2009/12/07

heartland @ 渋谷LUSH

お世話になってる渋谷LUSHにてheartlandとしてライブやってきました。


この日は友人のこうへいくんmyspaceを頼って来日&予定を組んでもらってツアーに来たオーストラリア人のQuick(ネイサンっていう若い青年1人)が対バンってことで、LUSHの店長をこうへいくんに紹介した縁もあって「出ない?」っていう話をもらって出ました。



この日の顔ぶれは以下。




まず最初が久徳亮ジャズコンテンポラリアンサンブル。

CLISMSのドラム担当でもあり、シェパード放し飼いのギターでもあり、多岐にわたる活動を行う"久さん"こと久徳氏のバンドです。

以前も久さんバンドと対バンしたことがあったのですが、その時は長州くん(ex.レシーバーズポンポンヘッド煽り担当)&劔さん恋愛研究会。あらかじめ決められていた恋人たちへmyspace等)、あと・・・誰居たっけな? 吉澤くん(fromガガキライズ)などが居たと思うんですが、とにかくその辺のメンツでノイズをばー!と出すだけでした。

今回はソプラノサックス松波陽介氏、そしてコルネットに石川多摩川氏、ノイジーなギターにお馴染み吉澤くん、ドラムにはありともカレー職人及びシェパード放し飼いではシンセをいじくる佐藤くん(しじみ杯優勝者)、そしてベースには菊池氏(sanjutu)で、久さんはギターっていう編成でした。


内容は「ジャズコンテンポラリ」とあるように、以前のノイズ演奏よりも整然としたジャジーな演奏でした。

久さんが実はギター普通にうまい、っていう噂は耳にしていたのと、彼の持つ音楽性は深そうだっていう勝手な読みから期待してみていたのですが、いやー、思ったより全然良かったです。

2本のホーン楽器が非常に良かったのもそうなんだけど、メロディが非常に素晴らしい曲が1曲あった。
スローテンポかつメロウな曲で、胸をきゅんとさせる旋律が数日頭から離れませんでした。

この編成、かつこの音楽性はとてもよいと思うのでもっとライブやって欲しいですね。
幸い?なことにheartlandもノイズ一辺倒というよりは静かな音を演奏する部分を設けるようになってきているので、対バンとしての位置もそれぞれに良かったのではないかな、と勝手に思ってます。



次がJun-USUIこと臼井さん。

臼井さんは過去に2回ほど対バンしてますね。(1回目2回目
かつ、上述こうへいくんが出たライブを見に行った際にも出てたみたいで。(見れなかったみたいですね、過去日記見る限りでは)

この日はギター1本にLooperみたいのを使ったセルフギターデュオと言った演奏&歌を歌ってましたが、自分の出番の前だったので途中で抜けました。


で、heartlandです。
(写真は朝岡くんのblogから拝借)

この日は先週やったURGAのライブを踏まえつつ、リハから出れるようにがっつり空けていたのである意味で万全な状態で臨みました。

今回初めてやってみたことですが、いつもの圧電マイクを床に置いて、床をこつこつと叩くっていうことでした。

これは本番直前にふと思いついたことで、とにかく冒頭は静かに始まるという打ち合わせをしておいたので(初めて見に来てくれた人が居たので、驚かせないような静かな演奏をしよう、と)どうしようかと思ったとこだったのですが、静かな演奏する場合は大概圧電マイクのケーブル部分をこする、圧電マイクのケーブル部分を持って圧電部分が空を切るようにして振るなどのアプローチを取ってます。

で、新しい方法を思いついたわけです。

いやー、これ、自分で言うの変だけど良かったと思う!(笑)
床はどこにでもあるし、床を伝って圧電マイクが振動を拾い、近距離、長距離で直接圧電マイクをこすりつけるのとは違うアタック音を出すことが出来るわけで。
あと床は広いですから、独特の軽快なアタック音と中身が詰まった音がするので良いですね。

今後は色んなライブハウスの床を叩いて演奏していきたいと思います(笑)。

あと思ったことですけど、Proco RATはほんと良い音ですね!(笑)
ストラトキャスターに組み合わせるとほんと良い音です。
主にヴォリューム奏法でReverb、Digital Delayをかけてギターの音をフェードインさせるっていう時に、微弱なギター音だけでは乗らない・・・って時にRAT使ってましたが、いやー、良い伸びをみせます。RAT1台商売道具にする人の気持ちがわかりますよ。


次がオーストラリア人のQuick。

Quick、非常に繊細で、明るくて気が利くハンサムな若者でライブ始まる前から良い奴だなと思ってたのですが、音もなかなか良かったです。


Electro HarmonixのLooperと付属?のSwithcerを使用しての即興ギター録音&ループに、エフェクトを通したリズムループ(こうへいくん曰く「リズムマシン使うとか言ってたくせに、あいつiPod使ってやがる」とのこと)、それに各種やかましすぎないギターノイズを重ねて演奏してました。

ただ、やはり単調さが出てしまうせいか、彼の中でも30分は無理と言うラインがあるみたいで、演奏が非常に短かかったです。まぁ、長ったらしいより良いですね。
でもなかなかかっこよかったです。

CDももらいました。ありがとう!Quick!Thank you!
聴いて、気が向いたら感想でも書いてみようと思います。
あとQuickにでも感想メール送ってみようかな。

連絡先教えたけど、こっちが聴いてないから連絡取れませんが(笑)。



ラストが門前払い

「門前払い」で弾いてもさっぱりバンドとしての実態が見えてこないので誰?と思ってたのですが、サーティーンのベース、シライさんがメンバーでびっくりしました!

結局サーティーンのライブで映像を撮っていた人がVocalを務めていたり、サーティーンメンバーが見にきたりと、Quickも含めて何らかの知り合いばっかりっていう状況の渋谷LUSHに最終的になってたのは驚きです。

世の中狭いですね!
とは言ってもみな「渋谷LUSH」で繋がっているわけですが。


門前払いは即興演奏だったらしいんですけど、各メンバーの演奏が異様にうまかったので、変にグルーヴ感が出てて面白かったでしたが、歌う内容がどうにもなってなくて、これはこれで面白かったでした(笑)。

Vocal氏がめがねを外して客に渡そうと試みるものの、誰も受け取らない、みたいなやりとりが3回くらいあったのも面白かったです(笑)。



帰りにQuickとQuickの友達2人、そしてこうへいくんと軽く打ち上げして帰りました。

Quickに対して、彼が結構わさびとかいけるみたいな反応していたので「only WASABI,Don't eat!Don't eat!!」って、ダチョウ倶楽部の「絶対押すなよ!」のノリで言ってみたら見事わさび食べました(笑)。

以前高校の後輩がチュニジアに旅行に行った際、浴場にて熱い風呂があったそうなのですが、そこで仲良くなった子供に「Don't Push!」とか言って押させてわざと飛び込んだら子供ウケが良かった、っていう話を聞いていたので、ダチョウ倶楽部の伏線の張り方は世界共通で使えるジョークみたいですね。ダチョウ倶楽部ってすごいなーって思いました(笑)。


あと、Quickの友人(メガネ)があまり元気なさそうで、これはホームシックか?とか勝手に察して食べ物頼んだら、さっぱり日本的なものが見事に並んでなかった様も面白かったですね。ウィンナー盛り合わせ、ほうれん草とバターとベーコンのソテーなど(笑)。


あと、この日、S/mileage(スマイレージ)のタワレコのインストアイベントがあって、入場券をわざわざ予約して確保していたのですが、ライブ出演時間と被ってしまったので諦めてしじみちゃんに代わりに行ってきてもらったのですが、しじみちゃんのことを外人に「last year,porno actress,this year,thatre actress」とか、合ってるのか合ってないのかよくわかんない片言の英語で説明してあげたら大変興味を抱いた挙句、連絡先教えろとか言ってきたので全力で拒否しておきました!

写真は「持田茜」を知っていて普通に記念撮影と握手をお願いしていたサーティーンのドラムです。



そんなにぎやかな一日でした。。。

0 件のコメント: