2010/04/18

きのこ帝国 @ 渋谷屋根裏

連日ライブを見続けてヘロヘロだったのですが、きのこ帝国myspaceがライブやってるって言うんで見に行ってきました。


場所は数日前に訪れたばかりの渋谷屋根裏でした。




出演



benifca

最初の方は見逃しまして、入った時にやってたのがbenfica。

WeezerのTシャツを着てるメンバーが居たので、その系譜かと思って聴いてたら、案の定Weezerの系譜にある音だなーって感じで、あまり意外性がなくてぼーっと見てました。

Vocalの人、メロディ感は悪くない感じだったけど音程が取れてない印象がちょっと残念でした。あと、ギターの音がキンキンしてると言うか、バンドとの調和が取れてる感じではなくて(ドンシャリ気味だったような)もったいないなーと思ったのでした。




スチュワート

高い声が印象的だった。

ジャズマスターの音色がとても良くて(これは個人的な好みもあるかもしれないけど)楽しめた。改めて普通のJazzmasterのブリッジを搭載したJazzmasterはこうやってうまく使ってる人を見ると欲しくなる。(自分所有のは、入手時にJazzmasterへの愛着が一切なかったので、弦落ちの方が迷惑だと思ってTOMブリッジにしてしまったわけですよ)

渋谷屋根裏って結局(という言い方も失礼だけども)ポップ寄りのライブハウスなので、最初がWeezerの影響にある感じかーと頭にスイッチが入ってしまうと、Jazzmasterを見るとオルタナ系かなみたいなイメージが沸いてしまうんですけども、中盤にNirvanaっぽい曲があって、うむーやはり、と思ってしまった。

でも最初のバンドもそうなのだけども、影響に素直で、やりたい音楽に自分が聴いてきた好きな曲の要素を遠慮なく、惜しみなくちりばめることって、これは音楽に対する愛に他ならないから、実はつまんないなとも思うけど、嫌いではないなって最近思います。

今まともなオリジナルを作って披露してるわけではない自分ですが、多分世に放つ時には、聴く人が聴いたら「こいつ、あれが好きなんだろうな」っていう趣味が顕著に出るんだろうなーと思うんです。だから、何フォロワーでも良いと思う。後はそれを好きか、そうでないかで切り分けたら良いなって思ったのでした。

コーラス具合、サビのメロディなんか結構良いバンドでしたよ。




きのこ帝国

新Drumが加入して初のライブだ、なんて言ってたけど、今回は2回目の観賞で、かつ半年の時間が空いてしまったので前回の記憶が薄い。

さすがに半年も空くと色々な変化もあるようだったけども、Vocal佐藤さんの前回見た歌のよさは相変わらずで、聴きたかったものが聴けたしっくり感があって良かった。

意識的かわかんないけど、印象的な音色を用いた空白の生きたアルペジオのフレーズに和製シューゲイザー的な色が見出せるのだけども、それよりも唄が真ん中にある音楽性なのが良いですね。この唄をずっと続けて欲しいですねー。

どこか寂しげな感じもあるけど温かみのある歌が良いですよ。

途中、何故かステージ前に出てきて演奏し始めたのは面白かった(笑)。






レフティスミス

かっこいいGibsonのnon reverse Fire Birdを使ってた。Guitar&Vocal、Bass、Drumsの3人編成で、どこかHR/HM要素を感じるながらもカジュアルさがあって結構よかった。

日本ってこういうバンドいるから良いですね。長髪、黒い服装、皮を身につけてるみたいな典型的なメタルの人ももちろん居ますけど、それよりもカジュアルだけどメタル好きでしたっていう人が育ちやすいのかしら。Weezerもそうっちゃそうなんですけどね。でも同系統っていうよりはもうちょっとオリジナリティのある音楽で面白かった。

・・・んだけど、疲れてたのと、きのこ帝国の唄が聴けて安心?したので、この辺で帰りましたとさ。

0 件のコメント: