Tomato n'Pine(トマトゥンパイン・wikipedia)の2ndシングル「なないろ☆ナミダ」リリース記念イベントが新宿TOWER RECORDS 7Fイベントスペースにてあったので行って来ました。
どうだったか
- 渚にまつわるエトセトラ
- 旅立ちトランスファー
- 夢ノカケラ…(ZONE tribute参加曲)
- なないろ☆ナミダ
- FAB(Free As a Bird)
この日、予定していたところでは進行方向別通行区分、ガガキライズが対バンするという下北沢SHELTERに遊びに行こうかと考えていたのだが、イベント参加券(握手会)を既に持っている点、トマパイを見てみたかった点、お金があまりなかった点などから新宿に向かうことにした。(ごめんねガガキライズ・・・)
先日トマパイの新譜を買った際に、握手券と言うものをもらったので、これがあれば優先エリアで見れるはずだ、と思い込んでいたのだが、実は整理番号付きの横長の券が存在していたらしく、そのことに現場で気付いた。
所謂接触に命をかけてるタイプでもないので、出来れば視界が確保できて歌とパフォーマンスが堪能出来る方が嬉しいので、これは困った・・・と思いつつも、売り場に迷惑がかからない範囲で立ってても良い比較的見易い位置を確保できたので、タワレコ7Fの売り場の端にあるモニターの場所を見つめながらトマパイの登場を待った。
まずリハーサルとして本人たちがしれっと登場。優先エリアの人たちは整理番号順に蒸し暑いFlagsの階段に並ばされていたようなのでその様は見れてないので、ちょっとだけ得した気分になったものの、自分が見ていた場所からでは丁度右端が見えず、立ち位置的にWADAちゃんの顔があまり見えなかった。しばらくしてリハが終わり、振り付けを一人でおさらいしたりしてるWADAちゃんを見ながらニヤニヤが止まらなかった(笑)。
WADAちゃん、ももいろクローバーも出ていたテレビ番組「アイドルちん」(wikipedia)に出演した時に一番「素人っぽい/普通/元気な女の子」感が逆に浮き出てて気になっていたのだが、やはり彼女を評価する声の「そういう部分」に対する期待はリハーサルの様を見る限りでも高まるばかりだった。
しばらくして優先エリアへの客入れが完了し、整理番号の書かれていない券を持った人が優先エリアに入ることが可能な状態にはなったのだが、入っても入らなくても一緒だったので、所定位置からイベントエリアを眺めた。
リハーサルでもさんざん流していたPuffyのカバーで今回のCD2曲目に収録された「渚にまつわるエトセトラ」からスタート。やはりヒット曲のカバーだと客引きに長けますよね。そういうチョイスですかね。掴みの1曲っていうか。
初めて生で見たトマパイについての感想ですが、よく見に行ってるぱすぽ☆、そしてよく見に行っていたももいろクローバーらと比べると、ステージでパフォーマンスを披露する場数が少ないグループなので、「こなした数の分だけ磨き抜かれているパフォーマンス」と比較すると、その磨きが足りない感は否めないのだけども、まず本人たちがとてもかわいい点、そしてそれに見合った激しすぎないダンス、曲の良質さ、頑張ってる感、総じて魅力は高いなと改めて思った。
一人で何十枚、何百枚も買って握手列が枯れないように(or 握手しまくりたい欲のままに)ファンが集うっていう気配もないし、イントロで「よっしゃいくぞー!」みたいなMixの類が入ることもないし、迷惑ヲタがうざいとか、推しジャンで視界が悪いとか、サイリウムぎんぎんだとか、所謂「(ライブ)アイドルの現場」ってうい雰囲気がとても薄いあたりもなんだか良い。行き過ぎた応援が面白い場合もあるのだけども、純粋に音楽とパフォーマンスを楽しもうって言う客が集ってるあたりの空気感が良い。・・・とは思ったのだが、やはりラストサビ入る前のケチャ(捧げる手をみんなで出す、あの部分です)のところはさすがに通行人が「うわ・・・なんだあれ・・・」と声に出しちゃってたりと、ああ自分はアイドル現場に慣れすぎてしまっているのだなとか思ったりもしたのでした。
MCにおいては、メジャー1stシングル「旅立ちトランスファー」に関するイベントが震災の影響で潰れてしまったので、今回リリースイベントがやっと出来て良かったと言った話題があった。
やはり今年の春前後にデビューしたアイドルのほとんどがその影響を食らっていると思うと、震災の爪あとっていうのは色々大きいなと痛感しました。(でも震災でぽかーんとなった時に旅立ちを入手したっていう経緯もあるので、色々めぐり合わせもあるんだなと個人的には思ってます)
その他、本人たちについて感想を書くと、小池唯ちゃんは安定したパフォーマンスをしつつ、グループのセンターとしてきらきらと輝くかわいさが大変良かったんだけど、HINAちゃんも好みではないのだが生で見たらとてもかわいらしくて良かった。WADAちゃんはだいたい感じていたものとずれすぎない、活発、元気でその様が良かった。最後の曲にて「ファブ(FAB)行くよー!」と元気良くアピールしてるところも微笑ましかった。曲が終わってポーズをとってから、締めの挨拶でもあると思ってたら「ばいばーい」と言ってそのまま捌けた辺りは腰が抜けた(笑)。大概アイドルだとグループ名を言って、ありがとうございましたーとか言って終わるもんだと思ってたんですけど、トマパイはもっと自由だった(笑)。
握手会も参加したのだが、ハロプロを思わせる超高速握手会で、最近ぱすぽ☆/pre-diaの個別握手に慣れすぎていたので3人を5秒程度で駆け抜ける感覚が久しぶりで、なんだか面白かった(笑)。しかし、人の握手を見ていると、意外とコミュニケートできてる人も居て、ああ、こういう時に握手スキルみたいのが問われるよなーと思ったりもしたのだが、そんなにトマパイにがっついても喋ることないので、結局高速で良かったとは思った。
接触時間が多ければ多いほどにコミュニケートも出来て、想いってのは高まるのもそれはそれで良いんですけど、アイドルとファンの距離感ってこの一瞬の握手程度、あとは応援したいと思える気持ちを持ち続けること、これが本来の形なのではないかなと思わせる良い時間を過ごせました。
どんどんどんどん好きになって、複数枚の歯止めが利かないっていう状況になるだけよりも、こういう楽しみ方も知ってる方が得してるのかなと思える、そんなほんわかしたイベントで楽しかったでした。今後のトマパイの活動もやんわり応援したいと思います。
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