and young...(myspace)が東京でライブやるとのことで、渋谷LUSHに行って来ました。
出演
渋谷LUHS/下北沢BASEMENT BARで展開されている「Beat Happening」シリーズです。vol.624って凄い回数だな・・・。
ソコラノグループ
先日の「ぐるぐる回る2011」にも出演していたソコラノグループ。
彼らが演奏している音が聴こえる階段を下って食料を確保しに行き、食べながらこぼれ音を聴いて過ごしたので、実際彼らの姿を見れなかった。(それくらい具合悪くて行動力なかった)
そんなわけで、2011年5月のフロアライブ @ 新宿LOFT以来の5ヶ月ぶりの鑑賞でしょうか。ずいぶん経ったなー。その間一回も見てなかったっけか・・・。記憶が曖昧です。
新宿LOFTのフロアライブが結構良かったのだけども、この日は渋谷LUSHのステージにて。フロアライブが特殊ってのもあったのだが、やはりステージに収まってしまうと、フロアライブよりは勢いが減っちゃうかなーとは思った。・・・のだけども、ドラムの彼が相変わらず半立ちでバスドラを踏み込んでる様が見られて良かった。あれ、なんか気合入ってて好きです!
エフェクターを発振させてノイズ出したりしつつ、フライングVを振り回し、頭の後ろまで持って行って弾いたりと自由自在ながら、唄にはポップさ、キャッチーさがあって楽しめた。トリオだけどギターが分厚い音鳴らすので隙間も感じないし。でも縦でずんずんと合わせる曲がいくらかあって、その感じもいい。それには隙間が縦リズムである感じするし。ちょっと遅れて入ったのだけども、楽しかった。
写真はいつも載せてるサイズと違いますが、操作誤ってでかくなってしまったんですけど、面倒なので、せっかくなのでそのまんま載せます。でっかいのに意味はないです。
キングヌラリヒョン
名前はよく聞いていたキングヌラリヒョン、ようやく見ることができました。
しかしながら、彼ら先日、今決まってるライブが終わったら活動休止するとの発表をしたばかりで、なんと言うタイミングで初めて見たんだろうと言う感じですね。滑り込み感。この日and young...出てなかったらキングヌラリヒョンを見ないまま彼らは活動休止に、ってことになってたかもしれない。ありがとう、and young...。
なんとなく見たことあるVocal&Guitar、そしてベースとドラムのトリオ編成で、照明はだいたい赤で薄暗かった。グループ名から奇抜なイメージを持っていたのだけども、とてもシンプルなストイックそうな3人組だった。
しかし、ボーカルの音程が圧倒的に良いのと、それに伴うギターの演奏が独特で良かった。空間系エフェクトを程よく使ってるんだけど、サイケ過ぎないし、クリーンな音が結構生きてて好きだった。Telecasterのアタック感のある音もよかったし、何しろギターボーカルだけどすごく絶妙なギタープレイで、演奏の技術も高くて面白かった。
ベースの方も、Jazz Bassをちょっと高めの位置で構えていて、とても巧かった。
曲もポップ直球な感じよりも、どっかとっつきづらさを感じるような、難しそうな構成なんだけど、やっぱり唄がまっすぐかつ音程が良い歌唱なので馴染みやすさもどこか感じるもので良かった。
ってなわけでCD2 2枚買いました。1stと2nd。CD買った際にボーカルの方と少々喋ったのですが、向こうもなんとなく自分を見たことあるっぽそうだったみたいで自己紹介したのだけども、一方的には名前知られていた。世の中狭いですね。
あとで気付いたんですけど、彼、某ライブハウスで働いてる人でした。どうりで見たことあるわけだ。
2枚目の方のアートワークが面白いのでちょっと解説。B5サイズの紙が入る封筒に直接プリントされていて、それが2つ折になったものがジャケットになってます。
裏に歌詞も書いてある。結構かさばるアイテムですね(笑)。大事にしたいと思います。(と言いつつ、ポーチが小さかったので端っこが折れてしまった。思ったよりくしゅくしゅにならなくて良かったけど。)
中は不織布ケースに入ったCD-Rで、ライブでやってた曲が入ってたので良かった。1st側はまだ未聴です。
and young...
この日、始まる前にVocal&Guitarの加納さん「風邪引いてるから、鼻水飛ぶかもしれへんけどー」とのことだったが、京都でも始まる前に「具合悪くてずっと日中寝てたんやけどなーほんま、健康大事ですよ」と言っていたので、なんか見る都度コンディション悪い加納さんだなぁと思った(笑)。たまたまそんなときにばっか見ちゃってるだけかもしれないけど。
でも、かっつかつ、ばっきばきに出来上がったバンドっていうより、程良く緩く、3人で"せーの"で叩き出すミドルテンポのギターサウンドがなんともかっこいいので、多少コンディション悪くても風合いになってるようにすら思える感じも好きですね。
ベースなしのギター、ギターボーカル、ドラム編成で、加納さんギターがBass Ampにも繋がってるわけですけど、Roland JC-120縦置き+Ampegのベースアンプの絵面もかっこいくて良かったですね。写真結構撮ってしまった(が、この日意外と照明が暗かった&カメラが微妙だったので、載せてる写真が限度ですね・・・)
たまに地面につくくらいの位置で構えるリードギターの方のショートディレイがかかったサウンドもかっこよかったし、ドラムの方も相変わらずお綺麗で良かった(何)。
しかし、MCにて曲の話をして「そんな曲をやります」と言った後に「普通のかっこええバンドやったら、ここで黙ってカウントから始まるんやけど、うちのバンドそういうのちゃうからや、そういう風には始まらん」くらいなこと言って、結局加納さんが「ワンツースリーフォー」と言って始めてる様とかも良いですね!
あとあと、この日、最後に出演のボトルズハウスを見に来たっぽい外人客が5人くらい(みんな180cmくらいあってでかい)居て目立ってたので加納さん「アンドヤングです。・・・エェーンドイヤァングッです。英語でどう発音するん?」外人「エェーンドイヤァング!」なんていうやりとりもあった(笑)。
また11月にモールス企画で東京に来るらしいので、見にいけたらなと思います。and young...、ほんと最高です!
笹口騒音ハーモニカ
この日、楽器屋にギター売りに行ったんですけど、その時遭遇しまして、出演時間聞いておきつつも頭のには間に合いませんでした。
外人客にやはり目をつけた聡吾くん、「えーっと、僕は太平洋不知火楽団っていうバンドもやってましてー、えっと、英語ではオーシャンパシフィック・マジカルファイヤー・オーケストラっていう~」と言ってるのが面白かった(笑)。
つい先日、2枚組のソロ音源(CD-Rでないっぽい、ちゃんとしてるやつ)をリリースしたばかりで、インストアイベントみたいのが結構立て込んでるらしいので、なんだかいいタイミングで弾き語り見れた気がしました。
曲が暗い旨を説明しつつも、なんやかんやで良いですね。久しぶりだからじーんとしました。
ボトルズハウス
ギタリストが2名、ベース、ドラム、そしてハーモニカも吹くボーカルの編成。自称「下町のブルースバンド」と言ってただろうか。
歌詞はだいたい日本語みたいで、動き方や歌い方から清志郎とか、ヒロトあたりのボーカルから影響受けた感じの方かなーと想像して見てた。ボーカルにしては飾りっけのない、背もそんなに大きい感じではない方で、バラードナンバーではちょっと音程が怪しかったりもしたのだけども、真っ向勝負なスタイルはなかなか良かった。否定的な意味なしに、泥臭い感じと言うか。
で、舞台向かって左のギターの方が、体が大きくてめがねで、この方もあまり飾りっけなかったんだけど、とにかく泣きのギターソロ連発で、くどいくらいに顔で演奏している様も強烈で、あれは良かった。
最後の方ではステージから降りて、例の外人客に向かってギターソロを放ちつつ、顔面でも泣きの表情で迫っていって、外人と鼻くっつけて演奏している様は最高だった(笑)。
最初の方、印象として、やはりセンターだったり、目立つ人に華がない様に「ぱっとしない」なーと思ったのは正直あたのだけども、総じてとてもいいライブをやっていたバンドで楽しめた。
音楽性としては正直、そんな好きでもない感じだったけど、楽しかったからOK!
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