おとぎ話との距離感
おとぎ話、このblogで語るまでもないくらい知名度が高いバンドですが、何気にちゃんと聴いたことがありませんでした。
銀菜BOYZが好きな人だったら「同じレーベルから出た!」ってことで聴いてるかもしれないし、彼らと同じ出身校(明治学院)だったら「うちの学校から出たんだ!」って聴いてるかもしれないけど、どちらにも当てはまらず、知人友人でおとぎ話を聴いてる人がいなかったのでした。
一昨年あたりからライブハウスによく出るように、遊びに行くようにもなって、DJイベント「ありがとう!おともだち」の人たちと知り合い、彼らが"おとぎ話"と非常に親しい関係にあるということからぐっと距離感が近づいた印象でした。
"DJがんばれカープ"こと、マリーちゃんが物販手伝いをするとのことだったので、ふらっと言ってもアウェー感も薄かろう、と思って乗り込んでみました。
ただ、興味本位でっていうよりは、彼のソロの時に聴いた歌で好きなものもあったので、それが"バンド・おとぎ話"でどう演奏されるか、これが見たかったのが最もな理由でした。
物凄いスタミナとバンド力
ライブ本編について、知ってる曲がほとんどないので具体的に「今日はこうだった」とか言えないので、ざっくり見た感想です。
まずこの日、特に印象的だったのが「長時間の演奏」でした。
2時間30分くらい演奏してたのかな。新作のレコ発ツアー最終日だったみたいで、本人たちの気合も物凄く入っていた様子ですが、とにかく曲数が多かった。物凄くおとぎ話好きな人には最高の1日だったかもしれないんですけど、自分みたいな有馬くんソロしか見たことない程度だと、知ってる曲が指で数えられる程度だったので、もうちょっと聴いておけば良かったなーと思いました。
で、長時間の演奏をへたることなくやりきるスタミナも凄かった。
有馬君がMCで言っていたのだけども(要約ですが)「かつての勢いある感じではない音楽性の作品が出来たことで、離れていったファンがいるかもしれないけど」みたいな話があって、かつてを知らないのでなんともいえなかったのですが、いずれにしろこのメンバーで鳴らすこの音、っていうバンドとしての魅力もキラキラしていたし、最後まで良い塩梅での演奏が出来るその力、見事でした。
熱狂的なファンが見たら怒られてしまうかもしれない記事ですけど、個人的にワンマンで物凄い量やるよりも、対バンがあって、そのうちの1バンドで程よい尺で見たいなとも思ったのでした。また日を改めてそういう日に予習して遊びに行って見たいです!
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