの日、Beat Happening! Tシャツなるものが売られてました。
2000円くらいかな。カムロニンバスの方が着てました。



最初が東京カランコロン
東京カランコロンを見るのは2回目ですかね。(1回目見た時の記事はこちら

なんだかんだで良い付き合いになりはじめているカテゴライズ不能バンドのエポケーの雄平くんとも親しいことから以前も見るチャンスがあったにも関わらず見そびれていたので、この顔ぶれにカランコロンが居るのは良いなぁと思い最初から臨みました。

新年1発目にカランコロンでも鍵盤などを担当する日本松ひとみちゃんを渋谷O-NESTで見たばかりだったこともあり、その他何回かメンバーとばったり会ってたりで、なんだか久しぶりな気がしないのも不思議な距離感ですね。

改めて見てみたカランコロン、良いですね。
遊び心満載ながら悪ふざけとか悪ノリっていうそれではなく、「いたずら心」に満ちているような音楽です。彼らの身に纏う衣装の彩りとか、立ち姿とか、子供を前にしても受けそうな優しいキャラクターも持ち合わせているなと感じました。(言葉遊びっぽい歌詞もあるので、そういう印象かな)

かといって、楽器マニア的にも興味深いEpiphoneの妙にレアそうなフレット抜いてあるレフティーベースとか(右利き用を左に調整してああるらしい)、ツインギターでなかなかアンサンブル的にも緻密なサウンドとか、その辺も面白いです。

まだまだ親しんでる時間が少ないので細かくは文字にはできないですが、毎回じんわり良いなぁと感じるのでした。

余談ですが、今度日本松ひとみちゃんとうちのバンド、Emotional Ticonが対バンすることになったので、カランコロンとは違いますが、全然相容れない双方が同時に見れるライブがあるっていうのがもう、今年一番の奇跡のような気がするのでお暇な方は3月17日新宿URGAエポケーHUHmyspace企画、お楽しみに!




続いてcumulonimbus
渋谷LUSHでブッキングを担当する宮内さんがドラマーを勤めていて、劔さん経由で紹介していただいて1回対バン1回ブッキングしていただいたことがあって、いつもありがとうございます宮内さん!

そんなお世話になってる宮内さんが叩いているインストロックバンドがカムロニンバス。
昨年の夏に初めて見たのですが、その手の音楽ファンの期待を裏切らないどころか、期待を超えて胸躍らせる良い演奏が安定して聴けるので、都内ライブをだいたい欠かさず見に行ってるプリングミンの対バンにカムロニンバスが来るなんて、こんな食い合わせもあるんだなぁ!とBeat Happening!シリーズの底力を感じました。

インストでありながらポピュラーな質も備えて聴きやすさがある音なので東京カランコロンやプリングミンなどの歌ものと並べてもリスナーを退屈させないライブで楽しかったです!

以前見た時はオールナイトイベントだったのでさんざん酒をあおっていたので細かく覚えてない点があったのですが、今回ゆるりと見ていて気付いた点を少々。

曲によってはベースの方が鍵盤(エレピとオルガン)を弾いたりするのでベースが欠けるのですが、逆にベースを弾く曲では鍵盤が抜けるわけです。で、そういう曲では事前に仕込まれたオケに合わせて演奏しているみたいですね。
オケを使っていると言えど、生演奏的なものを重ねているので「打ち込みを使っている」と言ったサウンドとは違い、3人の演奏に+αでセッションされてるかのような自然さが良いですね。

あと、KORGの古そうなでかいオルガンを使っているのですが、オルガンの音も良いですね。




viridian
ギター&ボーカルの女性を中心とした3人編成で、ドラムとエレキギターが居ました。

クオリティの高そうなポップミュージックを奏でている様子だったのですが、プリングミンに向けて息抜きしてたのであまり見れませんでした。
愛知県在住だそうで。



次がプリングミン
セットリストは以下。
  1. 今、君へ
  2. トンネル
    • MC
  3. ありがとう(新曲)
  4. 今、君へ(reprise)
  5. time has come
  6. make my day

この日はカムロニンバスが出ていたこともあって宮内さんから広がるLUSH繋がりのバンド仲間たちも居たりと、プリングミンを見たことない友人たちにその姿を見てもらえる、みたいな妙な気持ちで臨みました(?)。


前回の高円寺HIGHでのライブは、ワンマンライブを越えて突き抜けた様子のVocalやまちゃんのパフォーマンスが高円寺HIGHで繰り出すには狭すぎるくらいのもので、物凄いパワーを放出していたのですが、会場の雰囲気が正直そんなにシンクロしてない印象があったものの、この日は各種バンドが集うブッキングであったことも関係して色んな人がフロアに溢れいてたので、やまちゃんのパフォーマンスが行き場を失うことなく会場にとどろいている様子が良かったですね!


1ファンでありながらおせっかいな気持ちではあるのですが、やはり自分が良いと思うものがより多くの人に響いて、その届いた人が楽しい時間を過ごせるっていうのは嬉しいことです!


前回見た「ドラム"梅田先輩"を迎えた新年東京1発目」よりも着実にお互いのシンクロ率を上げてもいる様子で、確かに前回より良くなってました。かつ、やはりライブのテンションがよく会場の雰囲気も良かったので本当に楽しい時間でした。


MCではBassひろやすくんの背中に明け方激痛が走って、それで起きたっていう変な話をしてました。「今もちょっと痛いです」とか言ってたけど、20代半ばでなんなんでしょうか。お大事に、ひろやすくん。


新田くんの新兵器、スライドギターが登場です。よくあるスライドギターのプレイの音ではないのだけども、新田君の新兵器、今後の発展に期待です!





ラストがアナ
アナ、以前下北沢Queでプリングミンと対バンした際に初めて見ましたが、パフォーマンス性の高さとダンスチューンでファンが多いなと言った印象でしたが、今回もアナが最後に締める!と言った雰囲気でした。大勢お客さんも居て盛り上がってましたね。




終わってから見回したら、渋谷のライブハウスで知り合った人や、新宿のライブハウスで知り合った人やら、ほんと知り合いがいっぱい来ててとてもとても楽しい1日でした。
こういう統一性がないけど楽しい、っていうブッキングの素晴らしさを感じました。
雑食だけどおいしい!みたいな。

自分もいつかそんな企画が出来たら良いなと思う次第ですが、まぁ、色々あるので追々・・・。
(漠然と企画構想があるので、いつか具体化できたら、てところでしょうか)

そんなわけで、サポートドラマー"梅田先輩"とシンクロ率を上げてどんどん突き進むプリングミンから目が離せない、そんな1日でした。

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