2009/12/20

部室 vol.2 @ 渋谷LUSH

渋谷LUSHにて、低価格イベント「部室 vol.2」があったので遊びに行きました&DJさせてもらいに行きました。

前売りは500円(+2drink分)と、長丁場にしては安いです!


まず顔ぶれは以下。

Live
バイナリキッドmyspace
撃鉄myspace
悲鳴myspace
シェパード放し飼いmixiコミュニティ 要mixiアカウント
ユームラウトmyspace
Wearer(Vo&Gt YK blog,Bass eiko blog
久徳亮ジャズコンテンポラリーアンサンブル(from CLISMSmyspace
the two weeks
DJ
DJしじみ(a.k.a持田茜)とありがとう!おともだち!ROCK DJ SET


DJ陣も今回は出席した人のみ明記してみました。
しじみちゃんは2010年1月に控える舞台「女魂女力其の壱 しじみちゃん」(カミナリフラッシュバックス主催)の稽古が集中しているとのことで欠席でした。しじみちゃんファン必見の彼女が題材になった劇だそうです!

前回不在だったDJチェキッ娘が登場、これは大きいですね。
ありともDJ No.1の煽りと本人たちをある意味超えた振り付けの猛攻が容赦なくリスナーを襲います!

DJをやった件について

前回の「部室」シェパード放し飼いを見に行った上に即席iPod DJをさせてもらったのですが(ありともDJ陣の集まりが良くなかったこともあり)、さすがにiPodは音質が良くない(自分のiPodはMP3形式、124kbps~190kbps程度のものばかり入ってる)上にクロスフェード(別の曲頭と曲終わりを重ねて繋げていくやつ)も出来ないもんだから、DJミキサーに内蔵されていたエフェクト(Delay)で無理やり音を残して次の曲を流す、なんつう強引なことしてたのですが、今回はあらかじめ「DJやらせてください!」と伝えていたのでCDをたんまり持って行きました。

「Now Playing」としてジャケを飾りたかったので(過去にそういうDJイベントがあって非常に楽しかった&ジャケを通して得た情報が良い刺激だった)全部ケースとジャケ付きだった&60枚くらい持っていったのですごい重かったですが、出演者の顔ぶれに統一感がない点、長丁場なので飽きずに居られたら良いなと言う願いを込めてその枚数持って行ってみました。

やはりバンドの転換の時まで大音量で踊る為の音楽流れてると疲れちゃいますからね。
その点で耳休めの面白い音楽なんかも用意して行きました。個人的に一番良かったのはバイナリキッド後に流したファイナルファンタジー1・2のオリジナルサウンドトラックより、FF2版オープニングテーマですね!ヒロポ君も喜んでくれました!

気が向いたら持って行ったCDの紹介もしたいと思います。
(なにぶんセットリストを覚えてないのでランダムな紹介となりますが・・・)


まずオープン時にDJを担当していたのがLUSH店長の田中勝さん!
勝さんは7incアナログレコードを大量に持ってきていて、それらをターンテーブルで流してましたが、7~80年代のポップスばかりで、ラジオの深夜放送みたいな雰囲気になってて案外面白かったです。

個人的にゴダイゴの「ガンダーラ」、ジュリーの「TOKIO」あたりが印象的でした。



その後にライブを迎えたTopバッター、Wearer


Wearer(ウェアラー)は過去2回見てるのでだんだん自分の中で馴染み感が出てきてますね。
前回heartlandのライブにWearerのGuitar & Vocalである川上くんが足を運んでくれた際にWearerのCD-Rをくれたので、それを結構聴いていたこともあって楽しさ〇倍!って感じでした。


Bass & Vocalのえいこちゃんのblog曰く、土日でスタジオに入って磨いたとのことで、非常にすっきりとした演奏な気がしました。


前回はフロアライブで転がしスピーカーによるモニタリングができない状況下でやっていた点、あと自主企画で楽しくてほろ酔いと言った雰囲気でプレイしていたせいか結構ノイジーでガレージ感がちょっと出た演奏になってた気がするのですが、それに比べてクリーンでしたね。


だんだんメンバーとも顔見知りになってきたので毎回会えるのが楽しみになってきてるWearerです。
やっぱえいこちゃんかわいいなぁ・・・。川上くんもナイスガイです。もう一人のギターの方はDJやってる最中にちょい喋ったけどドラムの方はさっぱり喋ったことないので、次回はドラムの方と話してみようと思います!(変な目標・・・)

Wearer流ギターでポップミュージックに今後も期待です。

ちなみに次回2009年12月30日に西荻窪UENにて18時過ぎからスタジオライブだそうです。





この前、対バンしたばかりですが、曲、アプローチの面で結構良いなーと思ってたので、またすぐ見れて良かったです。

案の定「日ごろから仲良いメンバー」でやってる感があるので、メンバー流動的かなーと思ってたのでなおさらです。が、今回はサックスの方が不在でした。2ホーンによるセンター、結構良かったのでちょっと残念。


前回リハなしだったせいか、吉澤くんのノイズギター?がハウリングしまくってて耳に痛い瞬間があったのですが、今回はちょっと控えめのサウンドで、でもノイズ感も出ててかなり良かったです。

ポップだけどどこかねじれてる、ちょっと変態みたいな顔ぶれが多い中で、久さんが醸し出す大人のムード満載のコンテンポラリなインストが違う雰囲気を作り出してて面白かったですね。


ふり幅が広いけど聴く人を選ばない良メロディがあってこその溶け込みかもしれません。
実に良いメロディの曲があるので、8ビートの歌ものロックしか聴けないっていう人にも是非1度見ていただきたいバンドです。



お次がユームラウト


ユームラウト、Vocal & Guitarの西村くんが自身のmixi日記?にて告知を書く際に自身のバンド名は書かず、対バンはこれですよーと言った具合に書くそうなのですが、それを誰かがコピペして告知を書いて・・・ってなってたみたいで、自分もシェパード放し飼いの門田くんの記事からコピペして告知書いたら見事ユームラウトが外れてしまっていて、その旨彼がMCで言っていたので(マイミクではなかったんですが)あー悪いことしたなぁと思ったので冒頭で軽く謝っておきます。ごめんね!

ユームラウト、名前はよく見るんですが結局見たことがないバンドなので、当初の出演ラインナップに名前があった時点でいよいよ目撃かと思っていたのですが、bubugirlsってバンドが都合で出れないという情報を耳にしていたので、もしかしたら仮決定時点でのメンツに結構変更出たのかなとか勝手に思ってた次第で。ユームラウトは予定通りちゃんと出ました!


よくLUSHで見かける顔だったので改めてこの日挨拶した西村氏。
Epiphoneのあまり見ないカラーのCoronetと思われるギターを使ってました。
このギター使ってる人、the mally maggoo(既解散済)のイノクチくんが使ってるのを見た以来でちょっと懐かしくなりました。

1回目の目撃だったので正しく表せないのですが、Vocal & Guitar、Bass、Keyboard、Drumsの4人編成で、鍵盤がNord Stage 73と思われるものを使っていて(鍵盤数違うかもしれないけど)、オルガンの音色が非常に効果的に聴こえて面白かったです。

楽曲はポップで、とげとげした感じのものがないすっと入ってくる音楽でした。
きっとまたすぐ見る機会があるだろうなと思うので、次回も耳を立てて聴きてみたいと思います。






お次がthe two weeks。


このバンドのみ店長の勝さんブッキングだそうで、あとは劔さん経由で集まったっぽい話を勝さんから聞いたのですが、このイベント「部室」にまた違った変な色を与える若手バンドでした。


なんつうか、Vocal & Guitarの人の動きが猛烈に気持ち悪い点と(変な踊りを踊る!)、鍵盤の女の子が小柄ながら妙に良い仕事をしているのと(電子ノイズっぽいプレイだったり、シンセ弾いたりだったり)、ベースの背が非常にでかかったり(Vocalも背が高いんだけどBassが特に背が高い)。このキワモノたちをしっかりしたリズムで支えるドラムの音もダンサブルにキメてました。

縦ノリの食っていくようなダンスナンバーが印象的で、初めて見た割りに結構踊れる曲が多くて面白かったです。

バンド名覚えづらいだろうからCD買ってくれってしきりに言ってるあたりも良かったですね!

どうやらまだすごく若いみたいですが(と言っても二十歳くらいか?)、この気持ち悪さとダンスチューンで朱に混ざらない異光を放っていくことでしょう。

余談ですが、DJしてる時結構反応してくれて嬉しかったです(笑)。ありがとう!


なにげにギターがJeff Beck仕様のウィルキンソン・ローラーナット搭載のStratocsterでした。よくこんなの使ってるなぁ・・・。
我が家にも同仕様のギターがあるけど、ほんと使う気なくすような手間かかりギターだからなぁ。



続いて悲鳴


悲鳴はメンバーの交代、脱退などがあったようですが(詳しい話は知らないですが)、メンバーの復帰などを経て今回が「復活」だったそうです。

前に一度だけ見たことがあって、それも4年くらい前だったので(秋葉原GOODMAN突然段ボールが対バンだった気がする)うろ覚えだったので改めて見れる良い機会でした。


いやー、物凄いエネルギーを放出しまくる物凄いライブでした。
曲を正直な話覚えてないのですが、「コミュケーションが得意でないから音楽でそれを」と言ったメッセージを話しつつ、客側の灯りをつけさせてステージ上で叫び、ステージを降りて叫びつつ、ただただうるさいだけじゃない音楽のエネルギーを爆発させてました。


パワフルゆえにごちゃごちゃはしてましたが、こういうライブがライブハウスで見れるっていうのはほんと良いですね。メジャーのバンドじゃ余計な枠があるからこそ押さえつけられてる感があったりしますけど、ライブハウスの醍醐味ですね、こういうのは。

悲鳴良かったです。

ちなみにベースが我々っていうバンドの粟生さんでした。
(「突然段ボールの感傷音楽」の時に突然段ボールでもベース弾いてた方ですね)
その様子を見に我々の小松さんも来てました。(先日の「カルトムービー」上映会でお会いして面識が出来てました。)


ギターについても触れておくと、Vocalの方がSquier Cyclone(ピックアップがSH仕様)、ギターの方がSquier Duo-Sonic(Classic Vibeシリーズ)を使ってました。良いですねこの辺も。



悲鳴とバイナリの間でDJチェキッ娘が炸裂!

とにかく「いぇーい!!」って言うところが好きだ、とWearerの人たちが言ってるのが印象的でした(笑)。



次がバイナリキッド

ミシガンが髪さっぱりしてて痩せたような印象が!
その旨聞いてみたらヒロポが「こいつ温野菜(しゃぶしゃぶ屋)で野菜食べないで肉ばっか食べてて体壊したんですよ」とのこと(笑)。店名に"野菜"とあるのに肉しか食べないとは・・・。
牛を食べ過ぎたらダメな体質らしい。そんなミシガンの学ラン、近くで見たら結構汚れてました。


しかし、これだけ多彩な顔ぶれが集まっててもバイナリってどこでもある意味でアウェーかもしれないけど、どこでもやれる「切り裂く力」に満ち溢れてると思うので良いですね。
実はEmotional Ticon企画で誘おうと声かけてたのですが、予定が合わずで断念となったのですが、いつか共演してみたいところです。


この日は生ものっぽい飛び道具はなかったものの、鍵盤のによるパンツ投げが2回ありました。あとモニタースピーカーによじ登ったりとキワモノたちが集う中でもひときわ激しいアクションで盛り上げてました。

曲も、この前「カルトムービー」公開の際にも歌っていた「君が描いたマンガの世界」などやってましたが、この歌良いですね。ヒロポの音程以外(笑)。


冒頭から激しく動き回ったり叫んだりしていてMCで声が出てなかったヒロポ。
1回1回身を呈してやってる様は毎回程ほどに心を打ちます、ほどほどに。(うそです、とても心を打ちます)


しっかしオリベ・Uくんのギターがとにかくうまい。ほんとうまい。
見てるだけでにやっとしてしまう。
それだけじゃなくて彼、全バンド終わったあとのDJタイムでブレイクダンスまで踊ってました。
謎度高すぎる・・・。


汗が蒸発してめがねが曇ってるヒロポの図。物凄い・・・。


最後にヒロポの気になる足元。
自作エフェクターっぽいのが毎回置いてあるけど、あれなんなんだろうな。





シェパードは検索してもネット上に情報がないので唯一、このブログで発信し続けようとたくらんでマークしているのですが、今回も濃厚なライブでした。

どう濃厚だったかと言うと、女子メンバーが居ない点です(笑)。


前回の渋谷LUSHでのライブ(部室 vol.1)ではかわいい女子メンバーが2人センターに居て、物々しいシェパーズたちの獰猛で攻撃的な人力ダンスビートを押さえ込んでた感があったのですが、今回はシェパーズのみ。フロントのY氏がインフルエンザで泣く泣く欠席となった代わりに、DJチェキッ娘こと藤田くんが急遽ステージに立ってました。

長州力(ちから)くんと藤田くんはカシス(あとまくぶろぐ内カシス記事)で数年前から関係があるせいか、コンビネーションが非常に良かった!
藤田くんのDJチェキッ娘のパフォーマンス性の高さを改めて思い知りました。


しかし、見てる側も息をつく間がないくらいにアッパーで張り詰めたダンスミュージックだったので大変でした。女子がいる時でも強制ダンスタイムと言わんばかりのボディシェイクが繰り出されるシェパードですが、もうちょい獰猛なバージョンで初体験した人には鮮烈なインパクトを与えたのではないかな、と言った内容のギグでした。


しっかし、女子陣が見たら嫌がりそうな絵がいくらかあった辺りはマイナスですね!


でも楽しかったです!
画像が無駄に多くあるので図解していきます。

鍵盤野郎とDJチェキッ娘による謎のやりとりです!
女子メンバー見たら怒りそうだな、これ・・・。


何故かめがね人口が多いですね。


最後の方(に限らずですが)、客側に降りてきて大暴れです。


同じく大暴れの図。


ラストは「上がるために沈み込む」の図。
長州くんが寝転ぶ!隣になぜかWearerのギターが寝転ぶ!

以前岡林信康のライブを見た際に「なぜ下がるのか!これは後で盛り上がるためである!」と言った言葉を放っていたのと思い出しました。



ラストが撃鉄


前回もトリを務めた撃鉄。
フジロックで「一番大目玉を食らったで賞」を胸に輝かせてこの日もとてつもない筋力で客を圧倒しました。

今回は目撃2回目、本人たちとはもう散々顔合わせてるので(BASEMENT BARに遊びに行ったら2回くらい会ったり)キャラクターがわかってきたところで冷静に音楽を捉えてみました。


ドラムとベースの素晴らしいスピード感と縦ノリ感を押し進める力と、その上にギターが乗って、ボーカルがどんどん何かを突き破るような声のパンチで全員を躍らせてました。縦のパンチ力があるもんだから踊ってて楽しいですね!


今回発動した筋力は、Vocal手前の転がしスピーカーにあん馬のように腕だけで立ち、足を前方に伸ばし、そのままバランスをキープしたまま逆立ちの体勢まで持って行き1回転してステージ側から客側へダイブ、っていうものでした(笑)。


そういう面ばかり文字にするのもなんですが、やはりそういう面と、それだけじゃない力強さ、ダンスミュージックとしての撃鉄はやっぱり見てもらいたいものです。かっこいいです。


次回も楽しみです。

しかしどう動けばマイクスタンドにこんな風にケーブルがからみつくのか・・・(笑)。



以上、長丁場ながら長さを感じさせない濃厚なイベント、「部室 vol.2」でした。
vol.3も期待してます!

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