この日をもってドラムの玉置くんが卒業と言うこともあって特別な1日となりました。
出演
当初は4 bonjour's parties(myspace)が出演予定だったものの、都合により直前で出演叶わず、急遽代打として立ち上がったのがCreepy popでした。
翌日22日に下北沢THREEで自主企画が待っているにも関わらずオファーを受け取った彼らの男気、友情にはしびれるものがあります!Creepyかっこいいぜ!
イベントについて
- mother玉置くんのラストステージ
- やはり玉置くんの卒業が大きい印象のイベントでした。
彼へ送るアイテムとしてグーミ提供の黄色いロングTシャツが用意されてました。
グーミ曰く「長袖の方がいっぱい書けそうだから」とのこと。
無地のTシャツだったのですが、途中でナイキ製になりました(笑)。 - 101のありがとうを集めます
- これ、まだなんだか明かされてないのですが、レコーダーとマイクが設置されていて、101個の「ありがとう」の音声ファイルを収集するっていうのもありました。サンプリングでもして作品に使われるのかな?
ライブのMCにて「ありがとうを集める趣味」みたいなことをmotherの北島くんが言っていたけど、本当に集めるだけで終わってしまったら、それはそれで薄気味悪くて面白いですね(笑)。
今後のmotherの楽曲にもしかしたら会場に来て「ありがとう」を言った人の声が使われるのかも?!
ちなみに途中でレコーダー操作とか手伝ってたんですけど、通りかかる人にひたすら「ありがとう言っていって!」って言ったにも関わらず、なかなか101個への道のりは険しかったので、ロビーでうろうろしてる人に何回か言わせました。
ちょっと遊びすぎたので北島君に怒られそうですが、20人くらい居るところに大勢で一斉にありがとうと言って!と呼びかけた分はかなり良い仕事をしたのではないかなと思ってます。(つかあれ1発でかなり良いありがとうが録音できたんじゃないかなと思ってますが、果たしてどうなんでしょうか・・・)
最初がグーミでした。
上述のCreepy popもmotherと大変親しい仲ですが、グーミもmotherを語る上ではずせないですね。
motherの音源でもゲスト参加していたりする仲ですからね!
最初がグーミってなんだか贅沢ですね。
普通のギター、ベース、ドラムを使ったバンドにはないヴァイオリンのその場での多重録音を使用した曲なんかがあるおかげか、やっぱり雰囲気が違いますね。ちょっとリッチな気分になる。
グーミもこのblogで何回も書いてるので改めて書くことがなかなか見つからないのですが、何気に久しぶりのグーミのライブでした。
3人のハーモニーはより磨きぬかれて素晴らしかったです!
幕が開いてのシャボン玉に満ちた風景はほんとドリーミーだった。
andymori、kulu kulu gardenらとのカナダツアーも予定されているみたいです。
今年のグーミの躍進を楽しみにしてます!
ふと気になったベース、藤井さんの足元。SANSの種類違うけど、プリアンプ的なものが2台ありますね。
BASS DRIVER 2台だとLUNA SEAのJ仕様!ってとこですが、やや違うので「ややJ仕様」でした(笑)。
そして・・・、これはライブ終了後に潜入して押さえた小畑くんのエフェクター!
Loop Stationでのヴァイオリン多重録音を駆使した「Suncather」はほんと素晴らしいですね。
その他、ビザールエフェクター好きが喜びそうなARIAの古いコーラス、dry/wetとかかり具合が1つまみでしか調整できないコアなユーザーが多いELECTRO HARMONIXのHOLY GRAILもありますね。(mother北島くんとこれは一緒ですね!)
あと小畑くんの歪みエフェクター!Maxo ROD881 Real Overdrive/Distortionがありますね。
真空管搭載のものです。数は多くないのだけども、多彩なプレイを一人でも行いつつ、3人で密接に絡み合うサウンドはほんと未体験の人は聴いてみて欲しいですね!
amazonで彼らの最新音源「めが3っつ」が買えますので、興味ある人は買ってみましょう!
今回のフライヤーに描かれた北島くん画を玉置くん宛てTシャツに見ながら書くデロッピードロッピーのまゆちゃん。
続いてCAUCUS。
CAUCUS、よく新宿motionらへんでやっているイメージだったり、メンバーが現在のLuminous Orangeのメンバーだったり、今の東京のシューゲイザーシーンと呼べる中でもよく名前聴くなーと思っていたバンドでした。
mother企画で見れるとは。
いやー、Jazzmaster率高い(笑)。4人弦楽器が居るうち3人がJazzmaster。
75% Jazzmasterです!Jazzmaster好き必見バンドですね。
Sonic Youth(ってあまり知らないんですけど)とか、My Bloody Valentineなどの8~90年代のオルタナ、グランジ、シューゲイザーの血をまっすぐ受け継ぐような音楽性と言ったら良いのでしょうか。
知らないで無理して語ろうとするとボロが出るので形容は控えたいところですが、その辺が好きな人がまっすぐ好きな音で寄せ集めたような期待を裏切らない音で構築されている印象を受けました。
このblogにも何回か(その1、その2)出てきてるhighered-girlもその辺の系譜にあると思うので、自分の中で勝手にリンクしました。
つかhighered-girlの曲と似てる曲あった。
その旨highered-girl知ってる人に話したら「みんなNumber Girlの系譜にあるのでは?」的な話題が出てました。
そう考えると、やっぱNumber Girlの影響ってすごいですね。
自分はさっぱり聴いてこなかったので、なんだろうこの見えない点と点で結ばれる人たちは・・・と漠然と思ってたのですが。
好きなものに正直で、それをまっすぐやってる音楽って良いもんですね!
そして4 boujour's partiesの代わりに急遽入ったCreepy pop。
この急遽引き受けた男気には、ミュージックステーションでt.A.T.uが逃げてミッシェルガンエレファントが代わりに出演して彼らはヒーローとなった感触に近いですね。実にかっこいい!
CAUCASも濃度の高いロックをやってましたが、次に違う方向で濃度の高いバンドが待ってるってのも良いですね。
4 bonjour's parties見たかったので見れなかったのは残念でしたが、Creepy popは日ごろよく見に行ってるくらいなのでこれはこれでよかったですね!
Creepyはよく見に行ってるので文章はおしまいです!(笑)
写真をお楽しみください!
そういえば、ギターボーカルの橋本くんが使っていたラインセレクター。
これはすごい!
死肉を食べるハイエナみたいな・・・いや違う、エフェクターのガワだけ使ってボリュームを埋め込み、つまみを踏まないように鉄具がつけられており(しかもくぼんでるから余計に踏まない仕様)、本来つまみがついていたであろうところにIN/OUTがついていると言う・・・。
もちろん作ったのは埼玉杉戸が誇る録音巨人のこいちくん!
これはすごいアイデアで出来てる。軍艦島などの廃墟のような魅力もあるしですげえかっこいい!俺も欲しい(笑)。
ラストがmother。
やや神妙に、静かなアレンジで始まったmotherの"玉置くんラスト"ステージ。
しかしながら緊張感っていうよりは、もう楽しいムードに包まれていたので和やかではありました。
今回特筆すべきはグーミとのジョイントですね。
一昨年の12月の「この企画を~ vol.1」でもグーミのベース、藤井さんが不在ながらジョイントはしていたんですけど、今回は完璧にmother&グーミ、6人編成でした。
グーミはmiyauchi yuriくんのバンド編成バージョンでサポートも務めたりとフレキシブルな編成が可能なトリオでもあるので、motherとはパートが被っている点もあるのですが、ドラム飛田さん→パーカッション(鉄筋など)、ベース藤井さん→鍵盤ハーモニカ、ギターヴァイオリンボーカル小畑くん→ヴァイオリンとなって合体してました。
・・・にしても小畑くんと北島くん、体型と背丈がほぼ一緒、使ってるギターもMustangと共通点が多過ぎる!
最近小畑くんがゆるパーマヘアーなので被りは減ったけど、以前はほんと髪型まで似ていたから恐るべし。
いやーほんとミラクルだ。
企画1回目の時点でミラクルだなーと思ってたのですが、藤井さんも入っての完全なる「motherグーミ」はほんと贅沢&ミラクル。
今後もう2度とないかもしれないこのセッションは夢のようで、気がついたら終わってました。
mother北島くんのギター&ボーカルでも結構ふわふわしてるんですけど、そこにヴァイオリンが乗っかるとこの上ない心地さです。
しっかしこのドラム&パーカッション組、衣装合わせしてきたな?(笑)
帽子めがねデュオ!
いくら言葉で語ってもこのミラクルっぷりはあらわしようがないので、誰か動画撮ってたと思うので、見る機会あったら見ていただきたいところです。
終わってからTシャツお披露目の玉置くん。
前面真ん中の変にうまい絵がCreepy popのドラム、もこくんの絵。
彼、絵が物凄くうまいです。でもフライヤーとかに書いてた絵は最低だった・・・(笑)。
禿げたきもいおっさんの絵だった・・・。
motherの企画ってそういう感じがあるので居心地が良いですね。
玉置くんはmotherを離れますが、また是非こんな笑顔が溢れるような企画をやって欲しいものです。
つたない文章ですが、とてもとても楽しい1日でした。
motherの3人、素敵な企画を"ありがとう!"
・・・motherはこれからも続きます!
ドラム募集中だそうです!(多分)
2 件のコメント:
うちのハードディスクに保存しておきたい、そう思った文章でした。
登場人物としてとてもしあわせ。
写真もポイント抑えてるし、この上ないレポートです。
タカミさんありがとう!
ふじい(グーミ)
いやいやー、文章はつたなくてなんとも・・・。
でも、良かったことはつたなくてもいいから良かった!って言いたいわね。
良かったが少しでも伝わる記事をネット上に残したいのよね。
で、誰かの「良かった」のきっかけになったら素敵だしね!
ふじいさんの写真、これすごく良いんよ!
とびちゃんとこ、奥だから結構難しかったけどね。
またあいましょー!
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