スマイレージ（wikipedia）の新譜「タチアガール
小川紗季脱退/サブメンバー加入のスマイレージ
小川紗季参加の最後のシングルとなった「有頂天LOVE
しかしながら新生スマイレージを見た人の感想が「小川紗季脱退ショックはもう越えられたに違いない」と言ったポジティブなもの多数。よく現場でお会いする方も「良かった」との話だったので、モーニング娘。10期メンバー発表の武道館公演、同じハロプロエッグとして舞台に立っていたアップアップガールズ（仮） マップ劇場振替公演 @ 初台the Doors（アップアップガールズ（仮）wikipedia）と日が被っていて"穴場"と言われたこの日を見に行く日にチョイスしてみました。
この前のぱすぽ☆ @ 赤坂サカス無料イベントでも整理番号が物凄く悪かったんですけど、この日も200番以降と言うことで、無駄に"くそ番"引くことに安定感が出てきて不穏なこのごろですが、「チッタは広い/ステージも高いから見やすい」と言ういい噂を信じて臨みました。
ランダム配布と言うことで、200番を持っていても前に199人居るわけじゃないって点もありますけど、1部はかなり余裕があり、かといってスカスカでもない客入り具合で良かったでした。（とは言え、やはりアップフロントのスタッフが前説でも触れていたが、娘。コンサートの裏と言うことで、客入りは少ないほうだったようです）
1部の様子/感想
- タチアガール
- MC（※1）
- 初恋の貴方へ（feat. 田村芽実）
- ○○がんばらなくてもええねんで!!（feat. 中西香菜）
- MC（※2）
- オトナになるって難しい!!!
- スキちゃん
冒頭はハロプロのレコ発イベント恒例の発売シングル曲からと言うことで「タチアガール」をオリジナルメンバー3人＋サブメンバー4人の計7人で披露。
しゃがんだポジションから立ち上がる振り付けを交えたタイトル曲の冒頭のフレーズ「落ち込んでちゃ居られない」と言うフレーズから、メンバー脱退のダメージを越えて次へと突き進もうとするスマイレージの現在が重なって一気に涙が出てきました（笑）。
それまで見たことなかった、ハロプロエッグ外から選ばれた中西、田村の2人もエッグの二人に負けない動きで存在感が素晴らしかった。
「タチアガール」が終わり、自己紹介を挟んでからはオリジナル3人＋サブメンバー1人によるステージとなった。
」カップリングとして収録されているスパニッシュテイストの「初恋の貴方へ」を田村芽実（wikipedia）を迎えてのステージだった。いやー、しかし田村芽実、元々子役として舞台「しゅごキャラ！」にも出演したりとキャリアがあるらしいんですけど（スターダストプロモーションに所属していたらしい）、さすがと言った動きのしっかりさ、キャラクターの立ち方で見ていて感動しました。
ルックスはまだ歳相応で子供っぽさが感じられて、そんなにそういう面では惹かれなかったのですが、とにかくダンススキルの高さ、唄の"既にハロプロメンバー"になれてる感がとにかくすごかった。
」でした。スマイレージに入ってからダンスと歌を始めたと自称していた"かななん"だったが、持ち前の笑顔を絶やすことなく振舞う姿は、さすがオーディションで選ばれただけあって素晴らしいなと思いました。やはり小川紗季が居た時に出た音源なので、また少し辛くなって複雑な気分で見てたんですけど、片足立ちで足を蹴り上げる振り付けのところで昔バランスを崩してマイクに頭をぶつけたと言う前田憂佳をふと見てみると、ほんとお姉さんっぽくなったなあ、たくましくなったなあと勝手な親心みたいなものも生まれて、頼もしさにもぐっと来たのでした。
前者と比較してしまうと"かななん"は"めいめい"よりも平凡な印象が、逆を言えば"めいめい"がずば抜けて素養が高いなと思うのはあったのですが、この笑顔はとにかく明るいなーと魅力を感じました。
その後、オリジナル3人による「新メンバーと活動を始めて、新メンバーが変わってきたこと/気付いたこと」と言ったお題でのトーク（※2）が挟まった。
「ゴリラが好き」と言う中西について触れたり、エッグ時代から一緒にいたけど「たけちゃんが負けず嫌いだったことを改めて知った」と言う話だったり、「めいめいはかにょんに似てて、鼻歌歌いながら歩いてる」なんていう話が出たり、勝田「中1にしては落ち着いてて、服装も大人っぽい/裏番長」なんていう話が出ていた興味深かった。
トーク終了後はサブメンバーを加えた7人で既存曲を披露しての1部終了となった。
「スキちゃん」はAメロ歌いだしがサブメンバー4人で回すように変更されており、色々な工夫が見られて「新しいスマイレージ」を強く感じた。
2部の様子/感想
- タチアガール
- MC（※3）
- ショートカット（feat. 勝田里奈）
- 同じ時給で働く友達の美人ママ（feat. 竹内朱莉）
- MC（※4 サブメンバー1分アピール）
- 有頂天LOVE
- スキちゃん
」を披露。「ショートカット」は、ももいろクローバー「ミライボウル」発売の頃の横浜BLITZに行く途中で、たまたま通りかかったところでスマイレージがやっていた時に耳にして、散々その頃ももクロ見ていたこともあって、スポーティーな動きするもの以外に対する"ぬるさ"から「刺激が足りないんだよなぁ」とか思いつつも、ほんと良い曲だなーと感じていた思い出が蘇って、やっぱり小川紗季の影がちらついて辛い気持ちになりつつ、たけちゃんに比べて浅いエッグでのキャリアながらしっかりとした仕事っぷりの"りなぷー"に対して感動もあって、ここでも泣いて見てました。
正直、新生スマイレージでこんなにも感動すると思ってなかったので良かったですね！
」を披露。機敏さが特に長けてる"たけちゃん"。歌唱力も高いんだけども、個人的に彼女のビブラートのキレが良すぎて歌声はあまり好きではないんですけど、そのあまり余った高い技術で小川紗季の穴は十分過ぎるほどに埋まってるなーと、ここにも感動が待ってました。
オリジナルメンバー3人の中でも機敏さでは恐らく福田花音が良い方だと思うのですが、"かにょん"を凌げるほどの新星にオリジナルメンバーも刺激されて高めあうのだろうか、とか思いながらたけちゃんの素晴らしい動きを見て楽しみました。しかし美人ママ、疾走感溢れるロック曲だから普通に盛り上がりますね。楽しかった。
最初は中西香菜による自己紹介で、特技と言うゴリラのモノマネを披露してました。ゴリラのまねしながら福田花音に近づいて福田「やだ、絡みに来ないで！」と逃げてる様は面白かった（笑）。
続いて田村芽実による自己紹介で、特技と言うモノマネを立て続けに披露してました。1.前田憂佳→2.シンクロナイズドスイミング→3.象→4.牛→5.やぎ→6.羊→7.田村の祖母→（タイムオーバー）8.トトロのメイ を連発していた。
前田「やぎと羊が同じだったよ」との指摘に対して田村「今朝マスターばかりなので多目に見てください！」と開き直っていた（笑）。
続いて勝田里奈の自己紹介で、自らのプロフィールをゆっくり正確に話つつ、田村に協力を求めての寸劇を披露。勝田「・・・かわいい・・・！」田村「・・・美人・・・！」 二人で「気付いちゃったー！」と言うハーモニーを見せた。
話に寄ると、舞台袖でお互いの魅力に気付いて声を出したら初めてハモッちゃったとのことで、それの再現をしてみせた、とのことだった。独特ですね・・・！
最後に竹内朱莉による自己紹介で、彼女の趣味だと言う野球観戦について説明。好きな巨人軍の選手（坂本/亀井選手）の特徴について愛情一杯に語ったものの、福田「それたけちゃんの紹介じゃなくて、野球選手の紹介じゃん」という的確なツッコミでオチがついていた。
バラエティに富んだ4人の自己紹介が終わって「有頂天LOVE」「スキちゃん」を7人で披露してイベントは終了となった。
1部と2部の間でモーニング娘。10期のお披露目が武道館であったそうなのですが、2部開始前のアップフロントのスタッフと思われる方の前説で「武道館では10期のお披露目がありまして、ハロプロエッグから工藤遥が選出されたんですけど、武道館に負けないくらい盛り上がりましょう！」「くどぅー（工藤のニックネーム）より、たけちゃんりなぷーの方が好きかー！？」ヲタ「オー！」と言ったコールアンドレスポンスがあって面白かった（笑）。
以前はスマイレージのイベントでああいった前説をされるスタッフ、いなかったと記憶してるんですけど、盛り上げようと最近出てきてるんですかね。芸人さんとは違ったテンションですけど、盛り上げようと言う意識がすごく伝わってきて良いですね！
そんなこんなで、サキチィ脱退のダメージは0ではないのでしょうが「落ち込んでちゃいられない」スマイレージのこれからの「タチアガール」っぷりにも期待できる、そんなエネルギーに満ちた素敵なイベントでした。
サブメンバーの正式メンバー確定は10月中旬のコンサートとのことなので、どうなるかわかりませんが、4者4様の個性に魅力を感じたので、大所帯になっちゃいますけど、7人でのステージにまた会えることを私は願ってます！
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