アイドルがたくさん出るフェス、TOKYO IDOL FESTIVAL 2011の2日目レポート その3です。
17:15~ Power Push LIVE @ DOLL FACTORY
ぱんだねこ~ず(仮)に気持ちを(良い意味で)ずたずたにされた後に向かったのは2番目に大きいM-1スタジオ内会場「DOLL FACTORY」でした。
花道みたいのが真ん中から伸びていて、主舞台からぐっと目の前に出てくることが出来る形が特徴的なところだった。日中さんざん催しがあったけども、ここに入ったのはこの時が初めてだった。
「Power Push LIVE」はアイドリング!!! 4th Unit(4期生5人によるユニット)、さくら学院 重音部&新聞部、pre-dia、JK21が出演とのことで、この日の1日をpre-diaで終えようと言う計画を練っていた。実際、DOLL FACTORYにこのあと追加でしず風 with 絆~KIZUNA~、アリス十番の出演があったので、そちらも見ることになったのだけども、それは別項目で感想を書きます。
まず会場に入った時やってたのがアイドリング!!! 4th Unit(wikipedia)。TIFを見渡して見ると、フジテレビが運営のうちの1つってこともあってアイドリング!!!の出演箇所が多いですね。しかしながらテレビ全然見ないのでアイドリング!!!の持ってるコンテンツ力/人材の豊かさみたいのをさっぱり知らないのと、アイドリング!!!現場に行った経験がないってことから個々のことをさっぱりわかってないので適当に見てました。
セットリストは記録してなかったのですが「目には青葉 山ホトトギス 初恋」「恋のダイヤル6700(フィンガー5)」「放課後テレパシィ」だったそうですね。(参考:【TIF 2011】(3)アイドリング!!! 2期生、3期生、4期生それぞれが熱いライブを展開! by 週アス プラス)
事情で休養していた後藤郁(wikipedia)の復帰がTIF2011の1つの話題になってましたが、そもそもを全然知らなかったので「この人が後藤さんか」と言う程度にしか見れなかったのだけども、初めてまともに見るアイドリング!!!のステージ、ファンに愛されてるなーと感じる人の多さで良いもの見れた。現場にはさっぱり行ってないけども、ブックオフでCDが安い(&大量にある)のでシングルは何気にコンプリートしてるんで、意外とやってる曲がわかったのも良かったですね。なんでも予習しておくもんです(笑)。
フィンガー5のカバーってアイドルのステージにおいて定番なんでしょうけど、いまいち好きじゃないのでその辺で多分気がそれてたんじゃないか、と振り返ってみて思うのでした。
続いて登場したのがさくら学院 新聞部。ユニット曲がアルバムに数曲入ってますが、かつてのさくら学院でのイベントで見た重音部以外のメンバーをあまり把握してなかったので(さすがにTwinklestarsはわかってたけど)、長身の2人が出てきて、ああこの二人だったのかと言うことをその時把握しました。(遅い)
新聞部SCOOPERSとしての装いはめがねを着用してる程度で、あんまり見た目は変わらないんですけど、何しろこの二人の長身、顔小さい、手足長いっていうスタイルの良さが際立ってて素敵でした。
曲が「Brand New Day」と言う1曲しかなく、当たり障りのないギターロック曲なのと、それにあわせたかのような大して動かない振り付けとで正直面白みには欠けたのですが、細かいイベントだと多忙で現れない三吉彩花(blog・wikipedia)と、ほんわかしていて頼りない松井愛莉の2人がそこに立ってる、それだけで尊いものです。
で、何気にすごく楽しみにしていたのが重音部 baby metalの3人。
同じく部活ユニットのうちの一つなんですけど、ラウドロックとアイドルの融合っていう一番暴力的なもので、アルバム収録の「ド・キ・ド・キ☆モーニング」が聴けるだけでも良かったのですが、この日は(個人的に)初めて聴く新曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」も披露していて最高でした!
以前からメロイックサインを決めまくって、睨みつけるような表情が最高に恐ろしかった(誉め言葉です)のですが、新曲ではメロイックサインを開け閉めして「ダメダメ!」って言うコーラスがいっぱい入ってた(と思う)。メロイックサインがぱくぱくするのは恐らく世界でもさくら学院 重音部だけではないでしょうか?(笑)
"さ学"内でも低身長の菊地最愛(きくち もあ 133cm)、水野由結(みずの ゆい 134cm)の小6組が格闘したり、中元すず香(wikipedia)がセンターに立ち、背景にちらちらとちらつくように二人が駆け抜けるシーンあったりと、とにかくこの小さい2人の活躍が凄かった。
武藤彩未と可憐Girl's時代から活動を共にしている中元すず香。彼女は武藤がいる限りセンターに立つことがあまりないだろうと言った位置だと思うんですけど、でもそういう子こそレッスンを猛烈に頑張っているのであろう、と言うのがうかがい知れるようなダンス技術の高さにも改めて感心しました。ステージ中ずっとニヤニヤしてしまう程楽しかった。
最高に楽しかったさくら学院部活シリーズのあとに登場したのが、心待ちにしていたこの日の気持ち的に最後を締めくくるpre-dia(blog)でした。時間は17:50頃。皆160cm超、モデル/レースクイーンなどプロポーションが良くないと出来ない仕事も数々こなすメンバーたちが花道を歩いたら綺麗&かっこいい以外の感想が出てきません!とにかく本当に素晴らしかった。
その他のダンスを猛烈にやってきた人たちよりはパフォーマンスの見せ方が違う点はありますが、ダンス面におけるセンターを務める青山玲子(blog・twitter・wikipedia)、和泉テルミ(blog・twitter)が手前に出てきて真ん中でかっこよくダンスする様は本当にしびれた。
ボーカルを務める村上瑠美奈(GREE blog・twitter)、湊あかね(blog・twitter)の二人が出てきて歌うところも本当にパキッと決まっててかっこよかった。話によると、やってる側もうるっと来る達成感とかもあったとかないとか。心震わせて歌う声は聴く人の心も震わせますお昼に握手していた松本ルナ(blog・twitter)をいつもステージにおいてちらちら見てるわけですけど、この日は自分が立っていたステージ向かって左手サイドに居た水野まい(blog・twitter)をよく見てました。
ダンスにおいては水野まいまいさんの方がかっこいいですねー。ステージ、狭いわけじゃなかったんですが、pre-dia 11人が横になって魅せるには少々狭い様子で、何回も舞台セットに手をぶつけてる水野まいまいさんの姿がちょっと惜しかったのですが、本人が一番惜しかったんじゃないですかね。(終わってから達成感もあったが、色々悔しかったと後日語っていた水野さんの様子から察するに)
「Hey boy」で使った杖を忘れてステージを去りそうになって慌てて取りに戻ってはける姿なんかも見られました。が、とにかくかっこよかったです。
年齢も他のグループに比べ高め、キャリアも2010年11月結成で浅いながら、今年初めてアイドルフェスに出演して多くの人に知ってもらう機会に恵まれたpre-dia。2011年9月にはワンマンライブにて新曲を3曲披露するとのことで、ワンマンで出来る環境が整ってきてるあたり、今後のpre-diaから目が離せないですね。とにかく素敵でした。「きみみたいに」をお昼堪能できなかったので、その分取り返せました。
余談ですが、pre-diaだけか不明ですけど、撮影可だったそうで、pre-diaをばっしばし撮ってる人の姿が見られて、なんだかもやっとはしました。撮って良いって言うなら、そりゃきれいなお姉さんを撮りたいですけど、撮って良いと言うお触れは耳にしてなかったので1枚も撮らなかったのですが・・・。まあ、記憶の中でキラキラしてる姿をとどめると言うことで!
この後JK21(wikipedia)も出演したのですが、pre-diaで自分の中で区切りがついてしまったのと、あまり興味がなかったこともあり、物販コーナーで何か残してるものはないかと確認しに行く為にDOLL FACTORYを離れました。(今思うと、大阪を活動拠点にしてるグループなので、そう頻繁に見れるわけじゃないので見ておくべきだったなとは思いますが・・・)
元々スターダストらへんに入れ込む意識はあったはずなのだけども、ここ最近のももクロZらへんの盛り上がりの急転ぷりに全然付いて行けず、えび中現場に通ってる人の楽しそうな現場の感想なんかを聞いてるだけで「満足度高いんだろうなー」って思う程度で、あまり積極的になれないで居たので、SMILE GARDENはちょろっとだけ見た程度。
にしてもステージがあまり高くなくて、前方は着座鑑賞とはなっていたものの、人垣でさっぱり姿が見られなかった。
自分が見た時は「エビ中一週間」をやっていたのだけども、もっとしっかり見ないと得られる衝撃も楽しさもわからないなーと思い、もやもやしながら物販コーナーがあるスタジオ建物の屋上へと移動した。
エビ中をしっかり見れる日は訪れるのだろうか。(お金の問題もあってあまり意識を向けてないのもあるんですけどね)
屋上の物販コーナーも店じまいのブースがちらほら、照明がないSKY STAGEでの公演も全部終了と言うことで階段は閉鎖、だんだんと終わりに向けた雰囲気が高まってきていた。
丁度この時間はぱすぽ☆、THEポッシボー、東京女子流らが握手会をしていたので、物販よりも奥にあったGREETING SQUAREには人が群がっていた。話によると ぱんだねこ~ず(仮)の握手が無料だとのことだったが、物販も終了、握手も並んでいる人で打ち切りとのことで、結局小桃音まい、森本亜美、桃知みなみの姿をそばで見ているだけで終了。メモ帳に書いたサインを配ったりもしていたと言う小桃音まいのサービス精神の爆発っぷりの恩恵を受けられなかったのがとにかく悔しかった。
一番でかいHOT STAGEでのステージを終えたTHEポッシボーがすぐ隣で握手会をやってるのが目に飛び込んだわけだが、諸塚香奈実がちゃんと居た。自分が見損ねたHOTでは5人フルメンバーでやったんだなとそこでやっと覚った。後から聞いた話では、あまりセットリストが良くなかった(暗い曲が多かった、「ヤングDAYS!!」をやらなかったとのこと)らしいのだけども、記念に握手はしておきたかったなーと余計にもやもやした。
と、そんなわけでGREETING SQUAREDに居ると「アイドルに『楽しかったよ!』と感想言いながら握手したい!」っていう欲が高まってくるんだなと言うことに気付いて、逃げるように屋上から去った。お金いくらあっても足りないですよ。
去り際、握手会に臨むバニラビーンズ一行とすれ違ったのだが、掟ポルシェ、杉作J太郎らと一緒に行動していて、男度が高くて濃くて恐ろしいなと思った(笑)。
お昼に見損ねたながら、3ショットを撮ったしず風 with 絆~KIZUNA~
(事務所サイト・しず風/絆~KIZUNA~ 紹介ページ)のライブが追加されたとのことで、喜んでDOLL FACTORYに向かいました。
名古屋のヴァーサスプロダクション所属の二組。よく一緒にライブやってる話だったり、その共演映像をYouTubeで見ていたので楽しみにしてました。
かつて見た映像、LOUGHIN' NOSE(wikipedia)の代表曲「Get the groly」をカバーしていて、生バンド演奏付きで大盛り上がりっていうもので、ぜひライブで拳を振り上げたい、そう思ってました(笑)。
アイドルとロックの融合「Iロック」を提唱しており、ロックのライブの高揚感をアイドルで!と言った制作側の意気込みが感じられる選曲が何しろ良かった。1曲目がRamonesの「Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?」、2曲目にTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」(笑)、そして「Get the groly」(笑)。この3曲で会場の盛り上がりが凄いことになってた。リンダリンダに至ってはみんなでジャンプしまくってて凄かったし、「Get the groly」ではみんなで「ゲッ!ゲッ!ゲッザグローリ!」の嵐。リンダリンダに比べて知名度が世間一般レベルでは低いせいか、正直な話「リンダリンダ」の方が盛り上がったかあーっていう空気はありましたが(笑)、いずれにしても全部盛り上がりました!
最後にオリジナル曲を披露していたのだけども、何をやっていたかは忘れましたが、ステージからメンバーが捌けた後も鳴り止まないアンコールに応えて、ステージにもう一度戻ってきて「曲はやれませんが」と触れた上で、地声で感謝の弁を感極まって涙流しながら言うメンバーの姿は感動的でした。
正直、ここまで会場中が一体となって楽しめるライブをやれるグループとは思ってなかったので本当に楽しかったでした。CD-R買っておいて良かったー!
パフォーマンスに触れてませんが、しず風2人、絆の4人のポテンシャルも高いです!またお目にかかりたいですね。
19:08頃、続いて登場したのがアリス十番(twitter・TIF 紹介ページ)でした。
多数のアイドルを抱え、アイドルの組み合わせを変えて色々なユニットでの活動も行ってるアリスプロジェクトの総勢?で組まれたのがアリス十番みたいですね。麻布十番に事務所があるとのことで、それにひっかけた名前にしてるみたいです。
入場時に皆でマスクをしていて(確かアイスホッケー用のお面だったかな)、ラウドロックが重々しく鳴る中、物々しい演出で登場してました。アリスプロジェクト所属のグループ、ぴゅあふるが「ダイブするアイドル」と言うキャッチフレーズでライブを行っていることは以前から耳にしていたのですが、「ダイブする」っていう前提でライブを組み立ててる時点でダイブの面白みっていうのが減ってるような気がするあたり、どうもコンセプトが好きじゃないなといぶかしさ、胡散臭さを感じていたので、ああこういう演出で来たかと言うあたりもちょっと疑問に思って見てました。一方的にそう感じるよりは見て決めようぜと心に言い聞かせて1曲目アリスプロジェクトの持ち曲(多分ぴゅあふるの曲)「夏だね」でスタート。物々しい雰囲気から一転の爽やかなサマーチューンで、堂々としたステージングには何も違和感は感じず、むしろ個々の能力は高いんだなっていうのは感じられた。華々しいステージ上に対して、いつもアリスのイベントに足を運んでいるであろう法被の軍団(背中にはアリス所属の子の名前が書いてある)がビニール製のイルカを持った演出で加勢、ビーチボールがステージに投げ入れられ、それを跳ね飛ばしたりするアリスの子達の姿が見られた。ビニールイルカを膨らませてる様は見てて「何に使うんだよ・・・」と思ってたんですけど、こういう演出に使うとは・・・アリスヲタ恐るべしと思いました。ヲタ軍団がチームワークで魅せる演出(ヲタ芸?)の進化系と思えば、それはそれで素敵だなとは思うんですけど、やはり「決まりきったノリ」で現場を作ることに突出してる印象がどうも不自然で、やはり違和感は消えませんでした。そういう話をし始めると、Mix、オーイング、ロマンス、OADなどのヲタ芸の類もすべてそうっちゃそうなんですけどね・・・。
個人的に一番嫌だったのが、MCにてメンバー紹介をし(人数が多いので、リーダー格の子がメンバーの名前などを言っていった。ちなみに一人名前を忘れそうにになって不憫なムードがすごかったw)、その後グループについて自己紹介などをしていたのだけども「Twitterのホットワードに"アリス十番"が入りました!」と言う発言。
かつてテレビ東京のMUSIX!内の「アイドル下克上」にて1位の得票数で見事番組出演"ぴゅあふる"として勝ち取った彼女たち。しかし、本当に勝ち取ったのだろうかと言う違和感がずっとあったのですが、今度はホットワードですよ。本当にヲタの数が多いのだったら支持されてるんだなーって思うんですけど、イルカ用意してた人たちも正直そんなに大集団ではなかったし、どーも謎の力を持ってるあたり、すっきりしませんでした。ステージでのパフォーマンスは悪くないのに、どうもその辺の意識が邪魔してまともに見れなくなってしまったので途中で退出しました。
アリス所属タレントが多く居るので、、他の事務所の子らとからまなくてもイベントが開催できちゃうんでしょうけど、もうちょっと草の根活動的に、たまに遊びに行くCheer-Music主催のイベントあたりで良いんで出演してくれたら見る機会あるかなーってとこなんですけど、その辺も含めてだいたい独自にやられているっていう運営方針も含めて、まあ今後見る機会もあまりなさそうだなと言うすっきりしない気持ちでグランドフィナーレに向かいました。
19:30~ グランドフィナーレ
すると、FANTASTIC THEATERに設置されていたまぁまぁでかいモニターにて中継をするとのことで、そこに居座ってゆっくりしてました。
HOT STAGE出演アーティストによる挨拶があったのですが、バニラビーンズ(wikipedia)「職権濫用最高!」の発言には吹いた(笑)。後々彼女のTwitterの投稿を見ていたところ、楽屋で色んなアイドルと2ショット撮りまくってたそうで、自らがアイドルと言う身を駆使してアイドルと接触しまくったと言う話。ずるいですねー!(笑) ずるいけど、おこぼれの素敵な写真をたくさん載せてくれたのでバニビ レナちゃん(twitter)には感謝してます(笑)。
グランドフィナーレが終わり、SMILE GARDENにて20:15から「IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE」なるものが最後に残されていたので、バキバキになった疲れた足を引きずって中庭へと移動しました。
ここではアイドリング!!!(遠藤、外岡、橘、河村、朝日)、風男塾、バニラビーンズ、YGA、THEポッシボーが出演。生バンド演奏を背景にわちゃわちゃと歌うと言ったものだった。
ポッシが出るのなら、と見ていたんですけど、イベント最後にみんなで「ヤングDAYS!!」なんか見れたら最高だなーと個人的な欲はあったのですが、演奏された曲は湘南乃風「睡蓮花」、氣志團「One Night Carnival」、THE HIGH LOWS「日曜日よりの使者」などなど、J-POP/J-ROCK的なみんなが知ってるナンバーっていう選曲だった。出演者も疲れてるし、客も疲れてるし、盛り上がったは盛り上がったんですけど、台本丸読みしながらも展開をすっ飛ばしたりのグダグダな「アンコール」に飽きが出てきて、終盤はただただしんどかったでした。(お客さんも多くてあまり見えなかったし)
アンコールを見つつ、Twitterを見ていたら「駅でpre-diaメンバーとすれ違った」なんていう情報が目に入ったりで、アンコールに対してなんだかむかついてきたりもしたのですが(笑)、なんやかんやでたくさん楽しい思いをした1日で、とにかく良いイベントでした。
来年はもっとお金用意して、色々なアイテムを得たいものです!(笑)
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