2010/04/10

神聖かまってちゃん @ フジテレビFACTORY収録

神聖かまってちゃんmyspaceのフジテレビのライブ収録があったので観覧募集に応募、当選したので行ってきました。

場所はお台場 フジテレビ内のスタジオ。番組は「FACTORY」でした。


出演

若手バンドから中堅人気バンドまで集結!さすがテレビの収録、と言ったところでしょうか。





大盛り上がりの"神聖かまってちゃん"と無法地帯

トップバッターが彼ら!

テレビ番組なのでMCが居りまして、Puffyの吉村由美、そして東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス担当 谷中敦が登場。谷中さん背高くてかっこいい!良い声!由美ちゃん顔小さい!かわいい!

ま、それは良いとして、短めのどうでも良いMCを挟んでかまってちゃん登場。(本当に内容のないMCだった)

この日は無料イベントってこともあってか人が半端ない。しかも途中退場を許されないカンヅメ状態での撮影。これが4時間くらい続くってのだからかなりの地獄っぷり。興味ないバンドも指定されたエリア内で待機することしか出来ずな状況、冒頭からかまってちゃんで物凄い盛り上がりを見せていてちょっと危険でした。

何が危険て、フェス好き、しかも前の方でモッシュするのが好きっぽそうなお客さんが多かったことで、無料だからと訪れた系のモッシュ不慣れ系の客がかなり巻き込まれていた点です。

そもそもモッシュ、ダイブは危険なのでフェス、ライブ次第では禁止とはっきり名言していることもありますが、ライブイベントっていうよりテレビ収録なせいか、その辺の管理者が居らずで無法地帯みたいになってました。FACTORYスタッフはこの点ちゃんとしないと、ほんと怪我人出ると思います。

アンケートを最初の整理券配布時に配って、入場時に回収するってことをやってたけど、あれじゃぁFACTORYっていう番組収録がどうだったかなんて書きようもないし、意外に観覧希望客に対して高圧的でピリピリしてるしで、はっきりいって後味悪いし、もうあんな感じの観覧募集だったら魅力的な出演者が居たとしても行きたくありません。

で、それはそれとして、神聖かまってちゃんのライブです。

この記事を書いている今(2010/05/26)時点でFACTORYの映像は目にしたのですが、いやー、カメラからの風景も物々しいですね。盛り上がってるのかなんなのか。いや、盛り上がってるのは確かですけど、異様ですよ。かまってちゃんのライブってこんなじゃなかったんですけどね・・・。急な変化に戸惑いっぱなしです。

この日はさすがに壊すPCがない・・・と思って見てたんですが、とどまることをしらない暴れん坊"の子"が取ったのはダイブ、そしてギター破壊、そしてメンバーでお金出し合って買ったと言うノートPCの破壊でした(笑)。

なんかお立ち台みたいのが用意されていたのか、終盤高いところからPCを叩きつけたりしてました。・・・が、その後なぜかmonoくんが蹴りを入れてたんですが、なんかそれは違う気がする・・・。

ギターについては、以前彼らが出演した(タカミは見に行きませんでした)破壊用ギター「SMASH」なるものを用意できればとスタッフ側が思っていたそうですが、間に合わなかったので「今日に至っては壊さないだろう」と思ってサブギターに用意しておいたBacchus製の白いStratocasterタイプのもの、これが破壊に用いられてました。・・・が!いくら叩きつけてもさっぱり壊れてませんでした(笑)。

結局これは最前列あたりに居た母親と来ていたと思われる中~高生?の女の子が"の子"直々にプレゼントしてました。サービス精神旺盛すぎるだろうに!

ちなみに大破したノートPCもライブ中に分割して客側にプレゼント(と言うか投げてた)してました。あんまりそういう"物飛ばす"みたいなパフォーマンス繰り返すと後に引けなくなるからそろそろ止めておいた方が良いんじゃないかなって気もしますが、"の子"のエンターテイナーとしてのサービス精神と気合の入りっぷりには都度ど肝を抜かれるばかりです。

ノートPCの分割も、なかなか割れなくて、「神」と書かれたヘルメットを被って脳天で真っ二つに!とやろうとした瞬間にヘルメットがぽろっと取れてコントみたいになってました(笑)。笑いの神も見守っているみたいです。

演奏についてさっぱり触れてないですが、まぁ安定していると言うか、いつも通り、程ほどにぐだぐだで、喋りまくったりしつつライブもこなしてました。




その他

サンボマスターPeople in the boxは見たのですが、DOES、黒猫チェルシーは疲れてたので見てませんでした。

サンボマスターは中堅バンドとして確固たる人気と燃え滾る情熱を振り絞ったアッツアツのライブを展開、一部では"くさすぎ"とも言われる言葉のひとつひとつがじんわりと心に届くような、そんな素敵なロックンロールでした。

People~はドラマーの方がおもしろMC要員みたいなキャラなのか、「いらっしゃぁ~い」と桂三枝みたいな言い方したりしてるのが若干どこではないスベり方をしているのが見ていて辛かったですが、プログレッシブさと音響派、そしてポップ感のバランスが良い魅惑のサウンドでなかなか面白かったでした。




ざっくりと書きましたが、とにかくFACTORYの収録は居心地が酷かった。あまり悪かったことを露骨に「悪い!」って言うblogにしたくはありませんが、素敵な顔ぶれを集めた番組を地上波主要局がやるっていうことは応援したいので、ぜひとも環境の改善は考えていただきたいという気持ちを込めてレポと一緒に載せておきたいと思います。

0 件のコメント: