2011/10/10

ねがいごと 1stシングル「ね・が・い・ご・と」 分析

アイドルグループ"ねがいごと"の1st CDがリリースされまして、よみうりランド オープンシアターEASTでの西口プロレスのイベントに出演した際の物販で購入いたしました。

1stシングルのリリースタイミングで購入できたっていうのは実に久しぶりなので、せっかくなので盤を解説したいと思います。




ジャケット/盤面のアートワーク

ジャケットは上記の通り、キャッチフレーズ「あなたの願い、叶えます。」とグループロゴを真ん中にあしらった、メンバー8人の写真が4人×2で並んだもので、アイドルのCDとしてわかりやすいもので1st感あって良いですね。

特にバンド系で見られがちですけど、1stだっていうのにデザイン凝りまくってるのとか見るとほんと残念な気持ちになりますね。やはり1st CDは顔がわかってこそ!っていうのがありますからね。アイドルは特に、だと思います。(バンドでも、誰がやってるか見えてる方が個人的に好きです)

ピクチャー盤の例:1989/07/01リリースのキューティー鈴木 デビューシングル。帯に「PICTURE CD」の表記。SONYの盤だと「ピクチャー盤」の表記があったと思うのですが、手元にサンプルがないのでポリドールの盤で雰囲気を察してください。
裏を返すと盤面にはグループロゴが大きく書かれてて、シンプルで良いですね。カラープリントなので、彼女たちの顔をプリントした所謂"ピクチャー盤"にするとおっさん的にはプレミアム感でて良いですね。(今もうプリント技術の向上があったのか、ピクチャー盤と呼ばれる写真がプリントされた盤は珍しくないので、あえて"ピクチャー盤"なんて誰も言わないですけどね)

帯には「限定 1000枚プレス!」との表記。これも売り切れた後、彼女達が今以上に活躍した時に「あの時買っておいたのだ」と思わせる良いフレーズですね。しかし、限定と銘打っておきながらなかなか売り切れない時の切なさも同時に生まれる可能性を秘めますので、早く1000枚売り切って2ndリリースへの期待値UPを"ねがいごと"するばかりです。(限定にしてるのに、売り切れてなくて次出すって少しかっこわるいですよね。やはりニーズが高くて「追加プレスしました!」くらいの方が話題性としては良いですし)




衣装/ビジュアル

現在のアーティスト写真/Official Webに使われてるものと同じ衣装で、肩が出てる白いボタンのシャツ(黒いレースがちらほら使われる)に黒いスカートを纏った姿ですね。これ、若干ヴィジュアル系の感があって、白いシャツに血のりにじませたら立派なヴィジュアル系になります(笑)。

特に"あきちょび"こと佐々木あきちゃん(96年11月生まれの15歳・blog、前髪ぱっつんで黒髪、色白とあって彼女が一番バンギャ感出てますね。その点でちょっと気になってます(笑)。

あと、ジャケット撮影/PV撮影をやった際にコンディションが悪かったのか、PROFILEページからリンクが貼られている動画での"あきちょび"の声ががらっがらにかすれていて、哀愁が漂ってて良いですね。彼女が一歩リードしました(笑)。(しかも登場時に「ニーハオ・・ニーハオ・・・」と絶え絶えに唱えてるあたりのキュートさも良いですね!)

AKB以降、特に制服っぽいものを着用したビジュアルを採用するアイドルグループって多い気がする中、なぜこの衣装になったのか不明ですけど、ユニークだなとは思います。

あどけなさが残る"ひーちゃん"こと萩野聖ちゃん(99年1月生まれの12歳・blogYouTube、"ゆりぽにょ"こと安井友里菜(97年1月生まれの14歳・blogYouTubeには少し着させれてる感が出ますが、制服だとモロ過ぎて、逆に申し訳ない感じ出ちゃうから、個人的に良かったです!(青少年保護育成条例にひっかかる感があると言うか・・・)

茶髪っぽいのは"ゆりやん"こと桜ゆりかちゃん(93年11月生まれの17歳・blog、"ちゃみ"こと岡崎ちなみちゃん(92年5月生まれの19歳blog、"まりまり"こと星野真梨亜(94年10月生まれのもうすぐ17歳・blog程度で、自然な髪色率高い印象ですね。(ちなみに挙げた3人はスパイラル・エンタテインメント所属みたいです。)これまた比較対象に挙げますけど、AKBの髪型にルールがあるのか不明ですけど、前髪作って、少しどちらかサイドで分けて両サイドは垂らすみたいな画一的な髪型がグループに対してあるようなところもありますけど、ねがいごとはショートカットあり、茶髪あり、おでこあり、癖毛ありと統一感ないあたりに2事務所の共同企画である感触を感じて、それはそれで良いですね!

・・・スパイラル・エンタテインメント / ブレイクスループロモーションの2社によるグループが"ねがいごと"だそうです。

桜/星野/工藤/岡崎が前者、萩野/永井/佐々木/安井が後者みたいですね。ぱっと見、スパイラル側が大人っぽい子(15歳超?)、ブレイクスルー側が子供っぽい子(U15?)と言う感じみたいですね。

ついでに見てみたら、自分がわかる範囲ではスパイラル側はDokiDoki☆ドリームキャンパスに所属する滝口成美、中村彩、橋本まみも所属、ブレイクスルー側はマジシャンのMr.Colorや、まだ見たことないですけど名前をよく見かけるオレンジクーヘンのメンバーが所属してるみたいですね。




楽曲

映像は"ねがいごと"初回ライブの映像。
ライン録音っぽい比較的クリアなもの、かつ今のところ通しで聴ける映像として挙げさせて頂きます。
ちなみにメンバーがやたら多いですが、デビュー当時は12人、4人抜けて現在の8人になったそうで、抜けたメンバーでIdol Gyang Magicが結成されたそうです。
収録曲は「ね・が・い・ご・と」と、それのインストトラックの2曲。

イントロでシンセのメロディが聴こえるものの、冒頭のギターグリッサンドから始まる様子、分厚いギターサウンド、Aメロのぐりぐり動くスラップ系ベース、Bメロのスネア連打が効いたアレンジなど、どう聴いてもバンド上がりの方が手がけたんだろうなーと思わせる"ロック感"が強いナンバーになってます。

「作詞:SND 作曲:ウラタ☆マサカズ」と表記があったので、SNDについては調べつく気がしないのでパス、作曲者について調べてみたところ、浦田尚克さん(ウラタマサカツ・blogtwitterwikipediaみたいですね。彼の過去のtwitterにねがいごとを手がけたという発言があるのを見つけました。

マサカツさんみたいですけど、マサカズ表記にしたのは何かあったのかが気になりますが、隠す様子もないみたいなので見つけました。

wikipediaにも載っていた彼が手がけた作品を他にもYouTubeなどで聞いてみたのですが、アニメ「ジュエルペット」のエンディングテーマYouTubeは編曲者は違うようですが、かすかに「ね・が・い・ご・と」でも聴かれるようなメロディの共通がうかがえてなかなか面白いですね。その他、作・編曲を行ったゲーム「戦国無双」関連では明らかにX Japanを意識したトラックがあったりYouTube、彼の雰囲気からも、やはりV系経由の方なのかなと言った印象が伺えました。

Bメロのスネア連打でキメが入るところ、個人的にすごく好きでして、9mm Parabellum Bulletの「Discommunication」Live映像のYouTubeを勝手に思い浮かべてにやにやして楽しんでます。

あと、細かい話になりますが、サビメロディが2段階で変わるんですけど、最後のキメである「わ・たし・の ねがいごとー」と歌われる前の「望むのは ひとつだけ / 自分から 言わなきゃ ?ダ?メ?」箇所の「は」と「ら」の音がDになるんですけど、そこのカクッと落ちる感じの癖が気に入ってます。

ここ、自分がこの感じのメロディを浮かべたらDじゃなくてEにしそうだなと思ったんですけど、サビ1段目のメロディと被っちゃうっちゃ被っちゃうとこなので、Dで正解なのかなーとあれこれ思ったりしましたが、とてもどうでも良いことですね!とにかくこのDに下がるメロディが好きです。

音源としてはグループアイドルであること、1発目であることもあってか、歌唱面での個性は特に感じず、どの子がどの声でと言った分離具合も良くなく(言い方変えるとはっきりしてない録音具合)てあまり魅力が見出しづらいんですけど、まあ、ライブアイドル/地下アイドルの1stはこんなもんですよね。

比較サンプルが自分の中であまりないんですけど、DokiDoki☆ドリームキャンパス1st「yes,do it!」もグループアイドル感はボーカルに感じるけど、メンバーの個性に関しては無視された印象のトラックになってますしね。そう感じました。




出身地

1stシングルらしく、歌詞カード面の歌詞と反対側にはメンバー8人の生年月日、写真、出身地がかかれてますが、工藤美羽ちゃん(くどうみう・blogのみ北海道出身みたいですね。過去blogちらっと読んでみたら家族共々現在は関東に住んでるっぽそうですね。(さすがに北海道からは通えないですよね・・・)

他のメンバーは東京、神奈川、埼玉、千葉出身とのことで関東圏内ですね。

一人だけ話題に触れないのもスルーしているみたいな感じしてしまうので一応残るメンバー、永井春菜ちゃん(96年12月生まれの14歳・blogについて思ったことも書いておきますが、彼女は年齢の割りに背がすっとしてて同学年のゆりぽにょちゃんと比較しても大人っぽい雰囲気が漂います。歌ってる時の表情が一番豊かな印象を受けてますが、あまり好きなルックスではないので最後の紹介になりました(笑)。


PV・イメージ写真のロケーションについて

あと、PCやイメージ写真のロケ地に砂丘、風車のある緑豊かな公園が出てくるので、一体どこだろうと調べてみたんですけど、静岡県の中田島砂丘wikipedia、そのすぐそばの遠州灘海浜公園みたいですね。

中田島砂丘は撮影などでよく使われる砂丘だそうで、私が大好きな東京エスムジカwikipediaの1stアルバム「World Scratch」のジャケ写ロケ地もそことのことでしてピンと来てたのかもしれません。

しかし、殺風景な砂漠に白と黒の衣装の人が居るって、この辺もV系感がありますね。でも緑地も使ってるのであんまPVはVVしてませんけども。(上に張った自己紹介映像も遠州灘海浜公園で撮ったものっぽいですけど、蝉の声がめっちゃ入ってて、この夏に撮ってきたんだろうなー感があって良いですね、余談ですけど)


イメージカラーがあるのか、ないのか

自分よりねがいごとに入れ込んでいる方のtwitterでのつぶやきを見て気付いたんですけど、最近Official Webがリニューアルされまして、少しコンテンツが豊かになってきたんですけど(以前見た時は、テキストを貼り付けただけの見辛いスケジュールページがあったりしたのですが、現在Googleカレンダーを用いたやや見やすい予定表へと変わっていたり、写真コーナーが充実したり)、Topページのメンバーの名前が色分けされてまして、これが果たしてアイドルグループによくある「イメージカラー」なのかどうなのか、今度の発表が気になるところです。

上記でも挙げたように、現状メンバーの衣装は色別なわけでもなく、白と黒のものですので、グッズが追加されたり衣装チェンジが起こりうる2ndシングルが出るような頃には色分けがされているのかもしれませんね。

ゆりぽにょ推しの方が「赤いサイリウム焚くぜ!」とツイートしているのが印象的でした。果たしてどうなっていくのか!?




ざっくりCDから得られる情報から調べたり感想書いた程度なのに無駄に長い文章になってしまいましたが、まだまだメンバー個々のキャラクターがよくわかってない状態なので、ステージを見るなりしてもうちょっと魅力を見出せたら良いなと思っております。

別記事でも書きましたが、他の楽曲も和テイストなものであったり、タオルを振り回す曲があったりとバリエーションも富んで来ているようだし、なかなか楽しめるライブだったので、また機会見つけて見に行きたいと思います。

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