野心的なミュージシャンが不定形な音楽で集う/奏でる素敵なイベント、Test Tone vol.74に友人の原田光平くんが出るとのことで六本木SUPER DELUXEへ遊びに行って来ました。
出演と、どうだったか
- Supertoque (Kelly Churko(myspace) + Tim Olive + Cal Lyall(myspace))
- Cat Hope (from Australia) + Kouhei Harada
- Bolitz (from France: Polo + Vincent Laubeuf(myspace) + Hugues Vincent(myspace))
そのAbe SadaのメンバーでもあったCatさんが来日、光平くんと音を出すとのことでこの日出演となったらしい。
元々光平くん自身がオーストラリア単身ツアー中にお世話になったとかで、来日時に企画を打とうとしていたそうだけども、借りようとしていた場所の都合で開催できなくなり、相当滅入ってた様子が伺えたのでやや心配でしたが、なんやかんやでコーディネートできたみたいですね。細かくは知らないんですけど。
Catさん、個人的に特に覚えてなかったのですが、ベース4人組でべろんべろんの低音をペンギンハウスで鳴らしてた記憶はくっきり残ってるので、ライブ前に光平君とCatさん食事中にちょっくら顔を出し、その話なんかをCatさんにしたら、やや懐かしんでいる様子だった。(日本語喋れる方ではないので彼女の話の一語一句を理解したわけではないのだが)
余談だが、白米と魚をつついていたのだが、外国人にしては箸の扱いがとてもうまくて感心した。
彼女は黒糖焼酎のロックを呑んでいて、味が澄んでいておいしいと言っていた。素敵な姉さんでした。
さて、test-toneですが。恐らく出演させて頂いた時以来の顔出しで、主催のCalさんとは先日の高田馬場のスタジオライブで会ったりもしたのですが、六本木SUPER DELUXEで会うのは久しぶりなので、軽く挨拶をして場を楽しんだ。
test-tone、ほんとお客さんに外国人が多くて、ほんとみんな何が行われるかわからない音楽イベントで出会える不定形な音が好きなのだなとつくづく。
最初はCalさんのグループが出演。3人編成で演奏していて、真ん中の方は卓上に置いたボディ面積の狭いギターに変則的に弦が張られていて、紐を弦にくくりつけたりして独特の摩擦音を放ったりしていた。
Calさんもギターを使用したりしていたが、金属を用いて弦以外の音を放ったりしていた。もう一人の方もギターだったので、実質このグループはギタートリオになるんですね。今更気付いた(笑)。
さっぱりギターらしい音が聴こえてこない素敵な演奏だった(笑)。
光平くんが新しく買ったと言うホロウボディのJazzmasterシェイプのビザールギターを使っていた。以前のTelecasterにナイロン弦を張ったもの、大変気に行っていた様子なのだが、久しぶりの違うギターってことで、これの音に興味があったのだが、案の定あまりよくわからなかった(笑)。Max/MSPを駆使した音響を使っての演奏だから、っていうのもあるのだけど、個体の音はわかりづらいですね。
あと、Catさんが結構凶暴な音をベースで出していたので、空白感がなくてべったりした印象もあった。しかし、両者の音的には被ってなくて、音の幅的には耳障り良かった気がする。
Laptop 2人、真ん中はエフェクトペダルを操作の3人編成だったかな。
アプリがなんであるかまではチェックしなかったが、フェーダーがたくさん並んだコントローラーを演奏に用いたりしていたけど、そのコントローラーがビンテージシンセサイザー風の見た目でかっこよかった。出音は、比較的静かな雑音だった気がするのだが、そんなに感動する程好きな音でもなかった。
test-tone、やっぱり良いですねぇ。色んな音に出会えて。聴いてみないとわからないのばっかり。レポ書けませんね(笑)。みんなも、無料イベントなので、東京エール(SUPER DELUXEで飲める地ビール的な奴)飲みにひょっこり足を運んで見てはいかがでしょうか。毎月第二火曜日にやってます。
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